ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

2015-2016 Concert KinKi Kids 12.31 1.1 東京ドーム その1

いつもながら、たくさんの反響をいただいてます。
ひと手間を惜しまず、あちこちでわざわざ反応してくださるみなさま方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてやっと着手しました。コンサートの日記です。
ちょっとまとまった時間が取れそうにないので、細切れになっちゃうかもですが、ちょいちょい更新して行きたいです。

今年は例年にも増して「初めてKinKiのライブに参加します!」あるいは「しました!」という声をあちこちでたくさん聞いた気がします。

ブンブブーン効果もあるのかな?

また友人の友だち関係からの話や、メールフォームから時折いただくメールにも書いてあったのですが、入り口はどちらかのソロで、そこから「せっかくだからKinKiも行ってみよう!」「KinKiも見てみよう!」と思われる方が意外に多くいらっしゃったみたい。

実際ふぇるまーたを見つけてくださった方の中にも、いらっしゃったのです。

ソロごとから「ここ」を見るようになって、KinKiのコンサートの日記もついでに見て、そっちも行きたくなってチケットをゲットしたのが初コンサートの経緯ですってメールをいただきました。
楽しかったそうですよ〜。
これはほんとにうれしいご報告でした。

「見てみたら期待をはるかに越えて素敵でした!」とか「またライブがあったら、ぜひぜひKinKiのコンサートにも足を伸ばそうと思います!」とおっしゃっていて、とってもうれしい気持ちになりました。

さらに。

時々ふぇるまーたにも登場する姪っ子の話。
彼女はライブに行き始めたとき、まだ高校生くらいだったのですが、今では立派な社会人となり。
これまではおかあさんであるわたしの妹がファンクラブに入っていて、親子で参加していたのですが、今年年始に顔を合わせたら、今年は自分名義でちゃんとKinKiのファンクラブに入ろうかなぁって言ってました。

彼女はひとり旅も全然できちゃう頼もしい子で、もしかしたら遠征とかもと考えてるんじゃないかな?

今年のライブの打ち上げには、アネと同い年の友人の娘さんもファンの一人として参加してました。

なんとなく20周年を目前に、いろいろと活性化してきた気がして、うれしい今日この頃です。
そのうち、ファンの声も、常夏くらいに戻っていくかもですよん、KinKiさん!
(カウコンと全然声の高さが違うってふたりして声を揃えて言ってましたからね!その話はまた後ほど、笑)

さて。
恒例のライブの感想は、セットリストに沿って書いていきます。

いつもながらレポは書けないタチなので、ふわっとした感想です。

そしてこれもいつもですけど・・・なにぶんにも記憶が怪しいので、間違いを見つけたら遠慮なく教えてくださいね。
みなさまのお力をお借りして、ちょっとでも実際の雰囲気に近いムードが伝えられたらと思います。

☆オーバーチュア
会場に入ったら静かに壮大なインスト曲が流れてました。

「エンヤっぽい曲」とあちこちの大阪レポで読みましたが「ぽい」じゃなくてまごうことなくエンヤでしたよ?

なぜわかったかというと、直前に「ケルトの風が運ぶ癒しの歌声〜アイルランド音楽紀行〜」という番組を見ていて、ケルトミュージックの代表格のミュージシャンとして、インタビューと共に、彼女の楽曲がたくさん流れたからです。

あっ!この間聴いたばかりの曲たち!!ってすぐにわかりました(笑)

すっごい偶然!

わたしの席は、ひとつ前の日記でも触れましたが、一日目が40ゲート(天井席)のバクステからほど近い一塁側の前方。
(ここは本当に特等席でした!素晴らしかったです。)

そして二日目が一塁側のちょっと斜めですが、まあまあ正面に近い斜めの一塁側一階席の真ん中あたり・・・という感じの席でした。

そろそろ時間という頃になって、まだ暗転したままのステージを漠然と見ていたら、人がたくさん入ってくるのが見えました。

楽器を持たずに次々とステージに並ぶ方々の列が長いこと!その光景が暗闇の中、うっすら見えて仰天しました。

もしやこれがウワサのコーラス隊?だとしたら、とんでもなく大人数ではありませんか!!

