ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 5月8日 横浜アリーナ その1
すでにプロローグでたくさんの方に反響をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ものすご~く主観的で適当な内容なのに、読んでくださってありがとうございます。
Y.S.さま。いつも拍手コメントありがとうございます!
昨日、仕事から遅く帰ってきたオットと話をしながらご飯ごとをしていていたら。
ふとオットが、iPhoneでスライの「Fresh」の音源を出してきて。
「ここ、ここ聴いて??」「さっき電車で聴いてて思ったんだけどさ、こういうテイストのあったよね?」と言い。
しばし黙って、夫婦でノリノリでFUNKを聴く我が家の食卓風景(笑)
ああ、こういう会話を求めていたのだ!!
一緒に行ってよかったなぁ~としみじみ思いました。
さて。続き行ってみよう!!
いっぱい書いたわりには、まだライブが始まってなかったのでありました!
流れをざっと書きますが、今回あんまり覚えてなくて、薄っぺらです。ごめんなさい。
そして、一応書いておきますが、全編これネタバレです。
避けてらっしゃる方は気をつけて。
ただし、多分次はひと月後だから、セトリもずいぶん変わるであろうことを、ご本人もおっしゃってました。
続きを読むENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 5月8日 横浜アリーナ プロローグ
水曜日、横浜アリーナにて。
久々のENDRECHERIのライブに参戦してきました。
開演前は、友人たちと新横浜から地下鉄で数駅先、仲町台のフレスコさんへ。
ここはプラトニックのロケ地で、友人たちと何度か行ったことがあります。
近くに小さなせせらぎがある公園の中にあって。とても気持ちのいいところでした。
その後新横浜で、西から来る友人たちや、ふぇるまーたでもお馴染みの友人たちと落ち合って、プリンスホテルのロビーラウンジへ。
この人数で入れるところへ偶然入ったのですが、なんと名前がロッソ!!しかも新横浜!
アズーロはどこだ!?と、キャッキャしつつ、旧交を温めて(笑)
5時過ぎにオットと待ち合わせのために友人たちと別れました。
そして、開演30分前くらいにオットと共に会場前へ。
ここでも何人かの仲良しさんたちに偶然、または待っていていただいてお逢いできて、とってもhappyでした。
ご挨拶させてくださったみなさま方、ありがとうございました♡またどこかで!!!
さて。入り口の画像から。
無意識に撮ったらちょうど「特別警戒実施中」が前面に(笑)
画面だけみると物々しい?感じですが、もちろんそんなことはありません。
久々のアリーナクラスだったので、大きいなぁ人が多いなぁとは思いましたけど。
ちょっとわかりずらいですが、「YOKOHAMA ARENA」の文字は、いつもこの色なのではなくて、この日はあえてのCHERIカラー。
紫にになっていたのだそうでした。
入ってすぐ正面にオブジェがあって、すごくかっこよかったのですが、終演後は人がびっくりするほどたくさん。
はなから画像に収めるのはムリムリ!としり込みしていたら・・・
オットが『せっかくだし、待っててやるから、行ってこい!』と背中を押してくれたので、正面突破はあきらめて、それでもだいぶ並んで右端から撮りました。
お花も右側からしか撮れなかったので、バランス悪いですが…
一番右にNHKのSONGSさん。そして、日テレさんやTBSさんからのお花もありました。
グッズはTシャツとタオルとハンドライトを買いました。
色は紫というか、ピンクというか・・・どっちだろ?な感じです。
タオルがすごく大きかったので、お布団の上で撮ったので、ちょっと見辛いですが…
すごいのがTシャツのサイズ感。
昨年散々お世話になった、六本木の時のきつねさんTシャツと重ねてみたところ、こうでした(笑)
この日は一つ前のグッズTで参加してたのですが、わたし、これは着こなせるかなぁ?ちょっと自信ない・・・(笑)
ハンドライトは指輪みたいなものを想像してたら、思ったより大きかったです。
でも思ったより使いやすくて、手の甲側に装着すればつけたままクラップもできますし。
手のひら側につけて手で握り込んでもいい感じです。
最初の曲でつよしさんが、手を上に向けて軽く上げ下げしながらリズムに乗ってるのを見て。
ハンドライトをつけたまま、同じようにリズムにのってみましたが、まったく動きを妨げないし、重くもなくて、ゆらゆら気持ちよく、会場の照明の一端を担う欠片(かけら)にもなれた気分。
とてもいい感じでした。
今回「つよしさんのライブは初期のtank以来」というオットと一緒に見ることになってたので、かなり上の方が気楽でいいかもなぁと思っていたのですが…
なんと「si:」ライブの公開リハーサル以来のセンターではありませんか!!
