ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ススめる!ぴあ

 朝一で友達から「つよしさんが転がされてるよ!後ろから抱きしめたくなる。買いだよ!買い!」とメールがきたので、午前のレッスンが終わるやいなや、雨の中自転車を飛ばして買いに行ってきました。
この号にはいつものコウイチさんの連載に加えてつよしさんも載ると聞いた瞬間からとてもとても楽しみにしていたのです。
ふたりがKinKiとしてツーショットで載るのはもちろんうれしいですが、それぞれの場所でがんばってるふたりをいっぺんに見れるっていうのもまたマニアにはたまりません。ふふっ。
つよしさんが藁の中で横たわっている写真は、なんとな〜く佐藤さとるさんのコロボックルシリーズの挿絵を思い出しちゃって、葉っぱにたまった朝露をそっと飲ませてあげたり、鳥に狙われないように、藁からそっと両手ですくい上げて安全な葉っぱの下とかにそっと隠してあげたい…とか思ってしまいました(笑)
この人のからだの曲線はやっぱり絶品で、手とかはだしの足とかに浮き出た血管がとっても綺麗…だなんてどこまでもマニアな感想ですみませぬ(笑)
写真として好きなのは、むしろ座って振り返ったショットかな。こういう表情好きです。
薬師寺の写真もたくさんあって、小さなものまで隅々までじっくりとガン見させていただきましたが、中でも最後のページの大講堂に映し出された映像のページに目を奪われました。
鹿がいっぱいの映像があったよね?あれ?違ったっけ?なんてあやふやだったところがちゃんと映し出されてました。幻想的で美しくて、時には宇宙的だったり時には竜宮城のように見えたりしたんですよね。
これが2ページにも渡る大きな写真になっているのが何よりうれしかったです。
テキストもおもしろかったですが、最後のページの建さんと十川さんのコメントの部分は、長く一緒に音楽をやっているつよしさんへの愛情を感じるとても素敵なコメントでした。
最も近くにいると思われる大先輩のおふたりにこんな風に言ってもらえてつよしさんもうれしいだろうなぁ。
十川さんのコメントを読んで「普段はやっぱり静かなんだ」とか「ときどきおもしろい」のね。そういう人好きだわ…なんて思ったり(結局いつも好きね、笑)「音楽のレベルがものすごいスピードで上がってると思う」って一番近くで音楽の進化を見守って来られた方に言われて、うれしいだろうなぁとか思ったり。
建さんからも「この先関門があってもきっと乗り越えていくと思いますよ」という素敵なエールが聞けたし。「何時くらいに日が沈むから、その時にこういう音を出したい」というつよしさんのこだわりが聞けたのもよかったです。
昨年のDVDを見るたびに、「日が沈む」という自然現象の効果の程を実感して、見るたびなんてすてきなんだろう…と思っていたので、彼がこだわったポイントに気がつけて、さらにそこを大好きだと思えた自分がうれしかったりもしたのです。ふふっ。
一方でコウイチさんの連載は、なんだかんだ毎回チェックしてきましたが、ここでしか読めないような裏話満載で楽しかったです。ちゃんと正面からカメラを意識した写真がないのも新鮮でおもしろいなあと思ったり。
「コウイチ氏の背中大好き」という友達がいて、見た〜!?あの背中!!とメールをもらったこともありましたが、今回の背中もなかなかではありませんこと!?(笑)すっご〜く綺麗な逆三角形。でもムキムキ過ぎなくてちゃーんとやわらかな感じを残しているところが素敵。
きのう見せていただいた韓流の皆さんの鍛え抜かれた身体にはただただすごいなあ…と感嘆しましたが、わたしの好みはやっぱりもうちょっとやわらかい感じかなぁ〜と背中をみながらしみじみと(笑)
若干血糊風味で顔の表情はちっともわからないけれども、向こう側のダンサーさんたちの表情から、きっとにっこりしてるんだろうなぁとか…とっても想像力を刺激されます(笑)
「その中に彼氏が欲しい」って書いてあるのがあったから、呪いの血糊をべったりと付けてあげました。」ってあっはっは。カンパニーのみなさんと仲良しで、気を許せてるんだろうなあというのが伺われて「よかったね〜」とにこにこしちゃいました。
友達によれば、この連載は8月いっぱいは続くらしいのだそうで、最後までちゃ〜んと見届けたいです。