ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「え?!行くの?」2連発!

 オトートが朝から大騒ぎ。友達と二人で映画を見に行こうとしているのだけれど、電車30分圏内の映画館すべて、深夜だけだったりタイミングが合わないらしいです。「やめとけば〜?」と言ったら必死でパソコンと格闘して、ひとしきり電話をし合ってから、「おかあさん、柏に行って来るから」と一言。「え〜?!」です。
 なにも県をまたいでそんな遠くまで行かなくても、と言ったら時間を調べてプリントしたものを見せてくれて「ほら、乗り換え2回、たったの50分で行けるから」とすべて段取りはしてある様子です。全くノータッチのうちにさっさと約束し、ヤンキースの野球帽をかぶって、颯爽と行ってしまいました。(我が家というくくりでは)チビだ、チビだと思っていましたが、中2なんだなあ、と歩き去る背中を見ながらそう思いました。
 見に行った映画は岡田くんと堤さんの「フライ・ダディ・フライ」面白かったそうです。帰ってきて「忘れないうちに」というので何をやっているかと思ったら読書感想文を書いています。はは〜ん、夏休みの宿題を一緒に済ましてしまおうという策略だったのね。目論見がはずれたのは、映画と本のストーリーが違ったこと・・・というので、そんなの当たり前じゃない?!というと、「そうなの?!」と間抜けな声。「やっぱりこの辺が中2の限界だね?!」とからかったら、カチンと来てました(笑)でもめげない彼は、じゃ、映画と本の違いというコンセプトで書く。と。夕飯前に財布を持ってやって来て、財布が軽くなったアピール。まんまと交通費をせしめられてしまいました。ちゃっかり弟気質で、こういうところは抜け目のない奴です。正攻法で来ては玉砕するアネは時々その要領の良さにムッとしていますが、実はその気持ちはよくわかります。わたしも姉だったから。
 ところで夕方花に水をやりながら、ママさんバレーから帰ってきたトモと「仕事のストレスがたまりっぱなし、飲みに行こう!」と盛り上がりました。金曜の夜にするか・・・ということで、はじめは二人で行くつもりだったのですが、試しに子供に声を掛ける?という話になりました。高3男子、高2、高1女子。中2男子、小4男子。今更ついては来ないだろうね・・なんて話しつつそれぞれの家へ。
 ところがところがです。金曜日の夕方からだっていうのに、全員ふたつ返事で「行く」と。これには聞いた親たちの方がびっくりです。「何が面白いと思ってついて来るんだろうね?!」と声を掛けておきながら首をかしげる母二人。最近はファミレスのような居酒屋も増えたし、大騒ぎするような子もいないので、一緒でもちっとも支障はないのですが、全員のあまりの即答振りに安心やら心配やら(笑)