ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

『Best Performance and Music』 10月11日 横浜アリーナ(昼の部)

 待ちに待ったわたしの番がやっときました〜!という感じで行ってきました。
 今回は妹とふたりで入りました。
 会場に入ってから一階のオブジェの前でお友達のなおなおさんや、ことりさんなつこさんにお会いして、ちょっとだけお話をしました。この方々とお会いするのは代々木ぶりなので、さほど久しぶりな感じでもなく(笑)むしろ普通すぎるテンションでまったりとおしゃべりできたのがうれしかったです。みなさん、会ってくださってありがとうございました。またお会いしましょうね!!
 会場に入って座ったのは30分前くらいだったと思うのですが、すでに篝火が焚かれてました。
わたしたちの席はアリーナBの後ろの方でしたが、ほぼ真正面だったので大満足でした。
前回のライブの時はどうだったっけ?なんて話をしていたら、ほぼ時間ぴったりに始まりました。
障子がメラメラメラ〜っと燃えて、「妖〜あやかし〜」からスタートです。
もうツアーファイナルを迎えたし、もう内容もみなさん知っていると思うので、レポではなくて、あくまでも心に残ったところだけの感想を書きます。
 ちなみに、あえて本文中では“極力”KinKiさんやつよしさんに絡めずに感想を書きました。普通に一コウイチファンとしての感想です。
 もちろんわたしはKinKiファンだしつよしファンなので、ふたりを絡めて思ったこともいっぱいあったのですが、一緒くたにされたらヤダという方もいらっしゃることと思いますので、最小限にこそっとほのめかす程度に(笑)
 気が向いたらまた裏バージョンとして(またその手かよ!笑)別途入口を分けて書こうと思います。
・「妖 〜あやかし〜」「Deep in your heart
「妖」ではまず衣装のあでやかさに目を奪われました。赤がとってもよく似合ってました。和服みたいな柄らしいと聞いていたのですが、そこまでは確認できないと残念に思っていたら、今日のワイドショーで見れました。背中の翼もカッコよかったのですね。めざましTVで結構たっぷり最初の障子が燃えるあたりからあってうれしかったです。
 上着を脱いだ後の腰あたり、やっぱり不思議な感じでした。
「so young blues」で左右の花道へごあいさつ。一番近いところまできたときはもちろん双眼鏡でガン見(笑)今まで生で見たコウイチさんの中で最もふっくらと健康的な感じて、なんだか妙にしあわせな気持ちになりました。(いつもがSHOCKで一番細い時だからよけいにそう思ったのかも、笑)今回は常にこっちも余裕を持ってにこにこと見ていた気がします。パンがいてくれるだけで本当にしあわせそうなコウイチさんにしあわせのおすそ分けをもらった気分です。

・「こんにちは。わたしが堂本『の』光一です。」っていうのが第一声だったのですが、この「の」を入れるトーク、どっかで聞いたな(笑)
「Best Performance And Music」というツアータイトルについて「オレオレ、オレ最高のパフォーマンスと音楽ってすごい俺様な感じ。」に見えるかもですが…とことわった後で、「MCではなく、ステージで歌って踊ったものを見て言いたいことを感じてもらえれば幸いです。」と言ってて納得しました。そうでしょうとも。
・「Hey!Say!Jump」が何公演で自分が何公演…とトークしてましたが、確か大阪の友人レポでも「直前まで同じ会場をJump!くんたちが使っていて、かなりトークの中に出てきたよ!」と聞いたおぼえがありました。三十路アイドルのライバルはHey!Say!Jump!?…なんでしょうか(笑)ちっとも負けてませんよ!コウイチさん!!

