ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

原宿看板&薬膳スープ&佐野味噌さん (with 清川あさみ個展話)

GWに入る直前、久しぶりに原宿で友人と逢いました。

待ち合わせは、駅のホーム、CHERIの看板の正面!!

素晴らしく目力の強いカッコイイ人がそこにいて。

みなさん電車を乗り降りするホームで、なぜか電車がいなくなるや否や、一歩前へ出るわたしたちだったのでありました。

実は原宿に行ったのも久しぶりでした。

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気が済むまで眺めた後は、先日のブンブブーンで坂口健太郎くんと行った、薬膳スープの毎日薬膳さんへ。

KinKiさんはもちろん言うまでもなく大好きですが、坂口くんの演技にもだいぶ前から注目していて。これまでに一番好きな役柄ナンバーワンは坂元さん脚本の月9「いつ恋」の中條くん♡(誰も聞いてない!笑。シグナルももちろん見てます!)

だから、いろんな意味で一度行ってみたかったお店だったのですよね~

 

soup-plus.tokyo

 

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カウンターと椅子が少しだけという小さいお店なので、あんまり長居はできない感じです。ちょうどカウンター席が空いたのでそちらにに座ったら目の前にこんな風になっていて。

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薬膳スープは「ブンブブーンを見てきました!」と言うと具をプラス1していただけるということで。

そう言ったら当然のごとく「誰のセットにします?」みたいな雰囲気になり「つよしさんセットでお願いします!」とわたしたち。

それが、この画像左の白キクラゲ入り極上薬膳スープ。

わたしはもちろん大好きなパクチーを入れてもらってご機嫌。スープ、そんなに薬膳!という味でもなくて、とてもおいしかったです。

右側にある薬膳フレーバーティーがまた、意外にも?(失礼!)フルーティーでほどよく甘くてとっても美味でした。

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ここにたどり着く途中、地図で見ただいたいの場所からして、かなり知ってるところな気がする…と思っていたら、以前「どこいこ」で行ったお酢のお店、vom FASSさんの目の前!!

ついでに・・・と勇んで寄ったら…かのお店は6月3日に閉店なんですって(涙)

(翌日、故あって代官山店の前も通ったのですが、こちらも同日閉店とのことでした!)

閉店セールをやっていたので、こちらのお店にもちらっと寄り、オットに日ごろの感謝を込めて、スコッチを買いました。

その後、スタバでしばし休憩。つよしトーク、KinKiトーク三昧をして…

表参道に戻り、表参道ヒルズの前で、たまたま通りすがりに見つけた「清川あさみ個展」へ。

www.adastria-bijosaishu.com

無料だったので、そんなにたくさんあるとは思ってなかったのですが、そうそうたる女性陣の作品が、とてもたくさん展示してあって、見ごたえがありました。

写真に刺繍をほどこすその手法は、雑誌などでちらっと見たことはありましたが、実際に見たらものすごく細工が細かくて、誰にも思いつかないようなアイディアも満載。

モデルもモデルさん、アーチストや女優さんなどとても幅広く、それぞれの絵にテーマがあって。

たとえば尾野真千子さん×サーバルとか。深田恭子ちゃん×女王蜂とか。

中島美嘉ちゃん×コウモリとか、西野カナちゃん×ユニコーンとか。

ゆりやんさん×エボシカメレオンとか、夏木マリさん×アンモナイトとか。

石原さとみちゃん×金魚(和金)とか。

みなさんとってもイメージぴったり!!

清川さんの発想の豊かさにも目を見張りましたが、モデルさんたちもまた、すごくいい表情。

女優さんの顔と、アーチストさんの顔はまた、全然その表情が違ったりもして。

その人の存在そのものが圧倒的に強くて魅力的な方々もいれば、動物や昆虫にしか見えない!というくらいテーマに寄り添う方々もいて。

モデルさんたちの、手足が長く、存在自体が芸術のような美しい佇まい。

旬の方々のくらくらするような存在感に吸い寄せられるように見入ったり(笑)

どなたもとても素敵。いろんな意味でとてもおもしろかったです。

ひとしきり楽しんだ後…

ついでだし…ともう一足伸ばして亀戸へ。

sanomiso.com

実はわたし、このお店に行ったのは2回目です。

前回はお味噌を3種類、金亀子味噌と蔵魂と十穀味噌を300g買いました。

どれもとてもおいしかったです。

そして当然のことながら、いろいろ使いまくって、あっという間にからっぽになってしまったので、買い足したかったのです。

その前に…

前回は人が多くてあきらめた、味噌汁をせっかくだからいただこうということになりました。

ブンブブーンを見て来たと言ったら(実は前回は言えませんでした。基本恥ずかしがり屋なので一緒にいた方が言わなければ、黙って帰ってくるパターンが多い、笑)イートインコーナーの脇に、これがあることを教えてくださいました。

画像をよ~く見ると、すりこぎに小さくTとKの文字が入ってます♡♡♡

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そして、友人の注文に乗っかって、ここでも「つよしさん仕様のお味噌汁」をいただきました(ああ、ドキドキした~!笑)

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具だくさんのお味噌汁、とてもおいしかったです。

そしてつよしさんが絶賛していた沖縄のお味噌「くにみす」がとてもおいしかったので、この日はこちらもお持ち帰り。

コウイチさんが気に入ったという「金亀子味噌」は我が家的にとても好きな味だったので、こちらのお味噌を少し増量してリピート。今回は2種類をお持ち帰り。

前回買って両親や友人にあげたらとても喜ばれた、フリーズドライのお味噌汁も買い足しました。

わたしは今回初めてお味見を兼ねて食べてみたのですが、フリーズドライのわりに、とても具だくさんで、おいしかったです!!

そんなこんなで、きのうつぶやいたのがこれ。

最近「ハイブリット」という言葉を使いまくってる!という会話をしたのですが、まさしくで(笑)

コウイチさんの好きな味噌とつよしさんの好きな味噌を、日によっていろんな混ぜ方で味噌汁にして食べてます。おいしいです。happyです。

そんなこんな、久々のオタク的、街歩き話でした。

HYBRID FUNK その1 とりとめもなく第一声

HYBRID FUNK(Original Edition)(通常盤)

HYBRID FUNK(Original Edition)(通常盤)

今朝のめざましテレビで、週間のアルバム首位発進を知りました。

あまり順位とか売り上げにこだわるファンではないですが、それでもやっぱり推してる曲たちが世の中にたくさん出て、たくさん聴かれるのはうれしいものだなぁと思います。

(張り付けたamazonさんに関しては、初回盤の2枚も貼ろうと思ったのですが、今見た限りでは、高騰してたり、中古だったりするものしかなかったので、とりあえず通常盤を張りました。お店にはまだあるところもあるみたいですよん。ご興味がある通りすがりの方がいらしたら、ぜひ。音楽ファンならば、聴いて損はないと断言できます!)

フラゲしたのがちょうど1週間前です。

到着した瞬間に、まっさきに見たのはクレジット。

最初の最初、どんなことを感じたのかを残しておこうと思ってつぶやいたのがこれです。

ちなみに、その時に一緒に興味深く読んだ記事も上げておきます。

 そのまんまGWに入ってしまい、猛烈に忙しくなってしまったので、すぐにCDたちは全部まとめてウォークマンのリストにしました。

初回A、初回B、通常。それぞれ、順番もきっと大事だと思ったので、ひとつのファイルが38曲。

再生はシャッフルにせずに通常モードに戻して、ほぼ一日中流しっぱなしで一週間。

その間、あえてまったくクレジットや歌詞カードは見ず。

さながら、音楽の「スピードラーニング」状態とでも言う?環境を作ってみた…というか、結果的にそうなったという感じなのですが、これが結果的にとてもおもしろい体験でした。

そもそもつよしさんのソロの音楽は、歌詞カードを見て「そう来たか!」というものが多いですが、あえて見ないで聴いたらどんな風に聴こえるだろうというのが興味津々で。

とにかくキッチンにいる時も洗濯を干している時も、バロンの散歩の時も、歌詞の答え合わせはなし、ただただず~っと聴いてました。

至福!!!

