ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 2017 12月16日&17日 KinKi Kids CONCERT 20.2.21〜Everything happens for a reason〜 東京ドーム その2

この日記はその1からの続きです。

まだまだ先は長いです。

もう終わっちゃったコンサートの自分的記録なので、ゆっくりじっくり取り組みたいと思っていて。

めんどくさい方はどうぞ遠慮なくすっ飛ばしてくださいね。



そしてわたしの感想に対して、考え方が違う!と思う方もたくさんいらっしゃると思うのです。

「同じ人たち」を好きでも「同じ人」を好きでも…ほんとに好きのカタチは千差万別ですから。

さらにその時の自分のテンションにもずいぶん拠るところがあると思っていて。

いつもなら平気なことがとんでもなくカチンとくることもあるし。

感情を妙に逆なでされることもあります。


なので、怪しいと思ったら回れ右でよろしくです。


わたし自身はわりと鈍感に頑丈にできてますが。

であるがゆえ、時として無自覚に誰かを傷つけているかもしれないという懸念は常に持っていて。


修行のように我慢させちゃったり

結果としてやさしい人への嫌がらせみたいになっちゃうのはとてもとても悲しいです。


どうぞ無理だと思ったら遠慮なく…


コウイチさんの言葉を借りれば。

「逃げて!!」

です。

4.MC

ここからは一日目を中心に。

☆初日、一回目のMCの時


☆いつもと少し雰囲気が違って…

「客席真っ暗です!!」
(ペンライトが禁止だから。)

「こんな客席見たことない!!」

オーケストラの演出もふまえて。

守ってくださってありがとう。


☆今回、KinKi Kids、東京ドーム20回目のステージです。

(ここで大きな拍手!)

始めた頃は、目の前のことで精いっぱい。

今はとても感慨深いです。

我々も20周年です。


デビュー日、7月21日をさきがけて、横浜でパーティーをしましたが。

つよしさんが不在で映像出演だったので。

ふたり揃ってコンサートで、ファンのみなさんの前に立つのは、昨年の年明け以来です。


「おかえりなさい!」

「ただいま!」

というやりとりがあってジーン。

ご本人たちは照れたのか早口〜とわたしメモ(笑)



☆オーケストラで聴いていただきますけど。

KinKiの曲の魅力や破壊力はすごいなぁと思いました。


我々は「歌で届けなきゃ」と思ったそうです。


なので、今回は外周を回っていくようなのは、一切ありません!!とここでもうネタばらし。


本当は、写真のパネルをフロートに乗せて、動かしたらおもろいちゃうんかな!?という話も出た…だって(笑)

ほんとかなぁ(笑)


記念すべき20回目の東京ドームは、これまでなかったくらい豪華に行います。



☆「Topaz Love」の話。

パーティーの当日の昼に「詞を書いて欲しいって話が来て」

「オーダーも突発だった!」とつよしさんが話しているところに…


まさしく「ビニールのゴミ」が天井から降ってきたらしく。

つよしさんが、結構ビクっとしていて。

「誰?」とビビってる(笑)

「突発ビニールテープですよ!!」


コウイチさんが優雅に身をかがめて、そのゴミを取ってあげたシーンがあって。


あれ?この光景はデジャブ?と思ったのですが…

家に帰ってから思い出しました!!

このシーン。

靴にガムテがついてたいつぞやかのやっぱりKinKiコンでも。

コウイチさんがやっぱり優雅に身を屈めて、取ってあげてたなぁって(笑)

こういう時、コウイチさんってとっても腰が軽くて。

つよしさんが「取って〜取って〜」みたいになるのがおもしろいです(笑)



☆これから合作の楽曲2曲をやります。


コウイチさんが「まず最初に『突発ラブ』をやります!」と思いっきり言ってしまってから。

「Topaz Loveだった!!」と言い直し(笑)

「ええねん!!」と大声でコウイチさん(笑)



続いて二日目の一回目のMCで印象的だったこと。


★聴こえないフリ
「つよしさんの耳を心配している方も多いと思いますが…つよしくん、ね?」

とコウイチさんがトークを始めたとき

あえてしれ〜っと聞こえないふりで、つよしさんがコウイチさんににじり寄って耳を寄せるシーン。

ここが絵としては、とてもかわいかったのですが…

「えっ!?」だったか、なんだったかつよしさんがマイクをオフったまま言い。

「素人じゃないんだから、せめてマイク通そうよ!!」とコウイチさんに言われてました(笑)


