ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

西城秀樹さんのこと

ずいぶん長く日記を書いていますが、この話は多分したことがなかったと思います。

小学校中学年くらいの頃、妙に気になる存在だったのが西城さんでした。

(えっ!?なんでカテゴリーにつよしさんが?その話はもうちょっと待ってね!少しあえて引っ張ります!)

情熱の嵐、ちぎれた愛、傷だらけのローラ。

当時は歌謡曲全盛時代だったので、特にファンというわけではなくても、毎日テレビで見たり、ドラマで見たり、その歌声やパフォーマンスは常に目にするわけで。

好きというよりは、意識し過ぎて、対外的には「好きなんかじゃないよ?」「キライかも?」とか言っていたかも(笑)

今でこそ、もう凪いだ海みたいになっちゃって、追いかけてる誰に対しても、全幅の信頼を寄せ、ものわかりの良いファンみたいなことを言ってみたりもしてますが(笑)

わたしにも、とっても屈折したアイドルファンだった時代がありました。

こういうのってきっと経験の積み重ねよね!若気の至り。

そんな屈折したファンだったわたしが「ああ、ダメだ!この人が好き~!!」と認めざるを得なくなったのはどの曲からだったかなぁ?

多分若き獅子達の頃、若干歩み寄り、少しして父が東京転勤になってわたしも東京へ。ブルースカイブルーの頃はもう自他ともに認めるファンだったかも。

勇気があれば、愛の園。あえてあまり人が選ばないような曲を挙げてみました。

バリバリのアイドルでしたが、パイオニア精神に富んだ方で、歌がとても上手!

そこは絶対に外せないところだったので、多分認めるかどうかによらず、出会った瞬間からファンだったかも。

一番好きだった頃、もうひと組、心を焦がしていたオフコースの眠れぬ夜をカヴァーして、なんだか運命を感じ、舞い上がったのが、彼のファンとしてのわたしのハイライト。

アイドルがニューミュージックのスターの歌をカヴァーするなんて!!

とても誇らしくしあわせに感じていたのを思い出します。

確か高校生の頃、日生劇場劇団四季とやった主演ミュージカルを見に行きました。

その次に生で見た男性アイドルはKinKi Kidsなので、青春時代、唯一生で見たアイドルは彼だったのだなぁと思います。

(あっ!違った。歌を聞いたわけじゃないけど、当時野口五郎さんのファンだった友達に付き合って、学校の帰りに吉祥寺の東急のトークショーを見に行ったことがありました!笑)

その後音大に入るのと前後して、もちろん主としてクラシック方面へシフトしつつも。アイドル方面では聖子ちゃんの歌にはまり、松本せんせの歌詞に身を焦がしたのと(笑)

オフコースユーミン中島みゆきさん、大瀧詠一さん、スクエア、カシオペア・・・

ちょっと方向性が変わり、自然と距離ができたものの、彼を好きだったことは、甘酸っぱい思い出の一ページでした。

晩年は脳梗塞に見舞われて、本当に気の毒だったけど、最後までありのままの姿でファンの前に立ち続けた人。臆することなく人前に出て、ちゃんとインタビューに答え、動かない身体でも、口がたとえ回らなくても、ありのままの自分を知ってもらうことをあきらめなかった人。

本当にスゴイ人、その時その時、スゴイ人であり続けた人だなぁと思います。

どうぞ安らかに。

あれっ?どこかつよしさんとも似てるなぁと・・・亡くなってから、ふと思いました。

今までそんなことを考えたことはありませんでした。

そうしたらそのことをツイッターでつぶやいてらっしゃる方がいて。

牡羊座で血液型がAB型で、歌が上手くて容姿も美しくて魅せ方もとても上手で。アイドルとしても一流で。でもいつだって生真面目で。ミュージシャンからも一目置かれていて、フロンティア精神に富んだ人。」

おぉ!!!

すごくたくさんの共通点がありました。

ということは、2人とも、なるべくしてファンになったのかも?

わたしってそういう人が好きなんだなぁとあらためて。

というわけで、追悼の気持ちも込めて、動画を貼り付けておきます。

大好きでした。ありがとう♡


西城秀樹 ブルースカイ・ブルー 1978

 

 

 

一人で泣いたりしないで。

最近うちの自慢のピアノの生徒たち、6年生トリオがとてもめんどくさいです。

思春期の入り口で、とても心が不安定。

とはいえこの年代は毎度毎度そうなので、もう慣れっこになってしまって、はいはい!そうですか!あなたたちにも無事来ましたね?成長の一過程…くらいのテンションで時にはぞんざいに?あしらったりもし、時に必要とあればじっくりと?その時その時の勘所で、ゆる~く付き合ってます(笑)

担任の先生や習い事の先生をぼろくそに言い、いらだっている子。

(わたしに文句があったら早めに言ってよ?)

友だちの言動がいちいち気になる子。

(多分ふたりは似た者同志だから、同族嫌悪ってヤツと思われ。双方が言ってることもあって、両方とも肯定も否定もせず、聞いてるだけ!わたしは両方いいコだし、好きだけどなぁとは言ったけど。)

ブラジャーのつけ時がわからない!おかあさんに無理やりスポーツブラをつけるように言われたけど、絶対にいらない!!汗が溜まるだけ!と怒り狂っている子(笑)

だいたい、先生は何のためにブラをつけてるのよ?というので

「わたしの場合は、どっちが前か知らせるためにだよ!!」と言ったら、笑いもせず吐いて捨てるように「なんだ、仲間か!!」だって。こりゃ相当いら立ってるな!(笑)

「でもね、必要があって、つけなきゃならないけど、つけるのが恥ずかしいコにとっては、他の子たちもつけててくれたら、それはそれでありがたいと思うけどな!」とちょっと石を投げてみたら、そっか!とすんなり。

その辺りの素直さといら立ちの加減がまだまだかわいい11歳。

今なら、うちの子がその年になった時、もうちょっとやさしくできた気がするのです。経験って大事だな。

過ぎてしまって、すっかり落ち着いておだやかに戻っている中学生グループを見ていてつくづくそう思います。彼女たちも一時期本当にめんどくさかったなぁ。

とはいえ、最近はほぼ100%共働き家庭だし、吐き出す場所は必要だと思うので、なんでも言いやすい雰囲気は大事にしなくてはと思ってます。

さて。

少し前の出来事です。

オトートがツイッターの相互フォローになっている、少し年下の男の子と遊んでくると言っていて。

フォロー関係にあるとはいえ、今まで直接会ったことが一度もないというのと、その人が「僕の誕生日を一緒に祝ってもらえませんか?」と何人かに声を掛けていたけど、結局他に行くと行った人はおらず、二人きりで逢うことになったというのがちょっと気になって。

