ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

堂本剛LIVE【FUNK詩謡夏私乱】2014.10月3日 東京フォーラムAホール その7

最近は意識的に日記の中に「昔語り」を入れて書くようにしています。
というのは、わりとファン歴が浅いという方々に、もっと昔のことも聞きたいです!とおっしゃっていただくことが増えたからです。

思えばわたしも、ファンになったばかりの頃は、いろいろな方のブログとか掲示板を見て、それ以前の痕跡を一生懸命辿ろうとした時期がありました。

たとえば曲を味わうにしても、その曲ができた経緯がわかるともっと味わい深くなるということもあります。

というわけで、知ってる方にはもしかしたら「しつこい。まだ言うか!」な話も含まれているかもですが、そこはどうぞ「華麗なスルーテクニック」というヤツを駆使していただけたらと思います(笑)

そして、これで最後です。
というわけで、感想多めとなっております。
わたし的にもこの夏の集大成です。
そしてこのへたくそな一連の文章を読んでくださったすべてのみなさまに心からの感謝を!!
いつもながら、読みにくくってごめんなさい。
温かいお言葉をいっぱい掛けて励ましてくださったみなさま、ありがとうございました。

・オーラスのアンコールの「FUNKがしたいんだ どしても」の時に、コーラスのオリヴィアさんとタイガーさんのおとなりに、平岡恵子さんとダッチさんが登場されました。

わぁ、さすがにオーラスです!豪華!
(この段階では、まだまだ序の口だったんですけどね、笑)

「それにしてもなんでダッチがここにいるの?恵子ちゃんはわかるけど。」と、つよしさん。
そしてここから、いつものダッチさんの振付け指導のコーナーへ。


・この日はどなたか、多分誰もが知っている芸人さんがいらしてたみたいで、その方に名前を出していい?と聞いてらっしゃいました。
客席はもちろん、どなたがいらしていたのかとっても聞きたがっておりましたが、その方は秘密にしていて欲しかったみたい。
結局名前は出なかったですが、つよしさんは、その方にはとってもおもろいネタがあって「年末絶対ブレイクする」と言い切ってました。
どなたなんだかとっても興味が沸きました。

往々にして「あの時言ってたのはあの人のことだったのか!!」と後になってわかるパターンがあるから、一応書いておこうと思います(笑)


・さらに唐突に思い出したので、ここに書きますが、多分このネタは中間のホーン隊のソロのところでの話です。前後してすみませぬ。

ホーンソロで、かわ島さんがサックスを演奏中、つよしさんとルイスさんが後ろからちょっかいを出して、かわ島さんをステージから落とすというネタ。

もちろんネタで、実際にはご本人が落とされた的なネタをやる…みたいな感じだったのですが、そのまま客席間の通路を歩きながら結構長々ソロで演奏していて、客席大喜び。

かわ島さんは堂々としているし、ステージから鳴る音と、近くで鳴る音とは臨場感が全然違います。

いい音がホールAに響き渡り、ステージのみなさんも客席も、かわ島さん一点に吸い込まれるように惹きつけられて、ひゃーひゃー言ってて(笑)…ここものすご〜くかっこよかったです!!


・そして、shamadokafunkの前あたりで、さらにそこまで客席でライブを見てらした十川さんと小澤さんもステージへ。

いずれも第一線で超お忙しい方たちが、ご自分のスケジュールを縫ってまで「オーラスを見届けたい」と思うライブなんだなぁとうれしくなりつつ。

Twitterでどなたかが「もう誰も手をつけられないこの暴走音楽集団」っておっしゃってらしたけど、ほんとにそんな風でした。まさしく〜と思ってしまった!!


・「歌が始まったら、歌ったのは違う人だった!」シリーズ。
「Say Anything」で、大阪で歌い出したら十川さんだった!というコーナーがあったことは、友人のさと嬢のレポで読ませていただきました。
人づてに聞いた話だけでも十分におもしろくって、何度も読みに行かせてもらったことをきのうのことのように思い出します。

そして、オーラスのこの日は、小澤さんか名越さんver.をやりたかったのだそうで。

「やっぱりやろうよ!」とあらかじめ予告して、名越さんバージョンがご披露されました。

これ、意外と本人ノリノリで、フェイクとかも入れてて、場内大喜び。大盛り上がりでしたよ。

「名越さんってば、息のクセがひどい!」(ネタ)なんてにこにことおもしろがるつよしさん。

「(だんなさまは)どうでした?」と奥様の恵子さんに尋ねると…
恵子さんは「精神的に危ない感じ!」と言い(笑)

