ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 義経

なんだか桃太郎のようでもあり、大好きなエディングスのファンタジー「ベルガリアード物語」のようでもありました。一人づつ家来が増えていく過程がとても楽しくてわくわくしながら見ていました。財前さんの北条政子もすごく魅力的です。
 ただ・・・・義経と弁慶の最期はもちろん知っているので、そのことを考えると今からせつない気持ちになります。小さい頃住んでいた瀬戸内海に面した町にはたくさんの「平家落人伝説」が残っていて、それを思い出してもやっぱり悲しい気持ちになります。
 とはいえそういうことはおいておいて、当時の人たちが「この人の家来になりたい。一生この人についていこう」と見初めるときの決め手はなんだったんだろう?なんてことにオットとふたり思いを馳せていました。「何がなんでもこの人のそばにいます」と言いたくなるような「主君」。現代社会にはいるでしょうか??そして、そういう人に出会ってしまったとして、こういう情報が氾濫している現代社会においては、他人がどう言おうとマスコミがなんと騒ごうと、自分の信念を曲げずに貫いてついてゆくというのも簡単ではないだろうなあなんて思ったりしました。