ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「Love Event HIGHER in JAPAN」25日 その3 (追記ありです。)

 イベントのかなり最後の方。CCKのラストの部分を書きます。
 CCKのラストのところ、いつもは客席と一緒にジャンプをするために上の方に上っていく辺りで、ケリーがLブロック端っこのキーダさんのところに向かい、わくわくするような顔をして丹念に体の右半分だけカラフルに絵の具を塗ってもらっていました。
かなりべったりだなあと思いつつ、その時は普通にボディーペインティングだと思ってました。その間、ドラムスだけがずっと曲の流れを切らないように鳴っていて、期待に満ちた空気が漂っています。
 いつの間に運ばれたのか、気がつけばステージの端に、かなり大きい白地の「HIGHER」と書いてあるボードが立てかけてあるのを発見。
追記:HIGHERのボードですが、私達がアンコールを呼んでいる時に3人くらい?のスタッフが運んできてましたよ。マットのような結構やわらかそうな感じでなんやろ?キーダさんがアートするのか、ケリーがダイブでもすんのか?と思ってましたけどボディアタックだったんですね〜。
 さて、いよいよ曲のラスト、飛ぶ段になって、ケリーがボードに向けて飛ぼうとしているんだと気がつきます。タイミングを合わせてそのボードに向かい、塗った方の身体を(垂直飛びの要領で)スタンプみたいに押し付けて、まるで魚拓をとるように、ハンコを押すように、まっすぐぺたんと押し付けました。
 結果、「HIGHER」の文字にかぶるように、カラフルな模様ができました。ケリーはそれを満足げに眺め、してやったりの極上の笑顔に(笑)
 見ていたこちらも、もちろんこの成り行きを見届けてテンションがマックスにアップ!!双眼鏡でのぞいたら、多分あそこが手の位置というのもはっきりとわかり、その場所が意外に高くてびっくり。かなり飛んだんだ!と思いました。そういえばどこかの番組で、垂直飛びが得意だって言ってましたっけね。
(友達談によれば、CCKの途中で、イヤモニやらアクセサリーやら、汚れては困るものはすでに着々とはずしていたそうです。絵の具を塗るための準備は、着々と出来上がっていたらしいです)
 ケリーとしては、虹が天に昇っていく様子を表現したかったのだそうです。確かにちゃんと虹色になっていて、先細りになっているのが煙が立ち上るように見えたりして、幻想的でした。バクさん、撮ってるかなあなんておぼろげに思った記憶があるのですが、本当に撮ってくれたかどうかはわかりません。でも、最後の方、ステージにいらした記憶があるので、撮っていたかも!?カメラもかなり追ってましたが、これはモニター用?それとも記録用?それとも期待のDVD用!?・・・だったらいいのに(笑)
 その後、床にもその絵の具だらけの身体を押し付けていたようにも記憶しているのですが、どうだったかな?よく見えないなりに、tankにも自分たちの「跡」を残したいのかな?なんて思いながら見ていたのですが・・・Aブロックにいらした皆さん、補足があったら、お願いいたします。
 そこからそのままMCをしたのですが、かなり絵の具が気持ち悪いらしく、時々触りつつしゃべってました。耳のあたりがうにうにになっているなんて言ってました。
追記:微妙な勘違いもあったみたいです。真実は下記にて
耳のあたりがうにうに…ですが、意外に絵の具が乾くのが早かったらしく髪の毛がつんつんして『うに』みたいってことだったんだと思います。絵の具が乾くのが意外に早いってことをキーダさんに笑いながら訴えて、キーダさんが「うんうん、そうなの」って感じでやり取りしていたのを憶えてます。

 ちなみに、その時着ていたものは、潔く全部私物だそうです。いつもの赤いパンツも半身絵の具だらけ(白地で名前が入っているやつです、笑)でも、ご本人にとってもいい記念になるかもなんて思ったり。
追記:半身絵の具まみれ、ご本人にもいい記念になるかも〜の件…本人もそう言っていましたよ!!私物なんだよ〜って言った後「これはいい思い出だなぁ」って私物の服を見ながら言っていました。
 実は、「ボードに飛び込む」というのは、前からかなりやってみたかったそうなのですが、「痛いし意外と危ないから怪我をするかも」とスタッフに一度は却下されたらしいです。 それでもやってみたいと言ったら、美術さんが裏にクッション材をいっぱい張ってくださって実現したとか。結果、ラストを彩るとってもいい効果を生んでました。美術さん、万歳!
 念願だったことをやれたケリーは、本当にうれしそうににこにこしていたのですが、ここでウエケンさんが、両手を広げて「おいで〜!」とハグのアピールをします。このシーンはとっても心に残っています。
 そう言われたケリーはというと、最初戸惑いをみせて、「い〜の〜?!」(だったかな?)と上目使いで本人に確認してましたが(この「い〜の〜?!」はかなり素っぽくしかもかわいくってドキドキ、笑)どうやら覚悟を決めて、開いた腕の中に思いきり飛び込んで行き、見事にウエケンさんのシャツにも虹の模様ができました。
 後からウエケンさんのブログでシャツの画像をみたり、前後の日の日記を読ませていただくと、あの時の感動が蘇ります。わたしはかなりウエケンさんブログのファンで、すごく男の子っぽい下ネタや汚い話満載だったかと思うと(意外にそういうの好き、笑)、熱っぽい顔で頼りなさそうに画像におさまっていたり、かと思うとシニカルだったり、少年みたいに繊細な一面を垣間見れたりと、気がつけば隠れウエケンさんファンになっていたるするですが(この方があの名曲、「藍色の夜風」の詩を書かれた方だというのが、なんともステキ、笑)この日のウエケンさんとケリーはまさしく少年の顔。うれしそうで誇らしそうで、とってもいい顔のふたりでした。
 その後は、わたしの場所からはあまりよく見れなかったのですが、バンマスともハグをしてやっぱり虹色になっていたそうで、この時のベルトの画像もバンマスのブログにあり、何度も何度も見に行ってしまいました。
 そして、ここから昨日の日記にも書きました箭内さんを呼ぶシーンへとつながるのですが、箭内さんとはかなりしっかり心のこもったハグをしていて、お互いの健闘を讃えあうかのように見えて、ここでもまた胸が熱くなりました。
 ケリーは茶化しながら、「こんな絵の具だらけの人にハグを求めるのは、頭がおかしい人だけですから!」みたいに言うのですが、本当にうれしそうです。気がつけば客席もたくさん手を挙げて「自分もハグして〜!」とアピール。クスクスと笑いが起きてましたが、こういうやりとりが途方もなく楽しくってわくわく。「そういうのは、大切な人のために取っておいた方がいい」みたいなことをしたり顔で言うケリーに、再度笑ってしまいました。
 ここだけでもいいから、ライブDVDのおまけ映像になったり、テレビで放映されたりしないかなぁと期待をこめて言っておきます。
★追記分について
AブロックにいらしたKさんからより詳細なレポをいただいたので、追記しました。前回助けていただいた際は、スペースの関係もあって、細かいところを書き換えたりもしたのですが、今回はせっかくなので、原文どおりに書かせていただきました。彼女は、ライブ後ボードのかなり近くまで行って見て来られたそうなので、最後に彼女の臨場感あふれる感想を載せさせていただきたいと思います。
 イベントが終わって帰る時、目の前まで行ってよく見たんですけど手を下ろす時にできたかすれた線がより躍動感を醸し出していました。あれはもう1回見たい!それからキーダさんらがアートしてたからっていうのと最後の半身ボディペイントで、凄い絵の具やらペンキ?のニオイが充満してました。
Kさん、ありがとうございました!!