それから何度も横アリで、いろんなライブを見ましたが、センター何?それおいしいの?状態だったので、なんだか別のホールに来たみたい。
不思議な気持ちで席に着きました。
しかも真ん中よりも若干後ろより、PAの真後ろあたりのど真ん中。
見たところ、大きなモニターが両側にあるし、多分ステージ正面のつよしさんの後ろにもいろいろ映し出される大きなモニターがありそうで。
そういう意味では立っても座っても、まったく見えない心配はなさそうですが…
聴くには最高の場所だと思われますが、こりゃあ始まっちゃったら、絶対にみんな立つだろうし、なかなかに疲れた人が座りずらい雰囲気かも?と心配しました。
ということで、「途中で座ったって全然いいんだからね?」と何度もオットに念を押したのですが、始まったら、とうとう最初から最後まで自分の意思で楽しそうに立っていた、オットだったのでありました。
すご~く楽しかったらしいです。よかったよ~
会場に入る前から、ピンクや紫率が高いなぁとオット(笑)
グッズのTシャツを着ている子たちがいっぱい!!この時すでにフェスでどこへ行ってもグッズTとタオルのセット、ピンク紫集団と出会う・・・という妄想をしてました。
(ちょっと色味が違うけど、ケリーが最初に出た代々木のドリフェスの時に、あゆちゃんファン集団がピンクだったなぁと思い出し!!)
とても目立ってカッコイイ!!
キャップも薄紫でかっこよくて、女の子でもいいけど、男の子も似合ってて素敵でした。
開演時間のちょっと前から、少しずつハンドライトを点す方々が増えてゆき、「うわぁ。すごく綺麗~♪」と乙女のように感嘆するオット(笑)
「ほら、みんなつけてるよ?早くつけなよ!」と催促されました(笑)
恒例の?くーさんの注意事項が始まって、舞台の横に小さいくーさんが現れて、大きく口をあけて、さかさまになったりもしながらいろいろと話していましたが…
会場が大きすぎるせいか、残念ながらわたしたちの位置からはちょっと聴こえずらくて、お話の中身がところどころしか聞き取れず。
ステージの上に、大きく「ENDRECHERI 」とロゴがあって。
上下に、向きが違う△や▽が縁取りのように並んでいて。凝ってるね~と言い合いました。
というわけで、まだ開演前ですが、ここで一旦切ります。
本編は記憶が怪しくて、覚えていることだけをかいつまんで、短めに書くことになるかも。(と、一応言っておきます、笑)
どの「好きルート」を進んでも、なぜか奈良にたどり着く不思議旅 その11 天河弁財天 後編
この日の朝拝はいつもより若干遅めの午前7時からと聞いていました。
5時半に起きてコーヒーだけ飲んで、早朝の道を洞川から約30分下って、いつも通り、天河神社に向かいます。
BGMはもちろん神社に近づくにつれて、当然のように「縁を結いて」。
これだけはオットもまた恒例だと思っているようで。
気がつけば夫婦で熱唱していたりして(笑)おもしろいです。
一緒にセットのように必ず「赤いsinger」や「赤い鼓動のHeart」も聴きます。
これらの曲たちは、とても天川に合う気がしています。
これらの曲を歌う堂本剛さんの声は少し儚くてまっすぐ。
もう何十年もファンでいるのに、変わらず清らかで魅力的な歌声だなぁといつだって惹きつけられながらそう思います。
そんなこんな雄大な景色を見ながら、つよしさんの美声を聴きつつ、ご機嫌なドライブをして・・・少し早めに神社の敷地へと入って行ったらすでに駐車場にはたくさんの車!!
