ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 今さらながらのMステほか

すっかり週記になってます。
なぜかというと、この夏は家にいてひとりになる時間がほぼ皆無だったからです(笑)そして家族全員がかなりの確率で毎日揃っていた珍しい夏。
まだまだオトートの夏休みがあと10日くらいあるし、もうしばらくはこんな感じだと思われます。
わたし自身は9月にはたくさん予定があって、自分自身もいっぱいいっぱいなのですが、オットもそろそろと次の就活へ。履歴書を出し始めたし、アネは先日専門の友人たちと新宿で個展を開きました。
その後も切れ目なく猛烈に仕事が忙しいそうなのですが、日々パソコン前でペンタブと共に闘いを挑みつつ、彼女もまた今の仕事群が一段落着いたら、どこかに所属する可能性も探ろうと思っているそう。
さらにわたしも今週からの3回連続で広告を出します。
この夏は我が家にとって、大きな変化の前の静けさだったという気もしていて…
今はこのめったにない24時間濃いままの家族の時間を、そこそこ(笑)楽しんでいるところです。
家族の胃袋ばっかり心配していて、たまには家でも一人になりたいとか。しばらく静かに黙っていたいとか、音がしないところにいきたいとか。
家族が常に揃ってるとゴミや家のそこここの汚れもすごいなあとか。
いろいろ面倒ごとも増えているような気もするけど、あとになって思い出したら、この夏ほど家族にとってしあわせな夏はなかったと思うかもしれないと思ったり。
孤独とはほど遠い濃密な時間。必要とされる場所があるというしあわせ。やっと束の間の静寂を求めて2階へあがるとにゃーっ!!とルナ。
この子も的確に言いたいことを伝えてきます。そしてしもべのようにドアを開ける。水をあげる。えさをやる。尻尾をこすりつけられて背中を撫でる。顔をこする。横に寝転ぶ。お望みとなればなんでもやるよ!
もちろんバロンも元気です。キッチンに行けばいつだって笑顔で?(笑)迎えてくれる癒しな子。この夏はずっと暑くて常にへばっていたけど、やっと少し涼しくなって、いたずらっ子の本領発揮中(笑)いつだってどこだって家族の方だけ見て暮らしてるような…ああ、彼こそが理想のおかあさん的?あるべき姿かも(笑)
子どもの頃は転校が多かったこともあって、どこにいてもお客さんな気がしたし、居場所がないと思ってるくせにあいまいな笑顔を浮かべてどこだって平気なようにふるまったり。その癖、孤独ってなんですか?みたいな顔をしてたなぁ…とか。今思い出してもかなり屈折してましたが(笑)
子どもの頃のわたしには、今のぎゅうぎゅうでぎちぎちの幸福な未来は想像もできなかったなぁ(笑)
つよしさんも意外とそうかもよ?ある日突然予期せぬ出来事、出会いの道が拓けて使うコードが知らずと変わる…なんてこともあるかも!?
拓郎さんとの番組を見た今では、ちょっと言ってあげたい気分(笑)
わたしの周りのかわいくて心やさしい、人間としての魅力にあふれた適齢期の友人たちにも。
明日のことはわからない。案外「What a Wonderful World」なんかを高らかにうたっているかもしれない(笑)
可能性は無限大。何事も起こる前から予防線を張ることないよ!
さて。
そんな風に忙殺されているうちに、さらにピアノの生徒のことで突然に大きな問題がやってきて、身動き取れず押すことも引くこともできずうなっているうちに…(笑)もう「瞬き」発売日がやってきました。
フラゲ日は、初回盤AとBだけタワレコさん経由近所のコンビニで受け取ってきました。
実を言うと一番聴きたい2枚はむしろ通常盤と天魔盤だと思っていたのですが、そっちが後でこっちが先になったのがわたし的にとてもおもしろかったです。
逆だったら…今までのわたしのパターンからして、音源に夢中になっちゃっておまけDVDをなかなか見ないということにもなりかねなかったと思いますが、せっかくなのでフラゲ日のうちにおまけDVDをもう両方見たという。
ああ、とっても新鮮です。
どこかでちゃんと感想をまとめたいと思いますが、レコーディングドキュメントがとてもおもしろくて夢中になったし、PVもいろんな意味で衝撃でした。
これで行こう!と決めたのもなかなかにスゴイし、これをちゃんと成立させちゃうのもまたスゴイです。
そして天魔盤はさっきコンビニに取りに行ってきて、今日はこれから銀座の山野楽器にふつうよしを取りに行きます。これでやっと揃うな!!
