ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  終りがあるということは始まりがあるということ。

 「正直しんどい」が残り2回の総集編を残すばかりとなりました。
 思い出すたびなんだかさびしくて、そういえばここのところ、あまり日記でも触れてませんでした。
 ずいぶんこの番組には元気をもらってきたし、7年間、あまりにもあることが当たり前になっていたし。
 とはいえ番組はとっても楽しんで見ています。アイドルとお笑い芸人ふたりの企画でも、強引に笑いを取ろうともせず、必要以上にカッコよく見せようともせず(笑)普通に世界遺産へ旅するだけという企画もできちゃう、貴重な番組だったなぁとあらためて。
 こんなにゆる〜く男子ふたりが旅しているだけの30分が、全然普通に成立しちゃうところもすごいと思うし、ファン目線で見てみれば、なんとも萌えシーン満載だし。本当になんていい番組だったんでしょう。
 ちなみに来週の予告の最初にいのっちやコウイチさんも入ってエグザイルしてる映像がちらっと映ってました。あの回もまた見れるんだなあと思うとうれしいです。それにしても残り二回だと思うとせつないですけれども。
 実はかなり前に噂になった段階で、なんだか今回は信ぴょう性が高そうだなぁという予感があって、ひとりでただただショックを受けたまま苦〜い終末を過ごしました。なんだかまるで失恋直後の人みたいになっていたのです(笑)
 それから数日して、オットと飲んでいた時にふと口がすべって「あのさぁ、しんどいが終わっちゃうかもしれないんだよね〜」と言ったら、彼ってばわたしと同じぐらいがっかりした声で「ええ〜っ!?そりゃあ困るだろ!ショック!」と言ったのです。
 もちろん観点は全然違っていて(笑)オットはゲストにかわい子ちゃんがいっぱい出るので楽しみにしていて、わたしはホスト側をガン見するのが楽しみで見ているわけですが(笑)どっち目線で見ても利害が一致して夫婦で一緒に楽しめる珍しい番組だったんだなあとあらためて(泣)
 先日、そんな我が家の話をしたら、ショコラ嬢のお宅でも同じように旦那さんがしんどいの終了をがっかりしたとのこと。ふたりで顔を見合せて「やっぱり!!」と溜め息。
 「不況で『枠』そのものごとなくなってしまうらしいよ」と聞いて、それなら仕方ないけれどさびしいっていうのはそれとは別の話よね…なんて思ったり。
 話を聞いてしばらくはずいぶんがっかりして落ち込んでましたが、それからだいぶ日にちがたって、だんだんに気持ちも落ち着いてきたので、正式な発表を聞いた瞬間はそこまで落ち込まずに済みました。
 今も残念な気持ちは変わりませんが、こんなに素敵な番組がこれだけ長く続いて、しかも最後まで楽しいまま惜しまれつつおしまいを迎えられるって素敵なことだなあと思うに至りました。
 「ファン」目線でとってもいい番組だったのは言うまでもありませんが(笑)ファンじゃない友達にも「見てるよ」と言われることが多かったです。
 ゲストで出る人出る人みんな好感度が上がったいい番組だったと思います。
 先日たまたまテレビをつけていたら、もっとずっと早い時間にしんどいと同じようなテイストの番組をやっていて思わず見てしまいました。
 その番組では、人気アイドル同士がデートしていて、何やら煮詰まったらカード風のものも出されていて、一見そっくりにも見えたのですが、何かがちょっとずつ違ってました。
 デートしていたふたりはわりと好感度の高い子たちだし、場所は代官山だしぶらぶらしてるし…なのですが、なんだか気恥かしいというか、見ちゃいけないものを見ているようなドキドキなんだか変な汗をかいちゃうような感じなのです。
 この差はなんなんだろう!?と考えるに、番組の演出的要素や演出意図がちらちら見えちゃって居心地が悪いんだと気がつきました。
 それから「やっぱり芸能人。」的な匂いがして、それは彼だから!彼女だからでしょ!?的なひがみ目線で見てしまうのです。なんなんだろうこの差は。不思議です。
 しんどいでは「よくできたカッコイイデート風」にはちっとも演出されてなくて、むしろ沈黙は沈黙のまま、ぎこちはさはぎこちなさのままなのですが、なんとなくそれが普通っぽくて安心な感じなのですよね(笑)
 だからこそなのか、ゲストやつよしさんが素でふと見せる人の良さとか、人としてかわいいところとか、実は気が利く子なんだなぁとか、そういうのが浮かびあがってきた気がするのです。
 ゲストさんを見て「この人はすごいプレイボーイなんだと思っていたら、誰に対してもやさしい人なんだなぁ、これじゃもてるはずだわ!」と思った方々もいたし、もっとツンツンしているのかと思ったら、本当に人見知りなだけのかわいい人なんだなあと思うゲストさんもいらっしゃいました。
 そういう意味では不思議な番組でしたけれども、唯一無二な感じもして、本当にいい番組だったなぁと改めて。
 始まりがあれば終りがある。さびしい気持ちには変わりがありませんが、高値安定のまま惜しまれて終わるのだし…新しいスタートに期待して待ちたいです。

 とここまでは下書きで金曜日までに作ってあったのですが、土曜日の朝、携帯の電源を入れたらメールが6件も入っていて、「24CH△NNEL」のことを知りました。
 「なんだかデイリーに載ってるらしいよ!」と話していたら、阪神ファンのオットが買ってきてくれました(笑)わ〜い!!本当だった!すっごくうれしいです。まんなかにサンカクが入ってるのもなんだかいいな。時間はちょっと短くなりますが、水曜日深夜がからっぽになっちゃう生活が想像つかなかっただけに、本当にありがたいことだと思っています。
 そういえば、どこで聞いたんだっけな!?今年のつよしさんのライブのどこかで「「終りがあるということは始まりがあるということ。」」というキーワードが発せられて、瞬間その言葉がものすごく印象に残ったのですが、まさしく今年のキーワードはそれだな!って思います。いろいろな場面でこの言葉を思い出す年になってます。
 というわけで、最後にプロフィールにも載せている大好きな言葉で〆ておこうかな(笑)
 「空(くう)」の心で…「かたよらず こだわらず とらわれず」心をニュートラルにして新しいスタートも楽しみにしてま〜す!!