ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 もう許さん!!

 怒り心頭です。どうしても許せません。
 何がって炊飯器です。
 まだ購入後1年と経っていないわけですが、購入後2カ月くらいから炊いている間に勝手に「ふたがあく」という事態が生じて困っていました。
 この炊飯器は某大手メーカーのもので、4〜5万する圧力釜や最新式のすごくいいヤツではないですが、それでも2万円弱で購入した新品です。
 炊飯器に米をセットして蓋をした瞬間は一応ちゃんとふたは閉じているのですが、なぜか炊き上がって食べるまでの間に蓋が勝手に開いてしまいます。
 気がつくまでの時間が長ければ長いほど、ご飯はガビガビになり、上の方は全く食べられない状態になったり、かたいところとやわらかいところができてしまったりもします。
 ちゃんと長時間水に浸して(玄米なので)16雑穀を混ぜて、手間暇かけて炊飯して炊きあがったものを食べようとした時に、この事態が起きていたときのショックときたら、並大抵ではありません。そのたび「ムキーっ!!」となってます。
 目の前で家事をしながら炊飯している時はいいのですが、わたしはたいていの場合タイマーをかけて、仕事をしている間や眠っている間に炊飯することが多いので、知らない間に蓋があいていて、ご飯が悲惨なことに…というパターンがほとんどです。
 最初食べようと思ったら蓋が開いていた時は、てっきり自分のミスだと思ったのですが、3回くらい失敗してからは、もしかして勝手に開いてる?!ということに疑う余地がなくなって、それからは米を仕掛けると同時に炊飯器の上に1kgのダンベルを置くことにしています。ダンベルを置いておくと、勝手に蓋が開くことはないので…
 ところが…我が家の炊飯器は引き出し式の家電ラックにおいてあって、それを引き出す時に力の加減を間違えると、ダンベルが足の上に落ちてくる…という今度は違う事態が生じて何度も痛い目に合っています。なぜか器用に足の甲の上にダンベルが落ちてくるというお約束になっているのです。
 そんなことよりももっと初歩的なミスもあって、炊飯は当然ながら毎日の作業なので、ダンベルを置くという作業をすっかり忘れてしまうこともあります。
 そんな日に限って蓋が早めに開いて、えらくご飯の匂いが充満しているし、湯気が立ち上っているなあと思ったら、ぐつぐつと煮えたぎった炊飯器の中身が丸見え…つまり蓋をあけた状態で炊飯が行われていてぎょっとする…なんてこともありました。
 あまりにもわたしが炊飯器と格闘しては怒っているので、家族には何度も「買い替えればいいんじゃ!?」とおそるおそる提案されているのですが、今までは意地になって「絶対にこれでがんばる!!」と言い張っていたのですが…
 今日、バーゲン品とはいえ、焼津産のおいしいねぎとろをたっぷり買ってきて、温かいご飯にかけて食べるのを楽しみにレッスンをしていたものですから「さぁ食べるぞ〜っ!!」と意気込みつつ蓋を開けようとしたら、全開だった事件を受けて、とうとう決心しました。
 もうこの炊飯器とはさよならです!!覆水盆に返らずです!!
 おかげでカチカチのところとやわらかすぎなところが混ざっているちょっと「糊」みたいなご飯にねぎとろをかけたので、台無しでした。怒りも手伝って味がどうだったかもよくわかりませんでした。ムキーっ!!です。
 食べ物の恨みってヤツは恐ろしいのです!!それがAB型相手なら尚のこと(笑)