大丈夫かなぁ?なんか騙されたりしてない?とちょっと心配になったものの。

オトートももうとっくにオトナだし、ネット歴も長ければ、オタク界隈の知り合いも多いから、あまりにヘンだったら、さすがに行かないだろうし。

大丈夫と判断したんだろうなあと静観してました。

そんな親の心配はよそに、せっかく誕生日なんだから、「推し」関連のグッズでも秋葉原で調達して、あげようかなぁ~なんていそいそと出かけて行ったオトート。

まあまあ遅すぎずな時間に戻ってきたオトートは、開口一番、やっぱり行ってよかったと一言。

「な~んか話したいことがあるんじゃないか?と薄々思ってたんだよね。」と意味深に言い出しました。

そもそもなんとなくいきさつが不思議な気がしたし、どうして他の子たちはみんな断ったのに、オトートは行こうと思ったのか、その辺りも気になっていたのです。

そういえば、せっかくの誕生日だから場所はこっちでセッティングしてあげるよ!と言ったオトートに、あんまりお金がないから、フリータイムのところでカラオケして、飲みも安いところでいいですと言ってきたそうで。

その辺りもどうだったんだろう?と聞いた話によれば・・・

最初は一緒にカラオケで好きな声優さんのDVDを観たり、飲んだりして、とても楽しい時間を過ごしたそうで。

ささやかなプレゼントもすご~く喜ばれて、まっ普通のオタク友だちという感じで楽しくやっていたのが…

途中から、ちょっと真面目な話をしていいですか?と言われ、いろいろな相談を受けたというのです。

彼はある会社に就職したのだけれど、2年目くらいに、どうやっても仕事がうまくいかず、そのうちに体調が恐ろしく悪くなって、歩くのもままならないくらい心身ともに追いつめられて、とうとうやめてしまったのだそうです。

その時点で、親御さんは目に見えて落胆されて、体調が悪い彼には、ものすごく堪えたそう。

その後、病院で発達障害と診断を受けて、今は就職支援の訓練校みたいなところに行っていて。

バイトもしているのか、細々と収入はあるそうですが、収入もそんなに多くなくて。

でもせっかくの誕生日だし、この日くらい大好きな秋葉原で飲みたいとずっと思っていたのだそうで。

その日もお金は最小限しか使えないから、山手線の駅を何駅も歩いて秋葉原まできたそうで。

なんだかその話を聞いただけで、すでに胸がぎゅーっとしてしまいました。

なんでそんなことになってるの!ご本人があまりにも気の毒過ぎる。

その子の家はお兄さんたちが一流大学出身で、その子以外は自慢の息子さんたちで。

現状、彼は今ものすごく肩身が狭いし、ご両親と一緒に住んでいるけれど、明らかに自分はお荷物で煙たがられているように感じていて。

だからと言って、今はまだ収入が少なすぎて家を出ることもできないし。

そんな自分が不甲斐ないし、親に迷惑を掛けているのがたまらなくて、自分でお弁当を作ったり、家事を手伝ったり、いろいろやっているけれど、先が見えなくて…

でも、そんな話を相談できる人もいなくて・・・

と、いろいろと相談されたのだそうでした。

「はじめて思っているところを人に話せた気がします!」と言っていたとのこと。

お家の方も大切な大切な息子の一人の、一世一代の一大事!何を置いてもお話を聞いてあげたらいいのになぁ。

オトートがいた前の会社の部署は、障がい者だけが集められたところで、オトートのように身体に障がいがある人もいれば、この方のように発達障がいの同僚、うつ病などの同僚もいて。

「発達障がいの人もたくさん知っているし、そもそも障がいがあって働くことの大変さもわかってるから、自分は相談を受けるのに、ぴったりの人材だったと思うんだよね!」とオトート。

日ごろのツイートから、何か感じるところがあって出かけて行ったのかも。

オトートは一見健常者と変わりないけど、速くは歩けないし、ちょっと一緒にいればなんらかのハンデがあることがわかってしまうと思うのですが、わりと気にしないで、どんどん自分を開放して繋がっていくところがあって。

日ごろから平気で知らない人の中にも入って行きます。

場合によってば、迷惑を掛けることがあると思うのか、ライブの日にあえて始発で行って、同行者やオタク友達のグッズの代行をしたり、飲み会の幹事をしたり、お店の予約を入れたり、そういうことにはとても腰が軽いタイプで。

相手の子もまた、もしかしたら、逢ったことはなくても、オトートがどういう人かを知っていて声を掛けたのかもしれません。

本人が言うように、話を聞く相手としてはうってつけだったかも?

抱えているハンデは同じではないけれど、それがあるだけで絶望ってわけじゃないよ?楽しいことだってきっとこれからもたくさん待ってるよ?と。

そんなことをオトートと遊んだことで思ってもらえたらよかったなぁと思います。

後から話を聞いたわたしは、何が堪えたって、そんな25歳の生真面目な青年が、周りに相談する場がまったくないという事実で。

話を聞く限りではすごくいいコではありませんか!!

仕事柄、いろんな話を子どもたちや若い世代の子たちから聞くことが多いですが、最近本当に、悩みが深い子が多いなあと感じています。

オトートも「少なくとも自分は、わりとなんでも親に話せるし、学生時代からの友だちともわりと頻繁に会ってるし、泊めてくれるオタ友もいるし。

いろいろ聞いてくれる人がいる、そういう場所があるってありがたいことなんだなぁ」としみじみ言ってました。

その子にも、まずは今の想いをちゃんと親に伝えたら?とアドバイスしてきたとのこと。

少なくとも、唐突にメールをよこしたその彼が、誕生日に一人きりにならなくて、楽しい夜を過ごせて本当によかったなぁと思ったし。

わたしが、相手の子は大丈夫かなぁ?変な子じゃないかな?となんとなく疑いモードで送り出したことを恥じました。

いつもはあんまり口数が多いタイプでもないのですが、この日のオトートはとても雄弁で。

少しは役に立てたんじゃないか?という自覚があったからかもしれないけど。

全然悪いコじゃないし、むしろ裏表がなくて、すごくいいコなのにな。いい就職先が見つかるといいな。と、その後もずっと話してました。

その時からもうだいぶ経つのですが、なんだかわたしはその子のことがずっと気になっていて。

夜寝る前とかに、彼のことをふと思い出します。

最近は生きづらい子が本当にたくさん増えている気がしてなりません。

世の中もすごく不安定な感じだし、疑いがある…くらいの子も含めると、発達障がいとくくられる子もとても多い印象で、学校の音楽会呼ばれた時も、特殊学級の子の人数の多さにびっくりしたし。

うちのピアノ教室のように小さいところでも、事情がある子が明らかに増えました。

それじゃなくても「なんだか人と違う」とか、なんだか話し方、考え方に違和感があるとか…

たくさんの人の中から、普通の人と同じじゃない人、個性が強い人を敏感に探したり、異分子を見える範囲からなるべく遠ざけようとするような傾向が日本人には過度にある気がして。

なんだか人を選別するの、やめない?といつもいつも思うのです。

そもそもマイノリティーが安心して暮らせる社会は、誰にとってもしあわせな社会なんじゃないかと思うし。

弱い人たちをどんどん切り捨てていく社会では、やがては「強者」もいずれ老いたり弱ったりして切り捨てられていくのでしょう。

そんな弱肉強食の社会で本当にみんな幸せなんだろうか?

