ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 スティーヴさん

 朝起き抜け後調子が出るまで、パソコンを開いてしばし巡回ツールを使って仲良しの方々や、大好きなサイトさんを巡ったりするのが習慣になっているのですが、ここのところそれに毎日のエンドリレポ巡りと、ライブのサポートメンバーの方々のブログやホームページを巡るというのも、楽しみの一つになっています。(こういう楽しいものを読んでいると、いくら早朝が弱いわたしでも、元気がでます。エンジンがかかります。)
 今朝もあちこち巡っていたら、他の複数のメンバーさんのサイトのBBSに、パーカッショニストのスティーヴエトウ氏がご登場されてました。昨日からしばらく奏者交代で、ひと月ほどエンドリライブを離れられるようですが、ご本人がそのことをとっても寂しく思っていらっしゃるようです。このライブのファンとしては、そういうのを聞くととてもうれしいです。ライブを創る側の皆さんも、観客と同じように、もしかしたら観客以上に楽しんでいらっしゃったということなのだろうなあとうれしくなってしまいます。「仕事のひとつですから」とクールに言われても、しっかりと魅せていただければ大満足ですが、「僕たちも楽しいんだよ。名残惜しいよ」とご本人の口から聞くのはまた格別にうれしいです。他のライブのメンバーのどの方の言葉を読ませていただいても、このライブに関わった皆さんが、チームとして本当にいい関係を築いていらっしゃるのが伝わってきて、そんな素敵なライブのチケットを手に入れて参加することができる幸せを思います。
 わたしが次に行く時は、まだスチーヴさんはいらっしゃらないようで、個人的にもとても寂しいなあと思います。前回参加した時、エンドリ氏と同じくらい、スチーヴさんにもいろんな意味で視線を吸い寄せられていたのです。ドラム缶や鎖を使ったパフォーマンスは個性的でパワフルで、でもしっかりと音楽の中に溶け込んでいて違和感がなく、とても素晴らしかったです。演奏だけでもすごいのですが、彼はその存在感までもとても強烈でかっこよくて、叩いていらっしゃらない時でも、目で追ってしまうほどです。ちらっと見るたびに、とってもいい顔をして音楽に身をゆだねていらっしゃるのがとても印象的でした。
 お姿からしても、パワフルな演奏からしても、若い方なんだろうと思い込んでいたら、わたしよりもだいぶ年上の方で、それにもびっくり。同世代以上の方が、実力を最大限に発揮され、広い世代に支持されているのを目の当たりにすると、なんだかとっても元気がでます。中でも音楽というものは、それ事態の素晴らしさのおまけとして、別のもの、コミュニケーションツールとしての役割も担っている気がします。
 世代や人種や性別など、いろいろなものを飛び越えてお互いが仲良くなるのに、音楽ほど手近なものはないような。自分がかかわっているので、ひいき目もあるかもしれませんが、「音楽は世界平和の鍵にもなるんじゃないか?」なんて、時々本気でそんなことを思ったりしています。