ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 H album  個人的な感想覚書 その2・・ほか

 火曜日に購入して6日目。覚書のつづきを書くのが遅いのは、ずっとずっと聞いているからで、言葉にしている間にもう一回聞きたいと思ってしまうからです。もっと聞きたい何度でも聞きたいと思うアルバムを手にしているしあわせ。やっぱり音楽っていいです。
 ところで、はじめて聞いたときにはそれほどでもなかったのですが、現時点で一番好きな曲、お気に入りの1曲になっているのが、「ダイヤモンド・ストーリー」です。他所さまのブログや日記を読ませていただくと、この曲をお気に入りにあげている方は思いのほか少ないですが、わたしはわたしですからね。これが一番好きです。
 詩といい曲といい胸騒ぎがする感じがして大好きだし、アレンジも歌い方もとにかくいいです。これを聞くと感情が自然に動きます。特にBメロのメロディーラインがとても新鮮です。サビの「ダイヤモンドみたいな夜」のところの音程と言葉のはめかたがすごく好きです。1番のつよしさんの歌い方と2番の光一さんの歌い方はそれぞれ全然違うのですが、どちらも好き。甘すぎず苦すぎず、くどくなくかといって冷たくもなくちょうどいい加減です。この曲と同じように心が動く曲は?と考えると、「月光」とかが近い感じがします。ちょっとさびしいような哀愁漂う感じ・・メロディーが似ているとかそういうことではなくて、わたしの感じ方が似ているっていうことです。というわけで、いろいろなアルバムを集めてマイベストを作るとしたら、これは今後はずせない曲になりそうな予感です。
 光一さんのソロ曲「Love Me More」は、初めて聞いたときはちょっと苦手な感じだと思ったのですが、聞き込んできたら結構好きな曲になって来ました。個人的に起承転結がはっきりした曲が好き、音の数が多いものが好きなのです。なので同じメロディーが繰り返されるダンス系のミュージックは正直に言うと苦手です。だから最初、ちょっと物足りなさを感じたのだと思いますが、ものすごくたくさんの声が重なっていて聞くほどに面白くなって来ました。
 ただ、ずっと聞いているとベリベリベリっとたくさんあるコーラスの音を全部はがしてみたい衝動にかられます。時々光一さんを見失う(声を聞き失うというか)ような心もとない感じがします。コーラスで完全武装している?あるいは鎧(よろい)でがっちりガードされているみたい。武装を全部解いて分け入っていって裸の声や想いをのぞいてみたいような感じがします(なんか、書き方が微妙にエッチ?、笑)
 この曲を聞いていると、どうしても映像が浮かびます。舞台かソロコンで聞きたい曲です。大掛かりなセットや場面の中で歌ってほしいです。聞いているだけで、いくつものお話が浮かびます。
 つよしさんの声については、別にまた触れたいですが、彼の声にはいつも、特別な感情を呼び覚まされてしまい、心底やられっぱなしのわたしとしては、「この曲が好き」とひとつに絞り込むのがとてもとてもむずかしいです。所詮つよしファンなものですから。
 同じつよしファンの友人と語り合っていても、たとえば「ねえ、恋涙」の「ねえ」がたまらなくよくな〜い?とか、「未完のラブ・ソング」の「Carry On」が色っぽいよねだの、「嘘で汚れて〜いても〜」もいいよね〜とか、一文節一文節からいちいち引っかかっていて、なかなか曲全部を冷静に聞くところまで行きません。ドラマの彼もバラエティーの彼も、グラビアを飾る彼も好きですが、彼に関してはやっぱり何を置いても歌声がベスト。この歌声がある限り、いつまでも、どこまでも彼を追いかけて行きそうです。
 ところで余談ですが、KinKi Kidsのアルバムと並行して、玉置さんのDVDもずっと見聞きしているわけですが、あくまでも歌声ファンだと思っていた玉置さんをDVD、つまり映像と共にじっくりじっくり見ていて、彼のビジュアルも実はとっても好きだということに気がつきました。歌っている玉置さんを見ていると、ついついうっとりして見とれてしまいます。「ステキ〜!」とぽ〜っとしてしまいます。ドラマの彼とはまた全然違う顔をしています。髪型や背丈なんかが、ちょっと仮面ライダー細川茂樹さんを思わせる感じです。この人はこんなに男前でしたっけ?(失礼でごめんなさい、笑)昔、「ワインレッドの心」の辺りを歌っている頃は、お化粧なんかしてホストっぽいスタイルだったので、全くストライクゾーンに入っていなかったのですが、「カリント工場の煙突の上に」あたりから、だんだん自然体になって来て、あらためて彼の存在に気がつき、ファンになったわたしなのです。音楽至上主義なので、普段は結局のところ「ビジュアルなんてどうでもいい派」に近いわたしですが、ひたすらつよしさんの声に集中し、玉置さんのビジュアルにクラクラしている今の自分が、自分でも「反対じゃないの?」ってなんだかおかしかったので、記念に書いておくことにします。(今の、つよしさんのビジュアルが嫌だということではありませんので、念のため。最近では結構好きですよ、わたし)