ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ミント、その後の経過

 先週末にミントについてというかなり凹んだ日記をあげてしまいましたが、今日はほぼ1週間経ったので再度診ていただきに行きました。
先日も書きましたが、今日行ったところはいつも行っている病院とは違うところです。
今回、いつもの病院の先生が「う〜ん」と考え込んでしまわれて、結果出していただいた薬を飲ませてもまったくよくならず、そうこうしているうちにミントが益々弱っていくように感じたので、セカンドオピニオンを求めに行ったN動物病院です。
 結果的なことを先に言ってしまうと、先週の土曜日N動物病院に行った翌日にはもう鼻水が止まってました。あんなに長きにわたりしつこかったくしゃみもぐったりも劇的になくなりました。
いつもは超食いしんぼなのにほぼゼロになっていた食欲も戻り、食べること食べること。
ここ数週間は、食べる量が少ないのでインシュリンを打つ分量も自信がなくて、常に彼女の体調ばかり気になってナーバスになっていた我が家ですが、やっといつもどおりの日常が戻ってきた気がします。
鼻水や涙がなくなるにつれ、目と目の間にあったぶよぶよとしたこぶ状のふくらみも気のせいかどんどん小さくなったように感じていました。明らかに調子がよさそうなことだけは確かです。
病院で経過を見せたら、やっぱりずいぶんよくなっているとのこと。もろもろを考えると、やっぱり鼻水やひっきりなしに出て止まらなかった涙は右側の歯だけが悪いのに抜け落ちず、ひどくなった歯周病が原因だった可能性が大で、前の病院では『その可能性が強いと思うんだけど、高齢だから麻酔が心配だしね〜。う〜ん。どうかなぁ。』で終わっていた抜歯話が再度現実感を持って提案されました。
「糖尿病だけでも苦しいのに、歯が痛くて大好きなご飯を食べにくい。その上鼻水と膿…三重苦を負わせてまで、少しでも寿命を延ばしたいと考えますか?」
「僕の考え方はね、多少のリスクはあっても抜歯をして、少しでも快適な生活を長くさせてあげたい。ご飯をいっぱい食べる楽しみとか、日なたで不快感を感じずにまどろむ時間とか、家族のまん中で居心地よくしている時間とかね。抜歯でもし一旦糖尿が悪化したとしても、このくらい食欲が旺盛で体力もある子なら、多分しばらくすれば体調を立て直すことはできると思うんです。」
そんな話をニコニコとしながら、てきぱきとミントの様子を見てくださいました。
その考え方は、先日オットと今後彼女にどうあってほしいかという話をした時に夫婦共通の見解として思ったことと一緒だったので、なんだかとってもすっきりしたのです。
このあたりは現在のところペットの話ですが、いずれは家族についても決断を迫られることがあるかもしれないし、またそれが身内の人間の話になるとどういう風になるかは見当もつきませんが、とりあえずは今のところ、夫婦の見解が一致を見ていることがわかってほっとしたり。
どちらにしても、明日には前の動物病院へ行って、今後どうするかを決めなくてはと思っているところです。
それにしても、N動物病院の先生が発する、とっても強力なポジティブオーラというか、元気のかたまりみたいな感じがとっても心地よく感じました。
病院というところは人間だってペットだって多分あまりお世話になりたくないところで、しかもシリアスな状況を抱えていればなおさらです。
そんな中、お会いしただけで元気になれそうな気がする先生の存在はとってもありがたいことだと思います。
なんとなく最近の世の中を見ていると、反対にネガティブオーラ全開の人はテレビなどでもよく見ますが、今日お会いした先生みたいにポジティブなパワーを身にまとい、逢っただけでなんだか安心できるような人ってとってもとっても素敵です。
オトートが難病指定を受けた際にどん底でお会いした先生もそういうオーラのある方で、先生のお話を聞いているだけで、どん底ながら心の中にほんのり希望の灯りがともったような気がしたのですよね。
この方々のようなカリスマ的な凄い人にはとてもなれないかもしれないですが(笑)レインに会うとなんだか元気を吸い取られるような気がする…なんてことがないように(笑)
ちょっとは元気を分けてあげられる人になれたら素敵だなあと思います。