どこから聴いてもぼーっと聴いても、がっつり聴いても。

BGMにだって最適です。

多分歌が主張し過ぎず、楽器の音やリズムの中に溶け込んでいるからなんじゃないかと思うのですが。

洗練された音たちは、エッヂが効いていてもどこかなめらか。良質なはちみつみたいなイメージもあって。

音楽や歌声が、スピーカーからとろとろと流れ出し、琥珀色が器を満たしていくのをひたすらに眺めているみたいな聴き方をしている時もあれば。

集中して隅々の音まで聴き逃さないぞ!モード、言うなれば音のローラー大作戦!!の時もあったりして(笑)

ほんと、このアルバムがやってきたことがただただうれしくて、ただただ浸ってました。

というか、まだまだ浸ってます。現在進行形です。

GW終盤には、実家に行く日があって、電車だけで往復3時間はあるので、やっと細かく歌詞カードでもみながら聴くぞ~!!と思っていたら、まさかの寝落ち。

GWは家庭内の人口密度も高く、やることがいくらでもある上に、仕事もいつも通りだったので、思いのほか疲れていたらしく、往復ずっとウォークマンで流していたものの、行きも帰りも電車で座るやいなや寝てしまい、降りる駅の数駅前で慌てて目を覚ますという体たらく。

スピードラーニング」から「睡眠学習」??へ(笑)(笑)(笑)

FUNKネイティヴへの道は果てしなく遠い!???

いえいえ。おかげさまで、どんなに忙しく、さまざまに面倒な日も、ファンキーの魔法で笑顔で過ごしていられます。

本当にしあわせなことだなぁ。

そして、やっと昨日あたりから歌詞カードを取り出して机の隅っこに常に出してあります。気がついたときに、ちらちら眺められるように。気になった時にすぐに歌詞や演奏者を確かめられるように。

散々聴き込んだ後から、ゆっくり歌詞カードやクレジットと向き合って聞いたら、思うところが変わるかな?というおもしろい実験になりました。

どうなったかというと、想像通り、また趣が違って聴こえる曲多数。

一枚で二度おいしいパターンです。

そういえば、直近に聴いていたものが、クラシックばかりだったので、いきなりFUNKに変わるのはものすご~いギャップかも!?と思ったのですが、聴いてみて、そこまでギャップはないぞ?むしろ近いかも?というおもしろい感想も持ちました。

めちゃくちゃ卑近な例えをすると・・・

たとえばベートーベンの運命の「じゃじゃじゃじゃーん♪」は、そこに至るまでに何度もモチーフとして登場して、さまざまな楽器がモチーフそのものや、その支流となるようなフレーズを陰にもひなたにも、いろんなスタイルでちょこちょこ鳴らし。

いずれその支流がどんどん合流していって、大河となり、壮大なtutti(みんなで演奏するところ)へと雪崩れ込んでいく感じ。

これ、FUNKも一緒だな!!と思ったの。

特に今回みたいにアドリブの入る余地がある一発録りが多いものは尚のこと。

(フリージャズとかにも近いのかもしれないけど)

この感覚は「MusicClimber」を聴いて思いついたのですけど。

わたしはさまざまな楽器や声がユニゾン(音楽ではtutti)で鳴らしてみたり。

一旦ばらけて、それぞれが一見思い思いに鳴らした後で、また次第に心を合わせ高みを目指し集まってきて、太い一本の濁流になって重厚に流れ出すような音楽がとても好き。

音楽に便宜上のジャンル分けはあっても、きっと根源はどれも一緒なのだなぁとおぼげながら思っていて。

いいものはジャンルを問わずいいに決まっていて。

著名な評論家の言葉であれ、匿名のサイトであれ、惑わされる方ではないと自負してますが。

まだまだ、その辺り、人を説得するには断然ボキャブラリーが足りなくて。

いつかどんなジャンルであれ、音楽について、しっかりと説得力を持って語れるようになりたいです。

おっと話が逸れちゃった。

いずれにしても、このアルバムは初っ端の「END RE CHERI」で懐かしさと新しさという相反する要素にワクワクドキドキが止まらなくなっているうちに、魅惑の「HYBRID FUNK」が始まり、「MusicClimber」あたりから、ほんっと怒涛。

気がつけば1周してしまう感じで、飽きることがありません。

「END RE CHERI」をはじめとして、あちこちでスペーシーな音もするけれど、これは今回に限ったことではなくて、つよしさんの音楽には「宇宙」は必ず出てくる要素な気もするし。

Neo Africa Rainbow Ax」の時のような、エンドリケリーのふるさと、プリミティヴで土の匂いのする、アフリカっぽさもあるような。

一番最初に口ずさむようになったフレーズは、意外にも「さんかくさんかくさんかくふぁ~んく♪」の「SANKAFUNK」でありました。

「とらいあーんごー♪」も「えすえーえぬけ~♪」なフレーズも、ただただ三角って言ってるだけなのに、なんであんなにカッコイイのでしょ♡

そのうち、いつもよりも休みが多くて、ちらちら家にいるアネやオトートが寄ってきて、一緒に口ずさむ「これ、CHERIじゃん!」「Lynちゃんの声がする!」と様々に反応して行ったりして。

うちの子らは、中学生、高校生という多感な時期にE☆E、初っ端のtankを経験しているので、彼らにとってもケリーはとっても身近で、彼らもまた、気づけば一緒に口ずさんでるのがこの曲が多いです。

さらに「Ancient fish」の「えんどーりーけーり!!♪」のキメフレーズが、ふと何かの拍子に出てきて、今現在、あちこちで口ずさんでます。

この曲は、途中で初期「ENDRICHERI☆ENDRICHERI」の初っ端のフレーズがコーラスのカッコイイ声にかぶってふわっふわっと電子音で出て来るあたりもとても好き。

ライブで絶対「CHERI~♡」って言わされて、飛ばされそうな曲、ナンバーワンだな!ああ、本当にライブが楽しみです。

まだまだどんどん変わっていくと思いますが、レイン的、一番最初に食いついた曲たちは、この「Ancient fish」と「Tonight」と「背に生えたクリスタル」そして「MusicClimber」「HYBRID FUNK」なのでありました。

で、あらためて昨日クレジットを見たら、びっくりな共通点があって。

偶然ですけど、全部ベースが鈴木渉さんではありませんか!!

かねがね彼の出す音が大好きと思ってましたけど、証明されたなぁという感じ!

もちろん、聴き込むうちに、まだまだ変わっていくと思うけど。

実を言えば、すでにしてどれもイイ!!と選ぶことを拒否しているわたしもいて。

天才堂本剛、本領発揮でしょ!と超真面目に思ってもいて。

好きな人が渾身の想いを注いで作った、そんなアルバムに出会えて本当にうれしくてしあわせなのだけど。

一方で、後で読み返した時に初めの頃、こんな風に思ってたのか?というのがおもしろいかな?とも思ったので、あえて今の段階でのお気に入りをひねり出してみましたよ(笑)

この中で、多分最も異色なのは、「Tonight」だと思うけれど。

この曲だけは音楽全体というよりも、つよしさんの歌声にただただ惹かれてしまいます。

そんなに力を入れて歌っている風でもないのに、圧倒的に歌の力が強い曲だと思います。

ちょっと儚くて、でもどこか太古の昔からの、連綿と続く人間の営みの強さみたいな感情も湧いてきて。とんでもなく惹きつけられてしまいます。

(で、ありながら、なぜか「すみれSeptenber Love」も浮かんできます!土屋昌巳さん、tankで弾かれましたよね~)

そしてそして。

ひたすらCDを聴くのと並行して、これだけはと座ってじっくり見たのが初回特典の2曲のDVDです。

フラゲした日にまず見たのが「HYBRID FUNK」でしたが、すご~く楽しんで見て、最後の最後、「おまけ」というのが始まった時、NG集とかかな?もしくはおちゃらけたものを作ったのかな?と思いきや、ここに本気のダンスバージョンが入っていて。

これに囚われたが最後、どうにも逃げることができませんでした。

 さらに翌日「HYBRID ALIEN」の方も見て見たら、これはこれでまた全然違っておもしろい!!そしてやっぱり曲がイイ!!

