ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 過去への旅

すごくマイペースな更新なのに、たくさんのぞいてくださってありがとうございます。
先日書いたshipの音の感想にもたくさんの反響をいただきました。
うれしい拍手コメントやメールもたくさんいただいて、パソコンの向こう側にいらっしゃる皆様がたにぺこぺこしつつ読ませていただきました。
まだまだわたしの知らない方がふぇるまーたを読んでくださっていて、何年も前からずっと読んでいますが、どうしても伝えたいことがあったので思いきってメールしてみました!とか、初拍手コメントです!なんて方も何人かいらして、とてもうれしかったです。
もちろん何か更新するたびに励ましてくださったり、いつも必ずひとこと残してくださるみなさまにも・・・いつも感謝してます。本当にありがたいことだと思っています。
いろいろありがとうございました。
さて。
今日のは日常の日記です。
火曜日にCircular Rainbow空さんとお会いしました。
彼女が以前から一度カラオケ店でDVDを見るというのをやってみたいと言ってたので、彼女の初体験のお供です(笑)
彼女と実際にリアルで会うようになったのは最近ですが、ファンになった時期やコンサートデビュー時期もそんなに違わないし、「好き」の色や感じ方も似ていて、食いつくもの、語りたいことへ回り道せずにまっすぐにたどり着ける貴重な友達のひとりです。
彼、彼らごとに限らず、ニュースや本を読んで食いつくポイントや食や身体のことに関する考え方も似ているし、子どものこと、ヨガのこと・・・幅広くなんでも話ができるのもすっごくうれしい。
ひとことで友人と言ってもいろいろなタイプの大事な友達がいて、何もしゃべらなくてもわかりあえる、黙っていても落ち着くタイプの友人もいますが、彼女とはそうではなくて、とことん語り尽くしたい感じ。
もともとのわたしは多分そんなにおしゃべりなタイプでもないと思っているのですが(自分で勝手に思ってるだけかもだけど、笑)彼女と会うとしゃべらずにはいられなくなります(笑)
そんなふたりが一緒にDVDを見たとして黙って見ていられるのかしら?という疑惑もありつつ(笑)
せっかくなので、最近いつも家で見ているのとちょっと違うのを見てみようということになって「si:」と「rosso e azzuro」をメインに、新しいものもちょっと見てみたりして、タイムマシンでいろんなつよしさんに会ってきました。
特にsi:やrossoを見るのは本当に久しぶりです。
二人ともオンタイムではもちろんライブに参加しているし、いろいろな思い出があるはずですが、お互いに「今が一番」というタイプのファンなので、ちょっとピンとこないまま見始めたわけですが・・・
見初めてみたら・・・なんて懐かしいこと!胸がきゅんきゅんすること。
たとえば歌は断然今の方が巧いし、聴きやすいのですが、ある意味むき出しの裸の心の彼がいて、そのピリピリヒリヒリするような感覚にぎゅーーーっと心を掴まれてみたり。
まだセットリストがアイドルとしての自分との共存の道を探っている感じもあるし、妥協点を見出そうとするようなところもあるし。
たとえばKinKiの曲を歌ったり、相方の曲を歌ったりなんていう場面もあったし、DVDのジャケットのspecial thanksに相方の名前が入っていたりもするのですよね。
かと思うと、rossoの最初、煙草をくゆらせながら出てくる彼をみて、「この頃はずいぶん大人っぽくやろう!」「違うことをやろう!」と気負っていたのかしら?なんて言い合ったり。禁煙した今となってみると、煙草を吸いながら歌うシーンなんて二度と見れない映像なわけで。
もうやめたのがわかっているから穏やかに見れるという側面もありますが、よくやめられたよね〜なんて話になったり。
あの頃の髪型も大概すごかったよね〜大好きだったけど・・・なんて話をしたり。
なつかしくてなつかしくてたまりませんでした。
そしてもちろん当時からがっつりファンだったわたしたちは、自分たちのその頃の気持ちを思い出してため息をついてみたり(笑)
これこれ!これめっちゃ好きだった!・・・というのを何度言ったことでしょう(アナタたち、好きなものだらけですから、笑)
とてもとても楽しく新鮮なひとときを過ごしました。
ここのところすっかり忘れていましたが、si:には大阪の路上ライブという映像が特典映像として入っていて、久しぶりに見たらすっごく楽しかったです。