誰もが立ち回りばかりうまくても、要領ばかりがよくても社会は決してうまくいかなくて。

やることはゆっくりでも、どんなに単純作業でも、絶対に手を抜かない忍耐力がある人が必要な場面だってあるし。

持病や障がいがありつつも、楽しそうに生きていたり、前向きにがんばっている人が、たとえ身体は健康でも、心が疲れ果てた人や、絶望に打ちひしがれた人の支えや希望になることだってある。

久々いろいろ考えてしまいました。

誰であれ…今苦しい誰かのそばに、寄り添うだれかがいますように。

誰もが少し距離を取って、遠慮がちに眺め合ってる社会より。

少しくらいめんどうでも、助けたり助けられたりする社会がいいです。

初日~♪

気がつけばENDRECHERIライブ初日がやってきてました。

昨日のグッズ情報辺りからずっとテンション高々で、何をしながらでも、ずっとEND RE CHERIの節回しで・・・

「しょっにっち~しょっにっち しょっにっち~しょっにっち~♪」

「じゃかじゃかじゃかじゃか じゃかじゃかじゃかじゃか」

と歌い続けているのはわたしです(笑)

前からくーさんグッズが出たら買い物を頼むかも?と言っていたアネに、Twitterで上がっていたグッズ情報を送り付けたら、「わたし、ファービーみたいなヤツがいい!!」と即答でした。

ファービーって!!

Singingサンカクのことらしいです。

わたしも欲しいです。

そして今回布ものがとても良さそうなので、Tシャツとかスウェットとかも買ってしまいそうな予感。すでにして大散財警報!!ヤバいです。

わたしの参加日はもう少し先ですが…

どうぞつよしさんの体調や耳の調子が良いままに、彼の健康状態に過剰な負担がかかることなく、ライブツアーが無事完走できますように。

何よりもまずはご本人がライブな日々を存分に楽しめますように!!

そうすれば自ずとわたしたちファンだって楽しいに決まってる。

ライブ期間中、すべての交通機関が順調でありますように。

気候が穏やかで、暑すぎず寒すぎずでありますように。

言い出したらキリがありませんが(笑)いろいろひっくるめて、彼にやさしい日々でありますように!と心から祈ってます。
さて。 

アルバムな日々はもちろんまだまだ続いていて、土曜日、振替レッスンの後にくたびれ果てて座ったら、その後2時間もただひたすらに何もしないでボーっとアルバムを聴き続けていてびっくりしました。

ただ今のお気に入りは「去な宇宙」で、特に寝る前に、1曲リピートにして、これをエンドレスで聴くのが好きです。

「去な宇宙(いなスペース)」ってなんだろう?とずっと思いつつ聴いていたのですが、たまたま家に帰ってきたアネがある日、「インナースペース?」と言ったことから、どうみてもそんな気がしてきました。

去な宇宙(いなspace)とインナースペースの掛け詞。

以前ヨガで習った大宇宙と小宇宙という概念。この小宇宙というのが、インナースペースと同義語として書かれている文章を読んだことがあります。

たとえば外の世界もとてつもなく広大だけど、そっちばかりを気にして生きてなくてもいいんじゃない?

自分の内側の心の世界だってちっぽけではなくて。意識し始めれば無限の広がりを見せるのではないか?なんて。

外側へ迎合することばかりを考えるより、内側の世界への旅を!内面を豊かにすることの方にエネルギーを使った方がいいんじゃないの?的な?

そんな聴き方をし始めると、歌詞ひとつひとつがものすご~く深い気がしてきて。

まだまだ断片で全然まとまりませんが、こうやって1曲1曲引っかかっては、いろいろに聴いてます。

この曲はブラスの音もすごく好きで、ちょっとNijiの詩の初回限定盤に入っている「Technologiaー意思」の進化系のように思わされるのは、そのテンポ感と、主張するブラスのやさしい音たちかな?

一方で、Love musicを、まだまだとんでもなくリピートしてて。

必然的にCDの方も「YOUR MOTHER SHIP」のリピート率がものすご~く上がってます。

「Love music」の何がこんなにもリピートを誘うのかと言えば、きっとFUNKというジャンルが基本言い方はヘンだけどわかりやすく言うと「チーム戦」だと思うからで。

わたしはつよしさんのファンだけど、この1曲でつよしさんだけを追いかけているわけではなくて。

たとえば渉さんを、たとえばタイジさんを、たとえば豪太さんを、たとえばコーラスを、たとえばシンセを…

目が、耳がとんでもなく忙しくて、一回や二回では全然満足できないというのがあるのだと思うのです。

そんな風に片っ端からいろいろ捉われているうちに、あれっあのダンスのつよしさんを見逃した!あそこのフェイクが好きなんだった!となるから、また最初に戻ったりするわけで(笑)

見どころを一周するのにとてもとても時間がかかるわけです。そんなのをまだまだ毎日やってます。

中学の時に吹奏楽を、高校の時にコーラスをやっていて、基本チームで作り上げる音が好きだからかもしれないし。

ピアノが基本一人作業で、みんなと作るものにとてもあこがれがあるからかもしれないですが、このFUNKのチームプレイな感じ、ここのところ、とんでもなく好きです。

言われてみれば、つよしさんという人はお芝居をする時も、やっぱり「みんなの中の自分」というのをとても意識して、自分がぐいぐい前に出て行くというよりは、みんなを引き立てつつ、自分も輝いていく人だから。

そういう意味に置いても、彼にとってFUNKというジャンルとの出会いは、ぴったりはまる場所だったのだろうなぁと思います。

「ワンコードで延々回していくような音楽に来てくれてよかったよ」な達郎さんの言葉にもずっと引っかかっていたのですが、余白が多い、イコール自由度が高い、イコール一人一人の個性や人格や技能が問われ生かされる音楽だからということもあるのかな?

そんなことを、つれづれなるままに、毎日毎日考えながら、たくさんたくさんひたすらに聴いてます。

いずれにしても、FUNKについて、知識不足がとても悔しく感じられるようになってきた今日この頃(笑)

ローマ字しか読めないままで、必死で英語で会話しようとしているような不自由さを感じてます。

わたしは恥ずかしいくらい洋楽を知らなくて。

多分音楽好きが一度は洋楽にはまるころ、わたしにはクラシックがすでに幅をきかせていて、ミーハー心はむしろ歌謡曲やニューミュージックが全盛時代で、十分にテレビやラジオで満足できていたからだと思うのですが。

よちよち歩きではありますが、少しずつまずはFUNK方面の音楽や音楽史から紐解いてみようかな?と今更ながらに思い始めました。

最初は何だろう?プリンスかな?パーラメントとか、そっちからがいいのかな?