 ダンスとセットで見ると、さらに曲のおもしろさがどんどん際立って感じられるようになってきて。

これって、多分つよしさんのダンスと音の親和性というか。

リズムの申し子の本領発揮というか。

大きな特徴なんじゃないかと思ってます。

ダンスを見ながら音楽を聴いていると、彼が聴かせたいと思っているリズムや、その瞬間、注目して欲しいと思っているであろう楽器が自ずと浮かび上がってくるのです。

「視覚的に音楽を感じる」「視覚がさらに音楽を深く知るための手掛かりになる」

とってもおもしろいなぁと思うのです。

その最たるものが、おとといの深夜の「Love Music」。

「YOUR MOTHIER SHIP」の世界観が視覚的に訴えるものも含め、心に急速に雪崩こんできて、もはや逃げられないほど惹きつけられた曲がまた1曲増えました。

その辺の興奮も、その瞬間を切り取った真夜中のラブレター状態のツイートで吐き出したので、これも記念に乗せとこ(汗)

 12時が越えられないわたしが、この日、こんな時間まで起きていられたのは、オンタイムでは見ることができないのに、付き合ってくれた友人たちが、わたしに話しかけ、起こしてくれていたからで(笑)

それがどんなにありがたいことで、そんな友人の存在に常日頃からいかに助けられているか、徹底的に思いだした出来事で。

友人たちには本当に感謝しかないです。心からのありがとうを!♡

そして、何よりつよしさんがとんでもなく素敵で。

彼やバンドのみなさんが奏でる音楽が本当に素晴らしくて。

フルの尺で、あんなに素敵なステージを作ってくださった方々も堂本兄弟のスタッフさんたちとかで、とてもとても愛情を感じたし。

いろんな意味で、ただただ見ていただけなのに、とんでもなくしあわせな気持ちになった夜でありました。

なんだかほんととりとめがないなぁ。

でも、今の気持ちとして残しておきます。

そして。

まだまだ書きたいことがありすぎて。

メモっておこうと思います。

続きを読む

お気に入りのBGM(クラシック編)

一昨日出張レッスンに行ったら、生徒の年中さんの妹が超ハイテンションで迎えてくれて、「いらっしゃいませ~!!」とか言うので、思わずほっぺをつんつんしたら、キャッキャッ!と笑い。さらにハイテンションになってひと騒ぎ。

なんだか知らないけど「りらっくま~っ!!」と怒鳴りながら上機嫌で走り回ってる。おねえちゃんの生徒が「これからピアノなんだからなんとかしてよ!」「うるさ~い!!」と怒鳴り返す(笑)しゅらしゅらばばば~っ!!!

おかあさまが懇願するように「お願いだから、少しは静かにしてくれないかなぁ~」とおっしゃっていて。気持ちはわかるけど、どうにもならないときもあるのよね~なんて思いつつ。

兄妹がいる子たちは、基本普段から小さい子の大声やぐずる声には慣れてるので、生徒の方は一旦集中しちゃえば全然大丈夫、いつも通り。

レッスンはピアノのあるロフトなので、リビングを抜けて生徒と二人、ロフトに上がり、小一時間。

レッスンを終えてリビング前を通りすがったら、何やら先ほどと全然違うムードでシーンとしてて。

おかあさんが「せんせ、ちょっとこっち見て見て~!」と指さした先。さっきのハイテンションなちびっこちゃんが、小さな長四角のソファーとソファーの間に挟まるように入り込んでぐっすりと眠りこけてました。

「びっくりするでしょ?」「あれだけ騒いでて、突然コトっと寝ちゃうんだから、小さいコっておもしろいですよね~」なんて。

ほんとにほんとに。

二年生の生徒も、この日のレッスン中、とてもおもしろ不思議なことを言ってました。

わたしがある曲の、シャープの多い和音のところがとっても上手に弾けたね~と言いながら丸をつけたら「あれ?この景色、きのうの夢でもう見てた!確かにこれだったし、先生夢の中でもおんなじことを言ってた気がする!」と真顔で言うではありませんか!!

「先生のつけた花丸まで夢とまったく一緒!なんで!?」というのでさらにびっくり。

で、わたしは小声で「あらまっ!予知夢?」と言ったのです。

そうしたら、生徒が大きな声で「えーっ!?先生。ゆーちゅーぶで見たんじゃないよ~!!」と心外そうに言うではありませんか!!

「予知夢」を「youtube」と聞き間違える2年生女子。

現代っ子だなぁ。時代を感じました(笑)

生徒は「同じ景色をすでに動画で見た」と言ったのだとわたしが勘違いした?と思ったようですが、それこそそんなの怖いから!(笑)

たまたま洗濯物を持って通りすがったおかあさんとわたしは、かわいい聞き間違いに大爆笑!

でも、生徒はなんで笑われたのかちっともわからず、気を悪くしてぷんすかしてました(ごめんよ~だってかわいかったんだもの!笑)

それにしても不思議なことがあるんだなぁ。

さて。

ひとつ前の日記でも、常に音楽を聴いている話をしましたが、今日はよく聴いているクラシックの話を。

今、わたしがものすご~くよく聴いているクラシックのCDが二枚あって。

一つはこれです。

 

皇帝のレクイエム~フックス:宗教音楽集

皇帝のレクイエム~フックス:宗教音楽集

  • アーティスト: クレマンシック・コンソートクレマンシック(ルネ),ドゥービー(エリザベス),ミルデンホール(パメラ),プレウィット(ステファニー),カリー(ジェームス),クレマンシック(ルネ),クレマンシック・コンソート,クロサキ(ヒロ),ビショフ(アンドレア),リンズベーガー(ハーバート),クケルコ(ドロシーア)
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD
  • クリック: 19回
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 これは、たまたま今年の一月、自分の誕生日の日に、ひとりタワレコに行って買いました。

何をしていた日かと言うと、こんなこと…

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誕生日に「一人オタク活動」。

堂本さんたちのなんと麗しいこと!!とため息をつきつつ、30分くらいあっちからこっちから眺めてから…

その後、タワレコにふら~っと行って。ついでに買い物。

その頃、ルナのことをよく思い出していて「レクイエム(鎮魂歌)」が猛烈に聴きたくなって。

探していたのは、大好きなフォーレモーツァルトのレクイエムの名盤だったのですが、タワレコさんのPOPがこのCDを猛烈に推していて。その熱い想いにほだされて、試聴してみたら、とんでもなく気に入ったので、即買いでした。

確かお値段は定価よりもさらに少しお安くなっていて、900円ちょっと!!

900円ですよ!900円!

総じてどれも素朴で、決して暗すぎないし、とても美しい音楽の数々です。

(堂本さんたちにもオススメしたいくらいです!)

