ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ENDLICHERI☆ENDLICHERIライブ5月20日 覚書

 先日、ちょっとだけ速報しましたが、その後に強烈なオーラスと爆弾のような追加ライブの発表があったので、すでに記憶が怪しくなっています。かといって、これ以上待ったところで、ますます記憶は薄れて行くばかりです。なので、20日に関しては、簡単に覚えていることだけを書きます。(オーラスはもう少し記憶がはっきりしている・・筈!)
 20日は、収録用のカメラが多数入っていて、D4のわたしたちの場所のすぐ近く、C3あたりにもありました。なので、カメラを意識した「よそゆきの」ライブかなあ?と思ったらなかなかどうして(笑)本編の歌が始まると、音楽的にとっても気合の入った鬼気迫るライブでした。かといって、MCがつまらなかったということもなく、「さんかく小話」は更にパワーアップ!緩急が日ごとにだんだん上手になって、見ている方も気持ちの切り替えがしやすくなり、流れが心地よくなってきました。ここからは例によって箇条書きです。

  • レーザー光線

 この日から、グリーンとブルーのレーザー光線が加わっていてとてもきれいでした。ライブ自体は温かい雰囲気なのですが、なんとなく会場のイメージカラーとしては、寒色系が似合う気がしていて、なので、とっても気に入りました。

  • りんこさんの声 初聴き

 わたしにとっては、浦嶋りんこさんの日に当たったのが始めてだったので、とても期待していました。「早くソロ部分が来ないかなあ」と待ち遠しく思っていたのです。ところが、そんなに待たずにすぐに聞き分けられました。りんこさんの声はどこにいても何人で歌っても圧倒的なパワーと声量なので、すぐにわかるのです。なんてパワフルなんだろうとまずそこにびっくり。突き抜ける声はまるで楽器のよう。体全部で共鳴させている感じです。素晴らしい!
 だからと言って、他のコーラスの方たちから浮いているわけでもなく、チームワークはいつだってばっちり。こんな風に、バンドのメンバーがどんな組み合わせになってもちっとも違和感がなく、それぞれの良いところが瞬時に生かされるのがすごいです。「プロ集団」という感じがして、音楽好きにはたまりません。

  • あと2回

 「Blue Berry」の指は、人差し指と小指を立てて、二本。個性的な2でした。普通に考えればチョキ?親指と人差し指2本をLの字に立てる?なんて予想していましたが、完全に裏切られました(笑)決して想像通りにはいかないお方です。

  • 日替わりは「御伽話」

 アレンジが前に聞いたときと変わっていました。パワーアップ!考えたら、たまたまですが、わたしはこの曲を一番たくさん聞いたようです。

  • ゲストさんも大盛り上がり

 先日書いたとおり、ドリカムさんたちや、YOUさん、他にも何人かいらしていたようです。
 帰り道、たまたま隣を歩いていたお嬢さんが、前日にドリカムさんのライブに行ったという方でした。興奮気味に「ドリカムさんの近くの席だったんです」と。たまたま好きになった歌手二組に同時に会えるしあわせ。しかも、ドリカムさんたちも自分たちと同じように口ずさんだりノリノリだったり。本当に心からライブを楽しんでいらしたのが伺われたそうです。好きなアーチストさんと同じ空間で一緒に「別の」ライブを楽しむなんて、奇跡のような出来事です。この話は、横で聞いていただけで、しあわせな気分になりました。

  • 印象に残ったMC

 どこだったかケリーが自分について言ったこと。
「『あれっ?』と思うことがあってもさらりと受け止めてくれる皆様…に感謝」(完全に再現できていないかも、でもニュアンスはそんな感じ)
 いつも自分の気持ちについては、誤解を恐れてか慎重すぎるくらい繰り返し語るのに、この言葉は1度だけ、さらっと言ったのです。でも、そのせいか逆に心に残り、気になったひとことでした。
 宗教じゃあないんだから、彼の言うことなすこと、すべてを妄信的に絶賛する人ばかりだったら、逆に変かもしれないとさえ思います。わたしも、時に頷いたり、時に聞き流したりしながら、根本に愛を持ってず〜っと楽しんできました。でもこの会場で行われていることの核、「毎日創造される素晴らしい音楽」には、いつ行っても、ほぼ120%の満足感でした。
 わたしだけではなく、まわりで見た老若男女それぞれが、音楽の部分では、とりわけ満足な顔をしていたのを目撃して来ましたもの。音楽ライブなのですから、それが何よりの賛辞!ですよね。
 いつも思うのですが、この方、本当に冷静に自分を取り巻く空気を読んでいるなあと。びっくりするほどの情熱で感情を一気に吐露する彼と、冷静に自分という商品を分析している彼。ひとりの人の中に仲良く共存しているのがすごいです。

 この「馬」というのは、「さんかくくん」からのお手紙を預かってきた馬のことです。この方が礼儀正しくて(笑)何度もつよしさんとお辞儀をしあう絵がかわいくて、くすくす笑ってしまいました。自分の出番が終わると、名越さんのおとなりに腰掛けるのですが、きちんと膝頭が揃っていて、立ち居振る舞いがいちいちお行儀いいです。いつだったか、名越さんと並んで座って、素で談笑してました。この絵もなんだか妙にかわいらしくて、おもしろかったです。
 一方のバッファローの群れは、アンコールの途中、まだケリーがしゃべっているのに、限定のお菓子を求めて走る皆さん。ドドドドドーっ!!という足音と共に目の前を通り過ぎる人たち。怖いですから!軽く殺意すら覚えました。その後外に出るのも一苦労。嵐が過ぎ去るのを待ってから、会場を後にしました。隣にできた長い長い列を横目に複雑な心境になりました。

  • 余談ですが。

 おとなりの席は、学生さんのカップルでした。初々くて、とっても微笑ましかったです。男の子がケリーファンで(ちょっとファッションなども影響を受けてる?)、女の子は見たところ初ケリーライブかな?という感じ。女の子が男の子のまねをして、控え目に振りをしたりMCに笑ったり。それをにこにこ見ている彼氏。いいなあ、青春だわ。
 「Nah!〜na」の「男の子だけで」のところでは、いい声ではっきりと歌ってましたよ!まわりから賛辞の拍手が起きてましたよ。(なので、ご安心を。to おかあさま!)若干緊張気味の彼をちらちら横目で追いつつ、彼女にいいとこ見せられてよかったね・・・となんだか自分のことのようにうれしかったです(笑)