ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 仙台旅日記 その6 合流!

 昨日の日記を読み返して思い出したのですが、仙台ではあちらこちらでうぐいすが鳴くのを聞きました。仙台城跡でも姿は見えなかったのですが、盛んにうぐいすが鳴いていて、とっても澄んだいい声でした。
 さて、そろそろさと嬢との待ち合わせの時間が近づいたので、またるーぷるに乗って仙台駅前まで帰ろうということになったのですが、そういう時に限ってなかなかるーぷるが来なくて、やってきたバスはなんと最終バスでした。乗り遅れなくて幸いでした。
 バスの中では信号待ちのたびにるーぷるの運転手さんが様々なクイズを出してくださって、面白かったです。
 個人的に驚いたのが、「今走っている道をずっとまっすぐ行くと埼玉や東京の方まで行けるんです。」とおっしゃって、え〜!?と思っていたら、その道路、我が家からもほど近い国道4号線だったのです。
 うちのすぐそばの道をず〜っと北上していくとさとこさんちのすぐそばまで行けるのです。もちろんそれはそれは長い長い旅になるのでしょうけれども(笑)
 空で大好きなひとたちとつながっているのもうれしいけれど、この道は遠くの友とつながっている道…というのもうれしいものです。
 それにしても仙台の街は緑が多くて本当に隅々まで美しかったです。
 仙台駅に降り立つと、駅の正面では楽器を持った男の子たちがストリートライブの真っ最中!人だかりができてました。うまいかどうかというと、ちょっとう〜んな感じでしたが(笑)彼の歌声を聴いていたら突然我にかえって「そうだった!これからわたしたち、プロのとびきりステキな歌声を聴きに行くんだ!!」と思いだして急にテンションが上がったりして(笑)それまでのわたしたちったら、すっかりと仙台観光を満喫しちゃって、どうかすると正宗公に会いに来たかのようなテンションだったのです。
 そうこうしているうちに、わたしたちがいる場所からかなり離れてはいるものの、ちょうど正面あたり、街頭ビジョンがあるあたりに待ち合わせているさと嬢がいることに気がついて、3人でちぎれんばかりに手を振ったのですが、なかなか気づいてもらえず(笑)もしかしたら気がついても他人のフリをしたかったかも!?というくらいテンションが上がってしまい、キャーキャー言いながら感動の再会を果たしました。見知らぬ場所で旧知の顔を見つけた時のしあわせったらありません。それがわれらがさと嬢なら尚更です(笑)
 あちらこちらから馳せ参じて、やっとここで「4人」になったのです(笑)
 そこから、駅の反対側、サンプラザホール側に移動して、夕食を食べに行きました。
 駅の西側はたくさんのビルやショッピングセンターがあるのですが、東側は予備校がたくさんあって、その風景の差にもびっくり(笑)
 さとこさんによれば、このあたりは「親不幸通り」という通称があるのだそうです。そうでしょうとも(笑)予備校ってホントにお金がかかりますもん(実感がこもりすぎな高3生の母、笑)
 話は戻って…昼食の時とはまた別の店舗の利久に連れていっていただきました。
 ここでまた牛タンを食したのですが、昼食の時がオーソドックスな牛タンだとすると、夕食で食べたものはちょっと変わっていて、牛タンのから揚げとか牛タンのソーセージとか、牛タンのサラダとか牛タンのシチューとか、いろいろなものをシェアして食べました。この時はライブ前だったので飲み物はお茶だったのですが、いつかもう一度行くことがあったら、ぜひぜひお酒と一緒にいただきたいような味でした(笑)
 ここからちょうどいいころ合いを見計らってライブ会場へと向かうのですが、あまりにもさとこ嬢の引き当てた席が良席だったものですから、会場が近づくにつれだんだん緊張で言葉少なになってうわの空気味のわたしたち4人(笑)
 そして辿りついた先がここ。

 実は入場の直前に偶然にも噂の「剛柴」ボードを確認していたわたしたちなのですが、多分この時にはちゃんと直されていたと思います。残念でした(笑)
 ライブについての一部始終はすでに語っておりますので、過去ログを参照していただくとして…
 昼間はこの時期にしてはかなり暑くて汗ばむ一日だったのに、ライブが終わって外へ出る頃にはすっかり肌さむくなっていて、ショコラさんとわたしはまんまと大行列に並んでまで「つよしさんの声紋ストール」を買いました(笑)
 冷たい夜風と温かいつよしさんストール。そしてライブの興奮を分かち合える仲良しさんたちとの夜のそぞろ歩き。いろいろなことがあいまって、駅までの道のりはとても印象深いものとなりました。
 そういえば、同じようにライブ帰りと思われる皆さんが途中からたくさん同じ道を辿っていることに気がついて、皆さん黄色いショッピングバックみたいなものを持っていて、どうやらエグザイルも同じ仙台の地で同じころライブをしていたらしいです。
 ライブ帰りの一団がふた組、同じあたりにいるっていうのが不思議面白い光景でした。
 そして、駅で自宅に帰るというさとこさんとお別れです。
 この日行ったすべての場所は、さとこさんのアレンジで連れていっていただいたところです。
 あらかじめたくさん調べてくださってあって、実は昼間彼女が持っていたクリアファイルを見せてもらったのですが、蛍光ペンでラインを引いたバスの時刻表やら、コピー用紙に手書きの注釈を入れたものやらたくさん持ってらして、事前にわたしたちのためにいっぱい予習してくださったんだなあということがわかり、実はこっそり胸が熱くなっていたのでした。こんなにかわいらしくてしかも頼りがいがある25歳、わたしが独身男子だったら絶対に嫁にほしいです(笑)
 いつか東京や埼玉に来られることがあったら、ぜひぜひ今度はいろいろなところに連れていってあげたいです。
 ありがたかったね〜さとこさん、ホントいい子ね〜などと散々噂しながら歩いていたのですが、翌日は更にフルアテンドしていただくことになるのです。本当に二日間、お世話になりっ放しでした。さとこさん、ありがとう。
 わたしたち3人はそのまま駅の反対側の道をのんびり歩いてホテルまで行きました。
 夜の青葉通りをライブの興奮冷めやらぬまま歩いたことも、きっと一生忘れないと思います。
 そもそもホテルに帰りついたのが11時を回る時間でしたが、その後は眠りに落ちる瞬間までずっとおしゃべりしてました。