ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

KinKi Kids concert tour J 東京ドーム 3日間のごたまぜ感想  その1

このエントリーは、ちょっと前に書いたプロローグの続きの文章です。
3日間参加して覚えていること、思ったことを1曲ずつ書いていこうと思いますが、MCについては、もうそこここで出ているし、わたしは関西弁のMCを全然言葉どおりに覚えられないので(笑)あえて「ふぇるまーた」的感想文は流れや音楽の感想を中心に、あとはとっても感動したところや強烈に印象に残った部分だけを書いていきます。
というわけで、続きからが流れに沿った感想です。
例によってだいぶ過ぎてしまったので、記憶違いがきっとあることと思います。違うところを見つけたら遠慮なくご指摘いただけたらうれしいです。みなさまのお力も借りつつ、なんとか最後まで完成できたらいいなあと思っています。
3日間とも席が全然違っていて、景色や音の違いも含めとってもおもしろかったです。どこの席もそれぞれの良さがあって、とっても楽しかったです。

☆Secret Code
最初はバンドのみなさんもステージも大きなスクリーン状のものに隠されています。明るいうちは、JアルバムのCMがいくつかスクリーンで映し出されてました。
客電が落ちるといきなり普通にイントロが始まって、スクリーンの上端からからひとりずつ登場。
最初つよしさんだけがリフターで上がってきてライトがパーっと当たり自分のパートを歌います!30日の日記でも触れましたが、この時の帽子がすっごくかわいくてため息。前髪がちょっとだけのぞいていてバランスも最高でした。自分のところだけ歌い終わると静かにリフターが降りてゆき、今度はコウイチさんが上がってきてパーっとライトアップ。歌い出します。コウイチさんはまさに王子様っぽい衣装で、これでもかとぴかぴかだった印象です。顔はちょっとふっくらした!?パンとの蜜月のせいかしら!?彼はこのくらいが好きだなぁと思いました。
さて、さびの手前でもう一度つよしさんが上がってきて、やっとふたりいっぺんにライトが当たり「おぉ〜豪華ツーショット!!キャーっ!!」となります。
 さまざまな昨年一年のソロの日々を越えて、「おまたせしました!やっとふたりの時間が始まりました!」…的な期待の高まるスタートです。(ふふふっ)
↑という感じが30日
31日には、最初に覆われていた部分に「39」の時みたいにアルバムが古いものから次々と映し出されて会場が騒然となってJに到達…的な映像があります。
元旦にはこれにSEや発売年の字幕が加わって更にバージョンアップ。超カッコよくなりました。
3日間、ちょっとずつ手を入れて変化していくステージが見れたのが面白かったです。
この部分については、30日にどうやらジャニさんからのダメ出しがあったみたいで、濃いファンなら「J」の意味がちゃんとわかっているけれども、初めて見る人もいるんだから、もうちょっと「J」の意味が分かった方がいいんじゃないか?と言われたそうです。
そのダメ出しがあってその結果。彼らがいっつも言ってますが、ジャニさんという方はステージを一度見ただけで、ものすごく的確なアドバイスができる方なのだとか。
今回、変化前と後のステージ両方を見ることができたので、ジャニさんの凄さが実感的にわかった気がしました。「J Album」の「J」はホントはジャニーさんの「J」にしたかったというKinKi Kids
社員にこんなに愛され信頼されてる社長って素敵だなあと思いました。

Destination
ふたりのダンスがとってもかっこよかったです。
確か、華やかなペットとコーラスの音が鳴るイントロのところが何度かくり返されて徐々に期待が高まっていきます。
この曲は大好きなGアルバムの中でもかなり好きな曲のひとつなので、大興奮!!
そういやGツアーの時のつよしさんはパイレーツオブカリビアンのジョニデみたいだったのでした。姿は断然今の方が好きだわ!(笑)なんて…そんなことまで瞬時に思いだしましたよ。
最後のところで、ドカーンと特効。初日と元旦はちょっと距離があって全然平気でしたが、2日目は目の前だったので、このドッカーン、どの拍で入るのかも完璧にわかっていたにも関わらず心臓が止まりそうにびっくりしました(笑)
もちろん怖くたってなんだってガン見は止まりませんよーっ!