朝拝でこんなに車がたくさん停まっているのを見たのは初めてかも。
先に少しだけ坪内の周りを歩きました。
雨なので、上を見上げて山の方を見るとすごく煙っていて霧がたちこめて幻想的です。
そして来迎院の大銀杏の木。
まだ葉が少なくて、少しさびしげでした。
若葉は少しずつ出てきているのですけれども。
少し遠目から見るとこんな感じです。
下に目を移すと・・・このお宅のシャクナゲがとても綺麗でした。
さて。
時間になって朝拝へ向かいます。
朝拝もまた、日によっては4~5人とか言うこともあるのですが、この日は何列分も椅子が用意してあって、ほぼ埋まっていました。
1日だったので、いつもより少し長い朝拝があり。
祝詞や御真言や般若心経を唱えた後で、君が代を歌いましょうということになりました。
そうか、今日が改元の初日だからだ・・・とすぐに気がつきました。
この歌の生まれた経緯について、意味するところについては諸説ありますが。
いろいろな解釈や、あと付けのさまざまな事情は置いておいて。
この瞬間、この日この場所にふさわしい歌だと感じました。
天河さんの神職のみなさまの、いつものありとあらゆる生き物にやさしい姿勢
「生きとし生きるものがすべてたいらけく、やすらけく、平穏無事でありますように」という心のありようを、重々知っているからかもですが・・・
とても素直に、おごそかな気持ちで歌いました。
そのあとで「今日は一日の日なので」・・・ということで、いつもは下から祈るだけですが、わたしたちたまたま居合わせて朝拝に参加した人たちも、階段を登っていって、神さまのそば近くで手を合わせていいですよとお許しをいただいて登段。
ドキドキしながらお参りしました。
そして、朝拝のあと、この日のご朱印をいただいて・・・
平成令和を跨ぐ、御朱印の見開きが完成しました。
年号跨ぎとか、あまり意識していなかったのですが、いざ並ぶとうれしいな。
それが大好きな心のふるさと、天河神社のご朱印だということで、うれしさもひとしおです。
それから、いつも「ここでだけ」「来たら必ずひく」と決めているおみくじを。
オットもわたしもたまたま揃って大吉!!
しかも二人とも書いてあることがぜんぜん違っていて、気のせいかも?だけどオットにはオットに必要なこと、わたしのにはわたしに必要なことが書いてあった気がして、おもしろかったです。
さらに「いい運勢です!」と手放しで書いてあるわけではなく、いろいろと転ばぬ先の杖的なことも書いてあって、それがとても納得できるものだったので、手帳に挟んで、迷った時などにこのおみくじを開こうと思いました。
さて。
一旦朝ごはんを食べたり、チェックアウトのために洞川まで戻り、再度10時ちょっと前に「践祚改元奉告祭斎行」に参列するためにやってきました。
今度はさらに車がたくさん。
見たこともないような大きなバスも見かけて、特別な日なのだなぁと実感しました。
いつもの駐車場がいっぱいなので、お隣の敷地に停めることになりました。
拝殿へ上がっていくと、すでにたくさんの人がいて。
この能楽堂のところにも椅子がびっしり。
この画像は終わってから撮らせていただいたもので、わたしたちが入って行ったときは、ここはほぼ満席。みんな人が座っておられました。
遠くからこの日に合わせてわざわざ来られた来賓やこの神社ゆかりの方々もいらっしゃったと思うけど、小さい子や赤ちゃんもいたし、ご近所の氏子さんたちもたくさんいらしていたのでは?と思ったし、わたしたちのようなたまたま居合わせた旅行者も多数くいて。
その日の朝座ったのと同じ場所にたくさん並べられた椅子に次々と座っていきます。
時間になると、朝拝の時の神職のお二人のほかに、もう一人。巫女さんもたくさんいらしていて。
その中で、マイクを持ってお話されている方がいらして。
その方は、ここのところずっと愛読していたご本の作者でもあり、この弁財天社の宮司さん、柿坂神酒之祐さんでした。
