ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 広場の犬、大調査

 今日は我が家のお散歩係りのオトートが塾で散歩は無理なので、レッスンを終えて7時も過ぎてから、わたしがお散歩に行きました。近くには広場があり、小さい場所ですが、朝はゲートボール、午前中はチビちゃんたちが三輪車や自転車で集まり、午後は野球やサッカーと盛りだくさんにいろいろな人たちが使います。
 早朝と夕方は犬たちが集まるのですが、時間帯によって集まる犬は違うし、わたしは時間が自由にならないので、どのくらい犬がいるのかなんて考えたこともありませんでした。
 ところが、今日お散歩に行ったら、顔見知りのおじさんがビーグル犬を連れて向こうから来て、面白い話をしてくれました。おじさんは、時間帯によってずいぶん犬種も違い、いろいろなグループもあることに気がついて、あるときからデジカメでここに集まる犬たちを撮って集計するという作業を始めたのだそうです。それが数ヶ月の努力でほぼ形になったんですって。「ちなみに何頭くらいいたんですか?」と聞くとなんと171頭を数えたそうです。これにはとってもびっくりしました。バロンがいつも会う犬はせいぜい10頭前後だし、そんなにいるとは夢にも思いませんでした。おじさんはCDにまとめたものを後日下さるとのこと。本当にありがたいですが、よくそれだけの写真を集めたなあと感心してしまいました。
 ところでバロンには特別に大好きな犬たちがいます。一頭はものすごく大きなニューファンドランドのマックスくんで、大きな犬や知らない犬は苦手でしり込みしてしまうバロンなのですが、自分から必ず寄っていってしつこいくらいくっついています。真っ黒のからだで遠目には小山のようですが、とてもやさしい気のいい犬です。あとは、同じミニチュアダックスラムちゃんとレーズンちゃん。この2頭は名前からもお分かりのように同じ家の犬なのです。彼女たちの匂いがしたりするとさあ大変。急ぎ足で広場に行って離れはしません。
 今日は大好きな3頭みんなに会えたので大喜びのバロンでしたが、マックスが何を思ったか突然バロンにマウンティングしてきて、その場の皆さんは大爆笑してました。ファンドランドにのしかかられたバロンは、ほとんど姿が見えません。何が起こったのかさっぱりわからずきょとん?としているバロンが妙におかしかったです。
 その後でうちの生徒たち(うぜーよちゃんとおねえちゃん)がやっぱりミニチュアダックスを連れて来て、しばらく立ち話をしてから帰りました。犬の社交界も実はとっても広かったという話でした。