どなたか詳しい方いらしたら、オススメのアルバムなどご指南いただけるとうれしいです。

原宿看板&薬膳スープ&佐野味噌さん (with 清川あさみ個展話)

GWに入る直前、久しぶりに原宿で友人と逢いました。

待ち合わせは、駅のホーム、CHERIの看板の正面!!

素晴らしく目力の強いカッコイイ人がそこにいて。

みなさん電車を乗り降りするホームで、なぜか電車がいなくなるや否や、一歩前へ出るわたしたちだったのでありました。

実は原宿に行ったのも久しぶりでした。

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気が済むまで眺めた後は、先日のブンブブーンで坂口健太郎くんと行った、薬膳スープの毎日薬膳さんへ。

KinKiさんはもちろん言うまでもなく大好きですが、坂口くんの演技にもだいぶ前から注目していて。これまでに一番好きな役柄ナンバーワンは坂元さん脚本の月9「いつ恋」の中條くん♡(誰も聞いてない!笑。シグナルももちろん見てます!)

だから、いろんな意味で一度行ってみたかったお店だったのですよね~

 

soup-plus.tokyo

 

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カウンターと椅子が少しだけという小さいお店なので、あんまり長居はできない感じです。ちょうどカウンター席が空いたのでそちらにに座ったら目の前にこんな風になっていて。

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薬膳スープは「ブンブブーンを見てきました!」と言うと具をプラス1していただけるということで。

そう言ったら当然のごとく「誰のセットにします?」みたいな雰囲気になり「つよしさんセットでお願いします!」とわたしたち。

それが、この画像左の白キクラゲ入り極上薬膳スープ。

わたしはもちろん大好きなパクチーを入れてもらってご機嫌。スープ、そんなに薬膳!という味でもなくて、とてもおいしかったです。

右側にある薬膳フレーバーティーがまた、意外にも?(失礼!)フルーティーでほどよく甘くてとっても美味でした。

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ここにたどり着く途中、地図で見ただいたいの場所からして、かなり知ってるところな気がする…と思っていたら、以前「どこいこ」で行ったお酢のお店、vom FASSさんの目の前!!

ついでに・・・と勇んで寄ったら…かのお店は6月3日に閉店なんですって(涙)

(翌日、故あって代官山店の前も通ったのですが、こちらも同日閉店とのことでした!)

閉店セールをやっていたので、こちらのお店にもちらっと寄り、オットに日ごろの感謝を込めて、スコッチを買いました。

その後、スタバでしばし休憩。つよしトーク、KinKiトーク三昧をして…

表参道に戻り、表参道ヒルズの前で、たまたま通りすがりに見つけた「清川あさみ個展」へ。

www.adastria-bijosaishu.com

無料だったので、そんなにたくさんあるとは思ってなかったのですが、そうそうたる女性陣の作品が、とてもたくさん展示してあって、見ごたえがありました。

写真に刺繍をほどこすその手法は、雑誌などでちらっと見たことはありましたが、実際に見たらものすごく細工が細かくて、誰にも思いつかないようなアイディアも満載。

モデルもモデルさん、アーチストや女優さんなどとても幅広く、それぞれの絵にテーマがあって。

たとえば尾野真千子さん×サーバルとか。深田恭子ちゃん×女王蜂とか。

中島美嘉ちゃん×コウモリとか、西野カナちゃん×ユニコーンとか。

ゆりやんさん×エボシカメレオンとか、夏木マリさん×アンモナイトとか。

石原さとみちゃん×金魚(和金)とか。

みなさんとってもイメージぴったり!!

清川さんの発想の豊かさにも目を見張りましたが、モデルさんたちもまた、すごくいい表情。

女優さんの顔と、アーチストさんの顔はまた、全然その表情が違ったりもして。

その人の存在そのものが圧倒的に強くて魅力的な方々もいれば、動物や昆虫にしか見えない!というくらいテーマに寄り添う方々もいて。

モデルさんたちの、手足が長く、存在自体が芸術のような美しい佇まい。

旬の方々のくらくらするような存在感に吸い寄せられるように見入ったり(笑)

どなたもとても素敵。いろんな意味でとてもおもしろかったです。

ひとしきり楽しんだ後…

ついでだし…ともう一足伸ばして亀戸へ。

sanomiso.com

実はわたし、このお店に行ったのは2回目です。

前回はお味噌を3種類、金亀子味噌と蔵魂と十穀味噌を300g買いました。

どれもとてもおいしかったです。

そして当然のことながら、いろいろ使いまくって、あっという間にからっぽになってしまったので、買い足したかったのです。

その前に…

前回は人が多くてあきらめた、味噌汁をせっかくだからいただこうということになりました。

ブンブブーンを見て来たと言ったら(実は前回は言えませんでした。基本恥ずかしがり屋なので一緒にいた方が言わなければ、黙って帰ってくるパターンが多い、笑)イートインコーナーの脇に、これがあることを教えてくださいました。

画像をよ~く見ると、すりこぎに小さくTとKの文字が入ってます♡♡♡

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そして、友人の注文に乗っかって、ここでも「つよしさん仕様のお味噌汁」をいただきました(ああ、ドキドキした~!笑)

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具だくさんのお味噌汁、とてもおいしかったです。

そしてつよしさんが絶賛していた沖縄のお味噌「くにみす」がとてもおいしかったので、この日はこちらもお持ち帰り。

コウイチさんが気に入ったという「金亀子味噌」は我が家的にとても好きな味だったので、こちらのお味噌を少し増量してリピート。今回は2種類をお持ち帰り。

前回買って両親や友人にあげたらとても喜ばれた、フリーズドライのお味噌汁も買い足しました。

わたしは今回初めてお味見を兼ねて食べてみたのですが、フリーズドライのわりに、とても具だくさんで、おいしかったです!!

そんなこんなで、きのうつぶやいたのがこれ。

最近「ハイブリット」という言葉を使いまくってる!という会話をしたのですが、まさしくで(笑)

コウイチさんの好きな味噌とつよしさんの好きな味噌を、日によっていろんな混ぜ方で味噌汁にして食べてます。おいしいです。happyです。

そんなこんな、久々のオタク的、街歩き話でした。

HYBRID FUNK その1 とりとめもなく第一声

HYBRID FUNK(Original Edition)(通常盤)

HYBRID FUNK(Original Edition)(通常盤)

今朝のめざましテレビで、週間のアルバム首位発進を知りました。

あまり順位とか売り上げにこだわるファンではないですが、それでもやっぱり推してる曲たちが世の中にたくさん出て、たくさん聴かれるのはうれしいものだなぁと思います。

(張り付けたamazonさんに関しては、初回盤の2枚も貼ろうと思ったのですが、今見た限りでは、高騰してたり、中古だったりするものしかなかったので、とりあえず通常盤を張りました。お店にはまだあるところもあるみたいですよん。ご興味がある通りすがりの方がいらしたら、ぜひ。音楽ファンならば、聴いて損はないと断言できます!)