やっとやっと、お初にお目にかかることができて、とてもうれしかったです。
このページに飛んでいただけると、この方のことが少しだけわかります。
水と芸能の神|峯本宮 天河大辨財天社|宮司/柿坂神酒之祐|特別講話22|祈りの回廊 2017年秋冬版|特別講話|祈りの回廊|巡る奈良 [奈良県]
ちなみに・・・わたしがいつもここに来た時にお逢いする、朝拝などを取り仕切っておられる方は、この方の息子さんで、この神社の禰宜でいらっしゃるところの、柿坂匡孝さんとおっしゃる方。
この方もまた、祝詞をあげられる時の声がとても美しく、誠実なそのお話ぶりはとても心に響き、オットもわたしも大好きな方なのです。
神社などに行って神さまに向かい合おうとすると、この方の声で祝詞がイメージできるくらいすでにたくさん聴き親しんだ声と温かいそのお人柄。
ちなみに、柿坂匡孝さんのインタビュー記事はこちら。
おっと、話が逸れてしまいました。
宮司、柿坂神酒之祐さんが、威厳のあるお声で式次第を始められました。
この方の声を聞くのははじめてですが、とても力強くてカリスマ性を感じました。
3人の神職の方々が、お役目を分担しつつ、おはらいをしたり、笛や太鼓をたたいたり、玉串を捧げたり、祝詞をあげられたりもし。
巫女舞が披露され、オットもわたしも、はじめて巫女舞を近くで見ることができました。
ひとつひとつ、笛や雅楽の楽器の音?に合わせて、ゆったりと舞うその姿はとても美しく、緊張感もあって。
神さまに捧げる舞らしく、見ているこちらまで背筋が伸びるなぁと思いながら見ていました。
そして。
新しい天皇陛下が、ここ天川村にもいらしたことがあること、ここの神社の奥宮にもご参拝なさったゆかりの方だというお話も伺いました。
新しい天皇家の繁栄を祈るのみならず、いつもどおり、今後も平和な世の中が続き、生きとし生けるもの、すべてがおだやかにしあわせに暮らせるように祈りましょう・・・というお話があって。
こういう姿勢がやはりとても好ましく、だからこそ、何度訪れても、またここに来たくなるのだなあと思いました。
天川の地は、古き良き日本がたくさん残っていて、人々もまたまっすぐで。話の内容を裏読みしたり、疑ったりする必要を感じないし、都会では常に緊張していないといけないような感覚があるのですが、ここ天川では肩の力を抜いていいんだよ?といつも言われている気がします。
なので、祈りもまた、自然と素直に広くあまねく、生きとし生けるものすべてのしあわせを祈ることができるような気がします。
式はさほど長くはなく終了して、みなさん順々にお清めをして、あらためて手を合わせて。画像を撮らせてもらったりして、だんだんに解散してゆきました。
祭壇に、いつもは外にある千年間点り続けるという「千年の灯」が移動していました。
千代に八千代に・・・という先ほど歌った君が代の歌詞が自然と心に浮かびました。
信仰心とは少し違う気持ちかもしれませんが、非日常の「践祚改元奉告祭斎行」に偶然参加することができ、いろいろなことを考えるきっかけをもらったような気がしました。
たまたまが重なって、導かれるようにこういうことが起こるのが旅の醍醐味。
すでにまたいつもの日常に戻っていて。
あの日の出来事が夢のように感じられたりもするのですが、なかなかできない体験ができてよかったです。
最後に、わたしがここのところずっと読んでいた本の紹介をします。
これは、さきほども書いた柿坂神酒之祐さんのご本で、天河さんでも売っていますが、わたしは偶然本屋さんで見つけました。
いわゆる宗教の本という感じでもなく。肩の力を抜いて、じっくりと読むことができる素敵な本です。
つよしさんが常日頃言っていることとも近いトーンで、つよしファンならきっとたくさんの方が好きなんじゃないかな。
この本を見つけたのは昨年の終わりごろですが、何度も読み返すうちに、一度著者の神酒之祐さんにお逢いしてみたいものだと思っていたら、願いが叶ってしまいました。
