ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

ヘアーサロンに行きました。ヘアダイ必須になってはや数年(何故かは聞かないでってことでお察しください)ひと月半に1回は必ずお世話になっているのですが、初めてそのサロンに通い始めた頃必ず指名していたAさんが久しぶりに担当してくださいました。Aさんは当時かのサロンの花形でいつもたくさんの指名を抱えていて、いつもたくさんのお客さんに囲まれていました。忙しいわたしは彼女を指名するといつまでも待たされたりするので、その店で若手のおとなしいけれど気の効いたBさんにお願いすることが多くなって行っていたわけなのです。
 BさんはAさんのような鮮やかなスタイリングというわけではないけれど、もの静かでてきぱきとした仕事ぶりで、コーヒーのサービスやさりげない気配りがじょうずな方で、そこもとっても気に入りました。*1
 ところが最近、気がつけばBさんが一番人気になっていて、いつも予約でいっぱいになり、希望日に担当してもらうのがむずかしい事態になってしまいました。とにかくいつもバタバタしているし、今日は後に新星堂に行きたいこともあって早く終わるのなら誰でもいいやということで、無指名でお願いしたわけです。
 そうしたらAさんがいらしたので心底驚いてしまいました。彼女はその昔から自分の腕にとても自信があってサービスよりも技術という感じだったのが、汗拭きようのガーゼをくれたり、ひざ掛けで涼しさを調整してくれたり、びっくりするほど細やかになっていました。「最近結構時間が空いて、ビラ配りもしてるのよ。」とのこと、友人が行った時は、後輩Bさんのシャンプーやブローの手伝いをしたりしていたそうです。人気商売って大変なんだなあ、と思ってしまいました。
 同じくAさんからBさんに流れた友人達の中には、指名が多いと思うと闘志がわくわ、何が何でもBさんがいいという人もいますが、わたしの場合早いことが第一条件だし、サービス満点なら尚のことOKなので、今度からまた、Aさんにお願いしようと思っています。

*1:最近、ヘアサロンを一回だけ浮気しました。縮毛矯正パーマ9000円に惹かれたのです。しかし、ずっとしゃべり詰めの美容師さんに辟易して、二度と浮気はしない・・・と思ったわたしです。