そのほかにいつもいらっしゃるバンドのみなさま方。
楽器を持ったオーケストラの方々。

スタンバイするだけでも大変そうです。

すごいなぁ、バックは総勢何人いるんだろう?と思っていたら、コンサートの中でダンサーさんたちを含めて200人とか紹介されてましたね!
なんという大所帯。

わたしは高校生の頃、杉並区のいくつもの合唱部や、一般の合唱団の方々も集まって、ステージいっぱいになって、オラトリオを歌うという経験をしているのですが、その時の感じと似てました。

ステージの上にこれでもかと人がいっぱいいる感じ。
さまざまなカラーの、日ごろは違う場所に立つたくさんの人たちが、みんなで力を出し合い、ここぞというところでしっかりと心を合わせてひとつのステージを作っている感じ。

好きだなぁと思います。

人の力の結集はどんな最先端の機械やシステムにもまさる適応力を持つし。
ひとりの力がたくさん合わさって全体としていい方に向くと、結果として120%の力が発揮できたりするんじゃないかな?というようなことを静かに思っておりました。

そしてそして、時が満ち・・・

オーバーチュアが始まります。

最初は、迫力のある「声」だけからのスタートです。
メロディーは全然違うけど、ベートーベンの運命の最初の「ジャジャジャジャーン♪」と似たような印象の、ちょっと怖いインパクト。

コーラス隊は、とてもアタックが利いた声で、しかも全部アクセントで、一音一音を強調するように歌ってました。

最初歌声から始まった音楽に、弦が乗ってきて、しかもチェロかコントラバスあたりの重低音。
これまたアタックの利いた、癒し系とは真逆な感じの、不安が煽られるようなドラマチックな音でした。

こういう使い方をしてきたか!って感じ。

そこにオケのいろんな音がだんだんに重なって。

メロディーは壮大さと不安を煽るようなミステリアスな感じ、両方が入ってました。

なんだか天地創造のドラマでも始まるの??
もしくは地球を追われ、宇宙をさまよう地球の生き残りの人々を乗せた母船の中の人間ドラマでも??

壮大な映画の一場面のようなドラマチックさです。

音楽がさらにドラマチックに激しくなって、それと共に、まずはコウイチさんの瞳のアップがどーん!!とスクリーンに映し出されます。

その瞬間に、音楽を割って「キャーっ!!」の大歓声。

KOICHI DOMOTOの文字。
そしてコウイチさんのカッコイイ映像がだだだだーっと流れ。

続いてつよしさんの瞳のアップもどーん!

またもや「キャーっ!!」の大歓声。

TSUYOSHI DOMOTOの文字。

そしてつよしさんのカッコイイ映像がだだだだーっと流れます。

ふたりが映るたびにキゃーっ!!という歓声。

ドラマチックで壮大な音楽に彩られていることもあり、ふたりがラスボスちっくに見える〜(笑)
いやおうなしに期待が高まります。

ああ、それにしても・・・このオーバーチュアのところだけを見ても、あの人数だし、あの迫力あふれる音だし、しかも東京ドームという場所の広さにより、さらにすべてが迫力を増していて、KinKi Kids、だてに18年毎年ドームを使い続けてないなぁという感じ。
どう見えるか、どう見せられるかを知り尽くしているといった感じ。

ここの部分の演出だけでも、ここを使う様々な国内外のアーチストさんに見せてみたいです。
ど〜お?うちのKinKi Kids、こんなことやっちゃうんだよ!こんな風にドームを使うの!って。(自慢毛ぼーぼーっ!!!)

今回はセットのてっぺんにも、各モニターの下にも、あちこちにKinKi Kidsと大きくロゴがあって、それが曲によっていろんな色に光っていて。
このKinKi Kidsの「文字」を時々惚れ惚れしながら眺めてました。
なんだか字面さえも愛しくて(笑)ああ、わたし、KinKi Kidsが大好きなんだ!と見るたびに再確認させられましたのことよ。むふふ。

上の方にはたくさんの白くて丸い球体状のオブジェのようなものがあって。

これが曲によって、いろんな色に照らされたり、いろんなイメージになったりしてました。

さて。

ふたりはどこから登場するのかなぁ?と思いながら見ていたら、KinKi Kidsの文字が流れて、それと共にど真ん中が開いて、思ったより普通に?(笑)出てきました。

そして知っているイントロが・・・

☆夢を見れば傷つくこともある

ステージの上から青い光が2人を照らし、バックが紫だったので、とっても高貴な感じ。
ふたりの衣装もまた、とってもお金がかかっている王様的な感じ。あっ!この時の衣装はカウントダウンでも流れた、メドレーのときのものです。
なんだかファンタジーの世界の中に迷いこんだようなゴージャスさです。

光が当たってみると、セット全体がきらびやかで、王国?お城と言った風情だということに気がつきました。

ただし、始まった曲は「夢見れば〜」なわけですよ(笑)
このギャップ!

