ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 残念

 たまたまテレビをつけたら日本シリーズをやっていて、我が家に中日ファンも日ハムファンもいないので、最初はそんなに熱心に見ていたわけではなかったのですが、ちらちら見ているうちに、山井選手がものすごい力投をしていることに気がついて、ついつい釘づけになりました。
 ものすごい集中力で、渾身の力で投げ込まれるボールを見ていたら、目が離せなくなってしまったのです。
 意外に早い試合展開だったので、途中から月テスト勉強中のオトートにも「ちょっと休憩がてら見に来ない?」と声を掛けて、紅茶を入れて本格的にテレビの前へ。
 「お〜っ!!」とか「すご〜い!!」とか二人でどんどん前のめりになっていたら、CM明けの9回で投手交代と言うではありませんか!?う〜んショック。
 とりたててどちらのファンでもないので、ただただ山井投手の投球のすごさに純粋に感動して見ていたわたしたちとしては、一番おもしろい場面で夢から叩き起こされたような気分になって、哀しかったです。純粋にもうちょっとあの極限まで緊張感にあふれた投球を見ていたかったです。あのまま続投していたら、どんな結果になっていたのでしょう!?
 代わった岩瀬投手もどれほどのプレッシャーだったかと思いますが、きっちり3人で抑えたすばらしいピッチングだったし、負けたとはいえ、味方の援護がない中で必死に抑えたダルビッシュ投手もやっぱりすごかったし…。
 最近のわたしは、昔熱狂的にジャイアンツを応援していた頃と違って、まあまあのテンションでなんとなく野球をながら見していることが多いのですが、どこの球団とか誰とかいうことではなくて、試合の勝ち負けよりも内容に惹かれるのだなあとしみじみ。海の向こうにもたくさん選手が出ていっているので、あちこち楽しみがたくさんあるし、ザッピングして見つつも結構楽しんでいます。