これ、今年の自分への唯一の誕生日プレゼントですが、今でもいい買い物をしたとひとり悦に入ってます(笑)

それからどれだけ聴いたかを考えると、もう元はとっくにとれてる気がします(いやらしい、笑)

 グレゴリオ聖歌っぽいのとか、バイオリンのソナタとか、オルガンのためのシャコンヌとか、そういうのが入っている中に、トロンボーンの曲が入っていて、これがまたとても素敵です。

何か作業をしている時にも邪魔にならないし、静かでとても気持ちの穏やかになる音楽で、なかなかにおすすめです。

 

そしてもう一つがこれ。

 

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」

  • アーティスト: アーヨ(フェリックス),ビバルディ,イ・ムジチ合奏団
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1991/06/25
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログ (2件) を見る
 

 これは、父からもらい受けたCDで、録音は1991年ですって。

元々イ・ムジチ合奏団は大好きで、学生時代とかによく聴きに行ったものでした。

そして「四季」は最近フィギュアスケートの宇野くんがショートプログラムで使っていて、彼の滑りのすばらしさも手伝って、やっぱり「四季」の曲そのものも大好きだと再確認しました。

宇野くんが使った部分だけじゃなくて「冬」ならば、あの穏やかな、暖炉の前に座っているかのような気分を味わえる「Largo」も聴きたいし。

春も夏も秋も、アップテンポの魅惑のテクニックを見せつけられる曲たちも。

穏やかにまどろみながら聴ける曲たちも・・・隅々まで全部聴きたい!!

レコードもかつてたくさん持っていた気がするのですが、実家へ置いてきてしまったし。

その話を父にしたら、「これ、持ってけよ~」と渡されたのがこのCDです。

アーヨ&イ・ムジチ2度目の録音で,LPは空前のベスト・セラーを記録した。あらゆる演奏の中で最も明るく優美でしなやかなのがこのCDだ。音質が良くなってその極上の美しさが一層輝やいている。アーヨの独奏も素晴らしい。不滅の名演,と言ってよい。 

アマゾンのレビューにこんな風に書いてありましたが、確かに!!優美でとてもしなやかな演奏です。

アーヨという方のヴァイオリンの独奏も本当に素晴らしいです。オススメの名盤だと思います。

もう1曲「恋びと」という曲が入っていて、それは初めて聴きました。

こちらもとても素敵な曲です。

こちらも四季もVivaldiです。昔から大好きな作曲家の一人です。

「恋びと」というタイトルの入ったCDを父から譲り受けるというのも、なんだかヘンな感じでしたけど。むふふ。

バロック音楽は、心が波立っている時や、落ち着きたい時。

そしてじっくりと考え事をする時にも向く音楽のような気がします。

バンドに例えるならベースのような、通奏低音の響きがとても好きです。

敷き詰められた毛足の長い絨毯のように安心と安定を運んできてくれて。

やっぱりきらびやかな音色にも心惹かれるけど、支える音たちの方がより好きなのも昔から。

というわけで、最近たまたまよく聴いている、クラシックたちの紹介でした。

雨の日に雨音だけをBGMにするも良し。

少し飽きたらVivaldiに浸るも良し。

今日は朝からしとしとと雨が降っています。

そんなことを書いていたら、クマノザクラを見た後にパソコンを叩いていた人の残像が・・・

あとで時間を見つけてもう一度見たいです。

自分の都合のいい時に、何度でも見れるってほんと素敵♡

Ready!!

週末、予定通りつよしさんのソロライブツアーの当落が出て、一気にソロの季節が始まるんだなぁと実感しました。

武者震い!!

あとは「Go!」の号令待ちという感じの今日この頃。

ここのところのわたしは、もし今年のツアーに参加することが叶わなかったら…という想像だけで、寝込みそうな勢いで(笑)

今年に入ってからは、3月に妹と恒例の、コウイチさんの「Endless SHOCK」に一回行っただけ。

(とても楽しんだのに、これもまだ書けてないです!書きたいです!)

その後は、ほとんど願掛けのように、今年はライブも舞台もひとつも予定を入れず。

自分的に大事なものほど我慢した方がいいんじゃないの?なんて勝手な妄想まで入っちゃって、玉置さんのシンフォニックも泣く泣くあきらめ。

お誘いいただいた斉藤和義さんも、ブルーノマーズさんも、やっぱりあきらめました。

そして…いよいよ当落が出る数日前には、苦し紛れに友人相手にこんなメールを送り付けてました。

たとえライブがはずれたとしたってさ。今年は少なくともCDは出るわけだから。アルバムがあってほんとによかったよ。

アルバムならばさ。少なくとも、あなたは予約されましたが、ハズレました!ってことはないから(涙)

CDは誰でも平等に聴けるってことだよね。

もしライブに外れたら、今年はこの一枚にしがみつく所存!

聴いて聴いて、聴きまくってやる!!

なんだこれ?我ながら怖っ!!

自分のあまりの切実さに、我ながらドン引き(笑)

うなっちゃうと、日記につよしさんごとなんてとても書けなくなってしまい。

さらに思いは内側にこもり。

逆に表面上はヘンにストイックになっていき。

ここのところよ~く聴いていたのは剛紫さんの「美我空アルバム」でした。

つよしさんは以前、このアルバムは、かなり苦しかった時に作ったと発言していて。

6枚目のアルバムで30歳のお誕生日リリースで。

うまく言えないのですが、わたしにとってもまた、どこか特別。

苦しいけれど、力が湧いてくるアルバムでもあって。

初っ端のインストの「美我空」を聴くだけでも、背筋がぴっと伸びて、まだまだいけそうな気がするし。

「Purple Stage」を聴くと、CDよりさらに伸びがあったステージの魅惑の歌声はもちろん、紫色の照明のどこか抑えた美しさまで、まざまざと思いだします。

この時のツアーって、DVDになってないのですよね~今からでも欲しい!!と時々発作のように思っていたら、ごく最近、友人も同じことを言っていて笑いました。

さて。

そんなこんな、自分的ぐるぐるの中(笑)当落が出て。

なんとかつよしさんに逢いに行けることになって。

「神さまありがとうございました!!」と、直接的に願掛けをしていたわけでもないのに、思わず近所の神社にお礼参りに行ってしまいました。

神さまも「え?何が?誰?」と困惑されていたかもです(笑)

 

ラジオでも続々と楽曲たちがかかり始め、音楽ファンとしては、これでもかと待ち焦がれていたので、とてもとてもうれしいです。

思えば「Grateful Rebirth」はリリース以来、どれほど聴いたことでしょう!!

最近の世の中は(誰のということではなく)CD離れ、音楽離れが進んでいるらしく。

家にいる時は、ほぼ一日中音楽を聴いているというと、びっくりされることが増えました。

「うるさくないですか?」と言われたときには心底驚いたのですが、そういう人が増えているんですって。

我が家は、わたしだけじゃなく、子どもたちも二人ともタワレコさんの言葉を借りれば「NO MUSIC NO LIHE.」というタイプなので、それがごくごく普通だと思っていたら、世の中的には、全然そうではないらしいです。

わたしは音楽で仕事をしているし「音楽があることで気持ちや生活が豊かになる」ということを疑ったことはなかったのですが、きのうたまたまTwitterに流れてきたふかわさんのコラムを見て、ああ、こういうこともあるかも?と思ったのがこれ。

なので、特に自分がヘンだとは思っていなかったのですが、耳疲れというのは確かにあるのかなぁとちらっと思いました。

わたしが聴いているもので「耳疲れ」を感じるような類のものは少ないですが、アナログのレコードの時代には、もっと楽に音楽が聴けていたような気がします。

さらに、うちのやっすいレコードプレイヤーでも、つよしさんのアルバムやKinKi Kidsの抽選で当たったレコードを掛けると、音が全然マイルドでやさしいです。

レコードからCDへ。そしてハイレゾへと、どんどん音はよりクリアに、研ぎ澄まされてきた感もありますが、いずれはまたアナログへと「戻ることが未来」な日もやってくるのかも?とひそかにそんなことを思っています。

ちなみに…このコラムでは音楽だけじゃなく、SNSについても言及していて、そちらにも考えさせられることが多かったのですが、おっと、話が大幅に逸れちゃった。

先日来、あちこちでかかる新曲たちは、どれも既存の曲とまったく違うイメージで。

「なんとかっぽい!」というのがひとつもないところが、本当に素晴らしいです。

どの曲もものすごくオリジナルティーがあって、ものすごく印象に残る曲だなぁと思います。

今はまだ歌詞がほとんどわからないので、右脳で直感的に聴いている感じですが、すでにすごくおもしろくて釘付けです。

たとえば、初めてラジオで「HYBRID FUNK」がかかった後、こんなことをつぶやいてました。

このトークから何人かの仲良しさんたちとした会話で。

つよしさんの声が以前よりもずっと深くて芯がある声になったよね。

特に低音がとても素敵になった気がするね!