・Falling
この曲についてはあちこちで評判を聞きすぎて、どんなにスゴイんだろう!?ムカつく感じってどんな!?と思ってましたが、わたしはそもそも個性的なものが大好きなので普通にすっごく好きでした。びっくりするほど好き。
 思わず曲が終わるのも待てずに隣の妹に「これ好き〜(はあと)」と耳打ちしちゃうくらい、めちゃくちゃ心に残りました。
コウイチさんのシルバーの宇宙服っぽい衣装も好きだし、なんといってもあのサングラスを掛けた顔!!@@@@でっかいサングラスを掛けていたせいか、耳がぴょこっと出ていてかっわいい〜@@@@と釘づけ。(今朝、この曲の場面がワイドショーで見れてうれしかったです!)
 その昔「ふられ気分でロックンロール」をうたった「TOMCAT」という歌手がいたのですが、ちょっと思い出したりしつつ…
 さらにもうひとつ思い出したことがあって、それは「夏の王様」のジャケットやPVなのですが、あの時のコウイチさんより今回のFallingのコウイチさんの方が更に素敵に見えました。何が違ったんだろう!?(笑)
 鋭角な動きなのに、動きがとってもしなやかなロボットダンスや、表情豊かなとっても大きく見える手。マイケルジャクソン的な風味もある!?ダンス。一見無機質なようで深い想いや実は結構エロティックな歌詞をやさしくオブラートにくるんでいるようにも見えました。
 さらに、白いボブスタイルのカエラちゃんちっくなバックのダンサーさんたちとのバランスとか、刻々と変化していくフォーメーションにも心を奪われて、実はもっとご本人もガン見したかったのですが、途中から双眼鏡を見るのをやめて、全体の動きを追いかけてました。
 すっごいなあと思ったのは、コウイチさんはとっても小柄だし細いし、サングラスに掛けられているかのような小顔なのですが、とにかく全体を見ていてもどこにいても吸い寄せられるように気がつくと彼を追いかけてしまいます。やっぱりこの方は根っからのスターです(笑)もちろん姿だけじゃなくて、彼のパフォーマンスそのものが惹きつけてやまない感じなのですよね。そのオーラの威力をまざまざと思い知らされました(笑)
 
・Peaceful World
 わたしは前回この曲を見た時の軍服姿よりも、今回の方がずっと好きでした。
 わたしはこの曲を聴くとドラマ「未満都市」の最後の方を思い出します。「戦争」的な人と人との争いで人類が破滅への道を歩んでいるというよりは、このまま考えもなく人類が大量消費しながら環境破壊を繰り返して進んでいったら、地球のなれの果てはどうなるのだろう!?このままでいいの?という警鐘を鳴らしているように聞こえるのです。
 そんな風に個人的に抱いていたイメージに、今回の演出はぴったりはまって、やっぱりこの曲は大好きだと思いました。
 すごくシンプルに愛や夢を歌う歌も好きですが、この曲のように曲を作った人の深い思いがこもった歌も好きです。ずいぶん昔に作ったこの曲をわざわざ30になってふたたび録音しなおしてまで歌おうというその心意気も好きだし、この曲を大切にしているコウイチさんがなんだかとっても人として信用がおける気がするのです。
 美しいオーケストラのメロディーに乗った壮大な世界観。ここだけ舞台の一場面のような演出もすごく好きでした。緑の地球の美しい画面をバックに歌う姿が強烈に心に残りました。

・Awaken yourself
 お友達のところで「今日は○○くんでしたよ!」というレポをよく見ていたのですが、やっと「ああ、コウイチさんに指定されたその人が歌うコーナーなのだ!」ということに気がつきました(遅いよ!、笑)
 わたしはジュニアくんたちの名前に疎くて恥ずかしいのですが、どうやら福田くんという子らしいです。ひと節歌ってましたが、いい声で上手でした。がんばってます、後輩君たちも。


・MY WISH
ここも、もうみなさまおなじみという感じで、手慣れた風にコウイチさんと客席がいろいろ絡んで楽しかったです。わたしはというと、ひたすらゲラゲラ笑っていただけ(笑)いちいちやりとりが楽しいんですもん(笑)
どうやら曲の合間に合いの手を入れるんだなあということがわかりました。「へいっ!へいっ!」と掛け声をかける客席。コウイチさんの鋭いダメだし。続いて「光ちゃん光ちゃん!」と盛り上がる客席。「光ちゃんいらな〜い♪」と即座に美川さんちっくに否定される客席。「わっしょい!」(えっ!?なぜわっしょい!?)これも却下!最終的に「あっそ〜れ!!」になったのですが、「そ〜れ〜」だけになっている人がいて、「シンコペーションがない人がいるよ〜「あっ」をちゃんと入れて〜」と鋭いツッコミが」入って、「言えてる〜♪」と再びゲラゲラの発作が出てしまい、大して叫べなくてごめんなさい。確かにシンコペーションが台無し〜演歌になってる〜と思ったのでした。いや〜んコウイチさんと同じこと考えてる!とうれしかったです。
 ただし…この歌はもうちょっとちゃんと聞きたかったんですけど(笑)多分この曲のこの演出は究極の照れ隠し!?(笑)

・僕は思う
この曲のバックに13歳頃からのかわいいコウイチさんがいっぱい大写しになるのですが、すっごくかわいらしくて目を奪われました。特に事務所のオーディションの時の写真のかわいいことと言ったら。それからつよしさんが大好きな一枚もあって、おぉ〜っ!!となりました。
あたりまえですが、当時の写真はとっても素人っぽくて今とはまるで別人です。多分こんな風にキラキラオーラを浴びてなくても、きっと普通にカッコいいサラリーマンとしての未来が待っていたとしても、そこでも立派にやっていたのだろうなあと思うような写真の数々でした。この道を選んでこの場所に立とうと思ってくれたことを感謝だわ〜なんて、そんなことを考えてました(笑)
 

