ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  久々に大バトル勃発!

 少し心に余裕ができてきたので、あちこち整頓したり、いろいろなジャンルの音楽を聞いたりして過ごしていました。
 どうもパソコンの調子が悪くて、フリーズしたりクリックが効かなかったり、ファイルをダウンロードする前に消えてしまったり…様々なトラブルと格闘しているうちに、頭痛がどんどんひどくなって、1週間パソコンや携帯から離れ気味に生活したらすっきり。
 今朝からあらためてスタートしようと決めていたので、週末あたり「妖〜あやかし〜」のシングルの話やら、エコうたやら、いろいろ書きたいことがあってうずうずしていたのですが、あえて夕べも我慢しました(笑)
 そんな話もゆっくり触れたいし、他にも書きたいことがいっぱいあるのですが、1時間後にはヨガに行かなきゃならないので、とりあえずそういう話は夕方以降にでも。
 わたしにとっては大問題だけれども、世間的にはどうでもいい話から書いておきます。家庭の話だし、本当にどうでもいい系の話なので、ご興味がある方だけ続きを読むからどうぞ。
 金曜日に久しぶりにアネととことんバトりました。夜中までずっとあーだこうだ言い合って最後はお互いに涙声になりながら「なんでわからないの」「もうほっといて」「ほっておけないから言ってるんでしょう!?」という展開になって、あ〜あです(沈)
 「おかあさんなんだから、アンタをちゃんとした大人にする責任があるのよ」「どうせおかあさんは、いつだって愛情じゃなくて責任とかそういうことばっかり!」
 「そうじゃないでしょ。アンタは恵まれてると思うけどね」「人と比べてしあわせとかじゃなくて、あくまでも自分なんだよ。おかあさんの話はいつだって核心から全然ズレてる。」
 「おかあさんの思い通りになんかならないから」「思いどおりになったことなんて一度もない癖に」「おかあさんの子どもの頃と比べたら、どれだけ自由にアンタの思っていること、やりたいことを尊重してるか、アンタにはわからない」「こんなに大切に思ってるのに、わからないの」「頼んだ覚えはないよ。」
 「そんなに仕事に不満があるならやめちゃえばいいでしょ!?」「別に仕事がイヤなわけじゃないし。第一やめたら専門学校とか話を持ってきてくれた先生とか、どれだけ迷惑がかかると思ってるの?」「それでも心が耐えられないと言うのなら、やめるしかないじゃない」「絶対にわたしがやめないとわかってて言ってるくせに」「おかあさんのために生きてるわけじゃない」「あたり前でしょ。アンタの人生なんだし。」
 「いつも自立、自立ってプレッシャーをかけるから、いき場がなくなるんだよ。」「そんなに何度も言ってないでしょ!?」「言ってるよ。」………
 そして、最後にいつもの切り札「どうしてあの時死なせてくれなかったの!?」
 これは本当に切り札中の切り札で、そんなに弱い子に育てたはずはないと心のどこかで思いつつも、いつもそのひとことを言われるたびに縮みあがってしまうわたしなのです。
 もちろん本気でそんなことになりかけた彼女が高校3年生の春から数えてもう3回目の春がきて、わたしも彼女のその切実さに沿おうとしてきたつもりだし、本人も今はまあまあ健全な毎日を送っているし、小さい感情の起伏や爆発はあっても、ずいぶん大人になったなあと思いながら見守っているわけですが、時々売り言葉に買い言葉でこの話を持ち出されるたびに、何度でも縮みあがってしまいます。
 なんにせよ、おなかに入ってからだと21年もの歳月を掛けて、やっとここまで育った大事な作物を、出荷直前になって予期せぬ台風で失うようなことになったら一生後悔し続けなくてはならないではありませんか。最後に思うのはいつもそれ(笑)
 それは彼女に限らずオトートとて同じで、こうしたらきっとうまくいく?と思われる考えられる限りのことは全部やってきているハズですが、抜けてることだらけだし詰めが甘いし、気がつけば後悔することもいっぱいです。
 そもそも親になって思うのは、本当に子育てってお金も手間もかかるし年中無休だし。
 場合によっては知恵を総結集してことに当たらなくてはならない事態も多いし、自分が具合が悪くたって休めないし、3Kどころじゃない大変さだと思うのです。
 しかもそんなにがんばったって、うまく育ってあたりまえ、がんばってるね〜と褒められることはまずないし(笑)ちょっとでも子供たちが脇道にそれるとそこら中から集中砲火が飛んでくるし、なかなか報われない仕事だなあと思います。
 もちろん楽しいこともいっぱいあるのだし、彼らがいてくれてこそしあわせだというものもいっぱい運んできてくれるので、一方的に大変だと思っているわけではないのですけれど。
 まあ一般論はさておいて、自慢の子どもたちであってなんてくれなくてもいい、とにかく元気で社会人としてどこに出しても大丈夫な、次世代を担うことができる最低限の常識を備えた人であってほしいという…願いはたったひとつなんだけどなぁ…なんて思いながら日々、がんばっているわけなのです。
 そんなこんなで、夜中にアネとそんな話を延々やっていたので、最後はついにオットが起きてきて、「まあまあまあ、その辺で」と。
 とりあえず、バトルはそこで一旦お開きとなったものの、高ぶりきった気持ちが抑えられないわたしたち。アネはなにやらピアノ部屋に入って、ずっとピアノを弾いていたようで、一方のわたしはなぜか、数独を取り出して鼻をすすりつつ(笑)一心不乱に夜中に数字と格闘してました(客観的に見たらそんなわたしはきっと相当怖かったに違いない、笑)…ああ、なんて痛い。バカみたい。
 結局その後2時間くらい別々になんやかんやしているうちに(すでに午前2時くらいになってたわけですが)アネとわたしはお互いに歩み寄って最後は笑ったりしつつしゃべって「おやすみ〜♪」と機嫌良く布団に入ったわけですが、本当に子育てって大変…とまたまた思い知らされました。
 もう二十歳なんだから、そろそろほっとけば〜と言われたりするのですが、二十歳になったら心まできっちり大人になるわけじゃないし…ここで放り出すのは無責任なんじゃないか!?と思うので、ついつい口を出してしまったり、相談されると最初はがんばって「はいはい」と聞いているのに、途中から「それはアンタが…」とか「もうちょっとこう…」とか意見して大喧嘩になったりするのですよね(笑)
 それでもわたしが生まれてきた意味というものを考えると「ふたりの子どもたちがちゃんとした大人として親から巣立つ手伝いをする」というのが一番の目的なんだろうと思っったり。
 それは責任だというだけじゃなくて、愛情でもあると思っていますが、どちらかだけでもうまくいかないし、どちらかが過多でもやっぱりうまくいかないと思うのですよね。
 というわけで、とんでもないバトル報告でした。
 なんだか悲惨な感じもするかもですが、実はバトル以来ちょっといい感じになっていて土日は彼女とは平和的に過ごしました…が…代わりに日曜日は夜になってからオトートがムキーっとなりはじめ(笑)まったく油断も隙もありゃしない(沈)
 キミたちお願いだから、母にも日曜日をください(笑)