ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 堂本剛LIVE【FUNK詩謡夏私乱】2014.8.12 渋谷公会堂 その5 追記あり!

昨日の日記にいっぱい反響をいただき、ありがとうございました。
ここからはまたMCです。
ものすごく今さらですけど、思いっきりネタバレなので、一応続きからにして書いていますが、これから参加される方はどうぞ気をつけてくださいね。
このエントリーでは主にMCについて書いていますが、この中にも今後参加予定のメンバー等ネタバレはあります。
2回目に入る時にもまた「座ってもいいですよ!」と言ったあと、小さく「座れるものならね!」だっけかな。
くすくす笑いがあちこちから。
でもみんな迷わず座りましたとも!はしゃぎすぎ。動き過ぎ。ちょっとは休憩しないとね。体力温存!体力温存!
それでは続き、行ってみよう!!
・リハーサルについて
リハーサルは、渋谷公会堂のステージよりもうちょっと小さいところに、たくさんのミュージシャンが一斉に集って行われたそうです。
「たくさんのミュージシャン」なのは、日替わりのメンバーが何人かいるからですよね。
みなさん、売れっ子の方々だから、たとえば他の方のツアーだったり、フェスだったり、大忙しなのだと思われ、その合間を縫ってつよしさんのライブにも参加してくださるということなのだと思われます。

たとえばギターが4人。名越さん、竹内くん、佐藤タイジさん。そしてつよしさん。

たとえばベースが2人。KenKenと森多聞さん。

たとえばドラムがDuttchさんと屋敷豪太さん。

コーラスも平岡さんとOliviaさんとTIGERさん。

トランペットも小澤さんとルイスさん。

同じ楽器の方々が一斉に参加するので、リハの日によって「この人が優先的にリハをやる人」というのを決めているのだそうです。

ところが、わりとみんな、音が鳴り始めると自分も鳴らし始める傾向にあって、困ってしまったとつよしさん(笑)

(なんとなく気持ちはわかりますけどね。だってあんなにいい音が鳴っているんですもん。自分だけ黙ってなどいられるものか!参戦したいに決まってる!どうしたって弾きたくなっちゃいますよね〜)

特にギターの方々がスゴイそうです。

中でも某ギタリストタイジさん。
あの人外国人?「優先的」という言葉の意味が通じへん?な〜んてネタにしてました。
ギタリストのみなさま方もニヤニヤ。
なんだかとってもタイジさんらしいエピソード。
そういうリハーサルのとっても自由な感じが、この場で作られる音楽の自由度を増し、みんなが和気あいあいと楽しくできるし、リラックスしながらも、一緒に高いところまで昇っていけるところなのだろうなぁと思いましたよ。


そしてわたしが見れるのはあと2回ですけれども、違う方の日も見れるのかしら?
どんな組み合わせがくるのかも、とてもとても楽しみです。



・バンドメンバーとは、リハーサルの時、大まかに流れを決め、確認しても、こまかいところはあえて決めずに本番に臨むそうです。
「絶対にこう弾いて欲しい」という形もない。
ガッチリ隅々まできめると、何人かテンパる人が出てくるかも…と言いながら、後ろを見渡してニヤニヤ。
この辺り、言葉にしちゃうとアレですけど、すごくいい雰囲気で、言葉とは裏腹に、バックに対するものすご〜く厚い信頼が伺えました。



・最近MCが雑!という話(笑)
ゆるゆるっとしゃべりながら「ごめん、KenKen、こんな感じ!」と振り向いてKenKenの顔を見るつよしさん。
「うん。」って鷹揚なKenKen。年は逆だけどなんだかママみたいな包容力(笑)

でもつよしさんってば「今日はまだかなりまとまっている方だ!」と胸を張ってました(もちろん半分ジョークとして、笑)

