ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 shooby-doo!な一週間のおしまいに。

 (今日の日記は、下へ下へと、どうぞ読み進めてください!)
 今週は本気で死にそうに睡眠不足で、どうしてもうまく寝る時間を持てず、イライラしっぱなしだったのですが、KinKi Kidsを聴き倒しつつ、やっと金曜日までたどり着いた感じです。
 思えば月曜以降、レッスンを除けば、珍しく音楽というと100%KinKi Kidsを聴いていました。最近の傾向として、圧倒的に新曲を耳にする機会が少ないし、せっかくいい曲を出しているのに、それではあんまりKinKi Kidsが不憫じゃないの!!という気持ちもあって(笑)聴いて聴いて聴きまくっていたわけですが、聴けば聞くほどに、もっと他の人たちにも聞いてほしいなあという気持ちが強くなっています。
 テレビ出演もちょこちょこあったし、楽しかったなぁ…とただ今振り返りながらHDDの中の番組を編集中です。
 これで、テレビの露出はおしまいかと思うとちょっと寂しいですが、HEY×3、うたばん、Mステと、ふたりでこそかわいいものあり、短いけれど充実したのあり、歌を堪能できる番組あり、と全部違う感じで、ファン層が広くいろいろな好みの人がいるKinKi Kidsですから、どんなファンにとっても、好みの違いはあれどどれかしらは「ど真ん中」なKinKi Kidsがいたのではないかしら?と想像しています。
 ちなみにわたしは、安いファンなので全部どれも楽しませていただきましたが、なんといってもやっぱり音楽ファンだし今日のつよしさんのビジュアルがど真ん中だったこともあり(ちょっとオリコンのボクシングつよしさんを彷彿させてませんでした?!)、一番は曲を一番堪能できたMステかな?!
 ちなみにコウイチさんは、黄色の衣装およびビジュアル、および歌っている時の表情も含めてすごく好きなので、「うたばん」がベスト、KinKi Kidsの雰囲気としてはやっぱり「HEY×3」のテレフォンボックスかなぁ。でも中居くんと話すKinKiさんたちもとってもよかったし、ナチュラルに雰囲気がよかったように思えたMステもよかったし、甲乙つけがたいかも(笑)要は全部楽しかったわけです。しあわせです(笑)
 唯一不満があるとすれば、これでプロモーション活動が終わるらしいことですが、それでもみんな同じじゃなくて、いろいろなKinKi Kidsが見れたから、いつもより楽しかったかもという感じです。
 さて、テレビもいいけど、CDも。この話がずっとしたかったの。忙しかったけれどなかったことにはしたくなかったし…ということで遅くなりましたがわたしなりに感想を。いつもどこかしらで先にCDのレビューを読んだりすることが多いですが、今回はどこかにありましたっけ?記憶にないので、どこも踏まえていない、勝手な個人的な感想ですので悪しからず。

BRAND NEW SONG (初回限定盤)

BRAND NEW SONG (初回限定盤)

BRAND NEW SONG (通常盤)

BRAND NEW SONG (通常盤)

