気がつけば梅が咲いていました。
まだまだ咲き始めですが、とてもきれいです。
この画像はきのうのものですが、今日は一転雪模様なので、春ですよ〜♪とふんわり香りを漂わせていた梅もさぞかし「こんなはずじゃなかった！！」と思っているのではないでしょうかね？
桜のつぼみもだいぶふくらんでますが、この時期は季節が行ったり来たり。植物も大変だなぁと思います。
お花と言えば…
撮り方も花瓶への放り込み方もとっても雑ですけど（笑）これ、オットが誕生日に買ってきてくれたもの。
高級感あふれる感じじゃなくて、かすみ草とか小さな蘭とか、小さな花々をわ〜っと量陳列。
まだまだ全然元気です。
ついでにアネからも手作りのクッキーをもらいました。
何年か前にふぇるまーたでもお馴染み、年の離れた双子の妹（笑）さとこ嬢に教えてもらったレシピは母から娘へと受け継がれてます。
このバターも泡だて器も使わない、ヘルシーな材料だけで作った素朴なクッキーは我が家の大事な味になりました。
お誕生日と言えば…「真田十勇士」観劇の帰りにここに行ってきました。
（真田十勇士の話も書きたいのですが、確かまだ大阪公演中で、これから行くと聞いている友達もいるのであえて触れません。）
渋谷のパルコで開かれていたみうらじゅん氏の「国宝みうらじゅんいやげ物展」です。
何が「国宝」なんだかさっぱりわかりませんが（笑）確か以前みうら氏が「国宝」ってつけるとなんでもすごく見えてくるよね！といつかのラジオで言ってたのを思い出してくすくす。
勝手にくっつけてもいいものなの？という気もしますけど、堂々と書いてあるところをみるとダメってことはないのでしょうね（笑）
ちなみに「いやげ物」とはなんぞや？と思われることと思います。
パンフレットにはこう書かれています。
土産物とは、そもそも買った者も貰った者も大喜びする前提で作られるべきものなのですが、どうもイマイチ。
いや、それどころか「一体、誰が買うんだろう？」と店先で疑問を投げかけてくるものがあります。
それがすなわち『いやげ物』であって、
私は何十年にも渡り日本各地を回って集めてきました。
ね、この文章だけでもわくわくするでしょ？
中には名？迷？コレクションの数々が所狭しと並べられていて、真面目に見始めたらいくら時間があっても足りません。
たとえば「悲しい軽さ」と書いてある金プラの世界のコーナーには明らかに縮尺がおかしい、小さな東大寺の隣に巨大な鹿みたいな置物があったり、ものすご〜くちゃちぃ置物の数々。
カスハガ（苦し紛れの郷土愛と書かれてますが、絵葉書セットの中のいらない写真のこと）のコーナーでは…
一般人がいっぱい写ってる、これ売り物にしちゃダメでしょ？なはがきのコレクション。
たとえば女湯にこれでもかと一般人のおばあちゃんがつかってて、笑顔でこっちを向いてる写真とか、知らないおじさんが踊っているだけの写真とか…一枚一枚、いらない…いらない…とつぶやきつつ、面白すぎてゲラゲラわらってしまいました。
ヘンヌキ（へんな栓抜き）の世界に至っては、色っぽいヤツ、ただただ重そうなヤツ、いろいろありましたが、一様に使えない感じなのがおもしろくてわくわくしました。
その他にもキャッチコピーだけでも笑えます。
ユノミンの世界（普通に湯飲めん）、イナキャラ（おらこんなキャラ嫌だ）、プリ貝の世界（貝のから騒ぎ）。
途中にスライドショーのコーナーがあって、みうらじゅん氏がスライドの中で、隣に色っぽいマネキンアシスタント嬢を置き、ふたりでいやげ物について談笑してました。
この手の展示会のスライドショーのコーナーは、たいがい途中から行っても全然座れることが多いのですが、カーテンをくぐって入ってみたら、端から端まで人でいっぱいでした（笑）
そして老若男女、若いお兄ちゃんもお嬢さんたちも、おじさんもおばさんも、みんなみうらさんのいやげ物トークを聞き、いやげ物映像を見るたびに、一様に微苦笑、爆笑。くったくなくあはあはあは！と笑っていて、ああ平和だ！いい世界観だなぁとうれしくなったのでした。
そういえば…パルコの外であるお方をお見かけしました。
なんとキングコングの西野くん！！
そうなんです。この日、彼が8月9日の日比谷公会堂のチケットを手売りしている姿にほんとにたまたま遭遇したのです。
観劇を終え、てれてれ歩いてパルコの前まできたら…そこにいるではありませんか！！
Twitterで彼が一生懸命ご自分の独演会のチケットを毎日売って歩いているのは知ってました。
小喜利でつよしさんと絶妙なトークを繰り広げていた彼をステージで見た日はほんのちょっと前のことです。
常日頃の言動を聞いていても、骨っぽい、ちゃんと自分のある方だなぁと思うし、なにより人頼みじゃなくて、ひとりでも前例がなくてもひるまず行動を起こす、そのパワーは本当に素敵だと思っていて、応援したいと思いました。
8月の予定がさっぱりわからず、買ったのに行かないなんてことになったらそれこそ失礼だろうと思ったので、迷った末、今回はチケットを買うことはできなかったのですが、今年のスケジュールがだいたいわかったタイミングでまだチケットを売っていたら、ぜひぜひ買いたいと思います。
ちなみに西野くん、ほんとに一人でパルコ前でチケットを売ってらっしゃいました。
わたしたちが通りがかった時は５〜６人の人がお買い上げしてましたよ。
あまりにふっつーにそこにいるので、大騒ぎしている人はいませんでしたが、やっぱり普通の人じゃないなぁというオーラがあって、素敵でした。
がんばれ〜っ！！と友と二人、心の中でエールを送ってきましたよ。またご縁があるといいな。