直接お話をしたわけではありませんが、十分満足しました。
個人的には・・・またこの本で「掃除」の大切さ、掃除は究極のメディテーションと御霊磨き・・・と掃除の大切さを説かれたのがおもしろかったのと。
(わたしはなぜか、ここのところ定期的に思いもよらぬ本で掃除をしなさい!と勧められたりするパターンがやってきます、笑)
ふとまに=直観力(ふと心に浮かんだもの)を大切にしなさいという話とか。
役割とかお役目という言葉よりも「はたらき」という言葉の方がしっくりくる気がする。一人一人が、それぞれのはたらきをすることが大事とおっしゃっていることとか。随神(かんながら)と言って、自然体のままで風が吹くままに生きる精神が大事とか。
神道は「道」、仏教は「教え」で、そもそも根本が違うけど、別々のものでもなく実は融合しているものなのだ・・・という話とか。
かと思うと、神酒之祐さんが、浮浪者の人たちの気持ちを知りたくて、天川まで彼らを連れてきてしまったお話とか、世界中を旅された話とか。
UFOはきっといるに違いない!!と言い切ってらっしゃるところとかね(笑)
そんなちょっと荒唐無稽な話も含め、とってもとってもおもしろかったです。
ね、ね。ちょっとエッセンスを書いただけでも、心惹かれる方がいらっしゃるのではないかと思います。
そんなお話がぜんぜん肩が凝るような感じでもなく。
だから神道を信仰しなさい!と勧められるわけでもなく。
まるでおじいちゃんが孫に話すような、くだけた愛情深い調子で書かれています。
旅の記録の最後についでのようにではありますが、いつか書きたいと思っていたので、一緒にオススメしておこうと思いました。
というわけで、とうとう旅日記も11までで完成と相なりました。
最初から読んでくださった方も、途中から、あるいはこのページがたまたま目に入ったという方も。
読んでくださって、本当にありがとうございました。
どの「好きルート」を進んでも、なぜか奈良にたどり着く不思議旅 その10 龍泉寺&洞川散歩
翌朝はあいにくの本降りの雨模様。
昨日よりもしっかりと降っていて。
天河さんの朝拝と朝10時からのお参りを挟んで、また洞川に一旦戻ってきて、龍泉寺に行きました。
なぜか朝拝の時の方が暖かかったよね?と言い合いつつ。
ここの景色も本当に大好き。
桜の桃色と、たくさんの木立と、さまざまな濃さの緑、そしてお堂のコントラストも素敵です。
すっかり雨模様。霧がうんと近いところまで降りてきて、山深いところにいるんだなぁと実感します。
若葉もとても美しく。穏やかで静かな癒し空間を作っていました。
番人の鬼さんたちも濡れそぼる中・・・まずは本堂でお参り。
いつもながら、オットにまったく上手に御真言が唱えられないのを笑われるというベリースペシャルワンパターン(笑)
ここの大好きな仏さまたちは、このサイトで見ることができます。
お参りの後、神聖殿へと歩く道すがら、ふと見上げたら、水煙と桜がなんだか幻想的な景色で思わずぱちり。
美しいなぁ、本当に。
寺務所でこちらもまた、令和一日目のご朱印をお願いして。
母への病気平癒のお札は長谷寺でいただいたので、今度は父に金のお札をいただきました。
少し時期が違うお花がいっぺんに咲いていて、お庭がそれはそれは美しかったです。
ここの狛犬さんたちはとても年季が入っていて素敵です。
山好きの天皇陛下が皇太子さま時代、ここ天川村にいらして、ここで植樹され。
天河神社の奥宮にも登殿されたのだそうです。
前日の同じあたりからの画像と比べて、雨と霧でとても煙っているのがわかることと思います。
ある意味天川らしいお天気に恵まれたと言えるかも。
雨の中でしたが、空気がおいしくて、マイナスイオンが出てるよね?とか言い合いつつ、散策する時間は、とても気持ちがよかったです。
今日は野外ライブではないし、傘さしちゃいけないわけじゃないのでね(笑)
八大龍王堂では、何度も来ているのに、天井絵に初めて気がついて、しばらくじっくり眺めました。