フラゲしたのがちょうど1週間前です。

到着した瞬間に、まっさきに見たのはクレジット。

最初の最初、どんなことを感じたのかを残しておこうと思ってつぶやいたのがこれです。

ちなみに、その時に一緒に興味深く読んだ記事も上げておきます。

 そのまんまGWに入ってしまい、猛烈に忙しくなってしまったので、すぐにCDたちは全部まとめてウォークマンのリストにしました。

初回A、初回B、通常。それぞれ、順番もきっと大事だと思ったので、ひとつのファイルが38曲。

再生はシャッフルにせずに通常モードに戻して、ほぼ一日中流しっぱなしで一週間。

その間、あえてまったくクレジットや歌詞カードは見ず。

さながら、音楽の「スピードラーニング」状態とでも言う?環境を作ってみた…というか、結果的にそうなったという感じなのですが、これが結果的にとてもおもしろい体験でした。

そもそもつよしさんのソロの音楽は、歌詞カードを見て「そう来たか!」というものが多いですが、あえて見ないで聴いたらどんな風に聴こえるだろうというのが興味津々で。

とにかくキッチンにいる時も洗濯を干している時も、バロンの散歩の時も、歌詞の答え合わせはなし、ただただず~っと聴いてました。

至福!!!

どこから聴いてもぼーっと聴いても、がっつり聴いても。

BGMにだって最適です。

多分歌が主張し過ぎず、楽器の音やリズムの中に溶け込んでいるからなんじゃないかと思うのですが。

洗練された音たちは、エッヂが効いていてもどこかなめらか。良質なはちみつみたいなイメージもあって。

音楽や歌声が、スピーカーからとろとろと流れ出し、琥珀色が器を満たしていくのをひたすらに眺めているみたいな聴き方をしている時もあれば。

集中して隅々の音まで聴き逃さないぞ!モード、言うなれば音のローラー大作戦!!の時もあったりして(笑)

ほんと、このアルバムがやってきたことがただただうれしくて、ただただ浸ってました。

というか、まだまだ浸ってます。現在進行形です。

GW終盤には、実家に行く日があって、電車だけで往復3時間はあるので、やっと細かく歌詞カードでもみながら聴くぞ~!!と思っていたら、まさかの寝落ち。

GWは家庭内の人口密度も高く、やることがいくらでもある上に、仕事もいつも通りだったので、思いのほか疲れていたらしく、往復ずっとウォークマンで流していたものの、行きも帰りも電車で座るやいなや寝てしまい、降りる駅の数駅前で慌てて目を覚ますという体たらく。

スピードラーニング」から「睡眠学習」??へ(笑)(笑)(笑)

FUNKネイティヴへの道は果てしなく遠い!???

いえいえ。おかげさまで、どんなに忙しく、さまざまに面倒な日も、ファンキーの魔法で笑顔で過ごしていられます。

本当にしあわせなことだなぁ。

そして、やっと昨日あたりから歌詞カードを取り出して机の隅っこに常に出してあります。気がついたときに、ちらちら眺められるように。気になった時にすぐに歌詞や演奏者を確かめられるように。

散々聴き込んだ後から、ゆっくり歌詞カードやクレジットと向き合って聞いたら、思うところが変わるかな?というおもしろい実験になりました。

どうなったかというと、想像通り、また趣が違って聴こえる曲多数。

一枚で二度おいしいパターンです。

そういえば、直近に聴いていたものが、クラシックばかりだったので、いきなりFUNKに変わるのはものすご~いギャップかも!?と思ったのですが、聴いてみて、そこまでギャップはないぞ?むしろ近いかも?というおもしろい感想も持ちました。

めちゃくちゃ卑近な例えをすると・・・

たとえばベートーベンの運命の「じゃじゃじゃじゃーん♪」は、そこに至るまでに何度もモチーフとして登場して、さまざまな楽器がモチーフそのものや、その支流となるようなフレーズを陰にもひなたにも、いろんなスタイルでちょこちょこ鳴らし。

いずれその支流がどんどん合流していって、大河となり、壮大なtutti(みんなで演奏するところ)へと雪崩れ込んでいく感じ。

これ、FUNKも一緒だな!!と思ったの。

特に今回みたいにアドリブの入る余地がある一発録りが多いものは尚のこと。

(フリージャズとかにも近いのかもしれないけど)

この感覚は「MusicClimber」を聴いて思いついたのですけど。

わたしはさまざまな楽器や声がユニゾン(音楽ではtutti)で鳴らしてみたり。

一旦ばらけて、それぞれが一見思い思いに鳴らした後で、また次第に心を合わせ高みを目指し集まってきて、太い一本の濁流になって重厚に流れ出すような音楽がとても好き。

音楽に便宜上のジャンル分けはあっても、きっと根源はどれも一緒なのだなぁとおぼげながら思っていて。

いいものはジャンルを問わずいいに決まっていて。

著名な評論家の言葉であれ、匿名のサイトであれ、惑わされる方ではないと自負してますが。

まだまだ、その辺り、人を説得するには断然ボキャブラリーが足りなくて。

いつかどんなジャンルであれ、音楽について、しっかりと説得力を持って語れるようになりたいです。

おっと話が逸れちゃった。

いずれにしても、このアルバムは初っ端の「END RE CHERI」で懐かしさと新しさという相反する要素にワクワクドキドキが止まらなくなっているうちに、魅惑の「HYBRID FUNK」が始まり、「MusicClimber」あたりから、ほんっと怒涛。

気がつけば1周してしまう感じで、飽きることがありません。

「END RE CHERI」をはじめとして、あちこちでスペーシーな音もするけれど、これは今回に限ったことではなくて、つよしさんの音楽には「宇宙」は必ず出てくる要素な気もするし。

Neo Africa Rainbow Ax」の時のような、エンドリケリーのふるさと、プリミティヴで土の匂いのする、アフリカっぽさもあるような。

一番最初に口ずさむようになったフレーズは、意外にも「さんかくさんかくさんかくふぁ~んく♪」の「SANKAFUNK」でありました。

「とらいあーんごー♪」も「えすえーえぬけ~♪」なフレーズも、ただただ三角って言ってるだけなのに、なんであんなにカッコイイのでしょ♡

そのうち、いつもよりも休みが多くて、ちらちら家にいるアネやオトートが寄ってきて、一緒に口ずさむ「これ、CHERIじゃん!」「Lynちゃんの声がする!」と様々に反応して行ったりして。