前日や奈良は特にぐだぐだだったとのこと。そういうのがおもしろいっていうのも、ファンは知っちゃってるんですけどね。むふふ。




・ソロワークについては、社長に「ユー、やっちゃいなよ」と言われて始まったのですが、最初の一年はやれと言われても拒否っていたそうです。
「なんでやらないの〜!?」と言われても、「やらない。めんどくさい。」と言ってたそうで…
「ジャニーを拒否ったオトコですよ、ボクは!」と自慢げに言ってました(笑)



・ソロで始めてからも、事務所のシステムとメンバーの音楽との間にギャップがあって、それを近づけて近づけて今のカタチがあると言ってました。
客席も最初はベースのリズムが始まると目がテンになっていたと言ってましたが、本当にそうだったと思います。
覚えてますもん。むふふ。
「でも、いつかは伝わるとかたくなに信じて妖怪も人間も受け入れつつやってきた」
と、いきなりDuttchさんとKenKenの方を見やるつよしさん。すっごい飛び火!(笑)
KenKenはにこにこ。Duttchさんは確かオーバーリアクションで手を振り上げつつ、答えてました。
この方もまた、サービス精神旺盛で素敵だなぁとあらためて。


・実は前日の11日のライブには、東京初日なので、事務所のお偉いさんがたくさん来られていたそうです。
おじさん、おばさんって言ってたから、かなり地位的にも上の方というイメージで聞いてました。

この方々が、今回はノリノリで、すっごく楽しそうに聴いてくださったそうです。
shamaサインとかもしてくださったそうです。

つよしさんは「ようやっとFUNKを理解してもらえた!!」とうれしそうに言ってました。

これ、ご本人もでしょうけれども、ずっと一緒に見てきたファンにとっても、ものすごく意義深くて感慨深いことです。

今回来られた方の中に、かつて「だってFUNKが嫌いなんだもの。」とおっしゃったという伝説!?のお方はいらしたのでしょうかね。

わたしもクラシックという流行と無縁の音楽をやってるので「クラシックだけはダメ。」とか「そういうものやってる人そのものが苦手だから勘弁して〜」とか言われることもままあって。
でも、そういう方が何年も経って「意外といいわね」「この曲に救われたわ」と言ってくれることもよくあることなので、このあたりの双方の気持ちは、ものすご〜くよくわかるのですが…

つよしさん、わかってもらえてほんとうによかったね〜という気持ちが後から後から湧いてきて、このトークの意味をずっと噛みしめてました。

こういう相互理解の場があって、少しでもいろんな流れがよくなるといいなぁ〜と思います。
ソロでも、そしてあえて言うなら、もうひとつの場所でも。


・メンバーとこれでもかっていうくらい仲良くなったという話。
いつもいつも会ってるわけではないけれど、会うといつも盛り上がって、過去の話とか、みんなで涙を流しながら話をしたこともあるそうです。
そんな、とってもいい雰囲気の時に、不意に十川さんのメガネにマスクの紐が絡んで悪戦苦闘しているのが見えたりして…
と言いながらむふふと思い出し笑いをするつよしさん。
ステージの人もみんなニコニコ。こちらもニコニコ。

その流れだったかな?

不意に歌ったんです。ひと節だけ。「ありの〜ままの〜」って(笑)

これ、ここだったか、最後のMCだったか、ちょっと自信ないのですが、多分ここかな?

誰もが「おぉ〜っ!!」と思ったはず。どよめいた会場。
そこからのトークがおもしろかったのです。

アナと雪の女王」で大ヒット中のこの歌を聴いたとき、「自分がいつも言ってきたこととかぶってる」と思ったそうです。
ぷぷぷ。

「人生一度きりやねんから、自分の意志で己で生きろと僕はずっと言ってきたわけです。」
って。確かにね〜

でもアナ雪が流行り出してから、つよしさんは「ありのままの自分で」と言うのは控えるようになったそうですよん。

「何乗っかってきてんねん!」

ここで場内大爆笑!
わはははは。

「僕ディズニーじゃないし!」
ごもっとも(笑)

あれ?すっごくライバル視?

