ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 雨ふりの日曜日

 朝起きたら外では雨がざあざあ降ってました。実を言うといろいろあって、1本の携帯メールをきっかけに、わたしの心のお天気も昨日午後から急転直下。午前中はあんなに気分最高だったのに・・・心のお天気は晴れのち土砂降り。いくつになっても、伝えたい相手に上手にもやもやを伝えられず、ぶつかりそうになると、嵐が通り過ぎるまで心を閉ざして、何事もなかったような顔をしてやり過ごしてしまいます。メールの相手の友人も戸惑っていることでしょう。ごめんね。黙り込んでしまったのは、いつまでも怒っていたからではないのです。そりゃあちょっとはカチンときたけれど、子供じゃあるまいし、それぞれに事情があることは、ちゃんとわかっているのです。ただただ混乱していただけなのに、それがうまく伝えられません。
 それでも、数年前ならもうちょっと相手の気持ちを考えられた気がしますが、最近のわたしはまず自分の気持ちありき。自分の気持ちを抑えるのがやっとです。こうやって年を重ねるほどに、どんどん自己本位になって行く自分に気がつくのは悲しいです。こんなんじゃ、ダメだ。こんな自分じゃ悲しいよ・・とずっと堂々巡りをしていました。
 夢の中でもまだ考えていて、一晩明けてもちっとも心が晴れなかったので、虫の標本展を見に行くオットにくっついて大宮へ。久しぶりにウインドショッピング。雨の大宮を歩いて歩いて歩いて来ました。こうやってなにを探すでもなく、ぼけ〜っと一人で歩き回るの、結構好きです。雑踏に紛れるのがとっても気持ちいいです。いつもの街ではないところで、ひとりでいるのもたまにはいいです。
 そんなこんなで、待ち合わせの時間が来て、オットとお茶を飲む頃にはなんとなく雨に紛れて気持ちもアップしてきました。こういう風にぼ〜っとする時間が、人間には時として必要なのかもしれません。一方で、わたしってもしかして暇すぎるんじゃないか?だから余計なことばかり考えるのかも・・・なんて思ったり。まだまだ子供のわたしです。修行が足りません。
 さて、明日は大好きな方に会いに都内に行きます。彼女と会うことはだいぶ前から念願だったのですが、やっとかなうことになりました。楽しい一日になるといいな。元気出して行きましょう。