その声をまた上手に使いこなしてるよね~なんて話になったり。

若さゆえの色気から、人間としての深みを増して生まれた新しい色気のようなものがあるよね!とか。

ほんとセンス抜群だねとか。

「Music Climber」の出だしといい、まずは魅惑の歌声(しかも超個性的!)にガーっと掴まれて、そのまんまつよしワールドに連れていかれちゃう感じがたまらないね!!とか。

言い出したら止まらない感じに散発的につぶやいたりしています。

そして、一昨日、昨日とつよしさんのソロラジオや、ももクロちゃんのラジオでも続々と曲がかかり始め、日々これこそ一押し!と思う曲はころころ変わり、翻弄されています。

ああ、幸せだなぁ。

ちなみに今日は朝からずっと「HYBRID ALIEN」がぐるぐる。

山下達郎さんも参加されたこの曲は、とにかく音がいろいろとおもしろくて、刺激的でクセになるタイプの曲だなぁ。

まだ全貌は明らかになってませんが、いろいろほんとに楽しみです。

今はざっくり聴いているこの曲たちを、詞をひとつひとつ噛みしめながら聴くのでしょう。

さらに、久しぶりにたくさん出そうな雑誌のレビューや、ライナーノーツを見ながらじっくりと聴き。

暗喩を見つけたりし、また違う印象が生まれ。

それをここで語ったり、友と語り合ったりするのもまた楽しみだし。

じっくりと聴き込むにつれ、どんどん感想も変わっていくかな?

そんな日々の到来を「ようい!」の姿勢のままひたすら待っている今日この頃。

「ドン!!」の準備は万端です!(笑)

レッスン室、近況報告!

ここのところ、火曜日から木曜日がとんでもなく忙しくなっています。

昨日は5人。大きい子も多いし、全然手がかからなくて、ピアノの先生としてはとても楽な部類の生徒たちなのですが、ひとつ大問題があって・・・

水曜日の子たちは、レッスンが終わっても、どの子もなかなか帰らない(笑)

揃いも揃って次の子が来るまでガンとして動こうとしないのです。

あんまりスケジュールがギューギューになるのはイヤなので、余裕を持たせて、次の子との間を最低10分から15分は取るようにしているのですが、この合間が結構主婦にとっては貴重で。

たとえば洗濯ものを取り込むとか、たたむとか。

味噌汁くらいなら作れるな!とか。

普段はいろいろ計算しているのですが、水曜日はまず何もできないと考えた方がよくて。

始まりは少し遅めで16時半ですが、最後の生徒が20時過ぎに帰るまで(ほんとは19時45分には終わってるはず!)どうかするとトイレにも行けないくらい、まったく隙間がなくなってしまいます。

小4には小4の話したいことがあるし、小6には小6の。中2には中2の話があって。

小4の子たちはまさしくギャングエイジ真っ盛り。徒党を組んで遊ぶので、誰が来ないだの、誰と誰がクラスが離れちゃっただの、話したいことは山ほどあるらしく。

昨日なんて、送りに出たまま外でしゃべってたら、火曜にレッスンを終えた同級生の双子たちまで合流して、メダカトークから新しい音楽の先生が頼りない・・・と口々に言う!言う!(笑)

小6の3人衆は、どの子もピアノは群を抜いて上手いけど、反抗期も手伝って、仲良しのくせに猛烈にけん制し合っていて。

このところ、お互いに対する内緒の愚痴がそれぞれあって。

すごい努力家で、双子のおねえちゃんで、常に多方向に気を遣ってるちーちゃんは、天才肌でたいして努力せずともいつも一番を持って行ってしまうみさきちゃんにいつも怒ってる(笑)

何があっても我関せず。男の子みたいにさっぱりしているモカちゃんは誰からもとても人気があって。

2人それぞれから自分の方へ引っ張ろうとされているけど、まったくマイペースで頓着せず。

自分の方へ引っ張ろうとするふたりをこっそり「ウザっ!!」と思ってる(笑)

先日は、普段はかなり成績がよいそうなのに、珍しくとんでもない点数の算数のテストがレッスンノートの間から出て来て、わたしはぎょっとしたけど本人はまったく構わずで、にっこり。

「あのね~ここ見てみて!どうみても割り算なんだけどさ、めんどくさいからぜ~んぶかけ算でやっちゃったんだよね~そしたらこの点数!笑える!」だって。

お母さんは激怒だったそうだけど、本人ちっとも堪えちゃいない(笑)

むしろお母さんがギャーギャー言ってた!と笑ってる。

この子の愚痴の元はいつもお母さん。姉妹のように仲良しだけど、親子喧嘩もとても多くて、なんとか支配下に置きたいお母さんと、時々こういうことをしてへらへらしてる、柳に風のモカちゃん。

実は親子の相性がいいんじゃないの?と思っているわたしです(笑)

3人目のみさきちゃんは、「うさぎとかめ」のたとえを引き合いに出して「うさぎで何が悪い!」「昼寝してたって勝ちゃいいんだよ!」と居直ってるし(笑)

いえいえ。その実、ほんとは小心者の偽悪者で「普通にとってもいいコのくせに!」と、わたしは思ってる(笑)

自分さえよけりゃいい!と豪語してるけど、ほんとは「みんなと」がとっても大事なみさきちゃん。

それぞれ裏表のない、とってもいいコたちなのだけれど、むずかしい時期だよね~という感じ。もちろんそれぞれから聞いてる話は内緒です(笑)

そして中2の子たちは反抗期も終わり、ここ1年ほど急に扱いやすくなってものすご~く平和で楽しいレッスンが繰り広げられていますが、そろそろ進路や要になった部活のことなど、吐き出したいことをいっぱい抱えてやってきて。

そんな話をするのは、レッスンが終わってからだから、本来15分では足りないくらいだけど、そもそもわたしはピアノの先生なわけだから(笑)ほとんど聞いてるだけでおしまいで、生徒の方もアドバイスを求めるというよりは「誰かに話したい!」を満たせば満足みたいなので、ずっとこんな感じです。

おかげさまで、うちの生徒じゃない生徒の友達の名前もほぼ知っていて。たまに紹介されてうちの生徒になると、もうその子についての基礎知識はばっちり!ということもあったりして、おもしろいです。