☆銀色暗号
ここで、おふたりがそれぞれタワー型の移動手段に乗ります。すっごく高いです。
一日目は3塁側だったので、コウイチさんがすぐそばをすっごくノーブルでちょっと近づきがたいくらい美しいお顔で通り抜けて行かれました(笑)
大みそかは右側の大画面の真下で、すぐ右の通路がなんとそのタワーが通る道だったので怖いくらいつよしさんが近かったです。タワーに乗り込む瞬間からガン見そしてガン見。近くで見ると大画面で見るよりずっと顔がちっちゃくて華奢!これから苦手な場所へ行くのだと知っているからかもですがすっごく儚げに見えちゃって(笑)タワーがとってもとっても高くって、気の毒だなぁ〜と言いつつもガン見がやめられない止まらない(笑)
上った後は近過ぎちゃって顔は全然見えず(笑)でやわらかそうなおいしそうな真っ白の二の腕ばっかり見てました(ヘンタイですみませぬ、笑)
この曲のイントロはKinKiの曲で最も好きなイントロのひとつです。真冬の冷たさに染みわたるせつないふたりの歌声。
元旦はバックネット裏だったので、どんな風にふたりが動いて「Harmony of December」の位置にきちんとおさまるのか興味津々で見てました。全体の絵としてとても綺麗なのですが、ドームという広さだとほとんどの場所で片方しか見えない(もしくは両方見えない時もありますよね、泣)のが残念!

Harmony of December 
タワーの中で、スケスケエレベーターみたいのでするする〜っと降りてきて外周トロッコに乗換えます。
歌いながら、最後に
ふたつのトロッコがバックヤード前でほぼ重なるような位置で止まります。ここで羽根がアリーナ後方からスタンドバックヤード付近にもたくさん降りてきます。
この曲もライブで育った曲のひとつだと思うのですが、ファンにとっての思い出深さは置いておいても(笑)もっとシングルの時に一般の人たちにたくさん聴いてもらえるようなタイアップがあったらよかったのにととても残念に思います。こういう詩も曲も彼らの表現も素敵な曲で、しかもKinKi Kidsらしさ全開の曲がファンだけのものみたいに埋もれちゃてるのは本当にもったいないと思います。
確か大みそかはつよしさんが羽根をもてあそびながら歌っているのがモニターに映ってキャーな感じ、コウイチさんは羽根がのどに入っちゃったらしく歌いにくかったというMCをしてらっしゃいました。
続いて「よけたらいいのか、どうしたらいいのかわからん!」と言い捨てるように言ってたのが、とっても男前@@@そのとんがった口はとってもかわいかったですけれども(笑)
歌は言わずもがなですが、「銀色暗号」→「Harmony of December」と来て冬の色全開。
この曲を聴くと「φ」の時の衣装まで思い出しちゃうくらいDVDでもリピート率が高い歌のひとつでもあるのですが(笑)今回もものすご〜く盛り上がってました。
長い長い間奏の間や相方が歌っている時は、ふたりとも客席に向かって手を振ったり静かにカウントを取ったりしているのですが、元旦の席はふたつのトロッコが重なるところが数メートル先!!(こんなこと初めてかも!)もちろん超ガン見状態です(笑)
ラスト付近、大サビが訪れた頃から、なぜかつよしさんは相方の方を一直線に見ていて、最初コウイチさんは背を向けてアリーナに向かって歌っていたのですが、声を合わせてふたりで歌うところで向かい合って、ちゃーんと視線を合わせて、更に呼吸をぴったり合わせて歌ってましたよ。
 もちろんまわり中なにごと!?というくらい「キャーっ!!」の嵐。曲が終わっても興奮さめやらない感じでしばらくざわざわしてました。
 一方のKinKi Kidsは曲が終わると何事もなかったかのように、「Night Flight」へ(笑) 