この地にいると、龍の存在を当然のように信じたくなります。
その後、山上ヶ岳歴史博物館へ立ち寄ったら、今日は入場料だけで無料でお出ししますよ~と係りの方が、お抹茶とくずようかんを出してくださり。
温かいお茶とスイーツとはありがたい!!と、しみじみとした気分でいただきながら、厳しい修験者のビデオを見ました。
そうこうしているうちにあっという間に時間が経ち、午後1時半くらいには洞川温泉を出て、帰途に就いたのですが、とても充実の旅でした。
この旅の記録の最後は、この日の早朝の話で前後しますが…
ふたたびの天河弁財天話の後編で〆たいと思います。
どの「好きルート」を進んでも、なぜか奈良にたどり着く不思議旅 その9 洞川温泉街へ
30分弱車で走って、洞川温泉街界隈までくると、あいにくぽつぽつと雨が降ってきました。
むしろここまでよく持ったなぁという感じなのですが。
とはいえ、天川と言えば豊富な水量を誇る川。
そしてどこからでも聞こえる水音。
水ひとしずくが~♪からの水の循環を歌った「縁を結いて」の大サビを思い出します。
そしてやがて体へと舞い戻るボレロ・・・身体の成分も水分が60%だとか。
だからこの水の村を心のふるさとと感じるのかもしれないなんて思いつつ。
雨の天川も大好きなのでうれしい気持ちになって。
いい空気を吸って深呼吸。最初の画像はお宿の駐車場になっているところから少し遠景を撮りました。
山桜が点々ととても美しいです。
いつもの川面の端から「ただいま~♪」な気持ちでパチリ。
ああ水が澄んでいて、綺麗だなぁ。しみじみとしあわせを感じました。
宿へ入ってお茶と葛湯をいただきひと心地。
夕食でオットがビールを頼んだら、令和ビールが出て来ました!!
夕食の後は、せっかくなので外へ出てそぞろ歩き。
ラッキーなことに雨がやんでいて。
わたしたちは普通の服を着ていたけど、浴衣の方々もたくさん。
そういえば、そんなに寒くなかったです。
あるお宿の前の桜がとても美しかったので夜桜見物。
いつもわたしたちが行く時と違い、温泉街もとてもにぎやかで、小さい子ども連れのご家族や、若いグループ。熟年カップルなど、おみやげやさんも大賑わいでした。
画像はこの晩、買ったおみやげです。
いつもお茶やお菓子をごちそうになる出張先の姉妹がこのキューピーが大好きで毎回話しかけちゃうくらいなので、今回おみやげにしました。
そしてついでにとうとうわたしのMY宝もの神棚もどきに置く用の、ビッグサイズの陀羅尼キューピーも(どうするっちゅーねん、笑)。
その下の森の木霊は、いろんな木が入っていて。
複雑に木々の匂いが混ざり合った森そのものの匂い。
天川を思い出したい時には、これを鼻に近づければ、いつだってあの場所へ戻れそうな気がします。
つよしさん、持ってるかなぁ。彼にもぜひぜひオススメしたいなぁ~きっと好きに違いない!なんて。
年の離れた弟か、はたまたご近所さんか。
親戚のおばちゃん?のように思ってしまいました(笑)(笑)
というわけで、諸々とても満足して。
翌朝は朝拝に行くのでとても早いのがわかっているので、とっととおふとんへ。
この日は平成最後の日で、何やらテレビでは大特集を組み、ネットでも改元でとても盛り上がっていたそうですが、ここ天川ではどこ吹く風。
そもそもがつよしさんじゃないけど、メディアに踊らされたり操られて、一斉に一方向を向かされたり。
喧騒に巻き込まれて、ぎゃーっと興奮状態になる感じはあまり得意ではないので。
この日であればこそ、天川にいてよかったなぁと思ったのでありました。
また雨が降り出して、雨音だけがリズムを奏でる中、少しだけ本を読んでいたら・・・
天川の夜はなぜかいつもよりさらに早く、10時前には眠くなりました。
きっとここにずっと住んでいたら、超早寝早起きになることと思われます。
翌日については、時系列では天河神社の続編なのですが、ちょっと入れ替えて、洞川関連を先に書きます。
この怒涛の旅日記もあと2回で終了予定です。