うちの子らは、中学生、高校生という多感な時期にE☆E、初っ端のtankを経験しているので、彼らにとってもケリーはとっても身近で、彼らもまた、気づけば一緒に口ずさんでるのがこの曲が多いです。

さらに「Ancient fish」の「えんどーりーけーり!!♪」のキメフレーズが、ふと何かの拍子に出てきて、今現在、あちこちで口ずさんでます。

この曲は、途中で初期「ENDRICHERI☆ENDRICHERI」の初っ端のフレーズがコーラスのカッコイイ声にかぶってふわっふわっと電子音で出て来るあたりもとても好き。

ライブで絶対「CHERI~♡」って言わされて、飛ばされそうな曲、ナンバーワンだな!ああ、本当にライブが楽しみです。

まだまだどんどん変わっていくと思いますが、レイン的、一番最初に食いついた曲たちは、この「Ancient fish」と「Tonight」と「背に生えたクリスタル」そして「MusicClimber」「HYBRID FUNK」なのでありました。

で、あらためて昨日クレジットを見たら、びっくりな共通点があって。

偶然ですけど、全部ベースが鈴木渉さんではありませんか!!

かねがね彼の出す音が大好きと思ってましたけど、証明されたなぁという感じ!

もちろん、聴き込むうちに、まだまだ変わっていくと思うけど。

実を言えば、すでにしてどれもイイ!!と選ぶことを拒否しているわたしもいて。

天才堂本剛、本領発揮でしょ!と超真面目に思ってもいて。

好きな人が渾身の想いを注いで作った、そんなアルバムに出会えて本当にうれしくてしあわせなのだけど。

一方で、後で読み返した時に初めの頃、こんな風に思ってたのか?というのがおもしろいかな?とも思ったので、あえて今の段階でのお気に入りをひねり出してみましたよ(笑)

この中で、多分最も異色なのは、「Tonight」だと思うけれど。

この曲だけは音楽全体というよりも、つよしさんの歌声にただただ惹かれてしまいます。

そんなに力を入れて歌っている風でもないのに、圧倒的に歌の力が強い曲だと思います。

ちょっと儚くて、でもどこか太古の昔からの、連綿と続く人間の営みの強さみたいな感情も湧いてきて。とんでもなく惹きつけられてしまいます。

(で、ありながら、なぜか「すみれSeptenber Love」も浮かんできます!土屋昌巳さん、tankで弾かれましたよね~)

そしてそして。

ひたすらCDを聴くのと並行して、これだけはと座ってじっくり見たのが初回特典の2曲のDVDです。

フラゲした日にまず見たのが「HYBRID FUNK」でしたが、すご~く楽しんで見て、最後の最後、「おまけ」というのが始まった時、NG集とかかな?もしくはおちゃらけたものを作ったのかな?と思いきや、ここに本気のダンスバージョンが入っていて。

これに囚われたが最後、どうにも逃げることができませんでした。

 さらに翌日「HYBRID ALIEN」の方も見て見たら、これはこれでまた全然違っておもしろい!!そしてやっぱり曲がイイ!!

 ダンスとセットで見ると、さらに曲のおもしろさがどんどん際立って感じられるようになってきて。

これって、多分つよしさんのダンスと音の親和性というか。

リズムの申し子の本領発揮というか。

大きな特徴なんじゃないかと思ってます。

ダンスを見ながら音楽を聴いていると、彼が聴かせたいと思っているリズムや、その瞬間、注目して欲しいと思っているであろう楽器が自ずと浮かび上がってくるのです。

「視覚的に音楽を感じる」「視覚がさらに音楽を深く知るための手掛かりになる」

とってもおもしろいなぁと思うのです。

その最たるものが、おとといの深夜の「Love Music」。

「YOUR MOTHIER SHIP」の世界観が視覚的に訴えるものも含め、心に急速に雪崩こんできて、もはや逃げられないほど惹きつけられた曲がまた1曲増えました。

その辺の興奮も、その瞬間を切り取った真夜中のラブレター状態のツイートで吐き出したので、これも記念に乗せとこ(汗)

 12時が越えられないわたしが、この日、こんな時間まで起きていられたのは、オンタイムでは見ることができないのに、付き合ってくれた友人たちが、わたしに話しかけ、起こしてくれていたからで(笑)

それがどんなにありがたいことで、そんな友人の存在に常日頃からいかに助けられているか、徹底的に思いだした出来事で。

友人たちには本当に感謝しかないです。心からのありがとうを!♡

そして、何よりつよしさんがとんでもなく素敵で。

彼やバンドのみなさんが奏でる音楽が本当に素晴らしくて。

フルの尺で、あんなに素敵なステージを作ってくださった方々も堂本兄弟のスタッフさんたちとかで、とてもとても愛情を感じたし。

いろんな意味で、ただただ見ていただけなのに、とんでもなくしあわせな気持ちになった夜でありました。

なんだかほんととりとめがないなぁ。

でも、今の気持ちとして残しておきます。

そして。

まだまだ書きたいことがありすぎて。

メモっておこうと思います。

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お気に入りのBGM(クラシック編)

一昨日出張レッスンに行ったら、生徒の年中さんの妹が超ハイテンションで迎えてくれて、「いらっしゃいませ~!!」とか言うので、思わずほっぺをつんつんしたら、キャッキャッ!と笑い。さらにハイテンションになってひと騒ぎ。

なんだか知らないけど「りらっくま~っ!!」と怒鳴りながら上機嫌で走り回ってる。おねえちゃんの生徒が「これからピアノなんだからなんとかしてよ!」「うるさ~い!!」と怒鳴り返す(笑)しゅらしゅらばばば~っ!!!

おかあさまが懇願するように「お願いだから、少しは静かにしてくれないかなぁ~」とおっしゃっていて。気持ちはわかるけど、どうにもならないときもあるのよね~なんて思いつつ。

兄妹がいる子たちは、基本普段から小さい子の大声やぐずる声には慣れてるので、生徒の方は一旦集中しちゃえば全然大丈夫、いつも通り。

レッスンはピアノのあるロフトなので、リビングを抜けて生徒と二人、ロフトに上がり、小一時間。

レッスンを終えてリビング前を通りすがったら、何やら先ほどと全然違うムードでシーンとしてて。

おかあさんが「せんせ、ちょっとこっち見て見て~!」と指さした先。さっきのハイテンションなちびっこちゃんが、小さな長四角のソファーとソファーの間に挟まるように入り込んでぐっすりと眠りこけてました。

「びっくりするでしょ?」「あれだけ騒いでて、突然コトっと寝ちゃうんだから、小さいコっておもしろいですよね~」なんて。

ほんとにほんとに。

二年生の生徒も、この日のレッスン中、とてもおもしろ不思議なことを言ってました。

わたしがある曲の、シャープの多い和音のところがとっても上手に弾けたね~と言いながら丸をつけたら「あれ?この景色、きのうの夢でもう見てた!確かにこれだったし、先生夢の中でもおんなじことを言ってた気がする!」と真顔で言うではありませんか!!

