ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 中野神奈川参戦の覚書 その1
ここのところ、幼児の生徒が激増してあまりに忙しかったので、まったく日記を開く余裕がありませんでした。
昨晩も「音楽の日」でジャニーさんの回顧録や滝沢氏、ジャニーズJr.のみなさんのパフォーマンスを見るほどに、何よりも先に「人を育てるってほんと大変なのよね~わかるよ!!」と共感し、仕事のなんやかんやを考え始めてしまうくらいには、いっぱいいっぱいな日々で。
(もちろん、その後でKinKiさんが出て来た後は、当然ロックオン!でした♡♡)
だからと言って心境に変化があったわけでもなく。
日々、変わらずさまざまを楽しみ、メモしたいことはTwitterに書き込んだりもしてました。
今日は思いがけずぽっかり一日空いたので、久しぶりにここを開き・・・何から書こうかな?と思ったのですが。
テレビ番組や雑誌などは、残してあるからその気になればいつでも見返しつつ書けるわけで。
まずは、日が経つと記憶が薄れて行くばかりのENDRECHERIのライブ参戦について、2日間ごたまぜに、感じたことを書き残し始めようかと思い立ちました。
とりあえず、リハビリ開始というところです。
きのうも午前午後と仕事をして。明日も午前午後と仕事なので、本当に今日一日でどこまで書こうという気を取り戻せるか?という感じ。
ラストまで行けず、止まってしまう可能性もありますが、お暇な方は気長にお付き合いいただけたら。
ちなみに参加した日は6月10日の中野サンプラザと、7月11日の神奈川県民ホールです。
どちらもたまたまですが、ヨーロッパから一時帰国中の(別々の)友人と一緒にライブに入りました。
いつもは時差という壁越しに、さらにインターネット越しにしか話せない友人たちと、顔を突き合わせ、オンタイムで分かちあう時間はとてもとてもしあわせで。
でも、そのインターネットというものがなければ、埼玉に住むわたしが、ヨーロッパ在住の方々と『袖すり合う』こともなかったわけで(笑)
さらにジャニーズや堂本剛さんがいなければ、ENDRECHERIに出会うこともFUNKを深く知ろうとも、もっと味わいたいとも思うことはなかったわけで。
『袖すり合うも多生の縁』という言葉は深いなぁと思います。
さて。
そんな横アリ後の二度の参加を経て、わたしの今回のツアー参加は無事終了しました。
「行けたのが奇跡!!」というくらいさまざまあって、ほんとお世話になった多方面のみなさま方には感謝しかありません。
ご縁をつないでくださったすべての方々に感謝!!
だからこそ。
このまんま何事もなかったかのように日常に戻ってしまうのはダメじゃない?と思ったので、雑ではありますが、一応「記録」という形で刻み付けて前に進みたいと思います。
つよしさんのツアーはあと二日間、明日から大阪で、きっと素晴らしい時間が繰り広げられることと思います。
わたしもレポを読むのがとても楽しみにしつつ・・・
そんなこんな、簡単にですが書きたいと思います。
続きを読むENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 5月8日 横浜アリーナ その4
やっとラストまで来ました。
この日記は先にアップした「その3」(アンコールの前半の『とぅゆ♪編』)からの続きです。
いつもながらだらだらとすみません。
最後までお付き合いくださった方々には心からの感謝を!!
続きを読むENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 5月8日 横浜アリーナ その3
あとは、アンコールからをまとめておしまい!と思っていたのですが、ちょっとこの先の「とぅゆ」遊び部分を書き過ぎてしまい(笑)
長くなっちゃったので、一旦このコーナーだけで切ります。
どうしてこんなに熱心にこの部分を書いているのかというと、多分、このコーナーが限りなくわたしの本業(ピアノの先生)の理想形に近かったので。
「勉強になったっす!」
「先生、ありがとうございます!!」
という感じだったからと思われます(笑)
ただ見てるだけの人を「音楽って楽しいよ!」の世界に引きずり込み。
「やってみたくなってきた!」と思わせて。
「気がつけばその気になって本人が知らず知らず楽しみながらがんばってる!」
そんな状況が作れたら、ピアノを習う生徒にとっても理想的だと思うし、なんとかできないもんかね?と思いながら何十年もやってますが。
「うまくいったぞ!」なんて日はそうそうコンスタントにあるはずもなく。
それをね、目の前のスターが、こともなげに、さりげなくやってるわけです!!(笑)
一対一でもなかなかうまくいかないのに、万の人を集めてまずはひとつにしちゃう超高等テクニック。
決してむりやりじゃなくて、自分から人を、そして人の身体までも動かしちゃうその妙技!!
