KinKiさんの出番を見終わったらブログの続きを書こうと思っていたのですが、まさかの11時跨ぎ!!
でも待っていてほんとによかったなぁと思う素敵な時間でした。
心を内側から包み込むような、ちょっと儚くて繊細な表現。
あんなにバンドも豪華で、お客さんもいっぱい目の前にいるのに、どこか孤独をまとって歌う美しいKinKi Kids。
場の雰囲気やお客さんを意識することなく、歌そのものに対して、高い集中を保っていたのがすご~くいいなぁと思いました。
そしてやっぱりなんたって、新曲が素敵でした。
バックもめっちゃ気になるのに、何度見ても「歌声」やその真摯な曲への想いに強烈に引っ張られてしまい。
なかなか魅惑の過去映像に集中することができなくておもしろかったです。
過去があって今があって。
今のKinKi Kids、いいなぁと思います。
さて。
師走の我が家は、どういうわけかWi-Fiがとても不安定で困ってます。
今日あたりサポートに電話してみるつもりですが、もしかして更新が止まってしまったらすみませぬ。
今のところ時間帯にもよるみたいで…どうも午後から夕方がまったくダメな感じなので、合間を縫ってうまく更新できたらと思ってます。
そんな事情もあって、さらに細切れです。
そして、ここのMCに関しては、歌の説明や、歌についての裏事情に密接に繋がっているので、二日分ごちゃまぜです。
色々とイレギュラーですが、例によって、個人の感想なので、緩く読み飛ばしていただけたら。
「ボーダーライン」
「オレは次の曲が一番心配だ!!!」と光一さんが困ったような顔で言いました。
懐かしい曲を入れます。Bアルバムです。
なんだろう?なんだろう?とみんな頭を巡らせてましたが、正直まったくわからない。
この時まだ、まさか「ボーダーライン」だとは夢にも思っていませんでした(笑)
この曲では、新参も古株も楽しんでもらって・・・とこの段階では、まだ曲名を言わずにふたりは話してて。
実はラップの代わりに、ふたりの変な関西弁のセリフが入ってるんです!とKinKiさん。
????なんだっけ?なんだっけ?とざわざわする会場(笑)
で「ボーダーライン」だと種明かしがあって。
あぁ!!!という空気が充満!!
でも正直に言うと、わたしは歌が始まるまで、あんまり鮮明に思い出せませんでした(笑)
あった!あった!と思ったくらい。
たとえばBと聞いて瞬時に浮かんだのは「このまま手をつないで」「スッピンGirl」「ずっと抱きしめたい」「イノセントウォーズ」あたり?とか思ってました。
おっと、わたしの感想はともかくとして。
ボーダーラインの話に戻します。
この曲を強烈に推したのは剛さんだそうです。
ライブでどの曲ならやれるかな?とセトリを考えるうえで、全曲聴き返した時。
この歌の中に入っている光一さんの「とんこつ味~♪」の一言に強烈に惹きつけられたらしいです。
この曲には、ほかにもたくさん彼らが喋っている部分が入ってて。
これをライブで!となった時、そもそもの歌詞を作った人が誰なのか、なんと歌っているのか、当時のマネージャーさんとかに一生懸命調べてもらったけどわからなかったそうです。
(後でネットで調べたら、作詞KinKi Kidsって書いてありましたけど???むふふ。)
そこで、スタッフさんにCDを聴いて歌詞を起こしてもらったそうですが、どうしても聴き取れないところが出て来ちゃったそう。
どちらの台詞のテロップにも、〇×△□みたいに、記号のところがありました(笑)
元々お喋りの部分はラップだったのが、KinKiのキャラ的にラップじゃないんだよねということになって。
関西弁で思いついたこと話せば?ってなったんだと思う・・・と言ってたのは、二日目だったかな。
結果的に、(詞のかな?)原作者的には、はっ?なんだこりゃ?という仕上がりになりましたけど!!みたいに言ってました。
同じく二日目、「この曲カラオケにも入ってんのかな?…俺らの台詞も入ってんの!?すげーなカラオケ屋さん!」と、光一さんが言ってました。
(「カラオケ屋さん」って言った!!って食いついたので覚えてるのです。
光一さんのこういうボキャブラリーシリーズ好き、笑)
そうだ!
「ボーダーラインが収録されてる、Bアルバム買った人?」と確か光一さんに聞かれて。
わたしはかのアルバムをシンガポールで買ったのを思い出しましたよ(笑)
デパートのCDショップで、正規盤のつもりで買って、家に帰って歌詞カードを開いたら、ひらがなやカタカナがたくさん文字化けしててびっくりしたというスゴイ思い出。
(CDの中身は普通でした!)