明日は仕事がたくさん入っているし、横浜アリーナのライブがある8日になる前には、完全に気持ちを切り替えて、しばらくそっち方面へと突っ走って行きたいと思っているので。
がんばって書けるところまで書きたいです。
どの「好きルート」を進んでも、なぜか奈良にたどり着く不思議旅 その8 天河弁財天前編
トンネルを抜けて天川村への入り口、川合まであとわずかというところまで来たところで、そろそろ16時?くらいでした。
さしたる渋滞にあうこともなく。
すいすいと山合いの道を車は走り、あっという間に見慣れた景色の中へ。
途中こいのぼりがあちこちで気持ちよさそうに泳いでいて。
最近埼玉の地元近くではこいのぼりをあまり見かけなくなったと残念に思っていたのですが、多分家が増え過ぎて、十分に広い場所がないからなんだなぁ・・・なんて思いつつ。
ナビの目的地には洞川温泉への道が入っていたのですが、オットがふと「思いつきなんだけどさ、まだ少し早いし、天河さんに行ってみる?」と言いました。
翌朝、朝拝で天河詣で・・・と思っていたのですが
「今日これから行けば、平成最後の日のご朱印ももらえるんじゃない?そうしたら、令和初日と二つ並べられるんじゃないの?」な~んて。ありがたい提案ではありませんか!!(実はわたくし、まったくそんなことに気づいてなかったことをここに告白します、笑)
そういえばそうだった!!
ということで、左折のところ急遽右折して天河神社方面へと寄り道することになりました。
というわけで、これ、平成最後の日の弁財天さんの鳥居です。
駐車場に車を停めようとしたら、かつてないほどの混みようでびっくり。車が15台くらいは入っていたのではないかしら?
そもそもわたしたちは平日とか人気のすくない時に行くのが普通なので、その落差に驚きつつ。
お焚き上げをする場所もこんな風に特別な感じになっていて。
あちらこちらで巫女さんや神職の方々が、夕方にもかかわらず、ものすごくていねいなお掃除の真っ最中でした。
あれっ?拝殿への階段の上がり口に、何やら看板が立っていて・・・
そこには
「践祚改元奉告祭斎行」
新帝陛下践祚(せんそ)あらせられ、大御代の名を「令和」と定められました
天皇陛下御即位の御奉告、令和の御代の御皇室の御安泰を祈念し、践祚改元奉告祭を斎行致したく存じますと、書いてあり。
令和元年5月1日 午前10時、神殿に於いてとありました。
ちなみに天皇陛下が御位につかれることを「践祚(せんそ)」と言うのですって。
神社の方にお聞きしたら、その場にいればどなたでもご参列できますよ?とのこと。
翌日の朝拝を終えて、旅館で朝ご飯を食べて、チェックアウトを済ませてからでもゆっくり間に合います。
わたしたちは通りすがりの、特に信心深いというわけでもない普通の旅行者ですが。
たまたまこの日、この場所にいるのも何かのご縁だろうし、あまりない機会なので、翌日の朝拝および、この「践祚改元奉告祭」にも行ってみようと決めました。
ご朱印をお願いし、まずはその間に拝殿に登ります。
階段の脇に咲いていた美しいシャクナゲ。
神社のあちこちが、翌日に向けて清められていましたよ。
そしてまずは手を合わせ、また無事、ここに来ることができた感謝の気持ちを神さまに
お伝えして。
平成最後のご朱印をもらい。
その後、ゆっくりと神社の周りをお散歩しました。
八重桜がとてもきれいに咲いていました。
そして少し離れたところに桜が咲いているのが見えて、周り込んでみると・・・
こんな立派なしだれ桜でした。
近づいてズームアップ!
可憐でかわいらしかったです。
山の上の方まで来ると、まだまだ桜が残っているんだね!!と喜びつつ。
せっかくここまで来たんだから、天の川温泉に寄って行く?ということになり。
急遽宿に電話して、先に温泉に入ってから、少し遅めにチェックインさせてもらうことに。
天の川温泉は山の雄大な景色が見える大好きな場所なのですが、この日は超満員!!
