ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 TU FUNK TUOR 2015 8.10 渋谷公会堂 その1 (まだまだプロローグ・・・えっ!?笑)

朝、着ていくタンクトップのレースのブラウスと赤いニットにアイロンをかけようとしたら、オットが横から取り上げて「オレの方が絶対に上手いから、かけてやるよ。」とアイロンをかけてくれました(笑)

オットにアイロン掛けをしてもらった服で大好きな人のライブ参戦!!(笑)

なんだかんだ言って、オットの手のひらの上で転がされてる?という気がしないでもなかったですが(笑)感謝しつつ、いそいそとつよしさんに、そしていい声、いい音たちに逢いに行ってきました。

さて。

ライブについて書き始める前に、ひとつだけ。

前の日記にもたくさんの反響をいただき、いつも本当にありがとうございます。

その中で、実はご本人にとっては、とっても深刻なんだろうなぁと思える拍手コメントをひとつ、いただきました。

本当はメールなどで個人的に返信すべきかもしれない内容ですが、お名前がなかったし、メアドももちろんわからず。
もしかしたら、こんな風に日記本編で返信するのは逆に失礼かもしれないと思い。
どうするのがベストが考えているうちに、日にちが経ってしまいました。

とはいえ、同じ人のファンの一人として、放ってはおけず。
これから書く文章を、その方にも多少なりとも気持ちよく読んでいただくために、あえて最初に触れさせていただこうと思います。
わたし自身の感想とは一部ちょっと離れる部分もありますが、どうぞご了承くださいね。

この方はわたしと同じ渋谷初日に一日限りで参加されたのだそうです。

「くたくたになりましたけど、とても満足して帰ってきました。」

最初の方はこんな文章でした。

「わたしと一緒!」握手したい気持ちで読み進めていたら・・・

翌日、翌々日と、ツイッターなどでレポを読むたびに、連日行った方々が「渋谷初日よりはずっとよかった」とか「よくなってたよ!あの10日はなんだったんだ?」「初日はあまりよくなかったのですが、今日は満足しました。」「バンドメンバーがこの日の方が充実してた!」「このメンバーの日で当たり!」などといろいろ言ってらっしゃるのをあちこちで目にして、とても傷つきました。わたしはハズレの日だったのでしょうか?レインさんも傷ついてらっしゃいますか?

というものでした。

わたしのTLには、たまたまかもですが、そういう書き方をされる方はほとんどいらっしゃらなかったので、正直びっくり。
こんな気持ちになられた方もいたんだなぁと思いつつ・・・

ちょっとだけわたしが思ったことを書かせていただきますね。

わたしは正直、当日まったく不満足には感じませんでした。

10日もとてもいいライブだったと思うし、そうは言っても自分が見てきたものがすべてだと思っていて、普段からあまり人の感想に左右されることがないというのもあると思いますが、今に至るまで、とってっもhappyな余韻を楽しんでます。

そもそも別の日を知らないから、比較しようがないので、コメントのしようがない部分ではありますが(笑)

身近な友人たちも、ほとんどが1日限りの参加だったので、比較でモノを言える人がほとんどいなかったということもあるのですが・・・

そして元々が能天気なので(笑)

感情が波立つことはなかったです。
そんな人もいるってことで!

それと・・・

ひとつだけ、立場が真逆の方々の観点に立って想像してみると・・・

「複数公演に入った」という方は、やっぱり別の日との違いをみんなにレポしてあげたい・・・というご好意から、ついつい比較して語ってしまうこともあるんじゃないでしょうかね?

両方行けたからには、どう違ったのか教えてあげたい!

