ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

決戦の顛末。


 昨日、4月10日はとてもお天気がよくて暖かでした。
画像は青い空と白い雲。きれいな空を眺めつつ、桜並木をくぐりつつ、「どうぞ石舞台に行けますように!」と祈りつつ…自転車を走らせました。
朝8時頃に近所のファミマに出動したのですが、することがないのでひたすら人間観察しちゃいました。
意外とファミマポートを使う人が多いんだなぁ、支払いとかもできるんだ!とか、サッカーくじを買う人って意外といるんだわ〜とか、朝っぱらからコンビニってにぎわってるんだ!とか「あっ!あの人、くじ当てた!あんなに大きなバック!すっご〜い!でも柄もすっご〜い!」とか(笑)…etc.etc.
 そんな遊びにも飽きてしまい、人が増えてきて視線がだんだん痛くなってきて、文庫本を取り出して読み始めてしまったのが大失敗!
絶対に読み始めたら止まらないから、読み始めるタイミングを間違えないでよ!?と友達に重々言われてたのですが、まさしく間違えました(笑)あっか〜ん!止まりません。何を読み始めたかというと上橋菜穂子さんの「獣の奏者」(講談社文庫)です。
まさしく読み始めたら止まらない本にまた出会ってしまいましたよ。日常生活に支障をきたさないように気をつけながら読みたいです。
 さて。9時前には後ろにも人が並び、ドキドキしながら文庫を読みつつ待っていたわけですが、どうやらうしろの男性はサッカー!?のチケット取りみたいで、何度も携帯を鳴らしては『2枚?はいはい。』『3枚なの?わかった!』『大丈夫ですよ。4枚ですね』とどんどん枚数が増えて行ってるなぁというのがつぶさにわかり…
 時間の経過とともに、チケットが全然取れる気配がない場合、後ろの人にどのタイミングで譲ればいいんだろう!?とかいろいろと心配になってドキドキしてきました。
10分前になって「すみません、急ぎなんですけどファミマポート使ってもいいですか?」という人が来て、どうしよう…ど動揺していたら、気弱なわたしに代わり後ろからおにいさんが「ずいぶん前から並んでるんです。10時にはわたしたちが使いますから、それまでにちゃんと終わってもらえるなら、使っていいですよ。」と言ってくれました。いい人です。多分こういうところで並んで買うのに慣れているのかな?なんて思いつつ頭を下げつつまたドキドキに戻るわたし。
 5分前くらいになって、緊張が極限になったところでメールがきて、飛び上がるわたし。開いたら本屋さんの奥さんの友達から「ベルリン届いたけど、今から持って行っていい?」とのメールでまたしてもドキドキドキドキ。のどから手が出るくらい、もちろんすぐにでも受け取りたいところですが、今だけはさすがにそれどころじゃありません。
「外出中なので、今はいいです。こっちからあとで取りに行くね!」とドキドキしながら必死で返信したりして(あんなに待ってたベルリンを『あとにして』と言わなくてはならないせつなさよ! 笑)…あんなに余裕を持って並んでいたくせに、思いのほかぎりぎりになっていっぱいバタバタしてしまいました。
 それでも2分前くらいにぴあ画面が操作できるようになった途端に、Pコードまで入力してスタンバイ。時報とともにボタンを押したのですが、いいところまで行ってもやっぱり途中で強制終了しちゃったり、回線が切れちゃったりで全然ダメ。
10回くらいやった時点でそろそろ後ろの方に譲らないと悪いかしら?…と思い始めたところで、もうひとりの友達から無事GETできました!とのメールが!!!やったーっ!!ドキドキドキドキ!!
そこで、後ろの男性に会釈してファミマポートを譲ってコンビニの外へ出たのですが、その時後ろから携帯でしゃべる声がして「今、ドウモトツヨシの人が出てったところ!」と言ってるのが聞こえてびっくり(笑)なんでわかった!?(笑)
というわけで、強運な友達のおかげで、ありがたいことに参加できることになりました。他の友人たちふたりもやっぱりダメで、結局4人でトライして買えた人は一人だけ。あらためて過酷な戦いだったなぁ…と振り返っています。
 本当にいつもそうなのですが、こういう決戦みたいな時に役に立ったためしがないのですよね〜いつも誰かの運に助けられるばかりです。すみませぬ。そしてありがとうございます。いつかお世話になったみなさま方に運返しができる日が来ますように。
 せっかく運を分けていただいたからには、全力でつよしさんに逢いに行ってきます!存分に歌声やら音楽やら飛鳥の雰囲気やら、いろいろと堪能してきたいと思います。
どうだった?取れたの?と自分のことのようにいっぱい心配してくださったみなさま方、本当にありがとうございました。なんとか行けることになりました。
あちらでごあいさつできそうな方がいらしたら、ぜひぜひ声を掛けていただけたらと思います。いつも応援してくださる皆様方には、心からの感謝を。
行かせていただくからには、お留守番の方々にもちょっとでも雰囲気が伝えられるようにがんばりたいと思っています。