そしていつの間にか「つよしさん大好き」と「激しい立ったり座ったりは一見苦痛なのにとんでもなく楽しい」と「音楽大好き」がイコールになってて。
半端ない満足感まで与えてる!!!
ほんといろいろ尊敬しちゃいましたのことよ。
これからは師匠と呼ぼう(笑)(笑)
というわけで、最後は次のその4です。
昨日あたりからまた、たくさんの方に読んでいただいているみたいで、なんだかとても緊張しましたが、読んでいただけることはいつだってしあわせなこと。
いつも訪れてくださるみなさま方には心からの感謝を!!
続きを読むENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 5月8日 横浜アリーナ その2
やっと2まで来ました。
横浜アリーナのライブの日から5日。
ああ、楽しかったなぁ。HAPPYだったなぁと今でも記憶を辿って余韻に浸っています。
さて。
長く読んでくださっている方はご存じのことですが…
ふぇるまーたの文章は、いつも『素人が書くとても主観的な感想』というスタンスを逸脱しないように気をつけています。
なので「自分が感じたこと」を感じたままに書かないと意味がないとも思っていて。
結果、これから書く部分では、書こうか書くまいかとても迷った部分ができてしまいました。
実際、そこを飛ばして書いてもまったく流れ的には支障はないのですが、どうしても不誠実な気がしてしまい。
散々迷ったうえで。やはり感じたままを素直に書くことにしました。
つよしさんはすべてをファンに惜しみなく見せてくださる方だし、だとしたら、思ったままを書くことの方が、読んでくださる方に対しても、言及するつよしさんに対しても、誠実かな?と。わたしなりにそう思いました。
とはいえ、あくまでも一個人の感覚で「そうだった」と断定するつもりもなく。
そうに違いない!と強く思ったことでもありません。
なので、そんな風に思った人もいたのか?というくらいの緩さで読んでいただけたらと思います。
その1では最初のMCの前までだったので、MC後、本編の最後までを書きます。
続きを読むENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 5月8日 横浜アリーナ その1
すでにプロローグでたくさんの方に反響をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
ものすご~く主観的で適当な内容なのに、読んでくださってありがとうございます。
Y.S.さま。いつも拍手コメントありがとうございます!
昨日、仕事から遅く帰ってきたオットと話をしながらご飯ごとをしていていたら。
ふとオットが、iPhoneでスライの「Fresh」の音源を出してきて。
「ここ、ここ聴いて??」「さっき電車で聴いてて思ったんだけどさ、こういうテイストのあったよね?」と言い。
しばし黙って、夫婦でノリノリでFUNKを聴く我が家の食卓風景(笑)
ああ、こういう会話を求めていたのだ!!
一緒に行ってよかったなぁ~としみじみ思いました。
さて。続き行ってみよう!!
いっぱい書いたわりには、まだライブが始まってなかったのでありました!
流れをざっと書きますが、今回あんまり覚えてなくて、薄っぺらです。ごめんなさい。
そして、一応書いておきますが、全編これネタバレです。
避けてらっしゃる方は気をつけて。
ただし、多分次はひと月後だから、セトリもずいぶん変わるであろうことを、ご本人もおっしゃってました。
続きを読むENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO 5月8日 横浜アリーナ プロローグ
水曜日、横浜アリーナにて。
久々のENDRECHERIのライブに参戦してきました。
開演前は、友人たちと新横浜から地下鉄で数駅先、仲町台のフレスコさんへ。
ここはプラトニックのロケ地で、友人たちと何度か行ったことがあります。
近くに小さなせせらぎがある公園の中にあって。とても気持ちのいいところでした。
その後新横浜で、西から来る友人たちや、ふぇるまーたでもお馴染みの友人たちと落ち合って、プリンスホテルのロビーラウンジへ。
この人数で入れるところへ偶然入ったのですが、なんと名前がロッソ!!しかも新横浜!