そうだった、GW10連休!!
ということで、一時間くらいゆっくりお風呂でと思っていましたが、二人とも30分と持たずに退散(笑)
一路、今日の最後の目的地、洞川温泉街へと向かいます。
どの「好きルート」を進んでも、なぜか奈良にたどり着く不思議旅 その7 長谷寺
大和八木駅からいつものレンタカーを借りて、ナビに入れてみたら、意外と長谷寺は近く、覚悟していた渋滞もそれほどではなかったので、近くまではわりとあっさりとたどり着きました。
ところが、ぼたんまつりのため、あちこち通りが車は通行止め。
さらに駐車場も遠いところにしかなくて、車を停めて15分くらい山道を歩きました。
さて。しつこいですが…
この日、ここへと導かれた元の元はこのポスター及びCMです↓
https://nara.jr-central.co.jp/index.html
のみならず、前日生オケで西本さんの指揮で、この曲を聴いてしまったものだから、いてもたってもいられなくなったというわけです。
「ら~ら~ららら~ららららら~♪ ら~ら~らら ら~ら~ ららら~ららららら~♪」(ダッタン人の踊りの節回しで)
本当にずっと頭の中で鳴り響く音に導かれるように、ここまで来てしまいました。
長谷寺は何度か行っていますが、ぼたんまつりの季節に行ったことがないので、とてもわくわくしていました。
仁王門から登廊を登ってゆく道すがら、両側にたくさん咲き乱れるぼたんが華やかでいろどりもあざやか。とても美しかったです。
外国の方々もたくさんお参りに来られていて、登廊の階段の幅の狭さにとても苦戦してらっしゃいました。
そしてペットの犬を連れた方ともたくさんすれ違いました。
ここは犬連れOKのお寺なのですね。
ぼたんも綺麗でしたが、シャクナゲも美しかったです。
集印所で平成最後の日のご朱印をいただく行列もかなり長かったですが、やはりせっかくなので、並んでいただくことにしました。
その後、ちょうど十一面観音さまの特別拝観中だったので、本堂の前で、また長い長い行列に並びます。
並んでいるとお坊さんが一人ずつに塗香(ずこう)をくださり、これを手に塗って清めてくださいと言われました。とても品のいい香りでした。
その後、受付のところで血縁の五色線の念珠を左腕につけていただき、回廊をもう少し並びながら進むと、長谷観音さまの前に出ます。
「ここでひとりずつ順番に、どちらかの御身足に触れてご祈願することができます!」と繰り返される声に導かれつつ。わたしは左足になりました。
お願い事をしてください!!と言われたのですがとっさにまったく浮かばず・・・
「いつもありがとうございます!」とともに「世界平和」とか「みんなが健やかでありますように」とか、とてもぼんやりしたお願いをしてしまいました。
十一面観音さまの御身足はたくさんの人々が触れて祈ってきた証でしょうけれど、ぴかぴか、つるつるで、黒々と光っていて。
これまでどれだけの人々の心のよりどころになってここにいらっしゃるのだろうと思いました。
そしてこの場所から見上げてはじめて、身の丈10m18センチという観音さまの全貌が明らかになります。
普段は上半身しか見ることができないので、希少な体験をさせていただきました。
この一連の流れを辿り、はじめて観音さまと血縁(けちえん)が結ばれたことになるそうです。
その後、本堂の中でお坊さまたちが集まって、般若心経が始まり、一緒に気持ちよさそうに唱えるオットったら。
最後までぴったり合ってたぞ!とたいそう自慢げでありました(笑)
わたしは外舞台へ出て、遠景を心ゆくまで眺めて、やっぱり山の景色が好きだと思いました。
これからさらに山へ山へと行くのですけれども。
本当はもっとゆっくりじっくり隅々まで見て回りたかったのですが、夕暮れまでに山にたどり着きたい・・・ということで長谷寺をあとにして、いつものレンタカー、あえて山道を辿りやすい軽自動車で天川への道を行きます。