ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 アッシーくんの果てに「ぐしゃっ!」

 ただ今、雨音が響き渡っています。結構な雨です。「昼から雨」という予報だったのですが、明日からもずっと雨のようだったので、洗濯女の意地にかけても、おでこにしわを寄せて、必死で空模様を読みつつ、結局洗濯機を回したわたしです。
 そうしたら、素晴らしいことに、午後1時過ぎに出かけるまでに洗濯物はほぼ完璧に乾きました。1本だけ残った生乾きのジーンズは迷いましたが、部屋干しに切り替えて外出。これが、丁とでるか、半とでるか?!(笑)本人は至って真面目です。そうしたら、ほどなく雨が降ってきて、「今日はカンペキ。ベテラン主婦の好判断、見たみた?」と鼻高々。助手席のアネが「執念だね!」と微苦笑しておりました。
 ところで、今日は一日アッシーくんをしてました。アネの3者面談に、オトートの塾の送り迎え、そして帰りにはちょうど塾帰りとほぼ同時刻になったオットを駅で拾って帰ってきました。長い一日でした。
 前にも書きましたが、わたしはずいぶん長いことペーパードライバーで、ドライバーの無法地帯?!とも言えそうなマレーシアで必要に迫られて、運転を始めた女です。もう運転し始めてかれこれ10年近くなるし、かの地では運転中の猛烈なスコールはしょっちゅうでしたから、雨降りの運転は慣れているはずですが、夜で雨降りの運転はいまだに怖いです。おまけに酔っ払いは傘をささずにスーツで踊るように歩いているし、塾帰りの子供たちはコンビニの前に傘を広げて立ちはだかっているし。ドキドキしながら、なんとか家までたどりつきました。
 そもそも、子供たちのために車で送り迎えなんて、滅多に頼まれてもしないのですが、今日はお天気が荒れ模様だったし、「雷まで鳴るかも」と言われては、さすがのわたしも「自転車で合羽を着て行きなさい」とは言えませんでした。
 さて、ここからが本題です。実は、オトートを迎えに行こうと駐車場を出るとき、「ぐしゃっ!」と聞き捨てならないすごい音がして、ドキッとしました。轢いてしまうようなものはないはずだし、車をぶつけたはずもなかったのに、何だろう?何だろう?とずっと気になっていました。途中、オトートを待つ間に、どうしても気になったので、音がした辺りを見てみても、車は無傷です。ますます解せない思いで帰ってきたら、一足先に車を降りたオットが「お〜っ!」と地面を指しています。どれどれ?と見てみたら、なんとブリキのちりとりがぺっちゃんこになっていました。どうやら、もろにタイヤで踏んづけたらしいです。恐ろしい〜!
 いつもは、取ってのところを引っ掛けてあるのですが、それがはずれて、道の方に倒れていたらしいです。「なんてぇこったい!」と思ったものの、動物を轢いたり、車を傷つけなくて済んでホッとしました。
 だ〜から、雨の日の夜の運転はイヤなのよね〜と思ったものの、相手からすれば、そういう日だからこそ車を出してほしいわけで、このせめぎあいは今後も続くわけです。う〜ん!でも、被害がちりとりだけで本当によかったです。
PS アネは、ここのところ少しずつ生活のリズムを取り戻してきました。感情の大波小波は相変わらずありますが、ゆっくりと安定しつつある感じです。今日、先生と一緒に進路の話をしながら、「将来したいこと」について、自分なりのビジョンを結構熱っぽく語っていたので、少しだけ安心しました。
 高3のアネと中3のオトートと、ふたりとも今年から来年にかけて進路を決める大切な年。今のところ、できれば本人の意思を尊重したいなあと思っているのですが、時間の経過とともにどうなって行くことやら(笑)「一応、今はそう思っている」ということをここに記しておきたいと思います(笑)