ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

「歌うこと」続き

この間ちらっと触れた「ピアノを歌って弾く」ということをどうやって教えるかということに関して、ど素人っぽい仮説ではありますが、ちょっとおもしろいことを考えついています。このレッスンにあたり使う道具は「ピアニカ」です。これを使って、おぼろげに「歌い方」をわかりかけている子には更に確固とした自信を、「うたうって何だそりゃ?」と言う子には、「ああそういうことか」というヒントを体感してほしいと思っています。ピアノは筋肉の運動だけで音を出すことができるけれど、ピアニカはそれに呼吸が加わります。ピアニカを使うことによってこの「呼吸」を意識してもらい、フレーズの切れ目や、音楽の盛り上がりを呼吸とともに意識できるんじゃないか?と考えているのです。ピアニカは鍵盤がちっちゃくて指を良い形にしてひきずらいし、どうしてもピアニカというと、幼稚園の鼓笛隊のミッキーマウスマーチとかを想像してしまい、「歌う」こととはほど遠いイメージがあります。家で弾いているとうるさ〜いみたいな。でも、曲や演奏を選べばびっくるするほどステキに音楽的に歌えるということは、この間のライブの時に実際にわたしが体感したわけですし、試してみたくてうずうずしています。今週は曲を選んだり、細かい手順を準備する余裕がないので、来週辺り試してみようと思ってわくわくしているところです。所ジョージさんは、仕事の小道具を考えたりするのがいつも楽しみでちっとも苦ではなくて、家に持ち帰ってでも何時間でも嬉々として作業していると豪語されていましたが、今のわたしは「パソコンの試験」という差し迫った現実から逃げるためについついそういうことを考えているようでもあって、とりあえず、自粛中です。


何だかんだ言ったくせに、結局いっぱい日記を書いているではありませんか。ああ、やっぱり現実逃避。