そして今日は木曜日。

KinKi の…ではなく、うちの教室の「こーちゃん」やその子の弟のせいちゃんからスタートして。

4年生のこゆうちゃん、もう6年生になったモカちゃんときて、最後の締めは、これまた4年生になって、すっかりおねえちゃんになった、ことちゃんです。

多分場面緘黙症なのではないかな?とお母さまも思ってらっしゃるこーちゃんは、相変わらず同じ通学班の子たちに聞いても、まったくしゃべってない模様で。

学校でもとんでもなくおとなしいらしいですが、わたしは何度聞いても信じられない。

話し出すと止まらないし、納得しなきゃテコでも動かないし。

どうしても弾かせたい曲でも興味がなければ決して弾かない…かと思うと別の日にはスイッチが入って止まらない(笑)

うちでは、ペシペシ背中を叩いてきたり、結構わたしにもおうへいな口をきいたりするので、あんまり心配もしてないし、むしろわりと雑に扱っていて(笑)

それは多分、外では腫物みたいに扱われてるんだろうなぁと思っているからで。

逆にいつも「この子はしっかりしてるし、全然大丈夫ですから!」とお母さまに片付けられてる、弟のせいちゃんの方がまだ幼稚園児のわりに、いつも我慢していることが多いように見受けられて。

むしろ細心の注意を払って、感情の動きとか気にしつつ見ているのは、この弟くんの方です。

この家にはまだ下に二人の妹がいるので、抱っこは3歳までと言われてて、泣こうがわめこうが一切抱っこもしてもらえないそうで。

一度、お兄ちゃんにぼろくそに言われて泣いた日に、いつもやっている歌の手遊びを抱っこしたまましてあげたら、控えめに、だけどたいそう喜んで、時々「あの抱っこの手遊びやりたいな♡」と甘えてきて、かわいいです。

2人とも妖怪ウォッチのゲームに夢中で。

以前に一度「その妖怪はどんなの?」とうっかり聞いてしまったがために、ここのところは、毎回ふたりから妖怪の英才教育的レクチャーを受ける羽目になっているわたし(笑)

で、いっぱい教えられても、ちっとも妖怪の名前や特徴を覚えられないのも相変わらず。

こんな風に、何度聞いてもちっともキャラが頭に入って来ず、生徒に毎度怒られてたパターンがあったなぁと思いだしたのがかつて大流行した「とっとこハム太郎」だったのでありました(笑)

あの時も「これは誰でしょうか?」攻撃にさらされて、大変だったなぁ(笑)

ハム太郎現象、再び!!

覚えの悪い先生は、毎週のように「おさらい」をさせられてますが、相変わらずぜ~んぜん覚えてません。毎度二人に怒られてます。

さて。

お兄ちゃんのこーちゃんは、うちに来るようになってすぐ、ピアノが大好きになり。時々スイッチが入ると、わたしの話が聞こえなくなるくらい、入りこんでしまいます。

そうなったら、しばし見守って、おかしな方向に行きそうになった時だけ、修正するくらいの方がうまくいくことが常。

ご機嫌の多少の上下はあるものの、ピアノの本も2冊目、3冊目に入り、とても順調と思っていたら…

数週間前に、とんでもなく袋小路に入り込んで、感情が大爆発する事件がありました。

たまたま、宿題に出した曲が、家では弾けたらしいのに、うちのピアノでわたしの前では、何度弾いてもうまくいかなかったことが原因だったらしいです。

5回目くらいまでは黙って見守っていて。

8回目くらいまではなんやかんや口を出し。

そのうち、癇癪を起して「うるさい!!」と手を払いのけられて…うわぁ、ヤバいかも?と思い始めたものの、そうなっちゃうと止まりません。

15回は弾いたかな?とはいえ、もう本人が自分に怒っているから、まったくうまくいくはずもなく。

突然グランドピアノの下にもぐって、出て来なくなっちゃった!

下の遠くの方で吠える!吠える!

涙声になってるし!!

うわぁ、困ったぞ!

「オレ、もうここから動かない!今日はせんせいのうちに泊まる!」とか言ってるし(笑)(結論がうちに泊まる!なのが妙にかわいいわけですが、笑)

その時点でもう次の子が来る10分前。

「次の子、来ちゃうよ~」と言ったら「いいもん!!」「来たらいい!」「オレは動かないよ!」と妙に強気なこーちゃん。

う~ん、これは困ったぞ!!

とっさに「次は誰だっけ?」と考えるに…そっか3人姉弟の一番上のこゆうちゃんだから、ぐずる小さい子には慣れてるはずだし。

とってもおおらかな子なので、違う子がいるだけで動揺しちゃったり、集中できなくなるタイプでもないし。

万が一こーちゃんががんばっちゃって帰らなかったら・・・

このまんま、彼がピアノの下にいるまんま、こゆうちゃんのレッスンをしてもいいかも?と思い始めたところで、ピンポーン!と宅急便屋さん。

ハンコを押してる間にこーちゃんは、弾かれたように荷物を持って、一言も何も言わず、家に帰ってしまったのでありました(笑)

きっと帰るタイミングを失っちゃってたんだなぁ。

というわけで、生徒同士のニアミスは避けられたわけですが、あそこまで追いつめられる前に止められなかった自分にも、ちゃんと話をせずに帰してしまったことにも、ものすご~く凹んでしまい。

この日のその後生徒が次々来る中で、どんどん後悔の念が襲ってきて。

あとはことちゃんを残すだけという段になるころには、もうぐったり。泣きたい気持ちになっていたのです。

ところがところが。

最後にやってきた、ふわふわのワンピース姿のことちゃんが、満面の笑みで「せんせ~っ♡」と伸びあがり、抱きつきながら入ってきて。

一気にご機嫌が直る現金なわたし(笑)

多分、ここのところ、最も成長著しいのがことちゃんです。

ことちゃんのことは、ふぇるまーたでも何度も書いたけど、最初の頃、こんなに苦労したコはいないかも?というくらい、いろいろいろいろあって。

ピアノに向かうまでが大変!なんてこともあったのも今は昔。

一度心を開いてくれてからは、何をするにも全力投球。

自分からオーディションに立候補して、ピアノの伴奏をしたいと言ったりするまでに成長しました。

残念ながら、ものすごく上手い子がいる学年で、そのオーディションには受からなかったけど、気がついたら、お友達もたくさんできて、誰とでもおしゃべりができるようになったし、今ではまるで凪いだ海のように、いつも安定した中身の濃いレッスンができるようになっています。

そうそう。もう一つ大きな変化があって。

それはパパがことちゃんの送り迎え担当になったこと。パパはピアノ屋さんで働いていて、ついついピアノのことをよく知っているものだから、ことちゃんの家での練習に口を出しては泣かしてしまう…という事態を繰り返していて。

どうなることかと思っていたのですが・・・ことちゃんが上手になるにつれ、ことちゃんもパパとの練習を楽しみにするようになって、今ではことちゃんのピアノ教室担当は、ママからパパになりました。

ご両親がフルタイムで働いているので、ことちゃんは遅くまで学童にいるので、レッスンのスタートが遅く。

真っ暗になってから来るので、帰りもパパがお迎えに来るようになりました。

帰り際に必ず「今日の『こと』はどんな風でした?」と聞くパパ。「こんな風でした!」と話をすると、とても喜んでくださいます。

ことちゃんが1年生の頃は、「パパめ~っ!!少しは黙っててもらえないかしら?」なんてしょっちゅう心の中で悪態をついていたわたしだったのが…

3年後にこんな風にパパといい関係になっているとは想像もできなくて、いつも胃がキリキリしていたのがウソのようです。

やっぱり物事には、一定の時間がかかることもあるんだなぁと勉強しました。

レッスンがなかなかうまくいかない間も、やめる!とは言わずに、お月謝を払い続け、見守ってくださったご両親にも感謝です。

さて。

そのことちゃんがその日、レッスンの終わりに、不意に「こーちゃんはどう?」と聞いてきました。

ことちゃんの友達の一人がこーちゃんと同じ通学班の双子ちゃんの片割れで。

「昔のことちゃんみたいに、学校ではしゃべらない子がいるんだよ!」と聞いたらしいです。

「でも、先生とは最初から普通にしゃべってるんでしょ?」とことちゃん。

「えっ!?なんでわかった?」と聞くと、にっこり笑って「わかるから~」としか教えてくれない(笑)