今と比べるとびっくりするほど演奏も歌も荒いところもありますが、それはそれはみんな楽しそうでニコニコ。バックの皆さんなんて結構本気で酔っ払っている人もいるし、ふらふらふわふわしながら弾いたり踊ったりしている人もいます。
そこいらにあるものをタイコにして叩いたり、十川さんがピアニカを吹いていたり、大の大人のほんとに楽しそうなこと。
そしてその輪の真ん中にいるつよしさんが気持ちよ〜く口を開けて、鼻歌みたいなゆる〜いテンションで歌っているのです。
ライブのあとでもう一度歌っているから、すでに喉が十分に開いているし「気持ちよ〜く」なんだろうなぁ。
今はライブでお客さんを前にしても、はじめからわりとリラックスモードで出てくるから、そんなことはないけれど、当時はいつも最初ガチガチに緊張してたから、あんなにリラックスして歌っている姿を見られるのがとてもとても貴重だったのを思い出します。
思えば遠くへ来たもんだ!!よかったね〜つよしさん。そしてずっと一緒に見守ってきた同志のみなさま方も同じ言葉を。
ああ、あの声、あの場で聴いてみたかったなぁという気持ちもあり、あくまでもあの人数で、そんなに騒ぎ位ならず存分に歌えてよかったなんて思ったり・・・いずれにしてもずいぶん前の話だけど(笑)
そして最後はやっぱりお約束。
今の声で、今のギターで、今のメンバーで、路上とかやっちゃったらどんな感じになるんだろう、激しく見たい!聴きたい!感じたい!とお決まりのパターンを発動しましたよ(笑)
si:本編ではどの曲を聴いても「なつかしい」「大好きだった」を連発していたわたしたちですが、「Pink」から「Devil」のあたりでどんどん無口になっていって、とうとう二人とも黙り込んでガン見モードになってしまいました。
ああ、今見てもやっぱり締め付けられる曲たちです。
くるくる、恋のカマイタチ、百年の恋、ナイトドライブ・・・恋の歌もやっぱり聴きたいねぇ。彼はなりきり型の人だし「恋してる顔」で歌うところもまた見たいなあなんて思ったり。
(ちなみに、ソロで歌ったものの中で、一番ステキに恋してる顔で入り込んで歌っていると思うものは、兄弟のはじまりはいつも雨だと思うわたしです。)
rossoでは、歩き出した夏とかみたいに「愛して!」「愛して!」と切実に言ってる曲が多かったんだね〜なんて話したり。
「Luna」とか「GIRASOLE」とかアップテンポな真夏曲もあったね〜とか。
それなら「si:」の「海を渡って」も超よかったじゃない!
「Saturday」とか「See You In My Dream」のFunkyな感じもいいよね〜
「Panic Disorder」のあの、傷口に塩を塗りつけるようなヒリヒリ感。一緒に自分のことのように味わったたくさんの痛みや苦しみ。でも大好きだったなぁとか。
「心の恋人」これは断然今の声で聴いてみたい・・・とか。
あの頃と比べると、なんて低音がきれいに出るようになったんだろう・・・とか。
そんな意味ある言葉じゃなくて、最後に掃き寄せて帰った方がいいんじゃないかと思うくらい、投げ散らかした「かわいい」の言葉とか(笑)
この髪型も今にして思えばすっごくよかったね!!とか。
この頃から信頼しているバンドの皆さんに見せる顔!!あの顔でニコニコと見つめられたらイヤって言えないでしょ・・・とか(笑)
まあ、あとからあとから浮かんだことを脳から口へ直結で言いまくっていたら、あっという間に時間が経ってしまいました(笑)
あとで電車の中で知らない方のツイートで知ったのですが、偶然にもこの日、8月7日はrossoの発売日だったのですって。
なんて月日が経つのは速いこと。
そんなこんなで、一気に昔の記憶や萌えが押し寄せてきて、益々忙しいことになっている今日この頃。
昨日から仕事がお休みなので、オンタイムサッカー観戦により、家族がみんなお昼寝しているのをいいことに、わたしはもう一度大阪ストリートライブやら、si:の好きなシーンとかを見たり、ついでに薬師寺のDVDをちょっと見たり、そのうち新しい映像も見たくなって、堂本兄弟にシフトして過去の名シーンをたどったり・・・いろいろと楽しい時間を過ごしてました。
そういえば、朝は平安結祈の「縁を結いても」も見ることができました。
あの映像ももうちょっとで手に入って家で好きなだけ見れるんだと思うととってもうれしい。
お休みの間に過去への旅もいいけど、いい加減shipの思い出も完結させなくては。
本はただ今有川浩さんの「県庁おもてなし課」を読み終わって(これもおもしろくてかわいらしいお話でした)次なるはもう決まっていて、ロビンさんがおもしろかったとおっしゃってた「下町ロケット」を読むつもりです。
本棚もほったらかしなので、近々ちゃんと整理したいなぁと思っています。