当時マレーシアに住んでいて、シンガポールに買い物に行った時のことでした。
まだ30代真ん中ら辺。この年になってジャニーズのCDを買う?とドキドキしながら買った、わたし的一枚目のCDでした(笑)
それから20年経っても変わらず、ず~っとファンでいるなんて想像もしてなかった頃の出来事です(笑)
なので、張り切って「はーい!!」と手を挙げたら・・・
「年齢バレちゃうよ」と光一さん。げらげら。よけいなお世話じゃ!(笑)
さて。
このコーナーでは二人の前に、小さな箱状の機材が置いてあります。
この歌で大事な「台詞」の部分は、歌いながら口で言うのはとてもむずかしいので。
CDから台詞をサンプリングして、光一さんの台詞のボックス、剛さんの台詞のボックスと、二つのボックスに収めたのだそうです。
それぞれの前に置かれたボックスは、自分のではなくて、相方の声がサンプリングされて入っているものだそうで。
ボタンは台詞ごとに何個かずつあるようで、たとえば剛さんの前の1のボタンを押すと光一さんの声で「とんこつ味~♪」が流れる・・・みたいなシステムになってます。
光一さんの前のボタンたちも同様に、何種類かの剛さんの台詞がサンプリングされてます。
二人はもちろん歌も歌いながら、ボタンを押します。
それぞれ、何種類かのボタンをタイミングよく押して。
歌の合間に台詞を繰り出すというシステムです。
ところが・・・
想像に難くないと思われますが…このおもちゃで、だんだん本気で遊びだすKinKi Kids。
ボタンを押しては、ランダムにセリフを出してげらげら笑い合うふたり。
あまりにふたりがサンプラーで遊ぶので…
ジャニーさんに「ふたりにあの変なおもちゃ渡したの、誰??」って言われちゃうよと言い合って、笑い合うふたりの、なんという平和な光景!!
特に剛さんはやっぱりなんたって「とんこつ味~♪」がお気に入り。
最初は「とんこつ味~♪」を、ただ流して喜んでいるだけだったのが・・・
だんだんに台詞を途中で切ることを覚えて、寸止めして遊んだり。
「とん」で切って遊び始め。
翌日は「とんこ」で止める選手権!みたいなのを二人で始めてみたり(笑)
小学生みたいにはしゃぐKinKi Kidsのかわいいこと。
たとえば、剛さんが「オレが上野動物園で見たパンダは・・・?」とネタ振りをして。
「とん」「とん」と2回鳴らす・・・とかね。
二日目にも「とん」「とん」をやった剛さんは、光一さんに「微妙に訛ってるぞー!」といわれてました。
確かに!確かに!
とんこつ味の「とん」だから、「とん」↑であって、「とん」↓ではないの。
「とん」↑「とん」↑みたいにロボットが言った言葉みたいになっちゃうの。
かと思うと「とん」「とん」「とん」「とん」ヒノ(日野)ノニ「とん」とか言ってげらげら笑い合ったり。
一方の光一さんは、剛さんに「とん」だけ出して!とお願いしておいて。
僕の好きなF1レーサーは?アイル「とん」セナ~っ!!わ~い、テンション上がった!!とか言って遊んでました。
小学生みたいな二人。
さらに、二日目は堂島くんのスタッフさんが、この曲で感動したと言ったという話もしてました(ほんとかい、笑)
「大丈夫かなぁ?その人」と光一さんが言ってましたけど。ほんとにね~
曲じゃなくて、とんこつ味~が気に入ったんじゃない?と剛さん。
光一さんが、この曲を歌った時は、声変わり前だったと言ってましたけど、そんな前の歌なんだなぁ~これを発掘したのがほんとスゴイ!三昧効果!!!
さらに、前日のライブ効果で「とんこつ味がTwitterトレンドになったんだって」などと、恐ろしいことも言ってましたよ(やっぱりスタッフさんやどうかするとご本人たちも見てるな、笑)
剛さんは、Back Fire良いよね!って何度かセトリに「Back Fire」を推してきているけど、いつも光一さんがう~ん!と言って外されてしまうのだそうで(笑)
今回も同様なことがあったらしいですが「ボーダーラインだけは死守しました」と胸を張っていました(笑)
2年ぶりのライブで何歌うのかなって考えたでしょ?
誰ひとりこれ歌うとは思ってない。
な~んて言ってましたけど、確かに確かに(笑)
(わたしは「Back Fire」も聴きたかったなぁとちょっと思いましたけど、笑)
15日は「Broken冷蔵庫」も歌おうかな?とセトリに入れたものの、ボーダーラインには敵わなかったと語ってました。
(そっちも聴きたーい!結局なんでも聴きたい!!)
さらに重ねて「とんこつ味ーにはかなわへんな。すごい破壊力。しょうゆ味でも良かったわけやん?でも、とんこつ味やで?」みたいに言ってて。
一方の光一さんは「当時(とんこつ味のラーメンを)食うてたんかな?全く覚えてへんけど」と言ってました。
なぜとんこつ味だったのか、藪の中。
謎は深まりますが、とにかく剛さん的には、ここが光一さんの声による「とんこつ味」だったことがどうしても歌いたい決め手だったわけで(やっぱり剛さんのような天才が考えることは、凡人にはわからない!!笑)
そのこだわりの割には「2年ぶりにドーム来て聞く曲じゃない」って言いましたよ、剛さん!どうなのよ、それってば(笑)
二日目は、散々遊んでから、さすがに光一さんが「もう歌おうや」と言い出して。
急に、「(この曲を聞いた時は)時代が変わると思った!」なんてカッコイイことを言い出す剛さん(笑)
それに対して「何でもかっこよく言えばいいと思うなよ!」と光一さん(ごもっとも!笑)
「この曲はとにかくこれっきりです。本来は標準語のかっこつけてたラップを関西弁にしてぐしゃぐしゃにした、誰も覚えてない曲を今からやります。」なんて言い。
「ひでーなぁ」と光一さんが言うも、なんのその!!