1曲目がいきなり「この曲」っていうのが、すごく斬新なような気もして。
応援歌というくくりですが、厳しさもあり、単純に「がんばれ!がんばれ!」と言ってる歌でもなくて。

とっても不思議なインパクト。
わたしはこの始まりも込みで、とっても好きでした。

この曲では、ふたりは踊ったりするわけではないけれど、ハーモニーをきっちり聴かせてくれるし、「歌」を何より大事にしているKinKiらしさが前面に出ている感じ。

そしてなんだろう、オーバーチュアからのつながりによるところが大きいのか・・・

「可能性はいつだって前にある」がとんでもなく沁みてきて「じーーーん」。

あの「壮大でちょっとおどろおどろしいくらいのイントロダクション」は、この1曲目へのつながりを考えるとベストマッチな気がしました。

ああ、そういうことなのかと自分の中で突然腑に落ちました。

風はきっと強いし、この道は決して楽な道ではない。むしろ茨の道?・・・なのかも。

やりたくないならしょうがないと突き放される。

選ぶのは自分。歩くのも自分。
でもそうやって一人で覚悟を決めて歩いていけば、きっとなにか見つかるはず・・・

目の前のふたりもそうやって歩いているんだな・・・というのをイントロダクションからここまでで、物語として見せつけられた気がしたのでした。

歌声にもとても説得力がありました。

たまたま31日の帰りの電車で、後輩グループファンとおぼしき親子の方々が隣に座ってらして、初KinKiコンのふたりの歌声がいかにすごかったかを延々語ってらっしゃったのですが、とっても誇らしかったです。

「こんなに生歌が凄いとは思わなかったね!」「CDよりずっとよかった!」「ハーモニーが意外と複雑で、とんでもなく綺麗!」「胸に響いたね!」ってべた褒め!!
周りにもわたしのように、KinKiコン帰りの方々がたくさんいたことと思われますが、みんなこの会話に耳がダンボになっていたに違いないです(笑)

うれしいことばかりおっしゃるので、思わず握手を求めてしまいそうでした。むふふ。


ちなみに・・・今回どの衣装もふたりともとても素敵でした。

セットはステージ上に縦長にどーんと置かれていて、それ以外はわりとシンプルっていうか、そこに集約されている感じですが、この巨大セットに細かい仕掛けがたくさんついていて。
KinKi Kidsは歌いながらちょこっとずつ前に出たり、リフターを乗り換えたりして、だんだんにメインステージの下の地面のところまで降りてきます。

くるくるっとつよしさんがターン!と31日のわたしメモ。
なんだか今回、よく回ってたな(笑)

☆ココロがあったんだ
ピンクと紫の照明に変わり、華やかさを増しました。
ステージの上にはふたりのほかにダンサーさんがたくさん、たくさん。
そんなにアップテンポな曲じゃないので、KinKiさんたちの動きもわりとゆったりだし、わたしも身体を軽く揺らしながら、ふわふわと聴いてました。
途中、ダンサーさんとふたりが右に左に、同じ方向にみんなで動くダンスがあって、1曲目から一転、和やかでかわいらしい感じ。
ふたりの動きは決してそっくりではないのに、ちょっとした揺れ方だったり、ちょっとした見せ方だったり、どこか言葉では表せない統一感があって、やっぱりふたりで踊ってこそだなぁと思わされました。

笑顔でクラップするダンサーさんたち。穏やかに歌い踊るKinKiさん。

二日目にわりと近くから見たら、ふたりだけじゃなくて、ダンサーさんの衣装がひとりひとりちゃんと個性的で、なんてゴージャスで手が込んでいるんだ!とびっくりしました。



☆やめないで,PURE
曲が始まった瞬間にピンクやブルーの炎が上がり・・・ああ、この曲がやってきたんだなぁとかなり意識しました。

この曲は特効注意!と関西で見た友人たちに言っていただいていたので(笑)

最初のところで、イントロにちょっとだけおまけがついていて(リピート的な意味で)コウイチさんがひとことご挨拶。

たとえば元旦は「みなさん、あけましておめでとうございます!」的な声を発してくれるのですが、もはや聞いちゃいない、怖がりなわたし。ぷるぷるぷる。

(あっ!この辺のところは、カウコンでもやめpureがメドレーに入っていたから、様子はライブをご覧になってないみなさまもわかってますね!コンサートでは、数割増しに特効が多かった・・・と言えば伝わるかしら。)

そして・・・

こんなことを思うのはわたしだけだと思うけど(笑)

もしや「喧嘩売ってる?」と思うくらい、どっかんどっかんやってくる特効っぷりに、ワンコーラスが終わったあたりですでに骨を抜かれたイカみたいにぐんにゃりしているわたし(笑)

一発や二発ならば、そこだけやり過ごせばいい・・・と思うわけですが、立て続けに、ほんとにすごいんだもの。

1日目はショコラ嬢、2日目はふぇるまーた初期からご存知の方ならみんなご存知あの「さと嬢」と見ていて。

両日とも気を許しきった大好きな方々と見ていたので、遠慮会釈なくおびえてました(笑)