つよしさんは「奥さんからダメ出し!!」と大喜びでした(笑)


・お客さんイジリの顛末

最前列のステージ向って右方向にいらしたふたりに「カップルですか?」と声を掛けたつよしさん。
「いいえ、兄妹です!」と言われて俄然興味が沸いた様子で…

どっちがどっちを連れてきたの?」と問いかけます。

そうしたらつよしさんファンのお兄さんが、妹さんを連れてきたのだと判明。

「ちなみに妹さんは誰のファン?」とつよしさんが聞いたら「コウイチさん」と答えたらしく…

「コウイチやと〜!?」とキレ気味のお芝居。お約束のおいしいヤツふたたび(笑)

ここ、身内的位置づけのコウイチさんのファンだけに、ワイドショーで関ジャニファンに言った時より若干遠慮がない感じで、そんなところもKinKiファンとしては好印象〜♪

会場内、キャーキャー言いながら大爆笑!!

前日に引き続き、超神がかりなネタ展開だ!!
わくわくわく!

前日、この日のみならず、今回わざと最前列にいろいろ仕込んだ?というくらい、神がかりな方々がいっぱいいらっしゃいました(笑)

(わたしが入った日だけでも、名古屋の時の結婚記念日な方もそう。初参加で固まってらっしゃった10代のファンもそう。
じゃんけんしてトイレに行かれた方も、歌舞伎座から来られた方も、みなさま身体を張ってつよしさんと絡んでくださって、楽しくしてくださってありがとう!!と感謝の気持ちになっておりまする。むふふ。)

おっと話が逸れちゃった。

つよしさんはいっぱいワイドショーでも取り上げられた、関ジャニファンの方の時と同じような口調で後ろを振り向き、昨日と同じノリでバンドメンバーさんたちに怒っているフリで遊んでました(笑)

「どうなってるんだ君たち!前列の罠はやめたまえ!」(ぷぷぷ。確かにめったにない罠です、笑)

そして、メンバーさんたちがニヤニヤしながらペコペコするというのを繰り返して笑いを取りました。

なんせ二日連続なのでね、手を叩いて大喜びしているバンドメンバーさんもいらっしゃいました。
客席もゲラゲラ。

「あれでしょ、コウイチさんって岩城さんちの滉一さんでしょ?」
とか負け惜しみのように言ってみたり(ネタですよ!ネタ!笑)

「宇宙へ行こうと頑張ってる人という意味では僕らも一緒ですけど!」
な〜んて言ったりもしてましたけど、メンバーさんたちも宇宙へ行きたいんですか?(笑)


そして曲が終わったあとに、またわざわざこの妹さんの前まで行って「楽しかったです?」と尋ねるつよしさん。(意外と執念深いなぁ、笑)

そしたら、この妹さんがわたしたち(一階後列)にも聞こえるくらいのすっごくいい声、かつ、とっても愛情がこもった口調で

「はい、大好き〜!(はあと)」っておっしゃってました。
(素敵な方でしたよ!!)


ただし、ここでこのネタを終わらせる(手放す)つよしさんじゃありません!!(笑)


「女の子の手口にはだまされませんよ〜!」とさらに続け…
出た出たKinKiさん揃って女性不信!!とニヤニヤしていたら(笑)

畳みかけるように「どうせアイツなんでしょ?」ってちょっと伏し目がちに拗ねてみせて

さらに…
「寝る前に『あれ?(つよしさんを)好きかも!!』ってなってるかもよ。
そうなる可能性秘めてるのがドウモトツヨシです。」

そしてわざと語気を強めて、関西弁で
『気をつけなはれや!』とひとこと。

うっわぁ、殺し文句@@@@出た〜っ!!(笑)

ここ、めっちゃ楽しい作りこんだコントみたいになってて、死ぬほど笑いました(笑)


もちろんネタというのは誰もがわかっているところです。本気に取ってはいけません!!(取る人もいないと思うけど、笑)



昔KinKiのラジオ「キンキラKinKiワールド」なんかでは、よく片方が電話をするともう片方のファンだった…みたいな展開があって、ふたりが拗ねたフリしたり、わざと負けず嫌いを発揮したフリをして爆笑…みたいなことがあったけど、まさしくああいうノリでした。

