ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

フライングゲット

今日は午前と夕方からびっちりレッスンの上に、夕方のレッスンの前にお隣のおばちゃんの快気祝いの宴会のおまけつきだったのにもかかわらず、午後CDだけは取りに行きました。どうしても今日聞きたかったのです。まだまだゆっくりすわって聞く時間がありませんが、仕事の合間にさらりと流すつもりが、引き込まれる、手繰り寄せられる、動かされる、揺らされるで気がつくと溜め息をつきつつ、コンポの前にすわり込んでしまいます。初めて通して聞いた時、インストも含めてアルバム全体がなんて統一感があるのだろう?とその世界観に足をとられたような感じがしました。無駄な音が一切ないような気がします。一音一音が大切にされていて魂がこもっている感じ。わたしはいつも堂本剛の圧倒的なボーカルに聞き入ってしまって、そういえば、バックは?と思うのがいつも一歩遅れる感じなのですが、今回はボーカルも含め音からリズムからすべてがひとつに溶け合いすぎていて、切り離せない感じがしています。もちろんボーカルはとてもステキ、むしろ絶対に前作よりパワーアップしていると思うのに・・・です。サウンドまでが声の一部のようですらあります。通して聞きながら何故か中学時代に聞き込んでいたシンセサイザー富田勲氏のホルストの「惑星」が頭をよぎって仕方ありません。シンセサイザーの響きのせいかな?、壮大なイメージかしら?コーラスを含めたテイストでしょうか?惑星は「宇宙」の曲で、こちらは「海」のイメージ、正反対のようでどこかがちょっと似ていて思い出したのかどうか?ちょっと自分でも理解できない感情の初聴きの感想でした。明日からたくさん聞きこめるといいなあと思います。