ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[音楽] レインSMAPを語る その1

 妹に誘ってもらって、SMAPのコンサートツアーの最終日、10月9日に東京ドームに行ってきました。それはそれは、楽しかったので、絶対に自分用に感想を書いておこうと思ったわりには、時間が経ってしまいました。ず〜っと余韻に浸っていたのです。なんだか書いてしまって終わりにしてしまうのがもったいない感じ。テレビを見ては「あっ!SMAP!」と反応するのでアネやオトートは「実物を見て早速洗脳されたね!」と笑いますが、「いいじゃないよ〜!」と開き直り(笑)「つよしやキンキはどうした〜!浮気もの〜っ!」と相変わらずの風紀委員っぷりのオトート。そういうのとはちょっと違うのですけれど(笑)
 最初に入る時に、ドームの前が「譲ってください!」という切実な人でいっぱいになっていて、申し訳ないような気持ちになりました。茶の間レベルのファンの分際で、こんな大事な日に入れてもらってもいいのだろうか?ってね。しかも本命ケリーや光一さんのコンサートの大ラスチケットは取れなかったのにね(笑)人生そんなものだわ(笑)
 でも、いざコンサートが始まってみるとアウェイ感はまるでなく、本当に楽しかったので「コレじゃなくてあっちがよかった」なんて微塵も思いませんでした。キンキさんと縁がなかったのも運命、記念すべき初SMAPがこの日だったのもまた運命という奴でしょう(笑)キンキにはまた、年末年始に会えるのですし(笑)
 この日、コンサートと共にもうひとつとっても楽しみにしていたのは、いつもコメントで遊んでくださるキンキファンでもあり、SMAPの慎吾ちゃんファンでもある「そらちゃん」と会う約束をしていたこと。彼女の人懐っこい笑顔に会えたら、瞬間とってもしあわせな気持ちになって、雰囲気に飲まれそうだったわたしは「SMAPどんと来い!」という気持ちになりました。やっぱり気後れ気味だったのかも。そらちゃん、ありがとね。
 席は、3塁側の1階スタンド。バックネットが邪魔といえばそうでしたが、なんと最後の方では全員が目の前を通り、その距離5〜6メートル?!まるで10年前からのファンのように、大喜びしてしまいました。「ああ、テレビと同じだ〜!」と田舎者丸出しの喜び方をしてみたり、だけどやっぱりテレビの何倍もいいオトコたちだわ〜!とまじまじ眺めてしまったり。当たり前ですが、皆さんとってもカッコよくてお顔の隅々まで整っていること(笑)わたしは彼らの中の誰かを特別にごひいきというわけではなく、万遍なく同じくらい好きなので、2人以上いっぺんに目の前に来られるとあっちを見たりこっちを見たり目移りしまくって、困りました(笑)
 KinKi Kidsのコンサートしか見たことがないわたしにとっては、SMAPが本当にサービス精神旺盛なことにびっくり。あんなに人気者なのに、常にみんな、観客を喜ばせよう喜ばせようと誠心誠意がんばっているのが伝わってきて、とっても好ましかったです。
 誤解されたら困るのであえて書いておくと、KinKi Kidsはサービス精神がないと思っているということではありません。キンキの場合、ふたりともものすごく照れ屋さんで、観客を直視できない感じだし、そういう、ある意味新人のような初々しさを残しているところが彼らの魅力でもあると思うのです。ファンもまたキンキには、ファンに向けて何かしてくれるのを求めているというよりは、二人がお互いに向けてしゃべるのを微笑ましく見ることを楽しみにしている人が多いのではないかと思うのです。
 それに対してSMAPさんたちは常にファンの方を向いていて、ファンへの愛情表現がとってもストレート。とってもわかりやすく楽しいです。まさしくアイドルとしてプロ中のプロという感じがするのです。みんながあまりにストレートに、客席に向かって微笑みかけたり手を振ったりしてくれるので、思わず10年来のファンであるかのごとく、手を振り返してしまいました(笑)テレビでいっつも見ているので、時々見ているような錯覚に陥りますが、生SMAPは初めて!初めてなのに、こんなにそばで見れていいの?とバクバクしつつも、思い切り楽しませていただきました。
 そんなこんなで、始まるまではドキドキだったのですが、いざコンサートが始まると、1曲目の「Dear Woman」から大盛り上がり。誰が突然入っても楽しめるわくわくドキドキのコンサートでした。さすがSMAP。この人たちって、間違いなく国民的アイドルだわ!と感心することしきりでした。気がつけば、わたしも妹も普通に立ってペンライトを振りまくりつつ、一緒に口ずさんだり飛んだりしてました。
 というわけで、ここからはうまくまとめきれず箇条書きです。
1.映像
 スクリーンの映像が結構たくさんあって、最初もその映像から始まるのですが、映像がはさまるたびにメンバーがはけるので、まるで特番にコマーシャルがはさまるみたい・・・と不思議な気持ちで眺めていました。ずっとステージに出ずっぱりじゃないのが逆に新鮮にも感じました。会場に入る時に渡された3Dメガネを使って見ると飛び出してくる映像がすごく面白かったし、モニターの画面にだけ出て来るゲストも大物ばかりですご〜くゴージャス。すべてにおいて、お金がかかっている印象でした。さすが超売れっ子です。
2.ダンサーさんがいっぱい
 ステージの上に所狭しとダンサーさんがいて、生バンドもいて、これもまた「お金かかってそう〜!」と感心してしまいました(イヤらしいかしら、わたし、笑)でも、もうちょっと少なくてもいいかも。SMAPだけを見たいのにダンサーさんで見えない、と思ったところもありました。
3.仲良しSMAP
 メンバー同士が、すれ違いざまに、何度もほっぺにチューしたりしていて、仲良しっぷりがとっても微笑ましかったです。同じように仲良しでも、キンキさんたちの仲良しっぷりとは全然カラーが違う感じ。もっとあっけらか〜んとしています。5人もいると、関係性もさまざまなようで、ネタにしたり笑いを取ったり、おもしろいなあと思いました。
 今回、中居くんが何度も怪我に見舞われて、本当に気の毒だし大変だったようですが、それを「みんなで乗り越えながらここまで来た!」という自信がメンバーみんなからみなぎっていて、ゆるぎない絆を感じました。こうやって、現在の事務所の「稼ぎ頭」のベテラングループが、真摯に一生懸命、お互いをフォローし合いながらがんばっているのを見ると、なんだかキュンとします。
 こういう姿を後輩が見たり聞いたりして、「自分たちもこうあるべきなんだ」って代々学んできたんじゃないかしら?「所詮ジャニーズ」なんて知りもしないでバカにする人もいますが、とんだお門違いです。この大所帯の事務所がうまく機能し、かなり下の後輩たちまで礼儀正しく生真面目と評判なのは、後輩たちが常に上を見てお手本にして、学んでいるからだと思います。しかも、事務所に動かされているのではなくて、どのグループもかなり自主的に動いている印象があります。経営側としても、細部にまで口を出さなくても、それぞれがきちっとやってくれるので、かなりやりやすいんじゃないかしら?なんて、余計なお世話なことまで考えてしまいました(笑)
 ということで、まだまだ続くのですが、この話はシリーズ化して徐々にアップしたいと思います。実は夕べ一気に書いたら、すんでのところでフリーズ。強制終了してしまったのです。限りなく怪しいパソコンなので、自衛のためにも第一弾はこんなところで・・・次回に続く。