ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 テンピュールの床!? 

 昨日は父母の付き添いで武蔵野線沿線のマンションを見に行ってきました。妹も一緒です。
 今栃木に住んでいる両親ですが、ふたりとも70歳を超えたので、お引越しを考え始めたのです。
 転勤族だった父は、山口、東京、栃木と家を買っては10数年で引越しを余儀なくされています。なので他の人に比べたら家探しには慣れている方かもですが、年を取ったらマンションの方が安心だろうということで、持って行けるもの、捨てるものを選ばなくてはならないし、そもそも増えに増えた庭木をどうするかという大問題もあって、それはそれは大変です。
 だんだん高齢になりつつあるし、少しでも都心に近いところで、尚かつ娘たちのそばにいたほうが何かと便利だろうし、その上駅から近くて、医者や買い物に便利で、狭くてもいいから日当たりや風通しがよいマンションを探しています。
 車が大好きな父なのですが、本当に高齢になる前にそろそろ車を捨てることも視野に入れていて、それなら尚のこと便利な場所じゃなきゃということになって、条件を満たす家を格安で見つけようとするとなかなか大変なのだということがわかってきました。
 ちょっと前までは「年を取ったら田舎で大好きな花をたくさん育てたりして、静かに暮らしたい」と言っていた両親ですが、最近は考え方がずいぶん変わってきました。
 田舎での暮らしはどちらかが健康を害すればすぐに困ってしまうのは目に見えているし、困ったときにわたしたち娘が飛んで行きにくい場所でも困ります。
 運良くずっと健康でいられたとしても、年を取れば取るほど、刺激があった方がいいんじゃないかとも思うそうです。時には大好きな音楽会に行ったり、買い物に出たり、静けさに囲まれているよりは、にぎやかな環境にいた方がいいのでは?という考え方にはわたしたち娘もとっても賛成しています。
 それにしても新しいマンションを見るってなんて楽しいんでしょう!!夢があります。自分が引っ越すわけじゃなくて、あくまでも付き添いで見に行ったに過ぎないわけですが、それでも十分楽しくて「こういうキッチンがいいわ」「ちょっと間取りがね〜」「買い物ならここがbestかもよ!?」とか「ちょっと高くてもこの部屋がいいね〜♪」なんて妹と無責任に妄想三昧して喜んでました。父母はもっと現実に直面しているので真剣そのものでしたけれど(笑)
 そうそう、あるマンションの床がやわらかくストンと沈む感じで、まるでテンピュール!?と言い合って「あゆちゃんの回の堂本兄弟だったっけ?!」と同じ番組を思い出したのが笑えました。どうしても発想がそっちよりになります(笑)
 歩くたびにふわんと沈む感じがなんだか楽しかったですが、すぐに「でもさ〜、家具をずっと置いておいたら跡がついて取れなくなるんじゃないの?」なんて超現実的な会話になるわたしたち。感じが悪い付き添いです。
 とはいえ、朝8時過ぎからレッスン直前の5時過ぎまでほとんど歩き通しだったので、くたびれたこと、くたびれたこと。
 そもそも「いつもアンタの家は雑然としてるわね!」なんて言われるので、前日の夕方から掃除をしたり片付けたりバタバタと動いていたし、家に帰って数分後には生徒が来てしまったので、息つく暇もない1日でした。
 更に5時半の生徒が自転車にまたがったまま転んで膝小僧から流血してやってきて、しっかり自転車のタイヤの跡がついた足を拭いたり、傷口を消毒したり。自転車がひん曲がったとかで、サドルにまたがってまっすぐにするべく大奮闘したりもしました。
 続けてやってきたうぜーよちゃんがこれもあたあまりにも舌好調で(笑)30分のレッスンが50分近くなったりした上に、レッスン中に折悪く宅急便屋さんが2度も来たり(2度目は間違いでした、笑)こんなことはもちろん滅多にあることではないですが、ピアノ以外で消耗の激しいお仕事タイムでした(笑)
 というわけでシャワーを浴びるやいなやうっかり眠ってしまったのが10時前。朝起きたら携帯メールが8件、パソコンメールが5件も入ってました。 
 ここのところ、早寝しすぎて友達の輪を乱している気がするわたくしでございますが、どうぞ見捨てずによろしくおねがいいたしますです。
 今日はいつも強力な効き目を発揮するユンケルを飲んだし、多分10時を待たずに寝てしまうようなことはないはず・・・なんですけど、どうかしら!?不義理をしてしまっている皆さんには、夕方のレッスンが終わってから、徐々に返信やら連絡やらお礼やらをしていきますので、もう少々お待ちください。