ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 創造力と想像力

 先週の日曜日、オットとふたりでアネの専門学校の学校展を見に行ってきました。
 アネも中学高校時代の友達と一緒に来ていて、途中専門学校の友だちと混ざったりしながらにぎやかに学生ホールあたりで楽しんでました。
 学生さんたち、特に2年生の卒業製作の作品が素晴らしかったのはもちろんのこと、学校でちゃんと友達に囲まれて楽しそうに存在している娘の姿を確認することができて、ホッと胸を撫で下ろしたわたしたち夫婦です。
 学校というと一昨年高校3年の時に真っ白な顔をして決死の覚悟で通っていた彼女が浮かんでしまいます。本当にいろいろあったなあと思いますが(笑)なんとか復活できて、1年度の授業を無事終えられることができてよかったです。
 クリエーターの卵たちの素晴らしい作品の数々は本当に見ごたえがあって、ものすごい刺激を受けました。
 同じ芸術系でも、わたしが学生時代に勉強していたものとまったく違います。
 彼女たちの場合、一からすべて自分の心や頭の中にあるものを形にしていくわけで、どうやったらそんなことができるのか、凡人のわたしには想像すらできません。
 一方わたしがやってきたクラシック音楽の世界では、誰かが作った渾身の作品を「どう感じるか」・・・ということから始まります。いいとか悪いとか好きとか嫌いとか評価するのではなくて、目の前の作品をどんな風に感じ、どんな風に表現するかという世界です。
 創造力と想像力。言葉の音や響きはそっくりだし共通点もありますが、全く違う世界に身を置いているのだなあとしみじみ。自分には全くと言っていいほどクリエイティブな才能が皆無なので、娘を見ているとある意味うらやましいと思ったり。仕事にしたらしたで、大変な世界だろうなあと思ったり。
 缶ビールや飲み物のロゴを見ても、街角のポスターを見ても、コミックを読んでも、お店のレイアウトを見ても、それを創っているであろうクリエーターの存在を意識するようになりました。
 逆にアネとわたしが関わるどちらの世界も「自分が何かを感じなければ始まらない」という意味では共通していて、そんなこともおもしろいなあと思ったり。
 1週間経って作品もすでに戻ってきたので、本人の了承をもらって日記にアップさせてもらいました。本物はB2の大きさで、ちゃんとフレーム加工してあります。業者さんとの交渉も含め、すべて本人が緊張しながらやっていたのが、横目で見ている母としては面白かったです(キャーアネ、殴らないで! 笑)

 さて、今日はというと、久しぶりに家族でお出かけしてきました。場所は日帰り温泉です(笑)そもそも試験が終わったオトートがイギリスからの疲れを癒したいと言ったのが始まりで、無事進級が決まったアネのご苦労さん会でもあります。男チームと女チームに別れてのんびりお風呂に入ってきました。
 アネと背中の流しっこをしたり、片っ端からいろんなお風呂につかって、どうでもいい話をうだうだとするっていうのもなかなか楽しいものでした(笑)滅多にないことではありますが(笑)
 お風呂の後は大人組と子ども組に分かれ直して、子どもたちは食事タイム!「特別に好きなだけ食べてもいいわよ!」と言ってあったのですが(笑)、案外常識的な!?範囲内で、蕎麦やラーメンとアイスクリームくらいで十分満足したらしいです(笑)
 一方のオットとわたしは、マッサージを受けました。どうやら首筋から背中がありえないくらい、ガチガチだったらしいです。気持ちよかった〜♪
 というわけで、今週もがんばっていきましょう!!