さらにコウイチさんから「聞こえなかったら歌えてないでしょ?」と言われたつよしさんが

「確かに。今までの歌は口パクということになりますね!!」とすまし顔で言ったのがおもしろくて(笑)


これ、ほんとは口パクじゃないの?って怪しかったら洒落にならないと思うけど。

こんなに歌うことのみに集中しているつよしさんがポーカーフェイスで言うから。

とんでもなくいろんなことがせつなくなったのでした。

いやいや。ここは笑うところ…笑うところ…と自分に言い聞かせてましたけど(笑)




そしてむしろKinKi Kidsが口パクが当たり前のチームだったらつよしさんも楽だっただろうに…なんて。

日ごろ絶対に思うわけもないことを思うわたしが出てきてびっくり。

いやいやいや。

そもそもKinKi Kidsがそんな人たちだったら出会えなかったし。

好きになってもなかったし。


こんなにがんばってる人たちの前で何を思うのだ!!

と自分をぶん殴りたくなりました。

弱気すぎ!!



★そして、タイトルにしようと思ってた、わたしが最も心に残ったふたりのトーク

つよしさんが覚悟を決めたようにこう言います。

「今も闘っている最中で、隠さず言いますけど、無理して立っていますよ。

ただ、無理してでも立ちたい場所とか、過ごしたい時間はあるじゃないですか。」


そこにほぼ即答で「もちろん」と答えるコウイチさん。


ワイドショーでも取り上げられてました。


ファンもそれぞれだから、いろんな感情があって当然。

わたしは…というだけの話ですけど。


唯一つよしさん以外の人で、一緒に「当事者」なのはKinKi Kidsのかたわれの彼だけで。

彼がノーと言ったらすべては成り立たないわけで。

この「もちろん」はコウイチさんにとっても当事者としての覚悟だとわたしは思っていて。


もちろん大筋はそこで合意はしていても、細かいところではふたりとも全然違う種類のいろんな感情が湧いて当然だし。

行き違いもたくさんあるかもだし。

いくら仕事仲間として相性抜群であっても、人としてご機嫌がいい時もとんでもなく疲れている時もあるだろうから。

はぁ?なんなの?な瞬間もきっとあるだろうけれども。

(夫婦だって、親子だって、職場の同僚だって、そんなのいくらでもあるしね…。)


大前提としてこの即答の「もちろん」があるのとないのとでは感情がぜんぜん違う…

とわたしは思いました。




★…からの。


こういうの(コンサート)って、三か月くらい前からいろいろ決めるんだけど。

アコースティックとかオーケストラとか。そういう感じなら、僕どうにかいけるかもしれないからお願いします。って言って。

まあ二転三転 四転五転くらいして。とつよしさん。

コウイチさんも「めっちゃいろいろ変わった」と言ってました。

ものすごい試行錯誤の上で生まれたこの形だったという話でした。



★指揮者の田中雄樹さんは彼らと同世代。

ドラゴンボールがお好きなのだそうです。


そして、ちょっと調べてみたら、なんとわたしと同窓でした!!

同じ学び舎に通ったのかぁ(笑)

もちろん年はぜ〜んぜん違うけど、校舎は一緒♡

ちょっとうれしい♡

うちの大学、宇宙人みたいな人ばっかりしかいないとか言ってごめんなさい(笑)

田中氏、とてもカッコイイ方で、在学中にこういう方がいたら楽しかっただろうなぁ(激しく妄想中、笑)



★ペンライトもうちわも、ちゃんと事前アナウンスに従って誰一人持ってない!!

と徹底していることを喜ぶKinKiさんたち。


「見たことねぇ景色!!」と興奮気味にコウイチさん。



★MCがこれだけゆるいし、同行の小さい子が眠ってしまったら。

リラックスしているということである意味正解!!という話から…

出ました!また、つよしさんの小喜利話。

初めの頃の大晦日の夜中の小喜利で、客席が8割寝てた話を蒸し返し、隣で見ていたbonyarihitsuji嬢とニヤニヤ。

この話、わたしたち、昨年の小喜利でもご本人から聞いているのです!!