そしてこの珍しいソロライブでの「コウイチ」「アイツ」発言にほっこり。
普段からこういのいっぱいやって〜とまでは思わないけど、自然な流れの中で、たまにはこういうのもいいよね、むしろ健全…と思いました…わたしはですけれども。



そしてまたまた現れました、鈴木系フランス人さん!!(笑)

当然ながらSHAMADOKAFUNKは大盛り上がりです。

なんと言ってもトランペットがふたりになったことで、きらびやかさを増してスゴイ音がキラキラしてました。

平岡さんは飛び入りなのに、ソロではめっちゃ声を張り上げてらして、その声の伸びに驚愕!
な〜んていい声なんだ!
きっとそのつもりでリハーサルとかしていないと思われるのに、スゴイなぁ。



そして「音楽と人」でもわざわざ語られてましたけど、名越さん、この日神がかりでした。
この日の名越さんのソロがめっちゃめちゃ熱かったのです。

爆音でギンギンに鳴らしてらっしゃいました。

普段はキラキラとかふわっととか、きらめくような音とか、そんなイメージを抱くことが多い彼のギターの音ですが、この日は爆音でものすご〜く熱いパッションを感じました。

いつだったかしら?こんな音を鳴らす名越さんに会ったことがある…と思ったのですが、思い出せず。
いずれにしても、めったにない機会に遭遇できてうれしかったです。
多分リミッターがはずれていたかも。
一見哲学者みたいに静かな方だけど、底には熱いものが流れているんだなぁ。素敵。


さらにたとえば豪太さんのドラムを選手交代してダッチさんが叩いたり、SWING-Oさんのキーボードを十川さんが弾いたり。
そして先輩ミュージシャンと後輩ミュージシャンが笑顔で楽しそうにハイタッチして交代!なんて場面が見れて、とても感慨深かったです。

ダッチさんからすっごくいい笑顔で交代した豪太さんは、いい刺激を受けたんだろうなぁ、これぞ先輩という技を惜しみなく見せてくださって、その演奏に心底痺れました。
十川さんの音もテクニック炸裂で素晴らしかったです。

そしてダッチさんやSWING-Oさんの、先輩方の演奏を間近で見ている時のキラキラした瞳。
なんて平和でしあわせな光景なんだろう…とジーンとしながら見てました。

もちろん客席はもうどんな音が鳴っても、どんなリズムが響き渡っても、キャーキャーわーわー、大騒ぎ。
ものすご〜く反応がよくなってて、ステージの上からもこの熱が伝わったのではないかしら。


つよしさんは、一人一人の音を自分も存分に楽しみつつ、ここで行われている凄腕の個性派たちが鳴らす、すべての音のバランスを保つことにもものすご〜く尽力していて、全身を使って、あっちからこっちへスイッチしたり、わざと音と音をブレンドして遊んだり、ソリストを煽ってさらに盛り上げたり、八面六臂の活躍をしてました。

バンドのみなさんは、みなさんとっても自由に、そして存分に音を鳴らしているようで、その実、コンダクターつよしさんから片時も目を離さず、言葉は交わさずに常に音で会話していて、ああ、この音の坩堝(るつぼ)のような音楽空間の交通整理を、とっても上手にしているのは、他でもない、つよしさんなんだあぁというのが実感的にとてもよくわかりました。

途中ベースがドリフのヒゲダンスになって、つよしさんは鈴木さんと連なってコミカルに練り歩いていたかと思ったら、突然マイケルジャクソンの「Beat It」が鳴り出して、つよしさんの中のマイケルにスイッチイン!!

マイケルの曲に乗せて、かなり本気のダンスを見せてくれました。

魅せられました〜@@@ここ、本気で痺れましたよ。

超カッコイイ!!

