ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 蔵前探検!

ちょっと前の話ですが、つよしファンの友人のみなさんに誘っていただいて、蔵前界隈にお散歩、及びつよしさんトークの一日を堪能してきました。
そもそも蔵前という場所は決して我が家から遠くはないのですが、なかなか行く機会がなくて足を踏み入れたのは初めてです。
その日のわたしは前日から生徒の都合で予定が二転三転して、みなさまに大変迷惑を掛けてしまいました。
おかげさまでわたし的には半分シークレットツアーみたいなことになって、誰よりも楽しませていただきました。申し訳なかったです。みなさんありがとう。
このあたりは浅草からほど近いところにあるので、どことなく浅草的な匂いもします。
問屋街的な感じもあるのは、浅草橋からも近いからかな。
クリエイティブな職人技が生きた道具や家具のお店があったり、昭和な感じの古い家街並みが残っていたり、家の庭先に手入れの行き届いた花々が咲いていたり、駄菓子屋さんがあったり、昔ながらのラーメン屋さんがあったり。
次に来る時はもうちょっと涼しい歩くのに適した時期にしたい…なんて思いつつ猛暑の中、みんなでがんばって歩きました。
どこかなつかしい街並みからふと振り向けば、ほど近いところに街の静けさとは似つかわしくない渋滞した首都高が見えたりして、ああやっぱり東京という感じもあり。
新しいものと古いもの、伝統的なものと新しい発想で最近作られたものが雑多に混ざり合っていて、歩いていて楽しかったです。
仲良しのbonnyarihitsujiさんが、すでにこの日の日記をちゃんとあげてらっしゃいますので、この日行った場所の詳細などは彼女のサイトぼんやりひつじのひとりごとでご覧いただくことをオススメします。
とてもわかりやすくまとめていらっしゃいます。(例によってここでも事後承諾ごめんなさい!)
わたしは途中をはしょって、食事をした「結わえる」と「カキモリ」の話を。

結わえるは、お昼はごはん屋さん、午後はカフェ、夜はおいしそうなお酒とこれまたちゃんと手のかかった酒の肴を出すお店になります。
また、おいしそうな食材や調味料なども売っていて、主婦目線としても興味津々。
またランチに行きたいし、時間帯を変えてお茶やお酒を飲みにも行ってみたいお店でした。
この日は、玄米とお野菜たっぷりのおかずがとってもおいしい定食をいただきました。

久々に超ピンボケ写真を撮っちゃった(笑)
たまには(でもないけど、笑)こういうこともないと、みなさんさびしいかと思って(笑)
わたしらしいでしょ。えっへっへ。(開き直り、笑)
お魚はさわらで、大根おろしたっぷりでとてもおいしかったです。
豚汁は無農薬の野菜のひとつひとつ、素材の味がちゃんとして全部ゆっくり堪能しました。
(そもそもうちの豚汁は煮過ぎかも?ダシに頼り過ぎ?と思いましたのことよ、笑)
かぼちゃは黒酢のさわやかな香りがして、これもまた真似してみようかしら?と思いました。なんだかするするといくらでも食べられちゃうお酢マジック。
元々かぼちゃはどちらかというと女性や子どもが大好きなおかずという気がしますが、これなら男の人も喜んで食べてくれそうです。
そして…なんといっても玄米の味がもっちりでおいしくて。何も味をプラスしなくてもこれだけで十分においしかったです。最近雑穀米ばかりだった我が家ですが、時々は玄米も食べたいと思いました。
ここはお店の名前からして、なんとなく「縁結い」的な匂いもしますが(そう思ってここを選んでくださったのかしらん?、笑)もちろん昼食中の話題の中心はつよしさん。
仲良しさんばかりですが、同じ番組を見ていても視点がみんないろいろ違ってそんなところもおもしろいです。
たとえば同じ「僕らの音楽」を見ても、つよしさん自身や彼の歌声が気になるのは共通として(当たり前じゃ、笑)衣装やアクセサリーや衣装協力が気になる人、音楽そのものが気になる人、バックに置かれた花や花を生けた人、お花の作品が気になって、そこからつよしさんとの共通点を探る人…
それはそれは視点がいろいろで楽しいし、みなさんのお話が新鮮でおもしろかったです。
みなさんそれはそれはマニアック。そしてあたりまえですが、みんなの共通した願いはつよしさんのしあわせ。
彼はつくづくファンに愛されてるなぁとしみじみ。
楽しい時間はあっという間に過ぎました。
さて。