☆Night+Flight
ロッコはそのまま交差して今度は反対側の外周を通っていきます。
そしてメインステージへ。このあたりの3曲のアレンジはかなりCDに忠実でした。
KinKiの曲の中ではちょっと異色な感じで、浮遊感があってすっごく気持ちよく軽〜く揺れられる大好きな曲なのですが、この曲や「銀色暗号」は「そろそろ終わり」のサイン的存在になりかけていて、聴くと反射的にさびしくなっちゃう曲だったので、最初の方にあるのがとってもうれしかったです。
ひとむかし前で言う「このまま手をつないで」的な(笑)
意外と普通にジャジャジャジャーンと終わって、短い(はずの、笑)MCへ

 MC
(MCレポは得意な方がいっぱいいらして、かなりあちこちに詳細に出ているのでわたしは逆にさらっと流します。)
30日は、なんとなーくふたりが探り探り会話していて、すっごくかわいかったです。妹とずっとにこにこ見ていた気がします。ちょっと斜めからふたりを見る感じの3塁側の1階スタンド中断くらいだったのですが、歌を聴くにもMCを聴くにもとってもいい場所でした。

31日は、確かここから全開。わたしは31日のコンパクトでギュっと中身が詰まった100%ジュースみたいな独特な感じが大好きで、だからこそカウコンに行くのは不可能だというのに、絶対にライブに行かずにはいられないのですが、今回も楽しかったなぁ。
前にも触れましたが、ここでコウイチさんからジャニさんのすごいダメ出しの話がありました。
つよしさんは、スタッフさんにジャニさんが羽根まみれになって困ってた情報を語ってくすくすかわいく笑ってました。
この日はありえないくらいふたりが近かったので、目の前の特大画面に映るふたりと、ちょっと左側にいる本物のKinKiさんとどっちを見るかずっと迷ってきょろきょろしてました。
前日つよしさんが、前の方で双眼鏡をのぞいているのは、どこを見てるんだ?的なことを言っていて、最初は双眼鏡は出さないように気をつけていたのですが、途中で誘惑に負けました(笑)顔の造りとか、細かいところがどうしてもガン見したかったんですもん。ごめんなさい!ごめんなさい!もちろんふたりともすっごくかわいかったですよん。

元旦はここでお誕生会。
つよしさんのピアノ弾き語りによる長〜い歌は今となってはあんまり覚えてませんが、「シルバーパンツ!!」をいっぱい言ってて、その時のコウイチさんがシルバーパンツだったのだけは強烈に覚えてます。
その後で、ドラムロールがダダダダダダーっ!!と鳴って、つよしさん仕切りによるお誕生会開催されました。
期待していたほどぐだぐだじゃなくて(笑)このあたりのわたしは、テレビ(バラエティー番組)を見ている人みたいになっちゃいましたが、普通に楽しめました。
「悪態をつく厄落としのしりとり」コーナーは、後輩たちのかわいいツッコミにいちいち大喜びのコウイチさん。
悪態と言っても「よーっ!こうちゃん!」とか「うちの犬の方が絶対にパンよりかわいい」とか「何歳まで茶髪にするつもりですか?」とかとってもかわいい「悪態」だったのですが、後輩くんたちがビクビク風に言うのと、その言ってることのしょーもないかわいさにKinKiさんたちも会場も大喜び。とっても楽しいコーナーになりました。
コウイチさんが後々「今日は楽しかった」「今年の誕生日が一番楽しかった!」と繰り返していたところをみると、よっぽどこの感じが気にいったのかなあと。
ここからは個人的な想像なのでそう理解しつつ読んでいただけたらと思うのですが、コウイチさんの愛情表現って、あえて客席に悪態をついてそのリアクションに大喜びしたり、目の前にいるちびっこジュニアにもわざと帽子を深く引っ張ったり、ちょっとちょっかい的な、好きな子にわざとスカートめくりする小学生みたいな感じが大好きそうなイメージなのですよね。
逆に褒めまくられたりするのは苦手そうで、過ぎたら逃げたしちゃいそうだし…(笑)とにかく今年のこのコーナーがことさら気にいったんだな〜というのは、その表情からも明らかでしたよ。
その後、ケーキと一緒にあちこちで出ている噂のキャンドル