その気持ちはやっぱり純粋なご厚意なのだと思うし、ライブに行けずとも家に居ながらにしていろいろ知れるのはやっぱりありがたいことだと思うし。
実際にできうる限り、レポしてくださった方には感謝の気持ちも伝えたいと、わたしはいつも思っています。

ただし・・・

なんせ箱と行きたい人の数があっていませんから、そんな幸運に預かれる方は本当に一部の一部で・・・

もっと言えば、入りたくてたまらないのに、一度も入れてない方、諸事情があって行きたいのに申し込みの土俵にすら乗れなかった方々も、たくさんたくさんいらっしゃるわけです。

いろいろと考えると、わたしもたまたま逆の立場になった時、「その日しか入れない方」「行けない方」の気持ちを忘れずに言葉を紡ぐべきだし、無神経にならないように、十二分に気をつけなくてはということを、この方の拍手コメントから、いろいろと考えさせられました。

ありがとうございます。

そもそも・・・

レインさんの耳がイマイチなんじゃな〜い!?ほんっとわかってないなぁ〜!!というツッコミもあることと思いますが(笑)
それも否定はいたしません。もちろんそうかもしれません。

でもね、でもね!
それはそれとして!!

この方も最初のところで「とても満足して帰ってきました!」と書かれているんです。

それが最も大事なことじゃないでしょうかね?わたしはそう思います。

「比較」という土俵に自ら立つ必要なんかそもそもないし、最も大切なのは、自分の気持ちです。

というわけで、もしよかったら続きの文章も読んでみてくださいね。
「あんなこと〜こんなこと、あったでしょう〜♪」(by思い出のアルバム)です。

せっかくのわくわくした思い、楽しかった気持ち、多分に記憶があやしいふぇるまーたではありますが、一緒に反芻して、楽しいひと時を過ごしていただけたらと思ってます。
まずはセットリストから上げておきます。
いつもちょこちょこ書き足していくので、わかりずらいのですよね。
なので今回は先に。

感想はこの後に書き足していきます。

☆セットリスト

TU FUNK
I gotta take you shamanippon
天命さん
Clap your mind
Chance Comes Knocking
Blue Berry

MC

FUNKY PANTIES
EENEN
いとのとち
人類の此処
Love is the key

魂サイダー
愛 get 暴動 世界
恋にも愛にも染まるような赤
Heart Disc
これだけの日を跨いで来たのだから

☆アンコール

MC

いまあなたと生きている
FUNKがしたいんだ どしても

セッション

★バンドのメンバー
(敬称略です。)

キーボード : 十川ともじ
ギター   : 竹内朋康、名越由貴夫
ベース   : KenKen
パーカッション :スティーヴ衛藤
ドラム   : DUTTCH
トロンボーン: SASUKE
トランペット: ルイス
サックス  : かわ島崇文
コーラス  : 平岡恵子、オリビア、Lyn

毎回言っている気もしますが、渋谷公会堂は一列目からちゃんと段差があって、とても見やすいです。
埋もれて見えないということがありません。

そんな会場が改装工事に入ってしまうのだと思うとちょっと哀しいです。
テレビで見ていた頃も、自分が行くようになってからも、たくさんの思い出がこの会場にはありますから。

そして今回、レポなどで読んだところによると、本当に日替わりでメンバーがたくさん入れ替わったのも、ひとつには、改装前の貴重な渋谷公会堂でのステージを、一人でも多くのメンバーさんたちと分かち合いたい!という思いもあったのではないかなぁ?・・・なんて想像してみたり。

わたしたちが座った場所は、一階の真ん中よりやや後ろ。わりと真ん中に近い場所だったし、音はとてもバランスよく、聴きやすかったです。

ライブをそこそこ冷静に楽しむにはこのくらいの位置が一番いいかも?と思ったのは、昨年比。
昨年はなんたって前過ぎて、とうとうつよしさんだけに瞳や心をがっちり捉えられ、彼からほとんど目を離せずに終わったのでした。
それはそれでとてもしあわせな経験でしたが、音楽を聴くという観点から考えるとわたしがダメダメ過ぎました(笑)

そういう意味でも今年の場所はちょうどよくて、メロメロしつつもちゃ〜んと耳はあちこちの音を捉えておりましたよ!