アズーロはどこだ!?と、キャッキャしつつ、旧交を温めて(笑)
5時過ぎにオットと待ち合わせのために友人たちと別れました。
そして、開演30分前くらいにオットと共に会場前へ。
ここでも何人かの仲良しさんたちに偶然、または待っていていただいてお逢いできて、とってもhappyでした。
ご挨拶させてくださったみなさま方、ありがとうございました♡またどこかで!!!
さて。入り口の画像から。
無意識に撮ったらちょうど「特別警戒実施中」が前面に(笑)
画面だけみると物々しい?感じですが、もちろんそんなことはありません。
久々のアリーナクラスだったので、大きいなぁ人が多いなぁとは思いましたけど。
ちょっとわかりずらいですが、「YOKOHAMA ARENA」の文字は、いつもこの色なのではなくて、この日はあえてのCHERIカラー。
紫にになっていたのだそうでした。
入ってすぐ正面にオブジェがあって、すごくかっこよかったのですが、終演後は人がびっくりするほどたくさん。
はなから画像に収めるのはムリムリ!としり込みしていたら・・・
オットが『せっかくだし、待っててやるから、行ってこい!』と背中を押してくれたので、正面突破はあきらめて、それでもだいぶ並んで右端から撮りました。
お花も右側からしか撮れなかったので、バランス悪いですが…
一番右にNHKのSONGSさん。そして、日テレさんやTBSさんからのお花もありました。
グッズはTシャツとタオルとハンドライトを買いました。
色は紫というか、ピンクというか・・・どっちだろ?な感じです。
タオルがすごく大きかったので、お布団の上で撮ったので、ちょっと見辛いですが…
すごいのがTシャツのサイズ感。
昨年散々お世話になった、六本木の時のきつねさんTシャツと重ねてみたところ、こうでした(笑)
この日は一つ前のグッズTで参加してたのですが、わたし、これは着こなせるかなぁ?ちょっと自信ない・・・(笑)
ハンドライトは指輪みたいなものを想像してたら、思ったより大きかったです。
でも思ったより使いやすくて、手の甲側に装着すればつけたままクラップもできますし。
手のひら側につけて手で握り込んでもいい感じです。
最初の曲でつよしさんが、手を上に向けて軽く上げ下げしながらリズムに乗ってるのを見て。
ハンドライトをつけたまま、同じようにリズムにのってみましたが、まったく動きを妨げないし、重くもなくて、ゆらゆら気持ちよく、会場の照明の一端を担う欠片(かけら)にもなれた気分。
とてもいい感じでした。
今回「つよしさんのライブは初期のtank以来」というオットと一緒に見ることになってたので、かなり上の方が気楽でいいかもなぁと思っていたのですが…
なんと「si:」ライブの公開リハーサル以来のセンターではありませんか!!
それから何度も横アリで、いろんなライブを見ましたが、センター何?それおいしいの?状態だったので、なんだか別のホールに来たみたい。
不思議な気持ちで席に着きました。
しかも真ん中よりも若干後ろより、PAの真後ろあたりのど真ん中。
見たところ、大きなモニターが両側にあるし、多分ステージ正面のつよしさんの後ろにもいろいろ映し出される大きなモニターがありそうで。
そういう意味では立っても座っても、まったく見えない心配はなさそうですが…
聴くには最高の場所だと思われますが、こりゃあ始まっちゃったら、絶対にみんな立つだろうし、なかなかに疲れた人が座りずらい雰囲気かも?と心配しました。
ということで、「途中で座ったって全然いいんだからね?」と何度もオットに念を押したのですが、始まったら、とうとう最初から最後まで自分の意思で楽しそうに立っていた、オットだったのでありました。
すご~く楽しかったらしいです。よかったよ~
会場に入る前から、ピンクや紫率が高いなぁとオット(笑)
グッズのTシャツを着ている子たちがいっぱい!!この時すでにフェスでどこへ行ってもグッズTとタオルのセット、ピンク紫集団と出会う・・・という妄想をしてました。
(ちょっと色味が違うけど、ケリーが最初に出た代々木のドリフェスの時に、あゆちゃんファン集団がピンクだったなぁと思い出し!!)
