ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 音楽と人&Songs

予告通り、今日のうちに書いたのは、明日アネがバイトを休むことが決まっているから。
彼女、鎌倉から帰ってきてから熱を出しておりまして、さっきなんて39度近くなって自分でびっくり。
幸いにもそこまで辛くはないみたいで、ぼちぼち本業の方の仕事をしたりもしているみたいですが(やっぱり若さだな、笑)さすがに早朝バイトは休むように言いました。
さて。
久々に雑誌の感想をまとめてみよう・・・なんて思ったのは、多分カバに対する期待が大きいからだと思われます。
書く書くと言いつつ、いつも前置きだけで終わっちゃうアホ子ちゃんなので(笑)今回は寄り道せずに、本題に一直線に突進するために、箇条書きにしてみようと思います。
でも、まとめてみたら結構ありゃりゃ、わざわざこれアップする?的まとめになっちゃったので(笑)急に弱気になって続きを隠してみたり(笑)
というわけで、ごくごくお暇な方のみどぞ〜っ!!
音楽と人

・金光さんが「てっきりファンクの名曲を、今のミュージシャン仲間たちと出すのかと思ってた」とおっしゃってたのを見て、ああ、その可能性もあったか!!と初めて気がつきました。
わたしはあっちこっち平気で行き来するから、何と何がごちゃ混ぜになってもちっとも構わないのだけれど、きっと彼のソロだけを主に追いかけてる方面の方々にとっては、なぜ今J-POP?という疑問点が沸くんだろうなあ。
いずれにしてもひとりのシンガーがどういう経緯を経てここに至ったのかを辿る道筋はとても楽しいものだと思うけど。
そして、2回目があるなら(気が早すぎ)ファンクバージョンとJ-POPバージョンの2枚組もいいなぁなんて思い始めてます。
ファンク系のカヴァーとなれば、つよしさんのやっている音楽や、つよしさんのサポートをされているような実力派の皆さま方の演奏は、以前見に行った「Earth,Wind & Fire」のライブにいらしてた層の方々にとか、洋楽とかギター、ダンスミュージック好きのおじさま方たちなんかが聴いたら「よだれもの」だと思われます。
なんにせよ本物を知っている人にこそ届くかと。
そういう広がり方をするのが本人的にも一番うれしいんじゃないかしら。
「September」とか「Fantasy」とかその世界の超ベタなヤツもいいなぁと思うし、スライとか、それこそつよしさんがファンク好きになったルーツミュージックを新しく録音っていうものいいな。さらにファンクに限らず洋楽の名曲の数々のカヴァーもおもしろそう。
つよしさんが多才だからこそ、いろんな発想がアリなんだなあと思います。


・アッコさんの「古い日記」にツッチーと豪太さんが参加され、しかもプラスブラスだというのがものすごいワクワクポイントです。
金光さんが「肩に力は入ってないが、そのセンスの良さに痺れる」と書いてらして、速く聴きたくて焦れじれ。
わたしはバラードも大好きなので、バラード三昧でも全然構わないのですが、この曲がいいスパイスになるのは間違いない気がして、キー曲のひとつなんじゃないかと想像してます。
あれ?もしかしてこの曲って今年のFNSでアッコさんとコラボフラグ!?(笑)
そうだったらすごく面白そうだけど、ミュージックフェアあたりでひと足先に・・・とかでもいいな。


・「優しさを胸に抱いて」のことをつよしさんの「バラードの源流」と表現されていて、ああ、そうだなぁと思いました。


・拓郎さんの「人生を語らず」のコメントの中に、「ブルースの匂い」「男の酸いも甘いも噛み分けたような強さを節々に感じられる」と書いてあって、これは単純に楽しみ。
オトコ臭いつよしさんも大好物。さらに、拓郎さん曲ということで、滑舌が良いきっぱりした歌声が楽しめそうで、うれしいな。


「雨 恋」は和の音階と書いてあって、陽、または陰旋法ってことなのかしら?
美我空アルバムが心から大好きなわたしにとっては、絶対にいい曲な予感しかなくて、個人的に最大のワクワクポイントのひとつです。
そして金光氏は声に断然グッとくるそうなので(笑)心底楽しみです。
そしてなんでわたしがこんなに美我空アルバム推しなのかと言うと、クラシックというジャンルでわたしがわりと好きな系統の音楽ともどこか共通点があるような気がするから・・・かなぁ。
ものすごく開放的な感じがする音楽も好きですが、一方でストイックなもの、洋と和が絶妙にブレンドされたように感じるものも好き。
そしてそんな音楽があの声で表現されるなら・・・きっと好きでしょ。そりゃそうでしょう(笑)


「つよしさんと楽曲との間にちゃんと血が通っている」と表現されていますが、選曲や歌に対する気持ちの込め方からも、それはもう聴くまでもなく十分に想像できて、いろんな意味でヒヤヒヤしたりせず、安心して聴けるものになっている気がします。
もちろん原曲を好きな方、思い入れが強い方もいくらでもいらっしゃるでしょうから、それでもダメだという方もいて当然だと思いますが、そこに原作へのリスペクトがあるかどうかはやっぱり大切なポイントだと思います。