そして、CDを語るその前に、Mステの感想すら書いてなかったことに今気がつきました。
Mステの金曜日はとにかく仕事がいっぱいで、次から次へと生徒を送り出して、ミニステの始まる10秒前くらいにキッチンに上がってきたところだったので、そりゃあもうすべてが大急ぎ。
ミニステはベイビーレイズさんメインでしたが、振付がおもしろくてぽっかーんと口を開けて興味津々で見つつ、最後にちらっと映ったつよしさんがとりあえずこの日も安定の「かわいさ」だったということだけ確認してガッツポーズ(笑)冷蔵庫から下ごしらえをした食材をピックアップ。
オットはたまたまサッカーに夢中だったし、たまたま子どもたちも家にいなかったので、わたしにとってはいろいろ好都合だったわけですが、ミニステのベイビーレイズさんの音でなになに?と興味を持ったオットがそろそろ飯を食おうかなぁって上がって来ちゃいました。
あら、まだ試合は前半の途中なのに?
どうやらサッカーがあんまり彼のお気に召す展開ではないらしく(笑)…
そっかもう8時だし…Mステとごはんの準備が一緒くたになっちゃって、テレビをちらちら追っては「まだだな。」とそわそわしながら食卓とガス台の間を右往左往(笑)
カッセイカマン」を見ながらご飯を食べて〜
「暦の上では〜♪」の歌が始まるやいなやテンション高々になるオットとわたし。
「なんでGMTはいないの?ここにおのでらちゃんやあきちゃんや、ほらあの沖縄の子、あの子がいないと〜」って(笑)
初音ミクちゃんの誕生日前夜祭あたりからは、オットが食後の洗い物をしてくれて、それはとてもとてもありがたい話だったのですが、彼はまったくこの日つよしさんがMステに出るということは頭に入っていなかったらしく…さらに水を出しているのでテレビからの音はまったく聞こえてないらしく…
まだまだ朝ドラ話の続き、ベイビーレイズ話を語る語る(笑)…
なぜ今ここでこのタイミング〜!?@@な妻を尻目に、いろいろと相槌を求めるオット。
ああ、気がつけば西野カナちゃんの歌前につよしさんもトークしているわけですが…
洗い物をやってもらっているというこの状況の中、一人座ってテレビを見せてもらってるんだしで、むげにはできず(笑)
返事をしながら目だけはテレビガン見な妻(笑)
とその時。急にオットの耳がやっとテレビの音を拾ったらしく…はたと「あれ?この曲何?天魔さん?」
やっと気がついたオットは水を止めて「つよしじゃん!!」って(笑)
だ〜か〜ら〜そうなんだってば。遅いよ!!(笑)
でも、最後の方、やっと「瞬きするたび〜♪」といういつものお馴染みのフレーズが出てきたところで「ああ、俺ここ好き。この歌いいよな〜」と言ったので単純なわたしはそれだけでうれしくなっちゃって、ニコニコとご機嫌急上昇(笑)
録画してるんだし、まっいっか。
つよしさんの歌を見ながらツイッターで感想を追いかけていたら、どうやら日本チームに点が入ったという情報御入ってきて、それを伝えたらまたオットはリビングに降り、サッカー観戦に戻って行き…
わたしは最後まで見てリピート三昧(笑)
前回つよしさんがソロで出たカバの時は、なんだか不思議な痛みを伴うようなヘンテコな想いに捉われて、全然リピートができないまま、脳内再生を繰り返していたわけですが、今回はうってかわって全然平気。何度も何度も巻き戻して見ましたよ。
あの時と何が違ったんだろう?といろいろ考えてみましたが、答えは出るような出ないような。
とりあえずつよしさん自身が張りつめた感じではなく、とっても落ち着いて余裕を持って歌に向かっているように感じたし、カッセイカマンの作詞者がTSUYOSHIさんで、そこに食いついてなごんだのもよかったのかな?