とても目立ってカッコイイ!!
キャップも薄紫でかっこよくて、女の子でもいいけど、男の子も似合ってて素敵でした。
開演時間のちょっと前から、少しずつハンドライトを点す方々が増えてゆき、「うわぁ。すごく綺麗~♪」と乙女のように感嘆するオット(笑)
「ほら、みんなつけてるよ?早くつけなよ!」と催促されました(笑)
恒例の?くーさんの注意事項が始まって、舞台の横に小さいくーさんが現れて、大きく口をあけて、さかさまになったりもしながらいろいろと話していましたが…
会場が大きすぎるせいか、残念ながらわたしたちの位置からはちょっと聴こえずらくて、お話の中身がところどころしか聞き取れず。
ステージの上に、大きく「ENDRECHERI 」とロゴがあって。
上下に、向きが違う△や▽が縁取りのように並んでいて。凝ってるね~と言い合いました。
というわけで、まだ開演前ですが、ここで一旦切ります。
本編は記憶が怪しくて、覚えていることだけをかいつまんで、短めに書くことになるかも。(と、一応言っておきます、笑)
どの「好きルート」を進んでも、なぜか奈良にたどり着く不思議旅 その11 天河弁財天 後編
この日の朝拝はいつもより若干遅めの午前7時からと聞いていました。
5時半に起きてコーヒーだけ飲んで、早朝の道を洞川から約30分下って、いつも通り、天河神社に向かいます。
BGMはもちろん神社に近づくにつれて、当然のように「縁を結いて」。
これだけはオットもまた恒例だと思っているようで。
気がつけば夫婦で熱唱していたりして(笑)おもしろいです。
一緒にセットのように必ず「赤いsinger」や「赤い鼓動のHeart」も聴きます。
これらの曲たちは、とても天川に合う気がしています。
これらの曲を歌う堂本剛さんの声は少し儚くてまっすぐ。
もう何十年もファンでいるのに、変わらず清らかで魅力的な歌声だなぁといつだって惹きつけられながらそう思います。
そんなこんな雄大な景色を見ながら、つよしさんの美声を聴きつつ、ご機嫌なドライブをして・・・少し早めに神社の敷地へと入って行ったらすでに駐車場にはたくさんの車!!
朝拝でこんなに車がたくさん停まっているのを見たのは初めてかも。
先に少しだけ坪内の周りを歩きました。
雨なので、上を見上げて山の方を見るとすごく煙っていて霧がたちこめて幻想的です。
そして来迎院の大銀杏の木。
まだ葉が少なくて、少しさびしげでした。
若葉は少しずつ出てきているのですけれども。
少し遠目から見るとこんな感じです。
下に目を移すと・・・このお宅のシャクナゲがとても綺麗でした。
さて。
時間になって朝拝へ向かいます。
朝拝もまた、日によっては4~5人とか言うこともあるのですが、この日は何列分も椅子が用意してあって、ほぼ埋まっていました。
1日だったので、いつもより少し長い朝拝があり。
祝詞や御真言や般若心経を唱えた後で、君が代を歌いましょうということになりました。
そうか、今日が改元の初日だからだ・・・とすぐに気がつきました。
この歌の生まれた経緯について、意味するところについては諸説ありますが。
いろいろな解釈や、あと付けのさまざまな事情は置いておいて。
この瞬間、この日この場所にふさわしい歌だと感じました。
天河さんの神職のみなさまの、いつものありとあらゆる生き物にやさしい姿勢
「生きとし生きるものがすべてたいらけく、やすらけく、平穏無事でありますように」という心のありようを、重々知っているからかもですが・・・
とても素直に、おごそかな気持ちで歌いました。
そのあとで「今日は一日の日なので」・・・ということで、いつもは下から祈るだけですが、わたしたちたまたま居合わせて朝拝に参加した人たちも、階段を登っていって、神さまのそば近くで手を合わせていいですよとお許しをいただいて登段。
ドキドキしながらお参りしました。
そして、朝拝のあと、この日のご朱印をいただいて・・・
平成令和を跨ぐ、御朱印の見開きが完成しました。
年号跨ぎとか、あまり意識していなかったのですが、いざ並ぶとうれしいな。
それが大好きな心のふるさと、天河神社のご朱印だということで、うれしさもひとしおです。
それから、いつも「ここでだけ」「来たら必ずひく」と決めているおみくじを。
オットもわたしもたまたま揃って大吉!!