StrapyaNext ドリームキャンドル 誕生日用【TBSはなまるマーケットで紹介】

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「ドリームキャンドル お誕生日用」が出てきて、会場中(コウイチさん本人も含め)が「何?何?」となっている中、自信満々に中央の花火状のものに火をつけるように言うつよしさん。
会場中が固唾をのんで見守っていると、花びらが開くように中央から広がって、中から小さな小さな「Happy Birthday〜♪」が聞こえてきました。
会場も一緒に歌おうとしたら、「シーっ!!」と指を立てたつよしさん。よく開くと音がするバースデイカードがありますが、そんな感じの小さい小さい音でした。
リハーサルではもうちょっと大きく聞こえたそうですが、本番ではマイクを向けても本当に小さな小さな音でした。てなわけで、つよしさんが「この音がちゃんと聞こえるようにささやき声で歌って!」と言います。
これがとっても素敵な効果を発揮します。
いつもの大合唱もいいですが、5万5千人のささやき声の「Happy Birthday〜♪」のことは今後もずっと思い出として残るのだろうな〜と思いました。心のこもったみんなの「Happy Birthday」。
さて。このあたりまでは順調だったのですが、この「感動的」にはちょっと落とし穴があって、実は本体のケーキのロウソクに火をつけるのをすっかり忘れていたつよしさん。米花くんに「だってつよしさんが、こっちにつけて!こっちにつけて!(オルゴールの方)と言うから…」と軽く非難されつつ(彼のいっつも的確なツッコミ大好き@@)みんなで大慌てしつつケーキに火が灯します。
そして、無事にコウイチさんが「ふーーーっ!!」することができました。
確かこの後でおふたり揃って神社仏閣でするように、けむりを自分の頭に炊きつけるようなしぐさをしてました(笑)
そのあと、つよしさんが「いつものはやらないの?」的なことを言って、「いつものって?!」と静かに騒然となる(矛盾してますね、笑)会場!!
普段はそういうことにはトンと疎いわたしですら「いつものってもしかしてそういういつもの?!」とドキドキしながら思っていたら、「イチゴの早食い。」でした(笑)そうでありましょうとも(笑)
この時のいちごの食べ方が心配になるくらい「一気食い」だったので、コウイチさん、続きの歌大丈夫かしらん!?と心配に思いましたが、どうやら大丈夫だった模様でした(笑)
そこからもろもろあって、例年通りのお誕生日プレゼント、色紙が出てくるのですが、これはワイドショーでも見れた方が多いのでは?そうです。「今にも動き出しそうやろ〜」と得意げに出した色紙に書かれていたのは、ひとふで書きみたいな、するっと書いた食パンの絵でした(笑)
他にももっと出てくるかなぁと思ってましたが、とりあえずステージの上で渡したのは!?それだけだったみたいです。その色紙をライブの最後では高々と誇らしげに掲げるコウイチさんがいました。
そのあたりまでで、小一時間はトークしていたKinKi Kidsですが、一連のお誕生日会のあと、突然思いだしたように、自己紹介の「どうもとつよしです。」から始める(要はスタートのトークです。)つよしさんにゲラゲラ。
おふたりともとっても楽しそうだったので、わたしたちもニコニコになった3日間でした。

その2へ続く。