何がよくってどこがダメなんだか、できることなら「ことちゃん先生」にわたしの方がいっぱい相談したいくらいで。

かなり食い下がったのですが、結局はその秘訣は教えてはもらえませんでした。

ただ謎めいた顔で「大丈夫でしょ!?」と言うばかり(笑)

でも、その確信に満ちた口調になんだか励まされたような気になって。

わたしがこーちゃんに上手に接することができていないにしろ、経験者の「ことちゃん」が大丈夫と言うのならば、大丈夫かも?と根拠のない安心を覚えたりして。

この日はほんとにことちゃんに「ありがとう!」と思いました。

とはいえ、その後も翌週こーちゃんがどんなテンションで来るのかさっぱりわからなくて。

とんでもなく気を揉んだのですが、こーちゃんは弟のレッスンのおしまい頃に、酔っ払いのようなテンションで乱入してくるという荒業に出てくれて(笑)

せいちゃんと共に、「なんだーっ!?このテンションは!!」と、ギャーギャー言っているうちに、わたしとも元通り。

ありがとう!こーちゃん!と思いましたのことよ。

まだまだしばらく、浮き沈みがあったり。

うまくいったかと思うと、次にはまったくうまくいかなかったり。

予断を許さない感じですが、そうは言ってもだんだんに、安定的にレッスンができるようになるといいなぁと思っています。

というわけで、怒涛の木曜日は、3時からスタート。

今日も無事にレッスンが終わりますように。

(最後はいつも神頼み!!笑)

ボケボケにもほどがある!

今日は肌寒い一日でした。

久々に、生徒に「手が冷たいから先生温めて~♡」と両手を出されて、ぎゅーっとして、温めてあげました。

最近仕事の量が急に増えたので、めちゃくちゃ眠くなるし、あまり日中がんばりすぎないように気をつけています。

それでもやっぱり仕事をして筋トレをしてご飯を作って片付けて・・・といろいろやっているとあっと言う間に時間が過ぎて、すぐに眠くなって、あんなに楽しみにしていたのに、昨夜はどうやってもどヤまで起きていられず。

というか、全然ダメで、11時には寝てしまったという体たらく。

今朝になって聴きました!

今のわたしは、ケンタッキーは目は欲しくても、食べるととんでもなく胃もたれしそうで(笑)なかなか手が出ないのが常なのですが…

我が家には実は無類のケンタッキー好き(オット)がいるのです。

なんでいい歳してそうケンタッキー好きかね~!?と常々オットには呆れてましたけど(笑)

そういやつよしさんもそうだった!

これからはオットに「ええまたぁ?」「勝手に行けば?」とは言えないな(笑)

次回はぜひぜひくっついて行こう!(現金!笑)

コールスローやビスケットあたりならいけるかも(笑)

それにしても、3万円ぽ~んとプレゼントしちゃうコウイチさんってばスゴイ!!

ケンタッキーを選んだところにも、相方愛を感じたし、そこにいくまでの、なんとなくいつもと違うソワソワしたテンションも…正直で愛らしい人だなぁと思います。

そして、目を輝かせて喜んでるんだろうなぁ!というのがラジオなのに見えるような・・・弾んだ声で目の前の相方にお礼を言うつよしさんもまた素敵。

こういうのを聴いてると、ふたりとも昔から全然変わらなくて。

いい意味でなあなあ過ぎることもなく、ちょうどいい距離感で、なにより人としてとてもまっとうで。そういうところも好きだなぁと思いました。

さて。

今日は久々にレッスンの前に都内へ。

友人たちと会って、たくさんおしゃべりもできてとてもいい日、ああよかった!!で終わらないところが最近のわたし!

そもそも起き抜けに、6時にご飯が炊けてなくてびっくり。

ランプが点滅しっぱなしになっているではないですか!!

よく考えたら多分予約の時間をセットした後に炊飯ボタンを押して寝るのを忘れたらしいです。

超凡ミス!!

年に1回くらいこういう日があってパニックになるのも毎度のこと。

なので、最近はチンできるご飯を常備してあるので、何事もなかったかのように、いつも通り6時半には出勤するオトートになんとかお弁当を持たせた・・・というのが一つ目。

この時点で、もっとひどいのが控えているとは思っていなくて、これは恰好のネタと思っていたのですが、まあこんなのは序の口だったのでありました(呆)

その話は置いておいて。

ちょっと早めに逢える友人と先に池袋駅で待ち合わせて、西武百貨店空中庭園へ。

topitane.ne

ありました!!水連。お花の時期にまた行きたいと思いました。

さらにツツジとか、ネモフィラとか、シクラメンとか、たくさんの花が咲いていて、ショップには多肉もたくさん。

友人もわたしも花が好きなので、なんやかんや言いながらひとしきり見て回っていたら、隅っこにお稲荷さんがあるではありませんか!!

伏見稲荷と書いてあり、お参りしようと思ったら…財布がない!!!

また、やってしまいました(涙)

これで、二度目です。

前回は別の友人とソラマチに行った時。あれは確か、久本さんのブンブブーンでコウイチさんが財布を忘れた直後の出来事でした(笑)

今回は図書館の本やらウォークマンやら、モバイルバッテリーやら、レッスン用のノートやら、いらないものは山ほど入っていて、バックはとても重かったのに、財布が入っていないとは!!

たまたま往復分強のパスモは持っていたので、往路は事なきを得ましたが、このままではランチはおろか、帰りの電車には乗れても駐輪場の100円すら払えないという…

というわけで、「財布を忘れて~愉快なサザエさん♪」状態。

もちろんちっとも愉快じゃなくて「はた迷惑なレインさん♪」なわけです。

で。

「レインちゃんの分もお賽銭入れといてあげるし、今日使う分は貸してあげるから。」

間髪入れず言ってくれる友人のありがたさよ!

茫然としつつも、かといって、もう出てきちゃったものはどうすることもできないので(大汗)やさしい友人に感謝しつつ、何事もなかったかのように一日を過ごし・・・(「朝と同じく」です!日にいくつやらかすんだろ!わたしってば、笑)

家に帰ってくるなり速攻で郵便局へ振り込みに行きました!(平身低頭!!)

お参り後、気を取り直して多肉販売のコーナーでウインドーショッピング。

おもしろい多肉植物がいっぱいあって、こちらもまた見て回るだけでとても楽しかったです。

7万円とかするものもあって茫然としたり。

こんな花が咲くんだね~と初めて見たものもたくさんあって。

フードコートのごはんもおいしそうでしたよん。また機会があったら、ちゃんと財布を持っていきたいです。

さて。

その後、他の友人たちとも合流して、ランチに。

tabelog.com

ビーガンのレストランなので、ヘルシーでおなかにもやさしくて、しかも味もとってもおいしかったので、大満足でした。

デザートはティラミスを食べたのですが、ビーガンってことは生クリームじゃないはずなのに、クリームもとてもおいしくて。コーヒーが苦手な友人もこのティラミスは大丈夫だと言ってました。

どうやって作ってるんだろう?という想像話でひとしきり盛り上がったり。

(材料については秘密なのか、細かくは書いてなかったです!)

