ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 オーラの泉

 途中で美輪さんが尾上菊五郎さんの「まだ足りぬ踊り踊りてあの世まで」という句を引用されていましたが、コウイチさんという人を語るにもぴったりな句だなあと思いながら聞きました。
 実は、前にも言ったことがあるかもしれませんが、このヒトの言うことなすこと、まるで自分の言葉と言ってもいいくらい、なんとなくわたしと考え方が似ているなあと思うことが多いのですが、この番組を見て、やっぱりなあという気持ちになるところが多々あって、面白かったです、本当に。
 もちろん理科は苦手だったし配線も苦手なので、「全部が同じです」なんて思いませんが、たとえばスピリチュアルな世界に対して半信半疑だったり、「自分にウソつき、自分に絶対に満足できない、もっと何かできるだろうといつも思っている」なんていうところもまるで自分の発言みたいだと思ったし、「仕事をしていると気持ちが充実している」というところも「自分の育った家族が理想の家族」というところにもとっても共感しましたし、「自分も含めて皮肉にものを見るところがある」というのも同じだわ〜と思いつつ。
 そうそう、卑近なところでは、「段取りマニア」。これもそう(笑)わたしもかなりの段取りマニアで、エレベーターは絶対に閉めるを先に押すし、(どうかすると3度押しくらいします、笑)食器は全部一度にすべて台所に運びたいし、なんでも自分で決めたい方だし、食器を洗う順番もできれば絶対に変えたくない方です。
 世の中には、似たタイプの人は案外たくさんいるのかもしれないけれど、世代も性別も違い、立場はもちろんぜ〜んぜん違う雲の上の人の中に、自分と似た一面を発見するなんて、面白い現象だわと思います。
 こんな風に性格的に似ているところが多いと思っているせいなのか、前にも言いましたが時々コウイチさんとフェラーリでドライブする夢なんかを見る、ずうずうしいわたしです(笑)一方でなぜか、どんなに見たいと思っても夢につよしさんが出てきたことは皆無です(笑)こんなところも不思議です。夢のメカニズムを一度検証してみたいです(笑)
 というわけで本当に不思議ですが、心が弱っているときよくフェラーリが迎えに来る夢を見て、深夜のハイウェイに繰り出すという・・・なんででしょ!?妹さんをはじめ、コウイチファンの皆様を差し置いてなにやってるんだか!?ごめんなさい(笑)
 夢の中身はあたり前ですが、色っぽい内容は皆無で、ひたすらドライブしながら、お互いの仕事の話を言葉少なにポツポツしゃべり、もう一方はひたすら「ふ〜ん」みたいな感じなのですけれど。
 要は彼に関しては同士っぽい感覚で応援しているのかも。意外に同世代で身近にいたら、わかりすぎるがゆえにケンカばっかりしてしまうかもしれないですが(笑)
 我が家のオットはというとふたりでたとえるなら限りなくつよしさんっぽいタイプだし、友人もなぜかつよしさんタイプの人が多いというのも事実で、やっぱりそばにいるなら、性格が真反対の人を無意識に選ぶのかも・・・KinKi Kidsもそうであるように。もちろん、コウイチさんはわたしのそばにいる人ではありませんので、似ていたって全然平気で近づいていきましてよ(笑)機会があればだし、ありっこないわけですが(笑)
 KinKi Kidsファンとしては、おふたりの絆の話はやっぱり気になるポイントなわけですが、ご先祖同士につながりがあったと言われると、「そうね、そうかもね!」とすんなり受け入れて聞いてしまいました。
 前世では夫婦だったとか親子だったとか言われたら、え〜!?ホントかなぁ〜!?と疑ってかかったかもですが(笑)なんせ同じ苗字だし、辿っていったら親族というのは、普通にありそうな気がします。
 それよりなにより、そのままその江原さんの頭の中に映っている映像を映画化希望です(笑)ご先祖さま役とひとり二役ずつで、現在で不思議な縁(えにし)により出会い、共通の敵に向かって行く同士役なんていうのはいかがでしょう(笑)きっと面白いと思うんだけど。それこそ今更ですが、10周年記念映画にぴったりの内容だったような(笑)
 「競争心も嫉妬心も優越感もちょっと時間が経つと全部コントロールできるふたり」とか、「出る場所引く場所が話さなくても自然とできる以心伝心。」とか、その辺りのお話は二人を見ていれば普通に頷けることだったし、そういうところも含めてこのふたり組が本当に好きなのよとしみじみと思いました。
 「龍神系、紫、横笛を吹く守護霊さま、天候の激変を起こす」な〜んてところは、まるで相方氏を想像させるものがあったし、全然違うのにある意味似ていて、ふたり揃うと絶対に他のグループにはない統一感があって・・・つくづく不思議な人たちであることよ。
 最後の最後まで居心地が悪そうで、なんとなく戸惑いがちなコウイチさんの中に、彼の誠実さとか正直さが出ていてとても好感が持てました。
 「もう一歩踏み込んでくれないかなあ」と友達が言いましたが、「あのくらいでちょうどいいよ〜十分だよ。」と思ったわたしは、やっぱりコウイチさん側に立って見ていたのかも。
 私生活の話や前世の話をこのくらいでいいから、次回の舞台で「一番輝いている彼の姿」を確かめ、じっくりと味わいたいなんて、そんなことを思ってしまったわたしです。
 黒目がちの瞳、小さい頃のかわいらしい顔、コウイチさんだらけの1時間。贅沢に眺められてとっても満足しました。明日は少年倶楽部プレミアムでのKinKiさんたちに触れたいです。