爆発するたびに後ずさってのけぞるわたしを見て、ふたりともニヤニヤ(笑)

だって怖いんだも〜ん(笑)

ワンコーラス、ツーコーラスときて・・・

長い間奏のあと、「孤独だから〜抱き合おう〜♪」に戻ったあたりから、この辺が佳境でした。

「I'll be back」ドカーン!
「はじめよう」ドカーン!
「ふたりで〜」ドカーン!
と、リズムに合わせて3連発。

そんなとこで特効までリズミカルに合わせて来なくていいから・・・とか半笑いになってよろけていると、演奏が途切れた最後に、ほどなくとどめのもう一発特大のドッカーン!!

撃沈!よろよろよろ。

ここまでくるとあまりのすごさに、ちょっと笑えてきました。
こんなにここだけに特効の大盤振る舞いをしなくてもいいんじゃないの?
というか、あまりにすごすぎてすっごくカッコイイのに集中できないから・・・

ステージ上の音と光だけじゃなくて、モニターのふたりもちょっとチープな感じの作り物っぽい炎の映像でふちどられていて、メラメラ燃えていて。わたし的には、これがまた怖いんだ!!(笑)

なんか身に覚えがないトラウマでもあるのかしらん。

わたしメモの最後の方には、でかでか「もはや花火大会さながら!!」と書いてありました。

文字がふるえてる(笑)

そしてもちろん最後にもう一発。もうここは完璧に予想してたので、大丈夫でしたけど(笑)

そんな特効報告はともかくとして(笑)


元旦はこの曲でコウイチさんが移動すべきところで、移動し損なうという珍事が起きました(笑)
一部地域のワイドショーで流れたのを、ご覧になった方もいるんじゃないかな。

(とはいえ、わたしは特効が怖すぎてあんまり現場をちゃんと見てなくて。あとでワイドショーでかなり記憶を補いました、笑)

これは、同じ東京ドームで行われたカウコンの時にこの曲の尺が変わったのが原因だったみたいです。
カウントダウンではメドレーだったので、短めになったのだそうで。

コンサートバージョンではふたりが入れ替わって踊る振り付けを、カウコンバージョンでは移動せず、その場で踊ることになったのだそうです。

ふたりにとってこの変更がさらにややこしいのは、コンサートもカウコンも同じ場所で同じセット、同じ立ち位置のマークを使い、同じバンドメンバー、同じダンサーさんでパフォーマンスを行うからなのだそうで。

その辺りはファンでも容易に想像がつきますよね。

コウイチさんは、前日の流れが変に頭に残ってしまい、元旦のコンサートでも移動をし損なってしまったそうで。

結果的に、ふつうに移動してきたつよしさんが行き場をなくし、コウイチさんの後ろにぴったりくっついて重なるように踊るという不思議なことに(笑)

わたしたちが見ているモニターに映ったつよしさんは、コウイチさんの後ろでとっても当惑顔(笑)

一方のコウイチさんは、最初、自分が間違えたことにも気づいておらず、何が起こっているのかまったくわからなかったみたい。

後で聞いたところによると・・・

今日は妙に自分に多めにスポットライトが当たるなあと思ってたんですって(笑)
誕生日だから多めなんだろうか?くらいに思ってたそうです。

さらに、なんだかやけにダンサーさんがぴったりくっついて踊ってるなぁと思ったそうで。それ、つよしさんですから!!

で、振り向きざま、気がつくわけです!「あっ!つよし!!」
そして破顔!!

ここ、ふたりがすっごくかわいくて(ファン的には)おいしいところ。
渋滞Kids!とか言われてましたけど、まさしくね。

一瞬まったくの「素」であれ〜?!ってなってましたよね〜

な〜んて平和でhappyな光景!と思いましたのことよ。

ただ・・・わたしとしてはこの曲に関しては、もう一度巻き戻して特効なしで見たいところです。ダンスも歌もめっちゃかっこよかったから、平常心で見たかったです。
どの道カッコイイから平常心じゃ見れなかったと思うけど。えへへ。

そして、31日、ショコラさんが腕に軽く触れつつ「大丈夫。ここでこれだけ特効使ったから。もう前半戦はきっと安心して見れるんじゃないかな。大丈夫!」って慰めてくれました(笑)
わ〜ん!ありがと♡

と、時間切れにて、今日はここまでにしますが、あれ?特効日記みたいになってる?

すみません(笑)

ここいら辺のちゃんとした記録は、どうぞよそで・・・(笑)(笑)(笑)