ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 季節がまた逆戻りです。

 昨日は台風の影響でどんどん風雨共に強くなって、生徒もオトートもびしょぬれになって滑り込むように家に入って来ました。昨日のような日に限って人の出入りがめちゃくちゃ多くて、玄関の中までびしょびしょ。一緒になってあの雨のなかネコも出入りするので、入ってくるたびに足を拭いたり身体を拭いたり…そりゃあもう大変な一日でした。
 一転今日はすばらしくいい天気だったので、バ〜ンと洗濯を干して張り切って買い物に行きました。朝は長袖の裏起毛のトレーナーを着ていたのですが、だんだんに暑くなって昼過ぎには半そでに…洗濯物も3時間くらいでほぼ乾いていたという…でも洗濯日和は何よりうれしいです。天気予報によれば、明日もすごく暖かくて半そででOKな日になりそうということなので、「洗濯祭りだわ〜!」とうっとりとつぶやいたら、オットが横で笑う、笑う。「ほんとに趣味、洗濯なんだね!」って余計なお世話です(笑)
 そんな中、ほわ〜っと気持ちよさそうにしているのが…この子です。ルナです。結構野性の心が残っていて、そんなに人の前で隙を見せたりしないヤツなのですが、最近は年をとったのか無防備です。真っ白いおなかを恥ずかしげもなく上に向けて、昼間中ねむっていたような気がします。いいなあ、ねこってば。

 そして、アネとわたしはというと、昼から兼ねてからの懸案だったアップルパイ作りをしました。ちょっと焦げてしまったのですが、画像はこんな感じです。家庭で作ったものなので、思い切りわがままに、りんご2倍、パイ皮は半分。入れすぎて中身は超しっとりになってしまい、切りにくくなってお皿に乗せるのがひと苦労でした。
 このパイは実はアネの誕生日企画第2弾です。彼女がなかなかどんなケーキがいいか決めないものですから、とりあえず誕生日当日は、お店で買ったチョコレートのシフォンケーキを、そして2度目がこれ。でもまだこれは本命じゃないんですって。「ホントは紅茶のシフォンがいい」とか言い出したので、第3弾もあるかもです。
 「そんなわがままを言うんじゃありません!」と誰も言い出さないのは、オットもオトートも手作りケーキを食べるのが大好きだから(笑)わたしだって、もちろん食べるのは大好きですけど、なんせ体重にまんまはね返るのは目に見えているので、毎回2センチとか、3センチとか、ほんの少量で我慢ガマンです(笑)
 食べながら、姪っ子が近くに住んでたら、呼び出して食べさせてあげるのになあなんて、そんなことを思いました。その姪っ子でさえ中学2年生で、うちの中に小さい子がいなくなったのが時々さびしくなるこのごろです。その分生徒たちが、途方もないことをやらかしくてくれるので、結構楽しい毎日なのですけれど(笑)

 さて、パイ作りに精出しながら、今日は1日BGMに「Off Course」の「i」を選んで、聴きながら歌いながらの1日でした。

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 たとえば「愛を止めないで」「眠れぬ夜」「秋の気配」「愛の唄」でしょ。ちょっとマニアックに「夏の終わり」「私の願い」「心はなれて」「別れの情景(2)もう歌は作れない」でしょ。
「言葉にできない」「めぐる季節」「生まれ来る子供たちのため」なんていうのも、大好きでした。古い歌を聴いていると、その頃の彼らに向けたせつない想いがそのままよみがえってきて、なんだかキュンキュンしてきます。そりゃあもう純粋に、とっても熱心に応援していたなあとか。
 これらを聞いていて驚くのは、歌詞が完璧にあたまに入っていること(笑)あんなに今聞き込んでいるKinKiや玉置さんの曲、生徒と歌う新しい合唱曲なんかはちっとも覚えられないのに、古い歌は一語一句たがわずに、ちゃ〜んと覚えているから不思議です(笑)これが年ってことかしらん。やだわ〜!!