ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 それぞれがそれぞれに。

 SHOCKのDVDの通常版が届きました。初回版は妹が持っています。通常版の方も中身は変わらないそうですが、初回版の方がどうやらジャケットが「すごい」そうなので、見たくてたまりません。妹さん、飽きた頃でいいので、今度貸してね。わたしが持っている通常版の方はと言うと、サイズも手ごろだし(笑)中身は変わらないらしいことを考えると保存するにはとてもいい感じなのですが、初回を持っていないと世間の話題に乗り遅れた感じがして、ちょっとさびしいです(笑)
 中身については、本編はまだ見ていません。舞台裏の方のDVDは半分くらい見ました。これを見ていると、彼のこだわりポイントやら、どこを前面に出したいのか・・やらいろいろと解説してくれているので、とても興味深いです。相方氏が「風とロック」や「音楽と人」の中で語っている内容と、もちろん中身は全く違うのですが、どこか語り口調が似ている気がします。マニアックすぎるくらいのこだわり具合とか、妥協しない頑固さとか、etc.etc.
 本当にこの人たちは、オリコンスタイルの市川氏に言われていたように、「紙一重のところでまったく良く似ているコンビ」のような気がします。
 舞台裏もさることながら、実は本編の方を早く見たくて仕方ないのですが、できれば一気に全部見たいと思っているので、家族がテレビを明け渡してくれるのを待っているところです。SHOCKといえば、今日3月のおしまいの方で、我が家が観劇する日のチケットが届きました。見てびっくり、昨年とほぼ同じ座席ではありませんか。一階の真ん中よりはだいぶ前の方なので文句は言えないのですが、端っこにもほどがある場所です。昨年が舞台に向かって一番左の席で、今回が左から2番目と3番目です(今年はアネと二人で行きます。)一回限りなのですから、後ろの方でもいいから、もうちょっと真ん中より、もしくは右よりだったらうれしかったのですが(笑)状差しのチケットがまたひとつ増えました(笑)
 一方、つよしさんのアルバムのほうは、着うたを2曲手に入れました。とりあえず、歌の入っていそうなものを無作為でふたつとったのですが、今のところのお気に入りは、「故意」のサビです。このタイトルから想像もつかないやさしくて甘い声。ていねいな歌い方。きれいなメロディーです。こんな曲が出て来ようとは想像もしていませんでした。おもしろいです。この人の曲は本当に聞いてみなければなにが出てくるのかわかりません。意外なところを突いてきます。でもその意外な世界にどんどん引き込まれていきます。不思議です。
 今読んでいる本の中で、萩原朔太郎の詩が引用されていて、それは「桜」という詩だったのですが、この詩を読んで「ソメイヨシノ」を思い出しました。朔太郎の世界観は、どこかエンドリケリー氏のそれと似ているようでもあり・・・・ちょっと真面目に朔太郎の世界を紐解いてみたいと思い始めています。思えば、朔太郎の詩は、高校時代から結構好きなものがたくさんありました。
 桜と言えばSHOCKの「大桜」のシーンもまた、この一年目に焼きついて離れなかった場面です。桜のイメージと言うと、なんとなく華やいだ感じ、春と共に感じるポジティブなイメージが強い気もするのですが、一方で、はかない、もの悲しい、せつないなど真逆のイメージもあって、そういう奥深い様々な感情が交錯する「桜」こそが、日本人特有の「もののあはれ」の象徴のような気もして、わたしは更に桜の花に惹かれてしまいます。今日はぐっと寒くなったので、「桜の花」にはほど遠い気がしていますが、もう2月も後半になったわけで、目には見えなくとも、確実に春の足音は近づいているのでしょう。今年の桜は、いろいろな意味で特別に味わいたい気がしています。早く桜の季節が来ないかなあと、心待ちにしています。
PS わたしがコメント欄で「どうも日記が簡潔に書けなくて・・・」と触れたことに関して、怜さんのコメントをはじめ、Web拍手でも「長くてもいいよ」という励ましをたくさんいただきました。それほど大げさな意味で言ったのではなくて、単に文章を書くのにあたり、簡潔に書くのが苦手だと言うことを暴露しただけのつもりだったのですが、こんな小さいつぶやきにも敏感に反応して、拍手にコメントをいただいたりしました。本当に感謝してます。拍手の方はあえて日記本編でコメントをしていませんが、ひとつひとつ、ちゃんと目を通させていただいてます。どうもありがとうございます。しかと、お気持ち受け取りました。これからもどうぞよろしくです。