☆Songs
・この雑誌はなんといっても手に入るまでにそのビジュアルの素晴らしさがあちこちで語らていたので(笑)まずはそこを味わうのをとても楽しみにしてました(笑)
そして期待は裏切られず!
わたし的ベストショットは11ページの窓枠に肘をついてるショットかなぁ。ああいうちょっと深い瞳をしている写真がものすごく好き。
いつぞやかのMYOJOだったかポポロだったかの、いまだに思い出す、ケンシローと一緒に写ってるダッフルコートの遠い目をしているヤツ。イギリスの子ども風の洋服で写ってたのはWINKUPでしたっけ?あの辺りの写真好きだったなぁ。
笑顔だったら表紙かなぁ。それともカバと添い寝ショットかな。
それからギターを抱えてるショットはどれも好き。一枚挙げるとしたら足を投げ出してる一番大きいのかな。
さらに10ページのうっすらな笑顔写真。
とはいえ、どの写真も大好き。
前も言った気がしますが、毎回変わらぬ安定レベルな人もスゴイとか単純に「素敵!」とかって思うけど、個人的にはご褒美は時々しかもらえなくても(笑)10日目に難なく周りの美しい方々をすべてぶっちぎってハッとさせるような・・・惹きつけて止まない強烈なオーラを放つような、そんな人が好き。
そういう意味でやっぱり彼はわたしにとってど真ん中な人・・・かも。


・ものすごく印象に残ったテキスト
自分の歌が一番響くところを探しながらアレンジしていった
シンプルにメロディーを伝えようと思うと、楽器はあまり歌わない方がいい
それよりも空間を埋めたり、全体を伝えるということに徹した方がいいかなと

このあたり、すっごくわかる!納得!と思いました。
こういうアプローチの話はもっと聞きたいです。
多分音楽家としての尊敬とか共感とか、ジェラシー含め、同じ土俵でモノを考える瞬間があるから、わたしは彼のママモードにはならないのだと思います。
たまに内容的に「わたしはそうは思わないけど」・・・と思うこともあるけれども、それこそ判でおしたようにこと音楽に関しては正解がみんな一緒だったらつまらない。
いろんな意味で彼は刺激をいっぱいくれる人。そして、自分も負けない表現をしたいと思わされる人でもあります。


この方が人を愛した時は、こういう表現で愛を歌んだなということだったり。
相手の感情に寄り添い、あくまでも相手の気持ちで歌うという姿勢、これはきっと「自分」は置いておいて、原曲の世界を演じるように歌うということなのだと思うのですが、このフレーズがとても潔く美しいと思いました。


「その楽曲のファンにも歌ってもらってよかったね」と思われるような歌い方をしたい。
こういうことをまっすぐに言える人だからきっと好きなんだなぁ。


・ライナーノーツ
わたしはどの歌い手さんのアルバムを買っても、クラシックのアルバむを手にしても、ライナーノーツというものが大好きなので、たっぷりとセルフライナーノーツが読めるのがうれしくてなりませんでした。

全体を読んだ感想としては、おねえちゃんが好きで、「歌って」と言われて歌っていた曲というのが結構あって、おもしろいなあと思いました。
兄弟でカラオケに行って、弟に好きな曲を歌ってもらう姉という図も不思議おもしろい。素直に歌っちゃう弟っていうのもおもしろい。
でもわたしはそういうのはないなあ・・・と途中まで思っていたのですが・・・
もしもわたしの弟がつよしさんで、その才能に気がついてしまったら・・・
やっぱり毎日でもカラオケに連れてって「ねえ歌って〜」「ねえ歌って〜」とねだる姉になっちゃうだろうなぁ。
だって上手いんですもん。聴きたいですもん。
たまたまものすごく好きな声の人が弟だった・・・ということですもんね。おねえちゃんの思いに急に共感。そして納得!!(笑)


「I LOVE YOU」を奥様やお子さんの気持ちで歌ったというところ
そして
「一番良くないのは『上手く歌おう』ということでしょう。それをやってしまったら終わりだなあと思っていたので。」という部分。
ものすごくわかる気がしたので。

「PRIDE」が子どものころからつよしさんが歌っていた曲だったと書いてあったのにびっくりしました。
かなりおませさんだったんだなあとも思ったけど、小さい頃からオトナに混ざって仕事をしていたからこそ、人よりもずっと早く「プライド」と向き合わなくてはならなかったのかも!?
いずれにしても、この曲を彼がどんな風に歌っているのか、オンタイムでチャゲアスのプライドも聴いていた年代の人間としてはとても楽しみです。

「優しさを胸に抱いて」に2番が存在することを、本人もスタッフさんも知らなくて、ファンの人のツイッターで知った・・・というくだりがたいそう衝撃でした(笑)
そこまでファン歴が長くない(こともないか、笑)わたしでさえ知ってましたよん。
意外とファンの方がよく知っていることがたくさんあるのかしら?という疑問が湧きました。
バイトにひとりくらいファンを入れたらどうかしら?きっといい仕事しまっせ〜!(笑)

とりあえず、最も印象に残ったところだけ、書き留めておきます。
発売になって手元にやってきてから、どんな風に感じるのか、とても楽しみです。