「ハコだよ〜っ！」

画像は、低学年の生徒、ゆいかちゃんがこの間のレッスンのときにくれたものです。
　片方のつまみに「ピアノの先生の」一段下がって「はこだよ！」と書いてあり、もう１方に「ゆいかとの」一段下がって「はこだよ！」と書いてあります。側面にはハートがいっぱい書いてあって、すごく大切そうにレッスンバックから取り出して手のひらにのせてくれました。「ありがとう〜！」と言うとにっこり。
　これは何するもの？と聞いたら、「いつもゆいかたちが消しゴムのカスで散らかすから、この中に消しゴムのカスを集める道具なの」と言ってました。確かにいつも、消しゴムのカスを集めるのに苦労しています（笑）こうやって、家でもわたしのことを思い出してくれるのはとってもうれしいです。「使わないときは畳んでしまっておけるよ。だって折り紙だからね」と彼女。使うときだけ、取り出せばいいのね。
　おかあさんが大きな広告の紙でこれを折って、くだものの皮や野菜の芯なんかを入れているのを見て、自分も「消しゴムのカス入れ」にすることを思いついたんですって！スバラシイ！！
　そういえば…思い出してみると、彼女の３歳年上のおねえちゃんも、１年生のときに折り紙の手裏剣をくれました。「歴史は繰り返す」です！！この子たちはきっとおかあさまと一緒に、家でもいっぱい折り紙をして遊んでいるのでしょう。
　以前の手帳から、はさんであったおねえちゃんの手裏剣を取り出して、ゆいかちゃんの「ハコ」と一緒に手帳にはさみ直しました。