そしてこれはどこの会場と限ったことではありませんが、実は音はちょっと後ろくらいの方がバランスがいいのですよね〜
昨年も一番いい音で聴けたと思ったのは、何を隠そう、名古屋の3階席の最後列近くの席でしたから。
どこが自分にとってベストポジションで、何が幸いするかは本当にわかりません。

要はどこにせよ、今日入ったその席は、唯一無二、自分だけが座ることを許されたたったひとつの場所だから・・・そう思うとどこの席であれ、ありがとう!という気持ちになります。

入場時間ちょっと前に会場に着いて、グッズを買おうとした関係で、いつもよりはだいぶ早めに入ることになったのですが、いろんな方に会ったり、お花を見たりしている間に、わりとすぐに時間が経ち、席に着いてからも、一緒に申し込みをしたショコラ嬢とbonyarihitsuji嬢と、3人で申し込んだライブは久々だね〜なんてしみじみ喜びをかみしめていたら…

あっ!!去年からのお馴染み、奴姐さんの前説?(もちろんしゃべっているのは声を変えたつよしさん、笑)が始まりました。

始まってすぐに気がついたのですが、今回は昨年のような立体的な姐さんではなくて、スクリーンに映った映像の奴姐さん(・・・ではなくて男性だったんですよね、笑)
とはいえ、多分どこかでちらっとつよしさん自身も以前に言いましたよね?わたし、微妙に・・・知ってた(笑)でも構わずここでは「姐さん」で行かせていただきますのことよ!!にひひ。

話を元に戻して。
昨年は立体だったこの方が、今年はスクリーンなことをちょっとさみしく思いつつ…

いつものように姐さんのしゃべりはムダに(言っちゃった、笑)長く、肩の力を抜いて、くすくすへらへら笑いながら聞いてました。

どんな話をしたかはたいして覚えていないのですが、ひとつ、今でも思い出してもとくすくす笑っちゃうのは

「わたしがしゃべると、話が長いって言われます。眠くなっちゃうし。これで面接も何度か落ちてます。」

というくだり(もちろんニュアンス、笑)

あはは、わたし、そんな人知ってる!!彼は面接には落ちないと思うけど・・・(笑)(笑)(笑)

そして今年の奴姐さんは「準備はいいかい?」「できてるかい?」みたいなロッカーちっくな煽りを、あののんびりした語り口でしてたのと(笑)「世界一美しいFUNKを堪能してください。」みたいなことまで、おっしゃってましたのことよ。

うんうん。

正直わたくし、世界に誇ってもいいんじゃ?と、ちょっと真剣に思ってますけど。
世間の方がたいして知りもしないのに、かなり過小評価をしていると思ってますけど。

まあそれはそれとして・・・


この奴姐さんのおしゃべりで「ふわっと全身の力を抜いて、これから始まるステージに身構えることなくすっと入っていく!」って言うのが、実はFUNKというジャンルの音楽にうまく適応するためのウォーミングアップのような気がしてきた、今日この頃です。

たとえばロックライブのように、ギラギラギンギンに手を振り上げ、頭を振る準備OK!なんていうのも違う気がするし(笑)
アイドルのコンサートのようにすでに目をハートにして、思いつめた顔で双眼鏡を構えていてもいけない(笑)

クラシックのように背筋を伸ばして今のうちに咳払いをしておこう・・・という感じでもないし(笑)
この世の終わりみたいに、涙をいっぱい溜めて、不幸という名の猫みたいな顔で座っているのも違う気が・・・(笑)

あくまでもゆる〜い気持ちで。
さあ、ムダな力は抜けましたか?
心はおだやかに開いてますか?

そしてそして・・・あとは鳴りはじめるであろう音楽に素直に身を任せればいいのだ!!

そんな気持ちでのぞみました。


ここからはいつもの通りセットリストに沿って、だらだらと書いていきます。

実は今、もうアンコールら辺まで下書きは地道に書き連ねているのですが、記憶の怪しいところを友だちに聞いて裏を取ったり、友だちのレポを確認したりしています。

いつも本当にのろまなのはもう常連さんは十分にご存知だと思うのですが(笑)「それでも読みたい!」「遅くなってみいいから書いて〜」と言ってくださる方々がいてくださるのは本当にうれしいこと。

精一杯がんばってますので、どうぞ気長に待っていただけたらうれしいです。

これだけではなんなので、あとひとつは今日中にアップしたいと思ってます。