「とんこつ味~♪」で返す剛さんに・・・
「勝たれへん!もう持って帰れや!!」と言った光一さんなのでありました。
とんこつ味~♪の台詞は、最後で。
そこにたどり着くまでが長いんだよな~と光一さんがぼやくと。
「大丈夫、大丈夫。合間にちょこちょこ挟んでいくから!」と剛さんが謎めいた感じに、不敵に言ってたのですが…
確かに~曲が始まるやいなや、光一さんの歌を遮ってでも、ちょくちょく「とんこつ味」ボタンを押して遊ぶ剛さん。
そのたび歌の途中なのに「歌いにくいわ!」とつっこんであげる光一さん(笑)
そしてほんとにメロディーも歌割りもちょっと曖昧な、戸惑い気味のKinKi Kidsが笑えました。
でもこれがどうしてもやりたかったんだなぁ(笑)
14日は光一さんの方の機械がトラブって、剛さんの台詞が出なくなって、光一さんが相当焦ってて気の毒でした。スタッフさんが駆け寄って、いじったけど、なかなか直らず・・・なんてこともありつつの。
15日は大丈夫でしたよ。
そして、両日とも、待ちに待ったラスト、「とんこつ味~♪」の瞬間が来て。
つよしさんは溜めに溜めて!!
渾身の「とんこつ味~♪」を存分に味わいながら、ご披露したのでありました。
光一さんにも、めっちゃ溜めたなぁって言われてましたけど。
その瞬間を待ちに待ってたのは明らかで。
おいしいものをめちゃめちゃ味わうような「うっとり顔」。
ファンにもおいしかったです。ご馳走様でした(笑)(笑)(笑)
終わるやいなや、剛さんったら
『五木(ひろし)さんバリの「タメ」やったなぁ!
いやぁ…浄化されました!』
だって(笑)(笑)
そして・・・
「(この機材があると)延々遊んでまうからとっとと片付けよう」と片付けにいく剛さん。
翌日はまったく同じタイミング、同じ調子で、同じ台詞を光一さんが言って。
おぉこれこそが時々現れる「光一兼剛」のKinKi Kidsではありませんか!!
この人達、おもしろっ!!
それぞれの個人のほかに、第三の人格、KinKi Kidsっていうのがきっとあって。
KinKiでしゃべったことは、どっちが言うこと、言ったことなのかなんて、どうかすると、どっちの思い出、エピソードなのかすら曖昧で、あれっ?それあなたの経験でしたっけ?ということもあったりするけれど(笑)
そんなことはたいした問題じゃないに違いない!ってそんなことまで思ったところ(笑)
そして。
このボタンを押すと「とんこつ味」が流れるボックスをグッズで出したいと切望する剛さん。
「Back Fireは今後(ライブで)採用される可能性があるけど、ボーダーラインはもう今回で聞き納めだから。
だからこそグッズで出したい!ボタンひとつで「とんこつ味~♪」が聞けるやつやぞ!とプレゼンしてみたりして(笑)
よほどこの光一さんの声による「とんこつあじ~♪」が気に入ったのだなぁという感じ。
そういえば「車のクラクションにしようよ!」「とんこつ味ー」って流れるやつ・・・とも言ってたな。
「そんなの鳴らされたら力が抜けて、煽り運転とかなくなりそうだよね!」と光一さんも言ってました(確かに、笑)
その後、お着替えをして。
剛さんは、キラッキラした(でも、今回のライブではそれでもかなり地味目な)カーディガンで登場するのですが…
また光一さんに「まぶしい!人間ミラーボールか!」な~んて言われてました。
そういえば、ライブ初っ端から、剛さんはかなりわざと身体の向きをちらちら変えたりして、キラキラの効果を見せつけていて。
光一さんやどんちゃんがまぶしそうにしてました(笑)
今回の彼の衣装のコンセプトはきらきらかな??
どれも本当にきらきらきらきら。
そしてこのベージュなのかな?ピンクなのかな?という剛さんのお衣装はワイドショーでも流れましたけど、わたし的には剛さんの衣装の中でこれが一番好き。
光一さんもまた、数々の王子さま衣装もとても素敵だったけど、やっぱりこの時のシンプルなシャツ姿が個人的に一番好きでした。
二人の白いシャツには、片翼ずつ、銀色の翼が描かれていて。
そのことについて言及はなかったけど、このあとの歌たちの印象ともあいまって、とても印象的で好ましかったです。
そして、次の曲へと向かうわけですが…
こここそが、曲から曲へ・・・最大のふり幅なんじゃないの?という歌がやってきます。
びっくりです!!!
そして、ライブはまだまだ続きます。