ちなみに別の友人が食べていたプリンは、くずが入っていると書いてあって、そちらもとてもおいしそうでしたよん。

お店は広々とした清潔な空間で、明るかったし、とても居心地がよかったです。

個室もあるそうで、ちょっとした会をするのにもいいかも。

なかなか逢えない友人たちと、レッスン前のつかの間の時間でしたが、時間に制約があるくらいでちょうどいいかも?と思いました。数時間だからこそ、大事に時間を使おうと思うし、そんなに疲れないし。

 いつぶりかと言うと、年末の東京ドーム以来。

久々にあの時に一緒にライブを見たメンバーで逢ったけど、特に久々という感じでもなく。

ああ、やっぱり時々はこんな風にみんなで逢えたら楽しいな~♪としみじみと思いました。

それにしても財布!!

家に帰るとすぐ家計簿をつけるのはいいのですが、かばんから財布を出して、別のところにしまいこんでしまう癖がついていて。

時々財布を持たずに筋トレに行ったりもしてしまうのですよね~

筋トレは1時間半以内に駐輪場を出れば無料なので、なんとかなるのですが。

さすがにお財布を持たずに電車に乗っちゃダメでしょ。

でも、またやらないとも限らないので・・・

これからは、パスモと一緒に、あるいは手帳に挟んでお金を入れておこうと思いました。

懺悔!!!

さて。

さっそくたくさんの拍手や、拍手コメント、ありがとうございました。

とてもとてもうれしいです。

今後ともふぇるまーた共々、どうぞよろしくお願いします。

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ルナのこと

少しずつ、日々新しいサイトをいじっています。

もうちょっとしたら、アイコンも久々のソロモードに替えるかも。

先日アネがたまたまわたしと一緒につよしさんの公式サイトを見ていたとき、クリスタルくーさんが出てきて、たいそう喜んでいました。 

ソロ時期っぽいくーさんが入ったふぇるまーたのアイコン、作ってあげようか?と言ってくれたので、手作りケーキ払いで(笑)近々、お願いしようと思います。

最近自分の考えを書くことが少し怖くなっていたのですが、そもそもあんまり自分のことを話すのが得意じゃなくて。

あえて自分語りの練習として日記を始めたことを思い出しました。

初心忘るべからずです。

リハビリとして、とりあえず書きやすいことからだんだんに書いて行きたいです。

引っ越しに伴い、こちらのサイドバーにも拍手へのリンクを張りました。

y.s.さま。いつも拍手コメント、ありがとうございます。

そして、ふぇるまーた時代からたくさん拍手ボタンを押してくださる方々にも心からの感謝を!

コメントと違い、わたししか読みませんので、ツッコミの場、交流の場として、今後ともご活用いただけたらと思います。

 

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さて。

これは、生前のルナの画像です。

先日そういやルナもミントも画像はいっぱい撮ったけど、写真を飾ったりしてないね!という話になって、歴代の猫たちの写真と共に小さな額に入れて、棚に並べました。

ルナがお星さまになったのは、忘れもしない昨年の9月1日で。

ちょうど2学期の始まりの日で、生徒が続々聞いて欲しいことをいっぱい持ってやってくる日で。

当時自治会の班長でもあったので、回覧板を回す日で、広報を配る日で。

さらに、家計簿のまとめをして、銀行や郵便局を回って記帳したり、わたしの細々とやっているピアノのお月謝やアネとオトートから家に入れてもらっている5万円ずつを通帳に入れる日でもあり。

今思い出してみても、本当に忙しい日だったわけです。

そんなバタバタの日のレッスン中に眠るように境界線を越えたルナ。

その瞬間から…というより、お別れを意識し始めた頃から、少し油断すると、とんでもなく落ち込むのは目に見えていて。

よくも悪くもオトナだし、それからの日々もとても忙しかったので、ピタっ!と心にふたをしてしまいました。

そんなこんな、表面的には穏やかな日々は続いていましたが、もちろんふたをした感情もなくなったわけではないから。

折に触れて心の前面に出てきてしまうわけで。

つよしさんちのタイソンくんやケンシロウの話だったり。

コウイチさんちのパンちゃん話だったり。

Twitterでよく見ている「はなももさんち」のうら若き猫、ミンニーさんがもうあまり時間がないと知った時も・・・

日々、ご家族やほかのネコたちとの交流やお別れ。

命がけの闘いの日々を追体験させてもらいつつ、ルナとの最期の日々をもう一回巻き戻しているような感覚に陥ったり。

そのたび、平気な顔して暮らしてるくせに、まだほんとには乗り越えてないんだなぁなんて思いつつ。

そしてそして。

今年の4月がやって来て、自治会の引継ぎをしました。

もう5月からは1日が来ても広報を配ったり、回覧を回したりしなくていいんだなぁと思ったとき、不意にとんでもなくさびしくなったのでびっくりしています。

(うちの自治会では、4月1日の広報までは前の班長が配ります!)

もちろんもっと自治会の班長でいたかったわけではありません(笑)

自治会の班長を手放すと同時に、ルナの記憶まで薄れてしまうんじゃないか?という恐怖が、よぎったのでありました。

もちろんそんなことあるわけないのですけれども(笑)

あんなにいろいろと面倒ごとに巻き込まれ、早く終わらないかなぁと思っていた自治会ごとをこんな風に思う日が来ようとは!!(笑)

で。

一瞬寂しい…と思ったものの、いやいや、もう一つ、ルナの置き土産があるじゃないか!!と気がつきました。

それがまさしく家計簿です。

fermata.hatenadiary.jp

この時に始めたやつ!これがまだ続いていて、まさしくさっきまで家計簿と格闘していたのですが。

これもまた、あの9月1日のルナとの思い出とリンクしていて、忘れたくないものとなってしまいました。

1日が来て、銀行を回ったり、家計簿の締めをすると、必ずルナのことを思い出すのですが、ぎゅっと痛いけど忘れたくない出来事でもあって。

ルナ先生がくれた、とても素敵な置き土産かも?と思い始めています。

これを続けている限り、どこかでルナと繋がっているような…

いえいえ。

自己満足なのですが。

自分の感情との付き合い方なんて、こんなものかもしれないと思う今日この頃。

自分の心を騙したりなだめたりすかしたりしながら、日々の積み重ねで少しずつ乗り越えてゆく。

最近猫のかわいい画像を見たり、動画を見たりするたびに、ああ、いいなぁ、猫のいる暮らし!と思ったりはするのですが、一方でまだいいかな?もういいかな?バロンもいるし!という気もしてて。

何より毛だらけになった寝室とか、お出かけの前にコートをコロコロしなくていい快適さとか(笑)

猫砂とか餌もバロンのだけでよいとなると、かなり楽だわ~とか。

いろいろ自分に言い聞かせつつ思っているところです。

そして、4月11日のLFでまた、いろんな感情を思い出しました。

 つよしさんの中にもずっとケンシロウやタイソンがいるのでしょう。

「逢いたいよ」

 願う桜の木の下で

 「春涙」。

つよしさんは、今は歌えないかも?と言っていたけど、またいつか、ライブで聴ける日が来るといいなぁと思っています。

名曲中の名曲だもの。

そして、さみしい話ばかりじゃナンなので。

くだんの、はなももさんちの楽しいツイートを張らせていただこうかと。 

この方のツイートを辿っていただくとわかるのですが、このラクダに乗っている猫、ミンナークさんは、お星さまになったミンニーさんの姉妹猫です。

ラクダの親子もミンナークさんをはじめ、たくさんのネコたちも、UAEの砂漠のはなももさんの家で暮らしています。

ラクダの親子ととても仲良くなって、今では親友。毎日ラクダに会いに行き、とうとうラクダに乗りこなし、一緒に散歩に行ったりもするミンナークさん。

寂しいことも起こる毎日だけど、新しい楽しいことが起こるのも毎日で。

何が起こるかわからないからこそ(いろんな意味で)今日が大事なんだなぁとしみじみ思うこの頃なのでした。