これはカキモリさんで買ったつよしさん仕様のノート。
お友達が予約してくださって、この日のメインのイベントはこれをみんなで取りに行く…ということでした。
キモリさんに入ると「FINEBOYS」がよく見えるところにドドーンと置いてあって、一緒につよしさんが買った文具たちも置いてあります。
画像の水性ペンも確かどちらかの色がお揃い。
常にわたしも仕事の道具として水性ペンを使っているので、書き味を試してみようと思って黒と赤を買いました。
赤はもちろん楽譜に書きこみ&丸つけ用。黒は毎回、レッスンノートに書きこむのに使います。
今使っているものがからっぽになって出なくなったらこれらを使うつもり。今は大事にグランドピアノの上の小物入れの中にしまってあります。
ノートの方は、「考えるノート」にしようと思って買いました。
最近考える力が衰えていて、仕事にせよ趣味にせよ、決まり切ったパターンからなかなか抜け出せません。
それ以前に字を書くということが極端に少なくなってしまい、わたしは特にパソコンに頼り過ぎる生活をしているような。
パソコンを使うと、下書きしたり下書きした文章をちょっと入れ替えたり消したり増やしたりするのはとても易しいですが、一方で漢字が思い出せなくなるし、パソコンで何かをしようとすると、マルチタスクでついついあちこち気が散って遊び始めてしまったり。
更に年のせいか(笑)「これを書いてみよう」と思って開いている間に、何を書こうと思っていたのか忘れてしまうことすらあります。ダメダメです。
それから先週の土曜日のズムサタの外国人インタビューで見た漢字大好き外国人たちの自由な発想を見て触発されたこと。
彼らは習いたての漢字を実に楽しみ慈しんでいて、たとえばある外国の男性は「座」という感じが大好きと言い「なぜ?」と聞かれて形が笑顔に見えるからと言いました。
そんなこと、普段漢字を使っていてもよもや思いつきもしません。
更に別の女性は、「雨」という漢字が好きと言い、この字のハンコをわざわざ買って、その上下左右に別の漢字を付け足して新しい漢字を作ってにっこり。こうやって勉強したり、いつか日本語の先生になった時に教える時に使うのよ…と笑ってらっしゃいました。
そういう自由な発想でものを考えようとするならやっぱり入力よりも手書きよね…な〜んて思ったりしたわけです。
書いて初めて自分のものになる…ということもあるし。
つよしさんもFINEBOYSの中で言ってましたが、
「『書く』という行為そのものに力が宿っているような気がする」
というのはわたしも感じていることで、このノートをきっかけに、メールよりも手紙、手軽に入力するよりも考えながらじっくり書く…そんな生活にシフトしていけたらいいな。
キモリさんが
「このノート、飾っておくだけじゃなくていっぱいいっぱい使ってくださいね。使い終わって書くところがなくなったら、表紙はそのままに、中身だけまた入れ替えることもできますよ。」と教えてくださって、それもいいなぁと思いました。
何を書こうかな。ただ今まっさらなノートのやわらかい皮の表紙を指でなぞりながら考えているところです。
他にはこんなものも買いました。

抹茶色のスケッチブックは四六時中絵ばっかり書いているアネへのおみやげ。このスケッチブックと消しゴムは銀座の画材屋さん月光荘のものだそうで、ホルンのマークがとっても気に入りました。
単語帳サイズのメモ帳は、ちびっこたちと一緒に音楽用語の確認をするのに使おうと思っています。
そしてそして。
同じ蔵前の皮製品のお店をのぞいて買ったのがこれ。
m+(エムピウ)のRIVET BANDS。ほぼ日手帳が日に日に分厚くなってきたので、バックの中でうっかりばらけないようにしっかり留めておくために買いました(笑)

あとで気がついたのですが、カキモリさんのノートについている留め具もきっとここのだろうと思われます。
こうやってひとつの街の中のいろいろなお店が連携したり助け合ったりしているのを発見するのも楽しかったです。
と、ここまで書いてきて、ちょっと検索してみたらカキモリとm+についてていねいに紹介してあるサイトを発見。
こちらを合わせて読むといろいろとイメージが沸くかもです。
そんなこんなで存分にあちこち楽しんだ後は、「24CH△NNELの合羽橋ロケをしたのはあっちの方かしら?」なんて言いながら浅草方面に向っててくてく。
途中出会ったランドセルを背負った小学生の制服がテレビの画面で見たあの男の子「たっくん」とそっくりだったので、「おぉ〜っ!!」と感動するわたしたち(笑)あの時のたっくんは、もうひょっとして中学生になっていたりするのかしらん。
しばらく歩いて、仲見世を抜けて梅園というお店でかき氷を食べました。
イメージしていたのはみつ豆だったのですが、相当な暑さでやっぱり氷に目が(笑)
父の大好物の「きんつば」を売っていて、いつかこれを父に買って行ってあげたいものだと思ったり。
浅草こそ結構近いところにあるのだから、いつだって買いに行こうと思えば行けるのになかなか行かない不思議。
この日は折からの暑さにもめげず、ずいぶんたくさん歩きました。
つよしさんトークもいっぱいできたし、楽しい一日でした。
お世話になったみなさま方、どうもありがとうございました。