ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「夏模様」 まずは今日のことから(笑)

 玉置さんのWOWOWでのライブ中継がどういう具合か録画できていなくて、オットと共にぺっこぺっこにへこんでおります。見たかったよ〜!わたしたちが行った最終日のライブ映像。年末までにはDVDが出るそうだし、どうせどっちにしても買うのだから文句は言えませんが、さみしいことこの上ない状況です(泣!)
 さて、それはそれとして。今日はCDを引き取りがてら、アネとオトートを連れてパスタランチに行きました。高校生と中学生の姉弟なので、もうそろそろついてこなくなるかもと思いつつ、いつもドキドキしながら誘うのですが、今のところまだ遊んでくれます(笑)ただ、子供たちはすくすくと伸び、どうみてもわたしが一番チビになってしまったので、ふたりの間に立つと、子供はわたしという感じ。つり革に手が届かずよろよろしているわたしを見て、オトートが「おかあさんもしかしてホビット族?」と笑いました。失敬な!
 さて、そうやってちゃんと新星堂に午前中に行き、買ってきましたよ、「夏模様」。今回のCD、「ファン的にはあんまり〜」という声も聞きますが、わたしは誰がなんと言おうと大好きです。とってもまったりしているけれど、哀愁が漂っていて、せつなくて。長調なのにどこか哀しいという音楽は、クラシックも含めとっても好きなテイストなので、わたしにとってはど真ん中です。
 ただただ楽しい曲、ただただ哀しい曲よりも、こうやっていろいろな感情が複雑に表現されているものの方が好きです。単純そうでいて歌うのもむずかしそうですが、さすが歌といえばKinKi Kids。誰にでも歌える歌では決してないと思います。サビのハーモニーもとても美しいし、一人ずつ歌っているところも嫌味がなくていい感じだなあと思います。
 ただ、宣伝がへたくそだなあとはいつも思います。たとえば短い帯番組のオープニングとか、「夏休み」みたいなゲームのCM曲とか、飛行機会社のキャンペーンCMとか、みんなの歌とか、効果的にいろいろな世代の耳に入るような戦略をしたら、バカ売れしそうな気がするのにもったいない(笑)特に中高年齢層にはとっても受けそうな気がするのにな。ジャニーズ歌手のターゲット層からはかなり離れたところで火がついたりしたらとっても面白い気がするのに(笑)
 ここのところのヒット曲の傾向を見ていると、「固定ファンが多いかどうか」と「耳馴染んでいるかどうか」の2極化が顕著なような気がします。とにかく耳につく頻度を増やすことによって、ある程度のヒットは創られている気がします。ちょっと納得がいかないところもありますが、そんな時代の中でたいした宣伝も打たずに這い上がってくる曲があるとすれば、それこそが本当に本物なのかもしれません。
 さて、話が大幅に逸れました。このCDのタイトル曲、夏模様を除くと、今のところすごく好きなのは通常版の「いつでもどこへでも」実はCDで始めて聞いたのですが、この曲とっても好きです。なんていい声で歌うんでしょう、KinKi Kids。気負い過ぎず温かく…心地よいなあと思います。他の2曲はまだまだ、これから聞き込んでいくうちに印象が変わりそう。もうちょっとたってから改めて書こうかなと思います。
 「星のロマンティカ」の最初を聞くと、なぜか「海を渡って」を思い出します。中身はもちろん全然似ても似つかないのですが、始まり方が似てませんか?!