よほどトラウマなんでしょうけれども(笑)


そして、あの時に「コウイチさんがドライブでとなりで寝ててくれたらむしろ安心して委ねてくれてるんだってうれしい。」

というのと同じだと思うことにした!と言ってた話をご本人を前に再度ご披露。

むふふ。


とはいうものの…

「やっぱり寝ないで!」とかわいく懇願するつよしさん。


寝るわけないから…なファン!!(笑)


それにしてもこの話はつよしさんにとってかなりのトラウマなんだろうなぁ…なかなかに根深いです(笑)(笑)(笑)



★コウイチさんがずっと立っているだけで、踊ってないと立ち疲れする…みたいに言っていて。

一方のつよしさんは動いたらいいやん…と言っていたのが。

自分のことを、ふたつのことがいっぺんにできないから歌う時にまったく動けなくて「あれ?人形?」と思う人もいるかもしれないけど。

といったのです。

もちろん笑いが起きて、わたしも笑ったのですけど。

どうもあのシーンを思い出すたびせつなくて。せつなくて。

心がぎゅーっとなります。

ライブ後半部分では「人形」だなんてよもや絶対に思えないような

すさまじいプロの音楽家としての闘いの時間も訪れて

唇を噛みしめつつ、いろいろと思い知ることになるのですが…(涙)

この時点ではまだ穏やかでした。


★Topaz Loveについて。

つよしさんが「なんであんなに難しい曲作ったん?(キーが)高いし。」と言い。歌っていると浮いていく感じがするそうです。

対してコウイチさんは疾走感を出したかったそうで。

さらにせつなさも入れたかったそうで。

そのどちらもちゃんと伝わるし、そもそもつよしさん、そんな詞を書いてるし!!と思ったのでした。


まだ実は、あの曲の詞を完全に理解している気がしないのですが。

掛け詞(かけことば)になっていて。

英語で言えば、ダブルミーニングってヤツですね。

夜空輝く華の灯が

弧を描いてそっと黙る

がパーティーの日の花火のことだという話とか。

聴こえなくなった続きへ
耳を澄ますさみしい世界

がつよしさんが突発を発症した時の心境だというのは、なんとなく容易に想像ができるし。

あなた目がけるネオンが綺麗
泣き見惚れては サイレント
(こっちは二番ですね!)

がコウイチさんに向けて振られるペンライトの光で。

それを遠くで見ているせつないつよしさん。


というようなことを、パーティーでも言っていたから。

一方で、十代の女の子の無邪気な心境を歌ったものだと思っても。

やっぱりせつなさは5割どころじゃない。

10割増しくらいになってしまい。


いろんな意味で、とんでもなくせつない曲だったのでありました。


5.Topaz Love
この曲はドラムも入るのですが、アンプラグドだと、かなり響きが違うなぁと実感しました。

耳のみならず、おなかや頭にもガンガン響く感じはなくて。

普通に健康な耳のわたしでもこのくらいが自然で楽だなぁと思いました。



この曲も歌の入りのところとか、かなり工夫されていて。

歌への入り口でかなり音数が減り、バックの音が薄くなります。


多分厚い音だと聴きづらいつよしさんが歌いやすいようにというのを最優先に考えた結果だろうと思われました。

随所にそういう「もしや?」な工夫を感じて、愛ある現場だなぁと思いました。


つよしさんが歌いやすいということは、結果的にコウイチさんにとっても歌いやすいわけで。


KinKi Kidsはあくまで生歌を主体としたチームだから。

今後にも、歌いやすさを最優先というアレンジは生きるかもしれないと思っていて。

いろんな意味で、今回のこの経験が明日のKinKi にとってきっとプラスになるのだろうなぁと思いながら聴いてました。


明日のKinKi Kidsにどうか幸あれ!!


この曲は、二番のAメロ、ハモりが入ったところでハッとします。

そしてもちろん大事なところ。

最後のところ、ふたつメロディー、ふたつの歌が最後「いたいよ」で融合するところ。

ここが断然聴き所だと思います。

愛のかたまりからの進化。

そして、多分この曲ができる過程で、今のコウイチさんにかなり刺激になったであろう、「陽炎〜Kagiroi」の存在。

この辺は、がっつりいつか語りたいです。

まだまだ続きます。