・No more前のMC
準備にしばらくかかるから〜と言った後の暗転時に松崎くんに『コウイチさん、立ち位置が少し後ろすぎません!?』と言われたそうです。それに対して町田くんが「光一さんのコンサートだぞーっ!」と言い返したのだとか。それをゲラゲラ笑いながらたのしそうに話すコウイチさんがほほえましかったです。
この歌でお魚のかぶりもの集団に囲まれるのは知っていたのですが、実際に見てみるとやっぱりびっくり。その遊び心に乾杯!そして完敗(笑)

・No more後のMC
歌の後で、米花くんがお魚の上から辰巳くんにツッコミを入れたのですが、その時に米花君が指輪をしていたので、指輪が刺さった〜と言って涙目になってました。血の味がする〜と涙目になって訴える辰巳君を見て、舞台でそんな涙目になって…とネタにするコウイチさん。
 このあたりからしばらく、舞台の上の人たちとずっと笑い合っていて、チームワークの良さを実感しました。きっと裏でも仲がいいんだろうな〜と思ったのです。「こんな風に客席おいてきぼりで笑ったりしたら、ジャニーさんに怒られる」〜とも言ってました(アナタが楽しけりゃ、わたしたちは全然いいけど!?笑)
 その後振付をなぜかみんなで確認することになったのですが、感じからすると、コウイチさんが「自分が間違えた?」と思ったのかも。確認した結果は誰も間違っていなかったようでしたが、リハが見れたような感じでお得な気分。
 途中魚のフリをゆっくりみんなで確認していた時、膝をついた瞬間に衣装についてた「玉っころ」(と本人が言ってた、笑)が刺さってとても痛かったのだそう。
その後、痛さをごまかすため?に、ぐるぐる大きく回り出すコウイチさん。そしてその後ろをみんなが一列でついてぐるぐるしていたので、ヘンテコなお魚さん行列が舞台上でぐるんぐるんするという不思議な絵になってました。こんな絵、過去にもどこかで見たなっ(笑)
もちろんそのあたりは笑いを取ってましたが、フリを確認する動きはゆっくりでもめちゃくちゃカッコよくて、見れてとってもうれしかったです。
 また、米花くんとコウイチさんが「イェ〜ィ!!」と盛り上がってる最中に後ろから町田くんがコウイチさんにちょっかいを出して、それをジュニアくんたちのせいにする…というネタを2〜3回やっていて、コウイチさんが心底楽しそうでホントよかったです。
 途中スシ王子絡みで、客席から「握らせて〜」との声がしたらしく、「今聞いてはいけないものを聞いてしまった。」と散々思わせぶりに言ったあとで、「絶対にイヤ!!!」と投げ捨てるようにきっぱり(くすくすくす)そういうSなところ、大好きです。
鈴鹿の話はもっとあるかなぁと思ったのですが、意外にもあっさりでした。
 そこからパン話になって、4枚の写真が出てきて、この中で「パンはどれ!?」的なクイズになるのですが、もちろんもちろんちゃんと即座に当ててました。全部かわいいそっくりなチワワくんたちでしたが、よ〜く見ると全部ちゃんと顔が違ってました。
 「犬を飼ってる人?」「ウチのコより可愛いと思ってる人?」というので、は〜い!!」と思わず手を挙げたら(笑)「ありえない!」(ふっ)と笑われてしまいました。この「ふっ」が王子でした(笑)
 ちなみに今日の一枚は、自分で撮ったものではないらしいです。誰が撮ったの!?これ仕事場!?と異様に気にしてました(笑)
もしかして…