 ただ今のところ、わたしにしては珍しく一切浮気せずに(ケリーにもね、笑)ずっとずっとKinKi Kidsさんたちを聴きまくっています。そういえば、ジャケットがすごく好きなのですが、このジャケットのテイストと今年のKinKiさんたちのカレンダーのテイストはわざと揃えてあるんだろうか?!と思うくらい似ている気がするのですがどうでしょう?!ジャケットの写真も素敵ですが、もっと気に入ったのが歌詞カードの手書きの文字で、すご〜く彼らの雰囲気を象徴している気がします。「きなり」っぽい色と手触りの、とってもナチュラルで温たかい感じのふたり。好みです。
 本当はせっかく買ったのだからちゃんとCDをコンポに入れて聞き倒したいところですが、限定版の曲も通常版の曲も、合わせて4曲全部いっぺんに聴きたいので、結局はi-Podに落として勝手に順番を決めて聴いています。順番にも結構こだわるタイプなのですが、何度か入れ替えたりしつつ、最終的には「BRND NEW SONG」→「STAY」→「hesitated 」→「アプリシエ」という順番でリピートリピートするというのが気に入っています。わたしとしてはしっくりいく感じなのです。
 「BRND NEW SONG」は前にも言ったとおりむずかしい曲だなあとは思いますが、でも彼らが歌うとそんなにむずかしく聞こえず、親しみやすい曲に聞こえるから不思議です。
 特に「廻り続ける merry-go-round」のところのつよしさんの歌い方がたまらなく好きで、何度もそこだけ回したりしています(笑)とっても気持ちいいです。
 彼は一旦繊細に声を出してから、徐々にクレッシェンドするという技をここでも使っていて、それが歌の加速度を増すような効果を上げているのかも…なんてちらっとそんなことを思いました。
 「STAY」に関しては、まだ「本気で好き」というところまでは行っていないのですが、ライブで生歌を聴いたら化ける曲という気がしています。クラップを始めとして、複雑なリズムの上にこれまた複雑なリズムのメロディーが乗っていて面白いです。初回版も通常版もこの曲があることで、次のバラードとお互いに引きたてあっている気がします。
 次に「hesitated 」を入れているのはわたしの勝手な趣味ですが、KinKi Kidsの醍醐味を味わい尽くそうと思ったらやっぱりこれでしょ!という気がするのであえてここに(笑)
 こんな風に細切れにワンフレーズずつソロを取り合いつつ、時には重なるように畳み掛けるように歌っているのに、バラバラ感がないのは、KinKi Kidsのすごさだと思います。決して最初からこのふたりの声はそっくりな声質というわけではないのですが、とってもしっくり来るし、最近ではどちらが歌っているのか一瞬迷う時があります。似ているというよりも、似てきた?!という感じなのかも。ハーモニーの重なりも抜群!コウイチさんはハモリの時のピッチがとっても確かで、わたしは特にピッチに滅茶苦茶こだわる方なので、きれいにハモるKinKi Kidsがたまりません(笑)このハモリの音程が長3度から短3度に変わるところがたまらなく好きです。コード進行が洒落ていて、心が動かされます。
 このひとりずつのパートがあってこそ、サビのユニゾンがとっても生きている気もします。ふたりのユニゾン(同じメロディーを一緒に歌うパート)は他のデュオにない、独特の味があると思います。ファルセットと地声のバランスもとってもいいような気がするし。この曲と「アプリシエ」はいずれもバラードですが、KinKi Kidsの技巧的な部分を楽しみたいなら圧倒的にこちらという気がします。このふたりにしかできないモノがこの曲の中にはある気がします。
 一方でわたしが最後に入れている「アプリシエ」は曲としては、最も好みの曲です。ある意味王道のバラードという感じですが、実はこんなに王道のバラードを堂々と、照れたり茶化したりせずに真面目に歌いあげることができるグループってそんなにない気がしています。奇をてらっているわけではないけれど、まっすぐで実直なバラードという気がします。
 移動ドで言うと語尾の「ミファミファミファミ〜♪」のところの揺れの歌い方が、ふたりともたまらなく好きです「hesitated 」が交互に歌ってこその曲だとすると、こちらの「アプリシエ」はワンコーラスずつで正解という気がします。ふたりそれぞれちょっとずつカラーは違います。しかし、同じようにこめられた「感謝の気持ち」がひとりひとり別々に歌うことで増幅されて2倍になってこちら側に迫って来る気がするのです。
 前にも言った気がしますが、現在のCD業界は素晴らしい楽曲を使い捨てしすぎている気がして仕方ありません。いい曲はどんなに露出があろうがなかろうがいい曲だと思うし、評価されるべき曲は、もっと評価されるべきだと思うし、少なくとも事務所の力とかなにかの主題歌とか、CM曲とかそういうことを別にして、やっぱり万人にたくさん聞く機会があればいいのにと思ったりしています。