ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

やっぱりこどもって面白い。

今日来た5歳児が、最後にシールを選びながら「ねえ、あたしが〜しょうらい〜、なんになりたいかしってる?」と聞きました。
ここからは、本人談。
「あたしね〜、ぎょうざがつくりたいからラーメンやになりたいとおもってたの。
でもね、うちってケーキやじゃん?で〜。ママがケーキやのむすめがラーメンやじゃ、「ていさいがわるい」っていうの。(ほんとう?)
だから〜。あたしね、ぎょうざはこどもとおかあさんごっこでつくるので〜がまんすることにして、しょうらいは〜ケーキやをめざすんだ。」ですって。
確かに彼女のお父さんは有名なパティシエで、テレビチャンピオンでいいところまでいったりした方なのですが、お母さんはたぶん冗談でからかい半分に言われたのでしょうけれど、それを心底気にしているらしいです。そして告白風にわたしにこっそり語っているのがかわいくてたまりませんでした。「ていさいが悪いってどういうことか知ってる?」って念のために尋ねたら「知らないけど多分いいことじゃなさそう?!」とのお答え。そんなことだろうと思ってました。よくわからないけど、歓迎されてない感じだなとでも思ったのでしょう。こどもって案外心が敏感です。
もし本当になりたければ、ラーメン屋でも大丈夫だと思うよ。と言ったらちょっとホッとしつつ、「でもまだ変わるかも。いちよう(一応らしい)ピアノもやってるしさ。」って言うのがおかしかったです。一応なんだ。それにしてはがんばってるね、ピアノ。がんばれ小さなラーメン屋の卵さん。