昨日の夕方のニュースで、台風で浸水して大変なことになっている杉並区からの中継がありました。夕飯の準備をしながらのながら見だったので、どの局のニュースかも覚えていないのですが、前に結構長いこと杉並に住んでいたこともあって、とても気になって目を止めました。
善福寺川の周辺の地域の映像をみると、あちらこちらで水が出ています。一度浸水してしまった家の中の片付けというのは、想像を絶する大変さだとも聞きます。思いがけない事態に見舞われた地域の方は、本当に気の毒です。
ニュースではその復旧のために小千谷市の職員が駆けつけて消毒のお手伝いをしている映像が流れました。
中越地震の際に、杉並区と小千谷市は2004年5月に災害協定を結んでいるそうで、中越地震の際には、杉並区が復興支援のために職員を派遣したそうです。
ここのところあまりに自然災害が多いことを思うと、こういう助け合いのネットワークはとても重要だという気がします。あちらこちらにネットワークが広がって、災害復旧のノウハウや情報の交換や公開。いろいろな方向に展開していってほしいと思います。なによりも行政が先頭をきってくれれば、民間のボランティアや「なにができるだろう?」と思っている市民が後に続きやすいという気がします。