「先生のつけた花丸まで夢とまったく一緒!なんで!?」というのでさらにびっくり。

で、わたしは小声で「あらまっ!予知夢?」と言ったのです。

そうしたら、生徒が大きな声で「えーっ!?先生。ゆーちゅーぶで見たんじゃないよ~!!」と心外そうに言うではありませんか!!

「予知夢」を「youtube」と聞き間違える2年生女子。

現代っ子だなぁ。時代を感じました(笑)

生徒は「同じ景色をすでに動画で見た」と言ったのだとわたしが勘違いした?と思ったようですが、それこそそんなの怖いから!(笑)

たまたま洗濯物を持って通りすがったおかあさんとわたしは、かわいい聞き間違いに大爆笑!

でも、生徒はなんで笑われたのかちっともわからず、気を悪くしてぷんすかしてました(ごめんよ~だってかわいかったんだもの!笑)

それにしても不思議なことがあるんだなぁ。

さて。

ひとつ前の日記でも、常に音楽を聴いている話をしましたが、今日はよく聴いているクラシックの話を。

今、わたしがものすご~くよく聴いているクラシックのCDが二枚あって。

一つはこれです。

 

皇帝のレクイエム~フックス:宗教音楽集

皇帝のレクイエム~フックス:宗教音楽集

  • アーティスト: クレマンシック・コンソートクレマンシック(ルネ),ドゥービー(エリザベス),ミルデンホール(パメラ),プレウィット(ステファニー),カリー(ジェームス),クレマンシック(ルネ),クレマンシック・コンソート,クロサキ(ヒロ),ビショフ(アンドレア),リンズベーガー(ハーバート),クケルコ(ドロシーア)
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD
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 これは、たまたま今年の一月、自分の誕生日の日に、ひとりタワレコに行って買いました。

何をしていた日かと言うと、こんなこと…

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誕生日に「一人オタク活動」。

堂本さんたちのなんと麗しいこと!!とため息をつきつつ、30分くらいあっちからこっちから眺めてから…

その後、タワレコにふら~っと行って。ついでに買い物。

その頃、ルナのことをよく思い出していて「レクイエム(鎮魂歌)」が猛烈に聴きたくなって。

探していたのは、大好きなフォーレモーツァルトのレクイエムの名盤だったのですが、タワレコさんのPOPがこのCDを猛烈に推していて。その熱い想いにほだされて、試聴してみたら、とんでもなく気に入ったので、即買いでした。

確かお値段は定価よりもさらに少しお安くなっていて、900円ちょっと!!

900円ですよ!900円!

総じてどれも素朴で、決して暗すぎないし、とても美しい音楽の数々です。

(堂本さんたちにもオススメしたいくらいです!)

これ、今年の自分への唯一の誕生日プレゼントですが、今でもいい買い物をしたとひとり悦に入ってます(笑)

それからどれだけ聴いたかを考えると、もう元はとっくにとれてる気がします(いやらしい、笑)

 グレゴリオ聖歌っぽいのとか、バイオリンのソナタとか、オルガンのためのシャコンヌとか、そういうのが入っている中に、トロンボーンの曲が入っていて、これがまたとても素敵です。

何か作業をしている時にも邪魔にならないし、静かでとても気持ちの穏やかになる音楽で、なかなかにおすすめです。

 

そしてもう一つがこれ。

 

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」

  • アーティスト: アーヨ(フェリックス),ビバルディ,イ・ムジチ合奏団
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1991/06/25
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログ (2件) を見る
 

 これは、父からもらい受けたCDで、録音は1991年ですって。

元々イ・ムジチ合奏団は大好きで、学生時代とかによく聴きに行ったものでした。

そして「四季」は最近フィギュアスケートの宇野くんがショートプログラムで使っていて、彼の滑りのすばらしさも手伝って、やっぱり「四季」の曲そのものも大好きだと再確認しました。

宇野くんが使った部分だけじゃなくて「冬」ならば、あの穏やかな、暖炉の前に座っているかのような気分を味わえる「Largo」も聴きたいし。

春も夏も秋も、アップテンポの魅惑のテクニックを見せつけられる曲たちも。

穏やかにまどろみながら聴ける曲たちも・・・隅々まで全部聴きたい!!

レコードもかつてたくさん持っていた気がするのですが、実家へ置いてきてしまったし。

その話を父にしたら、「これ、持ってけよ~」と渡されたのがこのCDです。

アーヨ&イ・ムジチ2度目の録音で,LPは空前のベスト・セラーを記録した。あらゆる演奏の中で最も明るく優美でしなやかなのがこのCDだ。音質が良くなってその極上の美しさが一層輝やいている。アーヨの独奏も素晴らしい。不滅の名演,と言ってよい。 

アマゾンのレビューにこんな風に書いてありましたが、確かに!!優美でとてもしなやかな演奏です。

アーヨという方のヴァイオリンの独奏も本当に素晴らしいです。オススメの名盤だと思います。

もう1曲「恋びと」という曲が入っていて、それは初めて聴きました。

こちらもとても素敵な曲です。

こちらも四季もVivaldiです。昔から大好きな作曲家の一人です。

「恋びと」というタイトルの入ったCDを父から譲り受けるというのも、なんだかヘンな感じでしたけど。むふふ。

バロック音楽は、心が波立っている時や、落ち着きたい時。

そしてじっくりと考え事をする時にも向く音楽のような気がします。

バンドに例えるならベースのような、通奏低音の響きがとても好きです。

敷き詰められた毛足の長い絨毯のように安心と安定を運んできてくれて。

やっぱりきらびやかな音色にも心惹かれるけど、支える音たちの方がより好きなのも昔から。

というわけで、最近たまたまよく聴いている、クラシックたちの紹介でした。

雨の日に雨音だけをBGMにするも良し。

少し飽きたらVivaldiに浸るも良し。

今日は朝からしとしとと雨が降っています。

そんなことを書いていたら、クマノザクラを見た後にパソコンを叩いていた人の残像が・・・

あとで時間を見つけてもう一度見たいです。

自分の都合のいい時に、何度でも見れるってほんと素敵♡

Ready!!

週末、予定通りつよしさんのソロライブツアーの当落が出て、一気にソロの季節が始まるんだなぁと実感しました。

武者震い!!

あとは「Go!」の号令待ちという感じの今日この頃。

ここのところのわたしは、もし今年のツアーに参加することが叶わなかったら…という想像だけで、寝込みそうな勢いで(笑)

今年に入ってからは、3月に妹と恒例の、コウイチさんの「Endless SHOCK」に一回行っただけ。

(とても楽しんだのに、これもまだ書けてないです!書きたいです!)

