ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 桜の便り その2 地元の桜

さっき、久しぶりに拍手サイトを開いたら、毎日たくさん拍手をいただいてました。
いつも本当にありがとうございます。
そしてうれしいい拍手コメント、ありがとうございました。y.sさん、喜んでくださってわたしもうれしいです。
さて。このエントリーでは地元の桜の画像を並べてみます。一応順番は時系列です。
まずは先週の土曜日、ちょうど一週間前の夜桜です。


昨年は4月10日に家族で行ったのですが、今年は2週間以上も早く満開になりました。
日中は暖かいとはいえ、夜になるとグッと冷えて寒いので、自転車でちゃーっと行き、画像を撮るやいなやそそくさと手袋をしました。
夜桜はどこか寂しげでもあり、あやしげでもあり。岡野先生のコミック「陰陽師」の一場面が頭をよぎってドキドキ。
「叫ぶ声が 墜落した〜♪」という歌詞もまた、ずっと頭の中に浮かんでは消えしていたのは、自分が年を取ったせいかしら。
この時はまだ完全な満開ではなくて、5分咲きくらいだったような気がしますが、暗がりの中に浮かび上がる色白の桜の花びらがとても美しかったです。

そしてこの画像。お店の外灯に浮かび上がる桜の木がとても幻想的でした。
考えてみれば、この日と翌日に寒々しい空気のなかで桜を見たのが原因でオットが風邪をひいた気がします。
それで4日も会社を休んだことを考えると、あの日感じた一種の「怪しさ」はあながち間違いじゃなかったかも?呪いだったりして?・・・いえいえ、違います。そんなわけない。その後でひとり飲みすぎてたしね。きっとただの不摂生かと(笑)
そして次なるは、となりの駅のすぐ近くの川沿いの道。この日はレイクタウンに行った帰りにちらっとここへ足を運んだのでした。
ここも桜の名所として有名なところです。



ここは、元荒川沿いの道にずーっと桜が植えられています。なんでも2kmに渡りこの桜の道が続いているとか。
大小合わせて350本ものソメイヨシノが一斉に開いた景色は壮観です。ここの桜は大木が多くて、一本一本に歴史を感じます。

そしてこういう風にちょっと離れたところに一本とか、根元に菜の花が群生していたり、やわらかな緑や、水の流れとのコラボレーションが素晴らしい木があったり、この間からの強風で倒れた大木が横たわったまま新しく枝を伸ばし、子供でも手が届く場所に花をつけていたりもしていました。
一昨年、昨年はバロンを連れて歩いたのですが、この日も歩いているとちょっと寒かったです。花が開く直前は暖かでしたが、花が咲いてから少し季節が戻りました。花が長持ちするのはうれしいですが、花見にはちょっと寒すぎです。
そして、最後に超地元の桜。

これは近所の集会所の桜。一昨日に撮った桜です。
ほんの数年前に苗木で植えられて、あっという間にこんなに大きくなりました。
毎日バロンの散歩で、買い物の途中に、カーブスへのトレーニングの行き帰りに通るところですが、この木は友達の木・・・と勝手に思っています(笑)
 
ここもまた超地元で歩いて2〜3分のところです。散り際の桜の花びらがはらはらと舞っていました。
ちょっと見えづらいですが、道路が桜の絨毯になってるの。秋の金木犀のオレンジの絨毯を踏みしめながら歩くのも好きですが、桜の絨毯もまた素敵。
花びらが散っている景色を見ると決まって思い出す光景があって、それは学生時代。18とか19の頃かな。国分寺駅のほど近く、恋ヶ窪のテニスコート
この日はものすごい桜風吹。コンタクトに埃が入って大変でした。
サークルのある男子が度を超えたキレイ好きで、いつだって快く車に乗せてくれるのだけれど、靴を脱がなくては車に乗れない仕様になってました(笑)靴を脱いで車に上がると、ふかふかの絨毯みたいなものが敷き詰められていて、いい匂いがして、そこはまるで別世界(笑)
確か車種はセリカ。ぴかぴかに磨き上げられた真っ赤なボディー。ハーフみたいな濃くて美しい顔。でもみんな彼の神経質っぷりを知ってるので、残念な人扱い。いつもいい人なんだけどね〜という決まり文句で語られた人(笑)
その日、桜吹雪の中「車に花びらを入れないでよ!!」という不安げな彼の声を聞き流しつつ車に乗り(笑)恋ヶ窪の駅まで送ってもらったらみんなの靴がない!!・・・という事件が勃発したのでした。
「ほら〜っ花びらを入れるなとかよけいなこと言うから〜」なんてみんなで言いながら(乗せてもらったクセに、笑)戻ってもらったら、テニスコートのわきのパーキングにお行儀よく並ぶ3人分の女子の靴(笑)
次回のサークル活動の時からは、その男子、用意周到に車に人を乗せる前にひとりひとりに靴袋を配ってました。
そこまで汚されるのがイヤなんだなぁ〜と妙に感心した覚えがあるのですが、だからと言ってやな感じ〜なんて文句を言う人も陰口を言う人もおらず、「あーそうですか!」「はいはい。」と聞き流しつつ、不思議とみんな受け入れて仲良しでした(笑)うちの音大と超有名お嬢様女子大と、6大学の一つのやっぱり超名門校。タイプのまったく違う3校合同のサークルに所属していたのですが、今思い出してもいろいろ不思議。
なんであのメンバーだったのか。なんでああ変わった人ばかりだったのか(笑)もちろんわたしも含めて。えへへ。
おっと最後は超どうでもいい思い出話になっちゃった(笑)