しかも二人とも書いてあることがぜんぜん違っていて、気のせいかも?だけどオットにはオットに必要なこと、わたしのにはわたしに必要なことが書いてあった気がして、おもしろかったです。
さらに「いい運勢です!」と手放しで書いてあるわけではなく、いろいろと転ばぬ先の杖的なことも書いてあって、それがとても納得できるものだったので、手帳に挟んで、迷った時などにこのおみくじを開こうと思いました。
さて。
一旦朝ごはんを食べたり、チェックアウトのために洞川まで戻り、再度10時ちょっと前に「践祚改元奉告祭斎行」に参列するためにやってきました。
今度はさらに車がたくさん。
見たこともないような大きなバスも見かけて、特別な日なのだなぁと実感しました。
いつもの駐車場がいっぱいなので、お隣の敷地に停めることになりました。
拝殿へ上がっていくと、すでにたくさんの人がいて。
この能楽堂のところにも椅子がびっしり。
この画像は終わってから撮らせていただいたもので、わたしたちが入って行ったときは、ここはほぼ満席。みんな人が座っておられました。
遠くからこの日に合わせてわざわざ来られた来賓やこの神社ゆかりの方々もいらっしゃったと思うけど、小さい子や赤ちゃんもいたし、ご近所の氏子さんたちもたくさんいらしていたのでは?と思ったし、わたしたちのようなたまたま居合わせた旅行者も多数くいて。
その日の朝座ったのと同じ場所にたくさん並べられた椅子に次々と座っていきます。
時間になると、朝拝の時の神職のお二人のほかに、もう一人。巫女さんもたくさんいらしていて。
その中で、マイクを持ってお話されている方がいらして。
その方は、ここのところずっと愛読していたご本の作者でもあり、この弁財天社の宮司さん、柿坂神酒之祐さんでした。
やっとやっと、お初にお目にかかることができて、とてもうれしかったです。
このページに飛んでいただけると、この方のことが少しだけわかります。
水と芸能の神|峯本宮 天河大辨財天社|宮司/柿坂神酒之祐|特別講話22|祈りの回廊 2017年秋冬版|特別講話|祈りの回廊|巡る奈良 [奈良県]
ちなみに・・・わたしがいつもここに来た時にお逢いする、朝拝などを取り仕切っておられる方は、この方の息子さんで、この神社の禰宜でいらっしゃるところの、柿坂匡孝さんとおっしゃる方。
この方もまた、祝詞をあげられる時の声がとても美しく、誠実なそのお話ぶりはとても心に響き、オットもわたしも大好きな方なのです。
神社などに行って神さまに向かい合おうとすると、この方の声で祝詞がイメージできるくらいすでにたくさん聴き親しんだ声と温かいそのお人柄。
ちなみに、柿坂匡孝さんのインタビュー記事はこちら。
おっと、話が逸れてしまいました。
宮司、柿坂神酒之祐さんが、威厳のあるお声で式次第を始められました。
この方の声を聞くのははじめてですが、とても力強くてカリスマ性を感じました。
3人の神職の方々が、お役目を分担しつつ、おはらいをしたり、笛や太鼓をたたいたり、玉串を捧げたり、祝詞をあげられたりもし。
巫女舞が披露され、オットもわたしも、はじめて巫女舞を近くで見ることができました。
ひとつひとつ、笛や雅楽の楽器の音?に合わせて、ゆったりと舞うその姿はとても美しく、緊張感もあって。
神さまに捧げる舞らしく、見ているこちらまで背筋が伸びるなぁと思いながら見ていました。
そして。
新しい天皇陛下が、ここ天川村にもいらしたことがあること、ここの神社の奥宮にもご参拝なさったゆかりの方だというお話も伺いました。
新しい天皇家の繁栄を祈るのみならず、いつもどおり、今後も平和な世の中が続き、生きとし生けるもの、すべてがおだやかにしあわせに暮らせるように祈りましょう・・・というお話があって。
こういう姿勢がやはりとても好ましく、だからこそ、何度訪れても、またここに来たくなるのだなあと思いました。