その後は、ほとんど願掛けのように、今年はライブも舞台もひとつも予定を入れず。

自分的に大事なものほど我慢した方がいいんじゃないの?なんて勝手な妄想まで入っちゃって、玉置さんのシンフォニックも泣く泣くあきらめ。

お誘いいただいた斉藤和義さんも、ブルーノマーズさんも、やっぱりあきらめました。

そして…いよいよ当落が出る数日前には、苦し紛れに友人相手にこんなメールを送り付けてました。

たとえライブがはずれたとしたってさ。今年は少なくともCDは出るわけだから。アルバムがあってほんとによかったよ。

アルバムならばさ。少なくとも、あなたは予約されましたが、ハズレました!ってことはないから(涙)

CDは誰でも平等に聴けるってことだよね。

もしライブに外れたら、今年はこの一枚にしがみつく所存!

聴いて聴いて、聴きまくってやる!!

なんだこれ?我ながら怖っ!!

自分のあまりの切実さに、我ながらドン引き(笑)

うなっちゃうと、日記につよしさんごとなんてとても書けなくなってしまい。

さらに思いは内側にこもり。

逆に表面上はヘンにストイックになっていき。

ここのところよ~く聴いていたのは剛紫さんの「美我空アルバム」でした。

つよしさんは以前、このアルバムは、かなり苦しかった時に作ったと発言していて。

6枚目のアルバムで30歳のお誕生日リリースで。

うまく言えないのですが、わたしにとってもまた、どこか特別。

苦しいけれど、力が湧いてくるアルバムでもあって。

初っ端のインストの「美我空」を聴くだけでも、背筋がぴっと伸びて、まだまだいけそうな気がするし。

「Purple Stage」を聴くと、CDよりさらに伸びがあったステージの魅惑の歌声はもちろん、紫色の照明のどこか抑えた美しさまで、まざまざと思いだします。

この時のツアーって、DVDになってないのですよね~今からでも欲しい!!と時々発作のように思っていたら、ごく最近、友人も同じことを言っていて笑いました。

さて。

そんなこんな、自分的ぐるぐるの中(笑)当落が出て。

なんとかつよしさんに逢いに行けることになって。

「神さまありがとうございました!!」と、直接的に願掛けをしていたわけでもないのに、思わず近所の神社にお礼参りに行ってしまいました。

神さまも「え?何が?誰?」と困惑されていたかもです(笑)

 

ラジオでも続々と楽曲たちがかかり始め、音楽ファンとしては、これでもかと待ち焦がれていたので、とてもとてもうれしいです。

思えば「Grateful Rebirth」はリリース以来、どれほど聴いたことでしょう!!

最近の世の中は(誰のということではなく)CD離れ、音楽離れが進んでいるらしく。

家にいる時は、ほぼ一日中音楽を聴いているというと、びっくりされることが増えました。

「うるさくないですか?」と言われたときには心底驚いたのですが、そういう人が増えているんですって。

我が家は、わたしだけじゃなく、子どもたちも二人ともタワレコさんの言葉を借りれば「NO MUSIC NO LIHE.」というタイプなので、それがごくごく普通だと思っていたら、世の中的には、全然そうではないらしいです。

わたしは音楽で仕事をしているし「音楽があることで気持ちや生活が豊かになる」ということを疑ったことはなかったのですが、きのうたまたまTwitterに流れてきたふかわさんのコラムを見て、ああ、こういうこともあるかも?と思ったのがこれ。

なので、特に自分がヘンだとは思っていなかったのですが、耳疲れというのは確かにあるのかなぁとちらっと思いました。

わたしが聴いているもので「耳疲れ」を感じるような類のものは少ないですが、アナログのレコードの時代には、もっと楽に音楽が聴けていたような気がします。

さらに、うちのやっすいレコードプレイヤーでも、つよしさんのアルバムやKinKi Kidsの抽選で当たったレコードを掛けると、音が全然マイルドでやさしいです。

レコードからCDへ。そしてハイレゾへと、どんどん音はよりクリアに、研ぎ澄まされてきた感もありますが、いずれはまたアナログへと「戻ることが未来」な日もやってくるのかも?とひそかにそんなことを思っています。

ちなみに…このコラムでは音楽だけじゃなく、SNSについても言及していて、そちらにも考えさせられることが多かったのですが、おっと、話が大幅に逸れちゃった。

先日来、あちこちでかかる新曲たちは、どれも既存の曲とまったく違うイメージで。

「なんとかっぽい!」というのがひとつもないところが、本当に素晴らしいです。

どの曲もものすごくオリジナルティーがあって、ものすごく印象に残る曲だなぁと思います。

今はまだ歌詞がほとんどわからないので、右脳で直感的に聴いている感じですが、すでにすごくおもしろくて釘付けです。

たとえば、初めてラジオで「HYBRID FUNK」がかかった後、こんなことをつぶやいてました。

このトークから何人かの仲良しさんたちとした会話で。

つよしさんの声が以前よりもずっと深くて芯がある声になったよね。

特に低音がとても素敵になった気がするね!

その声をまた上手に使いこなしてるよね~なんて話になったり。

若さゆえの色気から、人間としての深みを増して生まれた新しい色気のようなものがあるよね!とか。

ほんとセンス抜群だねとか。

「Music Climber」の出だしといい、まずは魅惑の歌声(しかも超個性的!)にガーっと掴まれて、そのまんまつよしワールドに連れていかれちゃう感じがたまらないね!!とか。

言い出したら止まらない感じに散発的につぶやいたりしています。

そして、一昨日、昨日とつよしさんのソロラジオや、ももクロちゃんのラジオでも続々と曲がかかり始め、日々これこそ一押し!と思う曲はころころ変わり、翻弄されています。

ああ、幸せだなぁ。

ちなみに今日は朝からずっと「HYBRID ALIEN」がぐるぐる。

山下達郎さんも参加されたこの曲は、とにかく音がいろいろとおもしろくて、刺激的でクセになるタイプの曲だなぁ。

まだ全貌は明らかになってませんが、いろいろほんとに楽しみです。

今はざっくり聴いているこの曲たちを、詞をひとつひとつ噛みしめながら聴くのでしょう。

さらに、久しぶりにたくさん出そうな雑誌のレビューや、ライナーノーツを見ながらじっくりと聴き。

暗喩を見つけたりし、また違う印象が生まれ。

それをここで語ったり、友と語り合ったりするのもまた楽しみだし。

じっくりと聴き込むにつれ、どんどん感想も変わっていくかな?

そんな日々の到来を「ようい!」の姿勢のままひたすら待っている今日この頃。

「ドン!!」の準備は万端です!(笑)