・「Temperamental Fool」「Addicted」「Virtual Reality
以前にも言ったと思うのですが、実はこの辺の音楽は元々良さが全然わからなかったのです。少なくともわたしがいっぱい聞いてきた音楽の中にはなかった種類のものだったのです。
言わばコウイチさんによって扉を開いてもらった気がしているのですが、頭からダメと拒否したままにしなくてよかったです。自分の中の音楽の世界を狭めてしまうところでした。
この中でもともと一番好きだった曲は「Virtual〜」なのですが、家に帰ってからもずっと頭の中で鳴っているのは「Temperamental〜」の方で、あの曲の不思議な演出とともに頭の中をぐ〜るぐる。薄紫のスーツ、すっごく似合ってました。
 妹が「ねえねえ、あそこは映像なんだよ!」と教えてくれて、映像と本物のダンサーさんが混ざっていることに初めて気がつきました。
これでもか、これでもかと踊るコウイチさん。ここでも双眼鏡をのぞきたいという誘惑を払ってあえて、フォーメーションとか全体として彼がどんな風に見せたいのかを考えながら見てました。そうやってみたら、ものすごく隅々まで考えて作られていることがわかり面白かったです。
 ダンスそのものはしゃかりきなようで隅々まで神経が行き届いていて、ひとつひとつの動きがしなやかで綺麗だと思いました。わたしはダンスのことはよく知りませんが、身体の軸がしっかりしていて、早い動きでもゆっくりな動きでも芯のところに変わらない一本通ったものがあるというか…たとえばわたしたちが鍵盤の上で常日頃意識していることとも、共通点がありそうな、そんな気がしました。
 それからもうひとつ、「MAとコウイチさんのスリーショットの時の頭の高さをよく見てごらん」と友達に聞いていたので、そこに注目していたら、本当にちゃんと高さがぴったり揃っていて感動しました。かなり3人とも身長が違うはずなのに、きっとこれまでの数々の共演(特に「SHOCK」でしょうかね!?)でずっと意識してきたポイントのひとつなんだろうなあと思ったり。
今回、彼のダンスが好きな友達にいろいろと事前に聞いてきたことがプラスに働いて、いつもならぼんやり通り過ぎてしまうポイントにいっぱい気がつけて楽しかったです。こういうところに関しては、最後の方に参加できてよかったかも。

・「月夜ノ物語」「下弦の月
きっとあなたはこのあたりが一番好きだと思うわよ!とあちこちで言われてましたが、やっぱりそうでした。胸がぎゅうぎゅう掴まれました。大好きです。
「月夜〜」の方は多分以前見たときとそっくりの演出や振り付け!?でも今の方が余裕があって断然好きかも。篝火の演出もとても好き。
下弦もそうですが、情景が次々と浮かんできて、この和の曲たちに入った瞬間に直前に散々魅せられた曲たちのことがすっかり頭から抜け落ちました。
「和」とKinKi Kidsに関してはもっと言いたいことがあるのですが、それは別途エントリーを変えて書きたいです(笑)
いずれにしても「ジャニーズってこんなんでしょ!?」と凝り固まったイメージに囚われている人に見せてあげたい…といつも思います。そして「どーだ!」と自慢したい(笑)

・後半戦のダンス曲あたりからは、曲から曲へつないでいく流れがものすごく自然で美しかったです。強引に次の曲へ行くのではなくて、前の曲の流れを引きずらず、でも次の曲に入った瞬間にもういつの間にかその世界につれていかれている感じ。ああ、もう一回見たい…という場面が多数です。一度しか見なかったことを今更ながら後悔します(笑)DVDを出してください!切実にお願いします!

・愛の十字架
ゴンドラが華奢に見えてなんだか怖〜い!あっちで上がったり下がったり、こっちで上がったり下がったり。わたしだったら絶対に歌に集中できないな(誰もアンタに要求してませんから、笑)それを顔色ひとつ変えずに怖そうでもなくやってのけるプロの顔。
最接近した時は目の高さがほとんど一緒!?紫のスーツをガン見。この方「も」紫が似合うわ〜と思いました。


・Spica
天井に広がる夜空の景色、ペンライトの色と合わせてあるに違いない美しい深いブルーの星空に、ずっと目を奪われてました。
アップテンポになった後は、いろいろな舞台の最後ら辺に流れる曲みたいだと思いました。

・アンコールから「妖 〜あやかし〜」へ。
あまりにすぐにアンコールが始まったのでびっくりです。
おしまいも意外とあっさりさっぱりで、そんなところもコウイチさんらしいと思いました。こういうところ、わたしはたぶんコウイチさん派です(笑)
昼公演で夜の部が控えてるからか、まわりのお客さんたちもみんなとっとと片付けに入ってらして、そんなところにもちょっとびっくり。そういう意味ではもうちょっと余韻に浸っていたかったかも。でも一回こっきりでも十二分に楽しめたと思うので、大満足でした。

 というわけで、駆け足で振り返ってみましたが、なにぶんにも一回しか見ていないので、記憶が非常に妖しいです。(あやかしのあやしいになっちゃった!今回に限りあえてこのままで、笑)
 ウソを書いているかもしれないので、ヘンなところがあったらみなさま、教えていただけたらと思います。すぐに訂正いたします。
 一度しか見てないクセに無駄に長くなっちゃって失礼いたしました。最後まで読んでくださったみなさまには、心より感謝いたします。