天川の地は、古き良き日本がたくさん残っていて、人々もまたまっすぐで。話の内容を裏読みしたり、疑ったりする必要を感じないし、都会では常に緊張していないといけないような感覚があるのですが、ここ天川では肩の力を抜いていいんだよ?といつも言われている気がします。
なので、祈りもまた、自然と素直に広くあまねく、生きとし生けるものすべてのしあわせを祈ることができるような気がします。
式はさほど長くはなく終了して、みなさん順々にお清めをして、あらためて手を合わせて。画像を撮らせてもらったりして、だんだんに解散してゆきました。
祭壇に、いつもは外にある千年間点り続けるという「千年の灯」が移動していました。
千代に八千代に・・・という先ほど歌った君が代の歌詞が自然と心に浮かびました。
信仰心とは少し違う気持ちかもしれませんが、非日常の「践祚改元奉告祭斎行」に偶然参加することができ、いろいろなことを考えるきっかけをもらったような気がしました。
たまたまが重なって、導かれるようにこういうことが起こるのが旅の醍醐味。
すでにまたいつもの日常に戻っていて。
あの日の出来事が夢のように感じられたりもするのですが、なかなかできない体験ができてよかったです。
最後に、わたしがここのところずっと読んでいた本の紹介をします。
これは、さきほども書いた柿坂神酒之祐さんのご本で、天河さんでも売っていますが、わたしは偶然本屋さんで見つけました。
いわゆる宗教の本という感じでもなく。肩の力を抜いて、じっくりと読むことができる素敵な本です。
つよしさんが常日頃言っていることとも近いトーンで、つよしファンならきっとたくさんの方が好きなんじゃないかな。
この本を見つけたのは昨年の終わりごろですが、何度も読み返すうちに、一度著者の神酒之祐さんにお逢いしてみたいものだと思っていたら、願いが叶ってしまいました。
直接お話をしたわけではありませんが、十分満足しました。
個人的には・・・またこの本で「掃除」の大切さ、掃除は究極のメディテーションと御霊磨き・・・と掃除の大切さを説かれたのがおもしろかったのと。
(わたしはなぜか、ここのところ定期的に思いもよらぬ本で掃除をしなさい!と勧められたりするパターンがやってきます、笑)
ふとまに=直観力(ふと心に浮かんだもの)を大切にしなさいという話とか。
役割とかお役目という言葉よりも「はたらき」という言葉の方がしっくりくる気がする。一人一人が、それぞれのはたらきをすることが大事とおっしゃっていることとか。随神(かんながら)と言って、自然体のままで風が吹くままに生きる精神が大事とか。
神道は「道」、仏教は「教え」で、そもそも根本が違うけど、別々のものでもなく実は融合しているものなのだ・・・という話とか。
かと思うと、神酒之祐さんが、浮浪者の人たちの気持ちを知りたくて、天川まで彼らを連れてきてしまったお話とか、世界中を旅された話とか。
UFOはきっといるに違いない!!と言い切ってらっしゃるところとかね(笑)
そんなちょっと荒唐無稽な話も含め、とってもとってもおもしろかったです。
ね、ね。ちょっとエッセンスを書いただけでも、心惹かれる方がいらっしゃるのではないかと思います。
そんなお話がぜんぜん肩が凝るような感じでもなく。
だから神道を信仰しなさい!と勧められるわけでもなく。
まるでおじいちゃんが孫に話すような、くだけた愛情深い調子で書かれています。
旅の記録の最後についでのようにではありますが、いつか書きたいと思っていたので、一緒にオススメしておこうと思いました。
というわけで、とうとう旅日記も11までで完成と相なりました。
最初から読んでくださった方も、途中から、あるいはこのページがたまたま目に入ったという方も。
読んでくださって、本当にありがとうございました。