そうだった!この人、聴かせるだけの人じゃないの。
SWING-Oさんもご自分のブログでおっしゃってたけど、アイドルとして10代の頃から磨いてきたものが、こういうところで突然必要とされた時に、引き出しからさっと出てきます。
ひとつも無駄になってはいないのです。
そして、当然だけど注意を自分に惹きつけて離さない、そのスゴイアイドル力。

剛さんのマイケル、渋谷でもやっていたけど、クルクルと華麗なターンをしながら、目線の動かし方とか、立ち居振る舞いがほんとにかっこよくて見惚れました。

途中でDuttchさんが近づいてきて、つよしさんに何かをやって!とニコニコと合図。
何が始まるのかと思ったら、身体を棒みたいにまっすぐに斜めにして、ダッチさんに向って美しく倒れ込むパフォーマンス。

「何させんの?」みたいな顔をしていたつよしさんですが、本当に楽しそう。

それにしても、いつの間にDuttchさんとつよしさんは、あんなに仲良くなったんだろう?
「Duttchは岸和田やからなぁ」と言ってましたが、つよしさんってば、格好の遊び相手を得た感じでうれしそうに何度も絡んでました。

この方は大きい身体に似合わず無邪気で、各クラスに一人はいるムードメーカーの子みたいで、あちこちで大活躍してましたよ!!



・プロンプターさんの愛、スタッフさんたちの愛
特にTuトークあたりからが超長いMCコーナーになって、まるでKinKiコンみたいだと思っていたら「あ、プロンプターに"喋りすぎ"だと言われました…画面が赤く点滅してます。」と言いだして、そういや、KinKiでもそんなシーンがあったなぁと思い出しました。

ごっちゃにするのはよろしくないですけど、この日はMCにも出たので、あえて素直な感想として触れさせていただきますが…

つよしさん、この日、長い長いMC中、なんだか左に右に、所在なさげにうろうろしながらしゃべってた瞬間があって、あれ?まるで相方みたいだ(笑)って不意に思い出してにやにやしたことをここに記しておきます(笑)

プロンプターさんと言えば…

最後の挨拶中にも 「今、プロンプターに"FUNK詩歌夏私乱お疲れさまでした!」って出てるって言って、プランプターさんの愛ある配慮を心から喜んでいたつよしさん。

プロンプターさんに限らず、このチームはスタッフがとっても熱い!って自慢げに語ってらっしゃいました。
袖でもしゃましゃま言ったり、みんなとっても盛り上がっているのだそうです。

そしてさらに、次のアイディアとか、いろんな話が自然に、自主的に、すでにそこここで始まってもいるそうで。

つよしさんが裏方を含めた「このチーム」のことをとても愛し、絶大な信頼を寄せていることが伺われて、なんだか胸が熱くなりました。


これ、どの辺りで言った話だったか忘れたのですが
「最近癖の強い商品が減ってる。(表面が)整った雰囲気を手にできればいい時代。でもこれだけ癖だらけの人たちのライブだから、皆さんの奥底に眠っている『癖』が湧き上がるはず!忘れかけていたピュアな頃を思い出して、それで来年ライブまで持ちこたえて!」と言ってましたよ。

これ、多分自分にも言い聞かせてた気がするけど…
わたしたちもさびしいけど、ご本人がしばらくライブがないことをとっても悲しんでいるのだなぁと感じました。
そりゃそうでしょ!本当に楽しそうですもん。

それが双方向なのがとってもしあわせに感じました。



このプロ集団が、それぞれに自分の専門分野で自主的に楽しくアイディアを出してきて、みんなで高みをめざしていくやり方は、きっとずっと前からつよしさんが描いてきた理想のカタチに限りなく近いんじゃないかと思いました。

これだけの日を跨いで来たのだから」を書いた頃には、どうしても実現できなったこと。
それが近年やっとできるようになったのだなぁと感じます。
考えたらこれこそが、つよしさんが理想とする「shamanippon」の世界観なのですよね、きっと。


この中にはたとえば最近つよしさんがとても信頼を寄せている敏腕マネージャーさんもいらっしゃるだろうし、レコード会社さんも事務所関係の方もいらっしゃるのだと思うのです。
さらにコンサートを実際に作りこんでゆくスタッフのみなさんや、音響や照明を操るみなさん。
会場整理のみなさんや、もちろんバンドのみなさんも。

いろんな壁を乗り越えて、パワーがひとつに結集されつつあるのだなぁというのが肌で感じられました。

つよしさんが孤独と人間不信にもがきながら、でも無意識にやっぱり人を求めつつ始めたソロワークは、時を経て確実に仲間を増やし結実してきたんだなぁと思います。

彼が正直で誰に対しても同じように誠実な人だから、同じように「誠実」で信じるに値する方がひとりずつゆっくりと集まってきて…
すごく居心地のいい空間がはぐくまれてきたのだと思うのですが、すごいなぁと思うのは、そこで止まらなかったこと。

