ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

24CH△NNELと七草がゆ

 水曜日深夜の24CH△NNELは翌朝見て、更に我が家が七草がゆを食べる時にもやっぱり見ながらいただきました。
(もちろん我が家の七草は摘んできたものじゃなくて買ってきたもので、おかゆだけ真面目に炊きました。いつもは小松菜とかで一草がゆにしちゃうのですが、今回はちょっと真面目に、スーパーでちゃんと七草全部が入っている七草セットを買いましたよ! 笑)
 「七草を摘んできて、七草がゆをいただく」というとってもシンプルな企画だったのですが、本当に癒される番組で大満足です。
実はアネもこの番組は好きらしいです。オットやオトートも結構見てます。誰にでも安心して薦められる番組です。
 今回出て来られた野草の先生とそのお友達という方が、野草に対してとにかく猪突猛進で、どこまでもどこまでもうれしそうに追いかけて行ってしまう方たちで、先生たちをまったりと追いかけるつよしさんや、あたふたと仕切りきれないスタッフも含め、みんながいい味出してます。ずっとくすくす笑いながら見てました。
 この番組に出てくる素人さんたちは、特に笑わそうとは思っていないのに、なぜかその一生懸命さや好きなものに対する本気さがふわっとやさしい笑いを誘います。
 そしてつよしさんがその素人さんたちや頼りないスタッフたちととっても自然に絡んで、更に番組が面白くなるのですよね。人と人っていいなっていつも思いながら見ることができる貴重な番組だと思っています。
 もちろんファンにとっても限りなくやさしい、つよしさん出ずっぱり番組なのですけどね(笑)
 結局は川沿いの道の散策で食べられる草は見つけられたものの、河川敷のある農家のお宅の敷地内でほとんどの七草を見つけるのですが、その七草を包丁で刻む時に、畑の持ち主の奥様が歌った七草囃子がとっても印象に残りました。

七草なずな 唐土の鳥が、日本の先に、渡らぬ先に、トントントン、トトトントン

 わたしは「七草がゆの日は、お正月に食べ過ぎた胃を休めるための日」だと思っていたのですが、七草囃子で検索してみると、いろいろないわれがあるみたいです。
 農作物の害虫を追い払う歌であるという説とか、渡り鳥が疫病をもたらすのではないかという考え方を歌にしたという説もあるのだそうで、いわば「鳥インフルエンザを渡り鳥がもたらす」という考え方がもう1000年も前からあったのだそうです。
 わたしも大学のころ遊び歌とか伝承歌とかを調べたことがあったのですが、こういうのはたとえば地域によって言葉やイントネーションが違ったり(方言があったりするので)意味も微妙に違っていたり、調べていくともっといろいろと面白いことがわかるのかも。
 おっと全然違う方へ行ってしまいました。
 番組ではこの「七草囃子」をおとなりに立っていらっしゃるおばさんが突然歌い出して、包丁を刻むリズムがとっても調子よくなってしまうかわいいつよしさんに萌えつつ見てました(笑)
 続いて先生たちがニコニコわくわくしながら摘んだ「ギシギシ」とか「ノゲシ」「ハルジョオン」を入れた「24がゆ」も作ります。こちらは2月4日にいただくように…とのことでしたよ(ふふっ)
 ハルジョオンと言えば、幼児教育の授業の時に玉川上水のほとりでずいぶん探して歩いたことがある花です。ヒメジョオンハルジョオンは違うのか同じなのか?とか、絵を書いたらコウイチ画伯真っ青のすごい絵になってみんなに笑われたなぁとか…テレビを見ているうちに、自分の思い出もいろいろぽろぽろ出てきてなんだかなつかしかったり。
 楽しそうに「ぴろ〜ん」の斉唱(ずれてましたけど、笑)をする微笑ましい中年のご夫婦を眺めながら、ずいぶん前にリウマチで亡くなった祖母のことを思い出してました。
 祖母は晩年、夜床についても痛みで何度も目が覚めて、目が覚めた時にとってもさびしい気持ちになると言っていたのです。深夜トラックの運転手さんが登場するラジオ番組を聴いてさびしくないと言ったり、朝テレビの放映が始まるのが待ち遠しいなんて話を聞いたこともありました。
 そんな祖母が生きてる時に「24CH△NNEL」みたいな番組があったらきっと大喜びで見ていたことだろう…なんてふとそんなことを思ってしまいました。
 若い男の子とおじさんおばさん、かわいらしい子どもたち、いろいろな世代の普通の人が絡んでなんだかとっても微笑ましい番組なんですもん。今のさびしい人ばかりが大勢いる社会にこそ必要なのはこういう番組なんじゃないかしら!?なんてちらっと。
 番組的には最後の方で出てきた赤ちゃん「るなちゃん」にすべて持ってかれて終了します。
 るなちゃんに思わずそっと頬ずりするつよしさん@@@@(ふたりいっぺんにギュっとしたいって言ったら友達が「アンタ、そりゃあよくばりだわ!」って、笑)
 ラストショットはお皿にかぶりつくるなちゃん。歯がそろそろ生えてくる頃で、もしかして歯茎がかゆいのかしら!?なんてにこにこ見てしまいました(いいなぁ、赤ちゃん@@@@)
 今週の番組では来週放映の曼荼羅の映像もちらっとはさまりました。予告ではカウントダウンをして映し出される瞬間もちらっと。あっちもこっちもちらっとですが、それだけでなんだかジーンとしてしまったわたしです。
 遷都くんやスチーヴさんも出てらっしゃいました。来週は番組本編でこの曼荼羅がたくさん見れそうで、楽しみでなりません。
 それにしても残念だと思うのが、寒い中曼荼羅を見に行って、わざわざたくさんレポしてくださったお友達の皆さんは、ほとんど24CH△NNELが見れない地域の方々で、24CH△NNELが見れるわたしたちは、逆に曼荼羅をその場で見たくてたまらなかったのに、見には行けなかったのですよね〜
 もちろん中には両方見られたラッキーなお方もいらっしゃるでしょうけれども、あんなに急に告知されたものを遠い東の方から見に行くなんて夢のまた夢だし…
 今年の遷都祭絡みで、見たい人全員がもれなく見れるようなイベントがあるといいなぁ〜たとえば全国放送の番組で実況生中継とか…歌なんかも歌っちゃったりして!?作品なんかも見れちゃったりして!?
 とりあえず言霊という言葉もあることだし、「こうだったらいいなあ」と思ったことはちゃんと日記に記しておきたいと思います(笑)