ここ大好きなくだりでした。



・「愛get 暴動 世界」で言いたかったこと。
最近つよしさんは気になるCMがあるそうです。
最初「病院へ行けよ!」と言っていたセリフが、途中でアテレコされて「病院へ行こう!」に変わったのだそうです。
こんな風に少数派の批判で、簡単に作り上げたものが変わってしまうことに対してつよしさんはすごく危機感を感じているそうです。
そして、このCMを見るたびに、そのシーンがくると「行けよ!」とアテレコをしてしまう…とつよしさん。

わたしも最近メディアを見ていて「あれ?」っと思うことが多々あるので、この話は納得でした。
なんだか目に見えないところで「何か」に意図的にニュアンスが誘導されてる?と感じることが結構多いです。
途中で筋書きが不自然に変わるドラマ。
いきなり交代になるコメンテーター。
偏った出演者。
大切なことが飛ばされてどうでもいいことを延々とやるニュース番組。

嘘はつかない…
嘘はつけない…
嘘がいらない…
チョケたくはない!

ですね。まさしく。超納得!



・次の曲について
「Gingerをやります。」とつよしさん。
(個人的にものすご〜くキャーっ!!な曲でした。テンションマックス!わたし、ロイノチノイで一番ライブで聴きたいのは?って聞かれたら、間違いなくこれと答えると思います!)

この曲は喉のためによく生姜を食べたりショウガ湯を飲んだりするので、それを曲にしようと思い立ったのだそうです。
2コーラス目は「政府への訴え」と言ってました。

大きい出来事の後でも 真実が見えない現実がほら…
後に回して 山積みにして 無視ばかりをしてSleeping…
肝心な時咳き込んDanger いつまでたっても陽は昇れない
その肝心な時ってもんが 牙を出したまま 見つめてる

この辺りだと思います。
他の日のMCレポで見たところによれば、東北の震災のあとの…っていう枕詞がつくのかな。

個人的には…実は途中で飲みこんじゃったのですが「そうなんじゃないか?」と思っていた曲がほかにもあって、やっぱり想像通りだったかもしれないと思いました。
なんとなくですけど…ロイノチノイは、『美我空 - ビガク 〜my beautiful sky』のアルバムの時のような、自分の感情がテーマ、内省的なものというよりは、大きな視点、世界観で書かれた曲が多いのではないか?と想像しています。(あくまでも個人的な想像です。念のため)

ちなみに、この曲の時にモニターで流れる映像は、スタッフさんの知り合いのフランス人の方に作ってもらったのだそうです。
ものすご〜くシュール系なのだそうで、さすがのつよしさんも驚いたそう。
期待がふくらみました。



そして、また次の歌のコーナーへと続きます。

☆追記です:
大事なところの歌詞を間違えてました。お気づきの方、他にもいらしたんじゃないかな。
本当に「大事なところ」でしたので、慌てて修正いたしました。
(今現在書き直したバージョンで引用し直してあります。)
ご指摘くださったPさま、ほんとにありがとうございました!

普通訂正部分はちゃんとそのまんま棒線を引いて残すことにしているのですが、今回は歌詞なので、あえて本文中には痕跡を残してません。
どこを間違っていたかというと…

「(誤) 山積みにして 無視ばかりして 後回しにしてSleeping…
(正) 後に回して 山積みにして 無視ばかりをしてSleeping…」

ねっ!?絶対に間違えちゃダメなところ!!
わざわざJEから正誤表までいただいていた、大事な部分なのに、うっかりと最初の歌詞カードを見ながらそのまんま、引用しちゃってたのです。
「ダメ〜ダメダメ〜!」です!!(ボケてもダメです、泣笑)
一番大好きな歌…とか言いながら、意外とテキトーなのが露見してしまいました(笑)大好きなのはほんとなんですけどね。