さまざまなオトナの事情もあって、メンバー固定がむずかしかったこともあると思うのですが、いつしかそれがいい方向に働いて、ある時は必要に迫られ、ある時は自主的にもっと楽しくなるように…仲間がまた新しく信じるに足る仲間を連れてきて、どんどん輪が広がって行ったのですよね。

そうやって「正直」「誠実」「愛」で結ばれた人たちが個々に自由に力を発揮できる現場は、絶対に関わるすべての人たちにとって楽しくないはずがなく、ますますすべてがうまくまわってゆく…その素敵な見本を見せてもらったような気がしました。

多分これはファンの側にだって少なからず影響があって、この素敵な関係性に触れたことで刺激を受けて、今度はわたしたちが、それぞれの場所に戻ってそういう空間を作っていくこともできるわけで…

これぞほんとの意味での「愛の循環」だなぁとしみじみ思いました。

まずは自分が信頼に足る人物になること。
そして見返りを求めずに、周りに惜しみなく自分を差し出すこと。

相手がそれを心地よいと感じれば、その人もまたそれを誰かへと実践して行き…そうやって人から人へとこのやり方が伝わっていけば、世の中全体がどんどんうまくまわっていくのだと思います。



ちょっと横道にそれますが…

わたしはこの文章を書きながら、ふと「OH LORD」という歌を思い出していました。244 ENNDLI-x名義、2008年の「Kurikaesu春」のCDのボーナストラックの1曲です。

この曲は、心が痛くて痛くてヒリヒリするような、心の葛藤、魂の叫びとでもいうような楽曲で、でもなぜだか強烈に惹きつけられてやまない1曲でもあったのですけれども、最後のところが、音楽用語で言うところの、いわゆるCODAみたいになっています。
そこだけ長調になっていて、とても暖かくて穏やかなメロディーとほっとするような歌詞。
ありのままの自分で行こうと決めたものの、まだまだ上手に伝えられず、理解もされず、底力を溜めて必死に這い上がろうとしていた頃の歌。

このCODAが思い出されてならなかったので、ちょっと長いですが、引用してみます。

いつも愛で溶かして 闇を舐めたから

悲しい跡 さようなら 僕は 愛になる

いじめられた傷跡 今日で愛になる

一度きりの僕だよ 笑顔あふれてる

(OH LORD!より)

まさしく今、彼は5年の時を経て、この時思い描いていたような自分になりつつあるんじゃないかと思います。

つよしさん『僕は 愛になる』を確実に実践していると思います。

歩いてきた道は、とんでもなく茨の道だったかもしれないけれど、行き着く先にちゃんとたくさんの「愛」が待っていて本当によかったと思います。

そして、わたしたちもまた、その「愛」のおすそ分けをもらって本当にしあわせな夏を過ごしました。

まだまだ彼の行く道は途上かもしれないけど、きっといつか、その先にあるものにも手が届くんじゃないかなと思います。
そのくらい今は無敵な感じに見えました。

一緒になって、苦しかったり辛いと感じる時期もありましたが、ずっと追いかけてきてよかったなぁとしみじみと。
もちろん、今後の彼の活動もとっても楽しみにしています。




・最後はお名残り惜しげに、まずはバンドの皆さまが履けて、続いてつよしさんが履けて行かれました。
きっとまた、ほどなく会えるだろうと思っているので、悲しくなったりはしませんでしたよ。

みんな音楽を存分に楽しみ、存分に笑い、存分に興奮しました。

そうやって過ごした時間があまりにも充実していたから、お別れはわりとさっぱりと。

つよしさんも笑顔で「ちゅっ!」とキスを投げて去って行かれました。

ライブ後もう1週間以上経ちますが、まだ魔法は消えず、すごく楽しくて高揚した気分のまま。
いい時間だったなぁと振り返っています。

来年は「たくさんライブをやって、僕のライブを見たいと思ってくれる人、みんなが一度は見れるようにしたい。」と言ってました。
そうなるといいなぁと思います。

またみんなで楽しい時間が過ごせますように。

そして、この魅惑のライブツアーの記録が、どうぞDVDとなって残りますように。
さまざまな事情で行けなかったみなさま方にも見せてあげたいなぁと切実に思います。
はやくDVDにな〜れ♪