番組の中でそこだけぽっかりと違う次元に迷いこんだかのような「瞬き」の2分間は、何度見てもいろいろな発見があるような気がして…
翌日も、また翌々日も…こんなに生の歌番組をリピートするのは久々かも?というくらい、びっくりするほどいっぱい見ました。
彼に限らずこの日のゲストはみんな歌が上手だったし、それぞれが自分の世界をきちんと持ち、歌うことや表現することをとても楽しんでいるように見えて、すごく楽しかったです。
こういう歌手ばかりの歌番組なら、出演者が誰であれ、予約してでも毎週見たいなぁ。
とはいえご当地ソングのコーナーみたいなのが長すぎて、そこはやっぱりちょっと残念に思いました。
そういうのが見たいなら何もMステじゃなくても今は他にもいくらでもあるし。貴重な貴重な数少ない音楽番組なのだし、あえてスタイルはあまり変えず、歌番組というもの自体が絶滅危惧種のような気持ちになって(笑)…この国の音楽のためにも、視聴率度外視で保護してくれないかなぁ…と思ったのが正直なところです。
つよしさんに限らず、どの曲ももっと長めに、ぶつ切りじゃなく思う存分表現するみなさんの歌を聴きたかったです。
そんなさまざまな事情がある中、つよしさんは多分ものすごく考えて、「瞬き」があのアレンジだったのだろうと思いました。
いきなり「重なり合った〜♪」の部分から、しかもピアノが一音も鳴らさないうちに、まず歌声から始まったのもとっても新鮮だったし、2番からというのもおもしろかったです。
ドラマでしかあの歌を聴いたことがないうちの家族も「まるで違う歌みたい!!」ととてもびっくりしていたし、歌詞のテロップが出てたせいばかりでもないと思うけど、歌っている歌詞のひとことひとことがとても心に迫ってくる感じがして、胸がぎゅーっとなりました。
ピアノ一本で印象的だったソロ曲と言えば…ずっとずっと前のMステで披露された「歩き出した夏」の時のMステ。というわけで、あの時のことも連想しました。
あのときは完全なピアノ一本ではなくて、確か建さんもいらしたように覚えているけど…今回の切々とした歌いっぷり、歌声のインパクト、歌詞の訴えて来るその加減は、あの頃を彷彿とさせるものがあった気がしましたよ。
で、あれははたしていつだった?と検索したらどうやら2002年の8月だって。
もう10年以上も前なのだなぁ。あの時も捕まったという感じで、びっくりするほどリピートしたっけ。
彼の歌声は時々こうやって、特別に人の気持ちを捕まえて放さない時があるような気がします。
今日は明らかに緊張が勝ってるなぁと思う時も、ほんとはもっと上手なのにと思うこともあるけど、今回のように、またあの「歩き出した夏」の時のように、たまにすべてが「カチっ」とはまって、歌に無警戒にどっぷりと捉われてしまう日があるのです。
そして、こんな風にすごく好きだった「これ」と思うMステのことは、10年以上も前の歌だってきのうのことのように鮮やかに思い出せます。
たとえば特別ファンではないアーチストさんの歌の中にもMステ披露の思い出深い曲がいっぱいあるのですが、こういうのってほんと大事だと思うのですが。
おっとまたそっちへ行きそうになっちゃってる(笑)
一昨日ある仲良しさんからメールをいただいて、レインさんが大好きなところから流れましたね〜すごいシンクロ、よかったね。と言ってくださったのですが、ほんとそうでした。短いわりには聴きたい部分が全部聴けた気がします。
で、いろんな意味でキーポイントになりそうな気になる歌詞「square」のこと。ここもまた別途CD全般に触れる時にしようっと。
3回目くらいにリピートしていて、ラジオやドラマで見た時よりもずっと落ち着いて聴こえる?という印象だったのが「ああ、だって音が違うもの」ということに気がつきました。
この間書きましたが、CDバージョンはC durハ長調)なのに対してMステバージョンはH dur(ロ長調)なのですよ。半音低いのです。
つよしさんはわりと元キーというものにこだわらず、その時々で自分的ベストなキーを選んでいる印象ですが、今回のこのキーを下げたバージョンを聴いて最初に思いだされたのは、水声ライブでの「縁を結いて」。
この時も不意打ちで半音下げた音を聴いて、その後アルバムにもこっちのバージョンが入ったのは記憶に新しいところです。
わたしは、落ち着いたより安定した声声で歌いたい時に、キーを下げる傾向にあるようにも感じているのだけど、はたして本当のところはどうなんだろう。
さらに、ピアノ奏者はどなただったんだろう?
臨時記号がないハ長調から♯が5個もつくロ長調に移調しているわけで、これは高校生くらいの10年選手でも結構嫌がるレベルの移調かも(笑)
もちろんプロの奏者や指導者なら、どの調からどの調に移調しようが、たいした問題ではないけれども。
今回全体的に意外とaccel.(だんだん速く。要は巻きな感じ、笑)気味に弾いていることを考えると、与えられた短い尺の中にムダなく最大限にぴったり納めるために相当演奏者が苦労した結果かも?と想像したりもしました。
そんなわりとあっさり目のピアノに引っ張られることもなく、切々と自分の世界へひきずりこみ、歌いきったつよしさんはすごいなぁ。
いずれにしても、一般の人に彼の歌声を知ってもらうには、ものすごくいい入口になったのではないかとうれしくなりました。
他にも曲想について、歌声について、いろいろと感じたことがあったのだけれど、それはあえてCDの感想の方へまとめたいと思います。
できたら京都へ行く日曜日までに、ある程度まとめられたらいいなぁと思います。
とはいえ予定はあくまでも予定。まわりの誰かに何か「聞いてほしいこと」を持ちかけられたらアウトだけど(笑)
ただ今のわたしの一番の仕事はそこに尽きるので。
昨日も「いいとも」に「拓郎さんの番組」に、さまざまなCMにラジオに…そしてKinKiシングル情報に…とほんと充実した一日でした。
週末にはたくさんの友人たちとも旧交を温められそうな気配です。しあわせだなぁ。
たくさん、拍手コメントやメールをいただいてます。
とてもとてもうれしいです。いつもありがとうございます。
全力で食いついている話題もたくさんあって、たとえばmさま!!しをんさんのお話とか!!早くこれらについても書きたいです。
帰宅後余裕があれば続きを書きたいと思います。